駐車場までは狭い道を指示さます。どこに行くのか心配で心細くなってきます。その先でいきなり広い道に出ます。ここからどう進んでいいかわかりません。さらに追い打ちをかけられたようです。右側を見ると護国神社と書かれた車を入れられそうな広いスペースがあります。いったんここに入れることにしました。正面に見えた鳥居です。

何か案内がないか探していると、宮崎神宮駐車場はこの鳥居をくぐって奥にあると書かれています。その通りに進んで行きます。行き止まりになる手前にあったのが会館前のスペースです。一応ここに入れましたが、神宮のものとしたら狭すぎます。後で考えてみると、道路の反対側にグラウンドのような場所がありました。そこだったのかも知れません。
車を止めたところから宮崎神宮の方に向かう入り口にある手水鉢です。立派な石でできています。自然にできたものでしょうか。そもそもこれはどこの神社のためのものなのでしょうか。横には車祓い所というのもあります。

道の反対側にあるツツジです。高さは3mくらいはあります。大阪ではこんなに大きくはしません。花も満開になっています。

道を進んでいくと、広い参道の真ん中くらいの場所に出ました。神宮の本殿はずっと先に見えています。

本殿の方に歩いて行くと、向から巫女さんが2人並んでやってきます。左右に分かれて道の端を歩いています。こういうしきたりでもあるのでしょうか。真ん中を歩かないというのは聞いたことがあります。

巫女さんの背後に写っていた神門をくぐって内側から見たようすです。紋は菊の模様です。

拝殿です。壁のない東屋風の作りになっています。神門から拝殿の間の両脇と拝殿から先には柵があり、立ち入れないようになっています。

拝殿の奥には、神楽殿があります。直接神殿がないのは宮崎県独特のものです。県内でも地域によって神楽はだいぶ違っているみたいです。

宮崎神宮は、神武天皇が初めに治めていた場所に孫にあたる健磐龍命(たけいわたつのみこと)が、祖父を湛えるために作ったのが起源とされています。フェリーの中では、天尊降臨の後ここに立ち寄ったと書かれていたようですが、その時にすでにあったと考えると、つじつまが合わないようです。
参道脇にあるオオシラフジです。国指定の天然記念物になっています。この種では国内最大だそうです。

宮崎神宮の裏に、宮崎県総合博物館があります。定休日ではないのと、無料というのに引かれていって見ることにします。
続く...............