2015年02月26日

流氷ツアーその6 2月18日 知床から十勝川温泉

 18日の移動行程は、知床から十勝川温泉です。実はこのコース、昨夏日高から知床に抜けたコースと全く反対のコースになります(十勝川温泉は寄っていないが近くを通っている)。前回は、寄りたいところ(オンネトー)があったのと、道に迷うリスクを恐れて遠回りしたこともあって、全く同じではないけれども、ほぼ同じコースになります。
斜里町 オジロワシ 知床半島では海岸に流氷や雪景色を見ながら走っています。途中枯れた木の枝にいるオジロワシを見つけました。運転手さんが気を利かせてバスを止めてくれたのですが、残念ながら太い枝の向こう側です。斜里町から 海別岳バスがゆっくり動いていたので、一瞬現れた時の写真です。隣に座った鳥好きのツアー仲間がもっと前へだしてと言っていましたがそうすると他の人が見づらくなります。ツアーなので少しは我慢を。バスはこのあと海別(ウナベツ)岳、斜里町から 斜里岳斜里岳(3枚目の写真)を横目に見ながら走ります。残念ながら山頂部は雲の中です。
 途中、オオワシが道横の木の先に止まっているのが見えたのですが、カメラのレンズは標準、付け替えるまもなく行きすぎてしまいました。
 知床国道と斜里国道の交わるあたりの店で昼食です。メニューは鮭のちゃんちゃん焼き(かろうじて思い出した)、名前の由来の説明もあったが、結局はよくわからないとのこと。我々の到着時刻に合わせて作ってくれていたようで、暖かいものが食べられました。
 バッグが満杯なのでこれ以上荷物を増やしたくないけれども、お土産も何か買わないといけない頃になってきたので、ちょっとだけショッピング。甜菜で作ったシロップがあったのでこれを買うことに。他にも2つほど選びました。
斜里町 直線道路 このあたりの道路は、碁盤の目のようになっていて、しかもものすごくまっすぐ、斜めに横切る道路は45度で角が合わさっています(とスマホの地図を出しながらツアー仲間が教えてくれました)。知床国道は、すぐ先で膨らんで直線には見えず、斜里国道はちょっと行ったところで向きを変えています。もう一本交わる道路が直線的だったのでこれをアップします。
斜里町 飛ぶ鳥 店をあとにして、次の休憩地摩周湖展望台へ向かいます。途中上空を鷲鷹系の鳥がゆっくり飛んでいるのを発見。急いで望遠レンズに付け替えて撮影。そのときにはかなり遠くなっていました。種類はわかりません。下から見ると、広げた羽は真四角で、尾の先は広がらずまっすぐで、全体に真っ黒で尾は白くありません。形はチュウヒ類に似ていますが、これほど黒い種類はいません。他に、キツネも見つけ、叫んだら、バスを止めてくれたのですが、席の位置からは林の影になり、写真は撮れませんでした。
 その後、屈斜路湖・硫黄山(アトサヌプリ、アサトヌプリと覚えていた)を横目に見て通過、摩周湖展望台に到着です。摩周湖は凍っていると事前に言われていましたが、摩周湖実際には凍っていませんでした。屋上の展望台に行く階段が封鎖されていたのですが、集発前に開けられたとのこと、上って摩周湖は見たのですが、後ろの屈斜路湖側を見るのを忘れていました。気がついたときには、発車直前、あきらめました。
阿寒道路 双湖台 樹氷 摩周湖から次の阿寒湖までは阿寒横断道路を通ります。峠を越えて、双湖台を通るあたりまで、木々の樹氷がきれいでした。何枚か写真を撮ったのですが、バスの蛍光灯が映り込んでいたのがたくさんありました。きれいな樹氷が見えそうなところを速く判断して、近づいた一瞬にどこを撮るか探し写真に収めるのは結構大変でした。熟練の技が必要です。まだまだですね。
阿寒湖 坂を下りきるとすぐ阿寒湖に到着。湖畔の遊覧船乗り場近くでトイレ休憩です。湖面は凍っていて、ワカサギを釣っていると思われるテントや、湖面上を走るスノーモービルなどが見えます。雄阿寒岳・雌阿寒岳が見えるかと探したのですが、雲の中でした。
阿寒湖 マンホール 下水管の中を温泉水が流れているためか、道路上のマンホールの上の雪だけが溶けて、ふたが見えていました。3種類ほど違ったものが使われているようです。写真はそのうちのスズランのものです。スズランは昔は北海道にはたくさんあったそうです。
 阿寒湖を過ぎると、一度、足寄でトイレ休憩を取ったもの、そこから、高速を走れば宿のある十勝川温泉までもう一踏ん張りです。途中めぼしいものはなかったようです。時々現れる民家がかえってめずらしいもののように見えましたが。
posted by ヨッシン at 17:52| 旅行記