山を下っていると、民家に飾られているこいのぼりが目に入ってきました。小さめのものがたくさん泳いでいます。この形のものはここしかみませんでした。このあたりでは普通にあるものなのでしょうか。

青の洞門のある本耶馬渓が近くなってきました。山の岩肌がむき出しになっています。耶馬溪の溶岩(溶結凝灰岩)が崩れやすいのと斜面が垂直の近いので木が生えにくいためでしょう。

耶馬トピアに到着しました。駐車場の前にある建物に入ったのですが、付近の農産物しか売られていません。パンフもあまり置いていませんでした。あとでわかったことですが、入ったのは農産物直売所で、道の駅本体は駐車場から橋を渡った先に資料館と一緒にあったようです。橋の先は林の中に入っていくような感じだったので、何かあると思わずいきませんでした。
ここにあった案内板をみていて興味を引いたのが、石橋がいくつかあることです。途中に見えていた羅漢寺橋とその下流にある耶馬溪橋です。まずは羅漢寺橋です。大正12年架橋です。橋の長さでは全国第4位になる橋だそうです。アーチが非常に緩やかなのが特徴です。技術的にはかなり難易度が高そうです。

橋から下流側です。本耶馬渓の競秀峰が見えています。この川側の崖下に青の洞門が掘られています。

次は、耶馬溪橋です。長さでは日本一だそうです。アーチが8個あるのも日本最大です。工事はしていましたが、川沿いまで下りることができて、したから見上げることもできます。

駐車場は国道沿いにあります。その橋からみた耶馬溪橋です。8連のようすがよくわかります。

振り返ると青の洞門の入り口が見えていました。左側の道の突き当たりです。だいぶ前に来たときに通ったのですが、狭いトンネルの中を車が行き交うので危なくて二度と通る気がしませんでした。今回はいっていません。

青の洞門は、見た感覚では今の国道のある方に道があれば、そんなに危険な思いをして歩かなくても良かった感じがします。洪水によって頻繁に道が寸断されていたからでしょう。
ここから先の行程です。宿のある久住山に行くには深耶馬溪を通ることになります。本耶馬渓からそちらにぬける新しい道ができているみたいですが、情報がないので地図にある耶馬溪ダムの方から行くことにします。途中に馬溪橋という石橋があるのはみおとしていました。
耶馬溪ダムです。治水のために作られたのでしょうか。

ダム湖です。このずっと奥が深耶馬溪になります。

さらに遡っていって、深耶馬溪の駐車場に到着です。ここからでも周囲に切り立った崖が見えています。

続く...............