
だいぶ暗くなってきてから、地上の風景を一緒に写るようにしてみました。そうすると、月が露出オーバーになってしまい、形がわらなくなっています。月も高く上がっていたので、これだと、小さく打ってわかりにくかったでしょう。別に、望遠鏡につないで写したものです。架台は設置しないで写しています。これだと露出はあわせられないので、前回使用したときのままです。

左側が6時過ぎのもの、右側が11頃のものです。どちらも左側が大きくかけており、満月とは言い難い形をしています。実際に満月になるのは明後日です。といっても、時間は午前3時頃ですから、後の写真から、1日と4時間後です。だいたい満月の1日前のようすと見て良いでしょう。ほとんどの名月は満月の1日ほど前ものになります。
二つ並べてみたのは、月の大きさがわずかに違って見えるからです。実際には、高く上がっているときの方がちょっとだけ大きくなっています。この写真でわかるでしょうか。かげの境界線もわずかに大きくなっています。
最初に月を見た後しばらくしてから、何となくまわりが騒がしくなってきました。窓から外を見ると、ちょっと離れた建物の向うで黒い煙が上がっているのが見えます。

炎は見えていませんでしたが、煙の下の方がちらちらと明るくなります。まだ盛んに燃え上がっているようです。建物のすき間に赤い点滅する光が漏れてきているのが見えるようになってきました。消防車が到着したようです。その後、5分ほどで煙は小さくなり、煙は白く変わってきました。大きくならないうちに消火できたようです。火元の建物で、人命に関わるようなことがなかったのか心配です。無事をお祈りします。