2017年08月21日

火の山ぐるっと30 4/26 天草下島下田海岸

 下田温泉の朝は、ツバメの鳴き声で目が覚めます。明るくなったら一斉にさえずり始めたようです。天気はどんよりとしています。地面も濡れているので夜中に雨が降ったようです。今は雨が降っていないようです。散歩に出かけることにします。一応傘は用意していきます。行き先は、海岸沿いを歩くか、川沿いに遡って轟公園に行くかのどちらかです。パンフレトには、轟公園はすぐそこのように書かれていますが、だいぶありそうです。こちらは出発後に最初に寄ることにします。
 宿から海の方に向かって歩いて行きます。観光案内所の前に足湯があります。あまりのんびりもしていられないので、ここはパスします。
天草市 下田温泉足湯

 町外れにある金毘羅宮の鳥居と石段です。高さにめげて上っていません。海の守り神なのに海の見えないところにあったものを、海の見えるこちらに持ってきたという説明がありました。
天草市 下田温泉金毘羅宮鳥居

 ここから川沿いに下りていきます。そのまま河口の方に歩いて行って見えたのが下田漁港と北方の海岸線です。霞んでいます。
天草市 下田漁港

 反対側、南方です。いくつかの岩場があります。魚釣りをするために、瀬の一つ一つに名前がつけられているそうです。瀬というのは、魚がたくさんいる場所でなのでしょうか。えびす瀬というのがここにあるようですがどこのことか見当がつきません。
天草市 下田漁港北側海岸

 いったん海岸沿いの国道に上がり道に沿って南に進みます。真ん中に大きなすき間の空いた岩が見えてきます。この岩の海よりの所も釣りをしていそうですが名前がつけられていないようです。
天草市 下田海岸岩礁

 同じ岩を反対側からみた所です。大きな穴が開いています。明るい色をした筋が見えます。地層はこれと直角方向で海の方に傾いています。明るいところは岩脈のようです。
天草市 下田海岸岩礁(海食洞門)

 ここから山側に入ると五足の靴の碑があります。与謝野寛・北原白秋・木下杢太郎・吉井勇・平野萬里の五人が九州を旅行したときにこの地を訪れ作風に影響を与えたということで作られたようです。この時に東京の新聞社に発表した紀行文の題名が五足の靴だったそうです。碑には詩が書かれています。著作権があるかも知れないのでここに写真を載せることはできません。
 道路に戻って南下を続けます。みん瀬です
天草市 下田海岸みん瀬

 はなぐり瀬です。似たような形の岩場が続きます。ほぼ同じ地層がでていて、同じ角度で、海の方(西側)に傾いているからでしょう。
天草市 下田海岸はなぐり瀬

 このあたりには瀬がたくさんあります。岩の形が変わってきました。地層の種類が違うのでしょう。平らなところがたか瀬となが瀬です。奥に恐瀬があります。
天草市 下田海岸たか瀬なか瀬

 恐瀬のある岩というか岬のような所に来ました。ここには遊歩道が設けられているようです。
天草市 下田海岸恐瀬

 海岸近くまで下りられそうです。行ってみることにします。
続く...............

posted by ヨッシン at 23:50| 旅行記