
正面にまわると、奥に屋敷風の建物が見えてきます。延焼防止のためしっくいで塗り固められています。

元々は郡役所として建てられたものです。明治期に2階部分などが増築されています。西側裏木戸からみた主屋です。右側が玄関になります。

入って見学させてくださいというと、案内もしてくれました。この部屋は、郡役所時代の、役人の応対の間だったそうです。3段になっていて、一番高いところに、役人が座り、一般人は最下段の部屋から、中段の取り次ぎを通じて役人と話をしていたようです。

廊下側、部屋の上段にも明かり取りの障子が貼られています。ここは、塗り固められている事が多いところです。高さも高いような気がします。

欄間です。1枚1枚が違う模様になっていそうです。シンプルですが趣のある模様になっています。

2階の床の間です。元々あった床の間が傷んだので、取り替えようとしたところおおきな1枚板の古い床の間が出てきたので、作り替えずにそれを残したそうです。

唯一ある矢板張りの天井です。どこのもだったかはよく覚えていません

2階から耳納連山よく見渡せると説明がありました。地元ではなじみの深い山なのでしょう。星野村からうきは市にぬけてくる峠は、合瀬耳納峠といいました。

天井板の貼られていないところがあり、そこからみた屋根裏です。割り竹が組まれています

他にもいっぱい説明してくれました。やっぱり消化不良を起こしています。帰ってから写真を見てもどんな説明だったか思い出せないことがいっぱいあります。
続く...............