入り口から見えた第3古墳群です。小さな円墳がたくさん並んでいます。直径が10m高さが1mくらいのものが多いようです。向こうの方にもたくさんあるようです。

第3古墳群でも比較的大きな11号墳は付属する地下式横穴墓が見られるようになっているみたいですが、その建物は閉まっていて見ることはできませんでした。その裏側に回ってみると墳丘を覆っていた石のようすが見られるようになっています。

横の階段から11号墳の上にあがることができます。その上から見た第3古墳群です。

ここは、反時計回りに回ることにします。写真の右奥にあたる場所に見えたのが船塚(265号墳)です。第3古墳群で唯一の前方後円墳になります。西都原古墳群で最初の頃に見た姫塚とほぼ同じ頃のものとなります。

ぐるっと回っても、丸いマウンドのようなものがいっぱい見られるようすはあまり変わりません。どれが何号墳かといっても区別がつけられません。ほとんど素通りです。
ほぼ回り終わった頃に、西都原考古博物館が見えてきました。古墳といっしょに写してみました。

西都原考古博物館は定休日です。入館できません。パンフにはここから南に大きな古墳が4つあって、その間を通る道が書かれています。ここを進みたかったのですが道が見つかりません。4つの古墳の西側を南下していきます。右側はうっそうとした森です。進んで行くと、宮内庁の陵墓参考地の札が立てられていました。男狭穂塚と女狭穂塚は、それぞれニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの墓とされているようです。

古墳が気になりますが、見えるのは山の斜面のような高まりだけです。古墳の形がわからないまま森のあるところは通り過ぎてしまいました。その先にあったのが、御陵墓前広場です。ここには参拝所のようなものがあります。正面は森しか見えません。

陵墓参考地を反時計回りにまわるように進んで行くと、古墳が一つ見えてきました。171号墳です。女狭穂塚の陪塚と考えられています。今までのものと形が違い方墳になっています。西都原古墳群ではここだけだそうです。周溝の場所は砂利が敷かれています。

墳丘の頂部には埴輪が置かれているようです。斜面のかげになってよく見えません。家の形をしているようにも見えます。

ここにある4つの大きな古墳が気になります。
続く...............