2017年07月12日

火の山ぐるっと03 4/24 宮崎港

 船の中で早く寝た分、早くに目が覚めます。まだ日の出前の時間ですが、だいぶ空が明るくなってきています。デッキに出て、日の出のようすを見ることにします。
 デッキには何人かの人が、日の出を見ようと出てきています。空は雲があるものの晴れ間が広がっています。東の水平線近くの空は朝焼けでだいぶ赤くなっています。右舷後方に陸地がうっすらと見えています。予想される現在位置からすると足摺岬近辺のようです。
宮崎航路から足摺岬

 西の空です。陸地の影は見えないようです。水平線より少し上が暗くなっています。地球の影が大気の層に映っているからです。その上の赤っぽいところはビーナスラインといいます。同じ名前の道路があります。
宮崎航路から地球影

 地球の影が水平線に近づいてから太陽が昇ってくるとのんびり構えていたのですが、その前に、太陽が出てきたようです。水平線からではなく、雲の上に見ています。
宮崎航路 日の出

 何枚かとった後は、太陽がまぶしくなってきました。これ以上見続けると目を痛めることになります。時々、ようすを見ることにします。それでも、ほとんどの人は太陽を見続けています。
 10分足らずの間にだいぶ高く上がってきました。海面に映る太陽とできれいですが、長い間見ていると目が痛くなってきます。
宮崎航路 朝日

 足摺岬もうっすらとし、見えにくくなってきました。九州方面はまだのようですので、しばらくの間朝食をとったりして休みます。
 1時間半ほどすると、うっすらと九州が見えるようになってきました。それよりも気になるのは、左手前方に見える雲の列です。何列かあるようです。山の斜面などを上がってできた雲が流されてきているようです。
宮崎沖 積雲列

 30分後です。九州はだいぶはっきりと見えるようになってきました。特に白い建物が目立ちます。その中でも際立っているのが、宮崎平野の巨大リゾート施設です。
宮崎沖 からシーガイア

 船は、宮崎港に入ってきました。港内はせまく、タグボートに押されたりとかで着岸に時間がかかります。霧島山が気になりますが、見えていないようです。たぶんこの雲の中なのでしょう。
宮崎港から宮崎市街

 前回は、着岸してから下船の案内があるまで時間がかかりました。今回もそうだろうとのんびり構えていたら、いきなり車両甲板に下りてくださいとの案内が入りました。急いで下りていきますが、車の所まで戻った時には、もう下船が始まっています。荷物を放り込んで、車にエンジンをかけます。ぎりぎり間に合いました。カーナビとかの設定ができていませんが、これは信号待ちの間にする事にします。荷物は特に大事な地図以外はそのままです。
続く...............


posted by ヨッシン at 23:33| 旅行記