2017年10月14日

火の山ぐるっと66 4/28 臼杵市街

 稲葉家下屋敷の中は何も考えずに歩いたので、後で写真を見直しても、どこをどう撮ったものかわかりません。外からの写真と内部の写真が入り乱れています。だいたい整理がついてわかったのは、大書院を通りぬけて縁側から庭園に下り、そのまま平井家住宅に行った後、西の間を外側からみて大書院に戻り、縁側から建物内部に入っています。内部では畳廊下を通って台所、台所2階へ行き、御居間をみてから表玄関からでて、反時計回りに御居間・台所の東側にまわっています。
 台所と塀との間にあった建物です。パンフには、土蔵とか茶房下屋敷とか書かれた場所があります。これもわかりにくくしている原因のようです。元々は土蔵であったものを、食事ができる場所として、茶房下屋敷という名前でオープンしているようです。行った時は時間帯のこともあります。閉まっていましたから余計何かよくわかっていません。おまけに、パンフには井戸も書かれていません。
臼杵市 稲葉家下屋敷 土蔵

 台所を北東側からみた所です。奥に土蔵が見えています。
臼杵市 稲葉家下屋敷 台所

 稲葉家下屋敷は、その名前から家老あたりの役職を持つの建物と思っていました。実際はそうではなく、廃藩置県によって東京に移住した旧藩主が臼杵で滞在する場所として明治末期に建てられたものです。意外と新しいものです。
 横にも古そうな建物が並んでいます。この建物は図書館とかかれていました。元々、大正時代に三菱財閥の番頭から寄付を受けて作られた図書館です。
臼杵市 稲葉家下屋敷横図書館

 このあとのことです。そのまま別府まで行っても良いのですが、ここに来る途中で三重の塔が見えていましたのが気になります。ここだけ行っておくことにします。歩いてだとどれくらいかかるかわかりませんから、自転車で行くことにします。
 目的の場所まですぐにつきました。このあたりにはお寺が何軒かあり、そのどれかというので少し探しました。龍原寺というお寺にありました。太子塔ともいわれているそうです。
臼杵市 龍厳寺三重の塔

 帰り道です。狭い道を車がやってくるので、それを避けながら路地を進んでいるも全く違う方向に行ってしまいました。途中、見えたものをいくつか紹介します。坂道の石垣の上に社が見えていました。下にあった説明板には畳屋町八幡社と書かれています。これのことだったのでしょうか。GPSは車においてきています。詳しい場所が確認できていません。
臼杵市 畳屋町八幡社?

 その先に、立派な楼門のあるお寺があります。月星禅寺です。時間的には詳しく確認している余裕なかったので。前を通り過ぎただけです。
臼杵市 月星禅寺楼門

 辻にあった石巌當です。臼杵市では「せっかんとう」と読むそうです。建物につけられたものではなく、市場の中に喧嘩口論を鎮めるために作られたものだそうです。この旅行中では始めてみます。
臼杵市 畳屋町石巌當

 中央通り商店街です。これも古そうな感じがしたので写してみました。パンフには安土桃山時代から続いていると書かれています。眼鏡屋のご主人さん、写真のために道を空けていただいてありがとうございました。
臼杵市 中央通り商店街

 この通りにある脇道をぬけたところに駐車場はあります。来るままでもうすぐです。
続く.


posted by ヨッシン at 23:46| 旅行記