
もう一台を2号機とします。この南隣を逆さまに撮ります。すぐに流星が入ります。右上ウミヘビ座の中です。途中で撮影範囲をずらしたりしています。トラブルで動いてしまったということが何度かありました。星の数が違うのは、1号機の絞りが1段絞られていたためのようです。原因は不明です。レンズがしっかりはまっていなかった可能性があります。

時々、雲がやってきて星が写らなくなったりします。真夜中というのに、旅客機も通過しました。外国間をつないでいるものでしょうか。

この直後にも暗いのですが、流星が入りました。矢印の所です。

0時前に1号機の電池がなくなります。想定の範囲内です。すぐに交換します。さらに1時前に、カメラのレンズに露がついてきたことがわかりました。5秒停止の間に水滴を拭いたりとかの処理が仕切れませんので、撮影をいったん停止します。効果はわかりませんが、使い捨てカイロをレンズに貼り付けてみます。作業に10分ほどかかりました。この間もカメラが少し動いてしまいました。終わったらすぐに撮影を開始します。
2時前に2号機に入った流星です。左下ぎょしゃ座からおうし座にかけて流れています。かなり明るい流星のようです。

2時半頃2号機に写った流星です。ふたご座、輻射点付近を流れています。

10分後に1号機に唯一の流星が写ります。右側真ん中付近、ぎょしゃ座からおうし座にかけて流れています。向きと方向が、ふたご座を向いていません。ふたご座流星群のものではなく散在流星でしょう。これも明るかったようです。

同じ流星が、2号機でも写っています。左下隅です。雲も広がっています。

この後、北側から雲がだんだん広がってきました。しばらく見ていたのですが、なくなりそうもないので観測を終了します。時刻は3時半です。
ここまでで見ることのできた流星は96個で、20個ほどは散在流星でした。写真に写ったはっきり流星とわかるものは6個7枚でした。カメラにつけた使い捨てカイロも効果があったようで、その後レンズには露がつくことはありませんでした。
いったん宿に戻って寝ることにします。
続く..................
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