2024年01月01日

開けましておめでとうございます

 開けましておめでとうございます。
年賀

 今年のあいさつの画像は、南九州市頴娃町番所鼻のドラゴンホールです。いくつかある内の竜のかまどにしました。2017年10月21日に撮影したものです。何にしようかということで、辰にちなんだ何か、としたら安直にタツノオトシゴとなりました。同じなら、他にはなさそうな赤ちゃんではどうか、同じ番所鼻の竜の子館で写しています。本邦で最初に孵化か繁殖に成功したとかいっていてような。
 使ってみると、小さいものを写しただけあってぶれています。何枚も撮っていませんから、使えるかどうかは微妙です。印刷時にぼける範囲内ということもあります。さらに考えていると、近くにドラゴンホールがあったのを思い出しました。急遽こちらに変更です。竜の子館はドラゴンホールも関係しているのかな。研究者がいたとか。ドラゴンといえば、ドラゴンアイもあります。こちらも使えそうでしたが、霧の中ということで却下しました。次回は使うかも。その前に次回までブログが続いているのか。
 ドラゴンホールドラゴンアイとも本家の方に説明があります。

本年もよろしくお願いします
posted by ヨッシン at 12:00| 日記

2024年01月02日

能登半島地震

 昨日地震がありました。緊急地震速報がなり、しばらくしてから、ゆっくりとした揺れを感じました。初めは小さかったものがだんだん大きくはっきりとわかるようになってきました。30秒近く揺れていたように感じました。ものが倒れたりとかいうようなことはなかったので震度でいえば3くらいでしょうか。近くの震度観測点でも
3になっていました。震央は能登半島先端部付近で、少し離れた志賀町では震度7を観測しています。大きな被害がないといいのですが。
 今回の地震では、余震とみられる地震が非常に多いのが特徴です。かなり規模の大きなものもあります。能登半島先端部では、ここ数年にわたって地震が多発しています。一連の地震の延長とみられ、能登半島で起こっている群発地震の大きなものとみた方がいいでしょう。昨年にもかなり規模の大きなものが起こっていたにもかかわらず、今回それを上回る規模の地震が発生しました。このような経過を見ると、これでおしまいと言い難いのがもどかしところです。
 地震の発生機構は、北東−南西方向に延びる逆断層のようです。ここ数年の大きな地震と同じ傾向を示しています。地震に伴って津波が発生しました。津波警報が出た時刻が一部の地域で津波が到達してからになります。かなりたってから、大津波警報に変わった地域もあります。このあたりの速報はもう少し早くでるといいですね。津波発生については陸域での地震だったので意外です。逆断層なら、海底が大きく盛り上がるということもありますね。
 気になったのは、どこそこでは「津波到達」というように報道されていたようです。これだともうやってきえ終わったたのだととらえかねません。実際には到達してかなりの時間津波が押し寄せ続けますから、襲来中とかまだ終わっていないのだということがわかる用語の方がいいのではないでしょうか。

 一夜明けて、火災のあった地域のようすや、津波が押し寄せてきたようすなど被害の状況がわかってきていました。被災地の方々の無事をお祈りします。
posted by ヨッシン at 00:00| 日記

2024年01月03日

花便り 1月号

 今月の花です。正月なので葉ボタンしかありません。玄関に門松とか立派なものを飾っておく程のことはないと思っています。
葉ボタン
これは、3年目かな。いったん枯れましたが挿し木をしたものが残っていたので植え替えています。春になって花穗が伸びてきて、花が散りだしたらいったん根元近くからカットし、夏の終わりごろにもう一度剪定して大きさを調節します。1月ほどしたら、よさそうな芽だけを残して摘み取り、大きくなるのを待ちます。売られているものより小さめだし、葉のまとまりももう一つですが、毎年買ってという程のこともないのでこれにしています。
 その他の花です。ストック・キンギョソウはよく咲いています。カランコエが咲き始めました。去年は短日処理をしなかったので、これが今期最初の花になります。
カランコエ

