2017年07月11日

火の山ぐるっと02 4/23 大阪湾

 フェリーの乗船待機場所に戻って、客室内に持ち込む荷物をより分けようとしたら、乗船が始まりました。荷物は後にして、順番に乗り込みます。待っている車は少なく船内の車両甲板はがらがらです。トラックも車を止めた階には入っていないようです。曜日の関係なのでしょうか。車の中にある荷物から、弁当・水筒・洗面用具など、今晩と明日の朝に使うものを持って、客室に上がります。靴ではなく、スリッパで上がりましたが、客室内に備え付けてありました。
 荷物を整理したりいろいろしている内に、出航時刻になります。出港のようすを見にデッキに上がります。出港した後、しばらくはポートアイランドの横を南下していきます。横を、座敷船のようなものが並走しています。この近くのものかと思ったのですが、浦安と書かれています。東京から来たのでしょうか。船尾のロゴは神戸港150年となっています。
神戸港 座敷船

 太陽がだいぶ西に傾き、景色が夕焼け色に染まっています。前回は出航時刻が1時間ほど遅く船が出るときはあたりは真っ暗でした。今回は、大阪湾航行のようすを見ることができます。ポートアイランドを過ぎるとその南は神戸空港です。管制塔らしき建物の横に飛行機が止まっているのも見えます。ここを関西の拠点とする航空会社のものです。
神戸港沖 神戸空港

 西の空を見ると、太陽が山の端ぎりぎりにかかっているのが見えます。このまま南に進んでいけば、明石海峡大橋とのコラボになりそうです。
神戸港沖 夕陽

 太陽が明石海峡大橋にかかる頃には、だいぶ低くなって、主塔と同じくらいの高さの所までさがってきています。
明石海峡大橋と夕陽

 太陽が二つの主塔の真ん中にさしかかったときのものです。道路面の少し上の高さまで下りてきています。この後ずっと下がって、海の上に沈むところを見たいのですが、海峡を渡りきるのとどちらが早いのか微妙なところになっています。
明石海峡大橋と夕陽

 太陽が南側の主塔と重なりました。下端がちょうど路面にかかったくらいの高さです。このままだと、海峡を渡りきる方が早いような感じです。
明石海峡大橋と夕陽

 結局、橋梁の下に降りないうちに、海峡を渡りきってしまいました。後で写真をよく見たら、海峡上に同じ形をした島影がずっと写り続けています。海の上に沈むのを見るのは最初から無理だったようです。太陽がまぶしく、島影があるかどうかまでは直視していられませんでした。
明石海峡大橋と夕陽

 太陽が沈んでだんだん暗くなっていきます。それでもまだ写真を撮り続けている人たちがいます。こちらは別の景色を楽しむことにします。大阪平野側の町も気になります。大阪市内はわからなかったものの、南東側にひときわ大きくそびえる建物が見えます。りんくうゲートタワーのようです。写真で見ると、横の観覧車や関空橋も写っているのがわかります。
大阪湾から関西空港方面

 暗くなって、景色も見えなくなってきました。天気がいいので、星を見ることもできますが、デッキに明かりがついていて、まぶしそうです。これはあきらめます。
 弁当を食べ、風呂に入って、しばらく本を読んでいましたが、消灯時間になり電気も消えたことなので寝ることにしました。
続く...............


posted by ヨッシン at 23:25| 旅行記