2017年09月12日

火の山ぐるっと46 4/27 うきは市鏡田屋敷

 鏡田屋敷も行ってみることにします。通りと南新川が並んでいるところの西端にあるのが居蔵の館で、鏡田屋敷は東の端にあります。ここは、他の建物が通りに面して建てられているのに対して、土蔵と塀で囲まれあいだに庭園をおく作りになっています。吉井の町でこのような形の建物はここだけだそうです。通りからみても土蔵が見えるだけなので、あまり立派な感じがしません。
うきは市 鏡田屋敷 正面

 正面にまわると、奥に屋敷風の建物が見えてきます。延焼防止のためしっくいで塗り固められています。
うきは市 鏡田屋敷 正面

 元々は郡役所として建てられたものです。明治期に2階部分などが増築されています。西側裏木戸からみた主屋です。右側が玄関になります。
うきは市 鏡田屋敷 母屋

 入って見学させてくださいというと、案内もしてくれました。この部屋は、郡役所時代の、役人の応対の間だったそうです。3段になっていて、一番高いところに、役人が座り、一般人は最下段の部屋から、中段の取り次ぎを通じて役人と話をしていたようです。
うきは市 鏡田屋敷 役人の間

 廊下側、部屋の上段にも明かり取りの障子が貼られています。ここは、塗り固められている事が多いところです。高さも高いような気がします。
うきは市 鏡田屋敷 明かり取り障子

 欄間です。1枚1枚が違う模様になっていそうです。シンプルですが趣のある模様になっています。
うきは市 鏡田屋敷 欄間

 2階の床の間です。元々あった床の間が傷んだので、取り替えようとしたところおおきな1枚板の古い床の間が出てきたので、作り替えずにそれを残したそうです。
うきは市 鏡田屋敷 床の間

 唯一ある矢板張りの天井です。どこのもだったかはよく覚えていません
うきは市 鏡田屋敷 矢板張天井

 2階から耳納連山よく見渡せると説明がありました。地元ではなじみの深い山なのでしょう。星野村からうきは市にぬけてくる峠は、合瀬耳納峠といいました。
うきは市 鏡田屋敷2階から耳納連山

 天井板の貼られていないところがあり、そこからみた屋根裏です。割り竹が組まれています
うきは市 鏡田屋敷 屋根裏

他にもいっぱい説明してくれました。やっぱり消化不良を起こしています。帰ってから写真を見てもどんな説明だったか思い出せないことがいっぱいあります。
続く...............


posted by ヨッシン at 23:32| 旅行記