2017年09月11日

火の山ぐるっと45 4/27 うきは市居蔵の館

 通りからみて南新川と反対側に居蔵の館があります。吉井の町は江戸時代末期から明治時代にかけて何度かの大火を経験しているようです。類焼しないないようにと、建物をしっくいでかためて蔵のようになった住居を居蔵というようです。この建物は、明治末期に建てられたもので、この付近の代表的な居蔵家の1つだそうです。
 通りからみた居蔵の館です。屋根裏までしっくいで塗り固められています。
うきは市 居蔵の館

 立派な神棚があります。ここだけ吹き抜けになっています。
うきは市 居蔵の館 神棚

 庭園です。
うきは市 居蔵の館 庭園

 うだつがあります。これも火災の類焼を防ぐためのものです。
うきは市 居蔵の館 うだつ

 階段手すりの飾りです。向こう側の床は大きな一枚板が使われています。
うきは市 居蔵の館 手すりの飾り

 浴室トイレの天井を見てくださいと書かれています。こちらはトイレものです。屋根から換気ができるようになっています。
うきは市 居蔵の館 トイレ天井

 こちらは浴室の天井です。木の板がすき間を空けて組まれていて、蒸気が逃げるように工夫されています。
うきは市 居蔵の館 浴室天井

 欄間です。梅の絵が描かれています。非常に細かい作りです。
うきは市 居蔵の館 欄間

 こちらは紋章のようなものが彫られています。横の障子も桟の目の間隔が非常に細かくなってています。
うきは市 居蔵の館 欄間

 他にも書ききれないところがいっぱいあります。
続く...............



posted by ヨッシン at 23:43| 旅行記