大湯温泉の町の手前で左折して、川を渡ってから宿に戻ることにしました。その道沿いに立派な水路が作られています。環状列石に行く坂の手前にあった水路に続いていたようです。

橋は工事中で仮橋から川を渡るようになっていました。そこからみた大湯川です。付け替え中の橋と、河岸右側に先ほどの水路の延長が見えます。

川を渡った先で咲いていた藤の花です。何かの木を覆い尽くしています。ここに寄ったのは、夜星を見られるところがないか探すためです。あまり広い場所がありません。ここまで来なくても途中で十分なようです。写真奥に写っている建物が今夜の宿です。

宿に戻ったら夕食にちょうどいい時間でした。何人かのツアー仲間が食堂に降りてきていました。このまま、食事をすることにします。もちろん、自転車のサドルは元の高さに戻しておきます。そのままではペダルに足が届かない人がいます。
夕食は、きりたんぽ鍋のコースです。目の前できりたんぽ鍋ができあがるまで、延々と待たされました。もちろんご飯が出てこないので、他のおかずを食べることもできません。このあたり、お酒を飲めない人のことも考えて欲しいと思います。
夕食後は、星見に出かけます。少し雲が出ています。場所の下見をしたところの反対側の小学校付近に行ってみますが、こちらも明かりが多いようです。予定の方向、田んぼの畔が広くなった所で機材を広げます。
まずは明るく見えている木星の近辺です。左下青白いのがスピカ、右下台形にからす座が写っています。雲も写り込んでいます。星がぼんやりとしているのも雲のせいです。

東側です。ふたご座が山の端にかかっています。こちらもまばらに雲があります。

ふたご座からおとめ座にかけての一画が、雲がすくなめです。写真はここ狙いになります。しし座です。雲が引いた間に写しています。

ちょっと外れると雲が増えてきます。からす座の下側をねらってみました。雲と町の光をもらっています。

北斗七星です。このあたりも時々雲が消えます。でもすぐに別の雲がやってくるので、これ以上露出をかけられません。

木星から、アークツルスにかけての区域です。スピカも写っています。このあたりは薄雲がかかっていて、星がぼんやりとしか写りません。

北東側です。宿近辺から相当光をもらっています。左側の星はベガです。こと座の形が何となくわかります。

元の方向に戻ります。しし座の頭から、かに座にかけての区域です。右下にプレセペが写っています。

雲もだんだん増えてきているようです。このあたりで打ち切って宿に戻ることにしました。
続く...............