午前中の行動を考え直さないといけません。11時までに帰れそうな所としては、昨日行けなかった西海岸の道路があります。行けるところまで行って見ることにします。
道を歩いていると沖合を進む船が見えます。海岸付近は切り立った崖になっていますので、ほとんど斜面に隠れるように進んでいます。

山側です。島最高峰の大凸部あたりになるのでしょうか。

道は、斜面の中ぐらいの高さのところを進んでいきます。かなりの急斜面です。見えるところはありませんが、この下に100m位の高さの崖があります。

途中に、牧場のようなところがあり、牛が2頭いました。こんな急斜面のところでも牛は動き回れるのですね。

斜面のコンクリートで覆われているところに、四角くくりぬかれている一画があります。何かが祀られているようです。たくさん見かけます。

谷があると、海岸が見えないかと覗いて見るのですが、見えるところはないようです。谷の水は、滝のようになって海に流れ落ちているのでしょうか。

道路沿いの木々の間に、メジロがたくさんやってきていました。写真には2羽写っています。

こちらのメジロはさかんに桑の実をつついています。

崖崩れの現場に到着です。真ん中ぐらいの高さのところ通っているはずの道路がありません。上の方に仮の足場が作られています。

海岸を見ると三宝港が見えます。防波堤がなく、波が打ちつけている桟橋があります。船はどこに着くのでしょうか。

三宝港が他の漁港と違うのは港内に漁船がないことです。それではどこにあるのかというと、高台にあります。港内は波が高く停泊できないので、毎回ケーブルで運び上げているようです。運び上げるための装置も写っています。

港の見えるところまで来ましたが、道はこれ以上進めません。引き返すことにします。ゆっくり歩いて集落のあるところにまで戻ったのですが、まだ30分ほど時間があります。大凸部遊歩道の方に行ってみることにします。昨日、ウグイスが見られたのですが、写真には取り損ねたので今日もできるかと期待してのことです。ちなみにウグイスはどこでも良く泣いています。本州と鳴き方がちょっと違うように聞こえます。一般的な「ホーホケキョ」の真ん中の「ホ」の音程はそれほど低くなく、弱いような感じです。新聞には競争がないため鳴き声が単調になっていると書かれていました。
見つけやすそうな鳴き声がしているあたりを探すと、見つけることができました。枝の間にいる鳥はオートフォーカスでは思い通りにピントを合わせてくれませんので苦労します。昨日撮れなかったのそのせいです。この後もいろいろな鳥で悩まされることになります。

そこから帰る途中の木の枝の上に、スマートな鳩がいます。見ると首元がきれいな色をしています。カラスバトです。

11時近くになっていますのでいったん宿に戻ることにします。
続く...............
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