休屋には乙女の像というのがあって、これを中心にして、旅館や飲食店・土産物屋等がたくさん並んでいます。昼食はここで各自自由にということです。大湯温泉で買ったコンビニおにぎりですませることにします。おにぎりを持って、どこかいいところがないか、御前が浜に沿って乙女の像の方に行きます。
沖合に見えた恵比寿弁天島です。溶岩の節理のようなものが見えます。このあたりにしては急傾斜です。むこうから遊覧船が帰ってくるのも見えています。

島から向こう側の湖岸です。山頂近くは霧の中になっています。

柱に化けた溶岩という看板があります。わかりにくいのですが、柱状節理です。溶岩が冷えてかたまるときに収縮してできる割れ目です。六角形に割れた石が看板の左下に見えています。

乙女の像です。手は離れているのですが、あわさっているように写してみました。

湖岸に沿って進めるのはここまでです。この先は浜もなくなり、岩場になっています。

人は多いのですが、空いているベンチがあったので、ここでおにぎりを食べることにします。
浜からちょっと入ると林になっていて、林床にはいろいろな花が咲いています。これはウスノキです。ドラゴンアイでみたヒメウスノキに近い仲間です。溶岩の近くで咲いていました。

マイヅルソウです。どのようにツルに見立てているのかよくわかりません。

ナルコユリです。この付近ではたくさん見られます。よく似た花でアマドコロというのがあります。こちらは茎の断面が四角形になるそうです。

チゴユリです。奥入瀬でもみました。

ウラジロヨウラクです。ウスノキに似ていますが、実は乾燥していて5つに裂けます。右側の花の後に古い実が残っているのが写っています。

見た花は載せなかったユキザサを入れて6種類でした。
続く............