2017年11月21日

龍の眼と森の神と 17 5/26 十和田湖 休屋

 奥入瀬渓流から次に向かう所は、十和田湖畔にある休屋という所です。昼前なので、昼食をここで自由に食べることになっています。ネイチャーガイドさんは途中の子の口でお別れです。
 休屋には乙女の像というのがあって、これを中心にして、旅館や飲食店・土産物屋等がたくさん並んでいます。昼食はここで各自自由にということです。大湯温泉で買ったコンビニおにぎりですませることにします。おにぎりを持って、どこかいいところがないか、御前が浜に沿って乙女の像の方に行きます。
 沖合に見えた恵比寿弁天島です。溶岩の節理のようなものが見えます。このあたりにしては急傾斜です。むこうから遊覧船が帰ってくるのも見えています。
十和田湖 恵比寿弁天島

 島から向こう側の湖岸です。山頂近くは霧の中になっています。
十和田湖 対岸

 柱に化けた溶岩という看板があります。わかりにくいのですが、柱状節理です。溶岩が冷えてかたまるときに収縮してできる割れ目です。六角形に割れた石が看板の左下に見えています。
十和田湖 休屋 柱状節理

 乙女の像です。手は離れているのですが、あわさっているように写してみました。
十和田湖 休屋 乙女の像

 湖岸に沿って進めるのはここまでです。この先は浜もなくなり、岩場になっています。
十和田湖 休屋遊歩道終点

 人は多いのですが、空いているベンチがあったので、ここでおにぎりを食べることにします。
 浜からちょっと入ると林になっていて、林床にはいろいろな花が咲いています。これはウスノキです。ドラゴンアイでみたヒメウスノキに近い仲間です。溶岩の近くで咲いていました。
十和田湖 休屋 ウスノキ

 マイヅルソウです。どのようにツルに見立てているのかよくわかりません。
十和田湖 休屋 マイヅルソウ

 ナルコユリです。この付近ではたくさん見られます。よく似た花でアマドコロというのがあります。こちらは茎の断面が四角形になるそうです。
十和田湖 休屋 ナルコユリ

 チゴユリです。奥入瀬でもみました。
十和田湖 休屋 チゴユリ

 ウラジロヨウラクです。ウスノキに似ていますが、実は乾燥していて5つに裂けます。右側の花の後に古い実が残っているのが写っています。
十和田湖 休屋 ウラジロヨウラク

 見た花は載せなかったユキザサを入れて6種類でした。
続く............

posted by ヨッシン at 23:50| 旅行記