
バスの窓からは、岩木山が見え隠れしています。岩木川を渡る頃にはだいぶ大きく見えるようになっています。相変わらず山頂部は雲の中です。

岩木山の周回道路に入った頃には、雲が少なくなったようにも見えます。尖った峰のようなものが見えています。最高部はまだまだ雲の中です。

岩木山周回道路です。林の中のまっすぐな道路です。

山を半周ほどしたところで、山を登る道に入ります。この先に宿があります。
すぐに宿に到着です。バスを降りて鍵を受け取って、部屋に入ります。窓からの景色は抜群です。北側です。津軽平野から津軽半島が見えています。

右の方の山際です。水のたまっているところが見えます。陸奥湾かと思ったのですが、調べてみると、廻堰大溜池(津軽富士見湖)でした。直径が2.5kmあります。遠くの山は津軽山地です。

宿についたのは早めでした。周辺をぶらぶらっとしてみることにします。フロントで、周辺の散策図がないかと聞いたら、下のパーパットゴルフ場の地図をくれました。山側では、熊が出没してるので、注意して欲しいということでした。
パーゴルフ場に行くのは後回しにして、山側に行ってみることにします。こちらは、スキー場のゲレンデになっています。
少し登って、山がよく見える所を探します。高い嶺がくっきりと見えています。それでもまだ山頂部は雲の中です。

どうも、こちら側から風が昇って雲となって、山を巻きながら反対側に流れていっているようです。弘前側から見たときに雲が多かったのは流れてきた雲をみていたからのようです。
だいぶ登ったところからみた日本海側です。後で調べてみると、右端に奥尻島、中央やや左に渡島小島、左端に渡島大島が写っても良い区域です。写真を詳しく見てみると、渡島小島の斜面のようなものが写っています。翌朝、バスガイドさんは渡島大島がはっきり見えたといっていました。

ゲレンデの地面です。マイヅルソウが密集しています。あまりに多すぎてマイヅルソウとは思えませんでした。ここのは、まだつぼみです

だいぶ上まであがりました。かえって山は見えにくくなっています。周囲の尾根や斜面が、山を隠し始めています。

これ以上は、山は見えなくなるばかりか、帰りの時間を考えても登り続けるのは無理なようです。下りることにします。上がったところに林道がありました。こちらの方が歩きやすいので、進んで行ったのですが、林の中に続いていきます。狭い道はクマの遭遇の危険がありますから、歩きにくくてもゲレンデを下りていくことにしました。おりたのは一つ隣のコースになります。
続く........