宿は、高台にあるのですが、その横の一番高いところに上がってみます。ここからは遠くの山が見えます。左側が江代山(津野岳;1607m)、右側が市房山(1721m)です。意外と高い山が近くにあります。

山の手前にある人吉盆地には雲海ができています。拡大してみたものです。森などの小高いところが雲海の上にでて、幻想的な風景になっています。

宿のある高台から降りる道を歩いていると、正面にみえる市房山の横から太陽が顔を出してきました。

横の丘の斜面です。茶畑が広がっています。このあたりのお茶は相良ブランドとして売り出し中のようです。静岡県の相良地方もお茶が採れるところで、相良茶として売り出しています。名前がかぶっているのはどうするのでしょうか。同じ名前というのは気になります。元々、鎌倉時代に静岡から相良氏がこちらに下向されてやってきたのが由来とか。かぶるはずです。お茶も一緒にやってきたのでしょうか。

町外れにあった深水観音堂です。相良三十三観音霊場第十六番札所と書かれています。全部で33ヵ所も観音堂があるというのは多いです。人吉盆地一帯にあるようです。相良村内は14番から18番までの5ヵ所のようです。

横の草むらからタケノコが伸び放題でした。ここ2−3日の間に急に伸び出したように見えます。誰もとらないのかと思っていたら、隣の空き地のタケノコは掘られたような跡がありました。

町の南側、家のあるところより一段低くなったところを西に進みます。南側にコブコブした山が見えます。霧島山のようです。阿蘇山は思ったより遠くて、見えないようです。

歩いていると正面に白木の妙見さんと書かれた看板だけが見えてきました。近づいてみるとさらに低くなったところにありました。入り口から見ると建物が横向きに並んでいます。。

ここの道は行き止まりです。引き返して、町のある高さの所へ上がります。ツバメが飛んでいました。速くて写真に撮るのは大変です。

このあたりで、考えているコースを半周したくらいになります。
続く...............