 ナデシコです。二株あったのですが一方が枯れました。残った方が咲いています。枯れた方の枝を挿しています。その時のままで大きくなっていません。
ナデシコ

 センニチコウの鉢から、シクラメンの葉っぱがでていました。一昨年の種から育てたものは10月頃に全て枯れてしまいました。花穗が伸び始めたものもありました。毎年腐ったようになって枯れるので、何らかの伝染性の病気のように見えます。処置ができないので、新しく買ってきて育てるのをあきらめようかと思っていました。せっかくでてきたのでどうなるかようすを見たいとおもいます。センニチコウが発芽してきたらどうしようか悩み所です。
シクラメン


posted by ヨッシン at 12:00| 日記

2024年01月04日

能登半島地震の発生原因について

 能登半島地震がどのようにしておこったのかという報道をみていて気になることがありました。基本的には一連の群発地震の一つと見ることができます。群発地震発生のしくみではっきりわかっているのは松代地震だけで、これは流体、おそらく水が地下で移動したことによっておこったといわれています。その他ものについてははっきりとわからないものの、松代地震と同様のしくみでないかと考えるのが普通です。
 ここまではいいとして、その流体がどのようにしてもたらされたかとなると全くわからないというのが現状なのでしょう。
 説明としてよく見かけるのが、沈み込む太平洋プレートからもたらされたものだというものです。これについてははっきりと否定する意見もででています。これに同意しています。少し解説をしておきます。
 解説に書かれている図ではっきり間違えているといえる点があります。沈み込むプレートから直接マグマが生成されているという点です。実際には、プレートから供給される水分によってマントル上部(アセノスフェア)が部分溶融し、それが集まってマグマになります。
 このようにしてできたマグマが上昇してきて火山ができます。アセノスフェアの温度もじゅうぶんに高くないと溶融しませんから、一定の深さまで沈まないとマグマが発生しないことになります。従って火山ができる位置は、海溝から一定距離以上離れたところになります。一定距離のところを火山前線(フロント)といいます。
 次に、間違いであると思われ点について書きます。
 能登半島は、日本海溝からみると火山前線(那須−浅間山ライン)より離れていますから、水分が供給されるとマグマが発生する場所になります。ところが説明では、プレートから分離した水分がそのまま上昇してきて群発地震を起こしていることになっています。マグマは発生していません。できているはずのマグマはどこにいったのでしょうか。海溝から同距離のところなら、白山・焼岳・乗鞍・御岳といった火山があります。
 水に比べてマグマの方が粘性が大きいので、ゆっくり遅れて上がってくることはあります。でも、水分はマグマを発生するのに消費されるし、消費する深さの範囲も広くなります。つまり、地表近くまで上昇してくるまでの間に使われてしまう可能性が大きいということです。また、プレートの沈み込みによってもたらされる水分は、海溝から離れていくに従って放出していくので、その量はだんだん少なくなっていくはずです。このようなことを総合的に考えてみると、火山前線よりも遙か後方の場所で太平洋プレートから水分が供給されそのまま上昇してくるというのはあり得ないという事になります。
 と書いたところで、では原因は何かといわれても答えは持っていません。わからないものはわからないというべきだとおもいます。
posted by ヨッシン at 00:00| 雑記

2024年01月05日

昨年第4四半期 一般記事一覧

 記事数が多いので、3ヶ月ごとに旅行記以外の記事の一覧を作っています。昨年の10月〜12月に投稿した記事の一覧を載せます。総数は45編になります。旅行記については、4ヶ月分の旅行の記事をまとめて別に掲載しています。
 星関係の記事が増えています。ほぼ毎日太陽の黒点を追いかけているのと、月がでてれば月の満ち欠けのようすを載せています。スターリンク衛星の打ち上げが続いています。夜空が明るいのでぎりぎり写るかという明るさなので、写ったものをみてもわかりづらいのですが載せています。星ではありませんが、虹とか幻日、といった自然現象もいっしょに載せています。変わった形の雲なんかも載せることもあります。記事数稼ぎに走っているような..。

−−−−記事の一覧です−−−−
掲載日   タイトル カテゴリ
10-0110月になりました日記
10-02花便り10月号日記
10-03第3四半期 一般記事一覧索引
10-04星の記録 10月4日号 20〜25日 太陽と月
10-05星の記録 10月5日号 26〜8日 太陽と月
10-06星の記録 10月7日号 29・1日の太陽月など
10-07星の記録 10月7日号 2日人工衛星
10-08星の記録 10月8日号 10月上旬太陽と月
10-18星の記録 10月18日号 10〜12日 太陽・人工衛星
10-19星の記録 10月19日号 13〜17日 太陽と月
10-20星の記録 10月20日号 18・19日太陽月など
10-29星の記録 10月29日号(速報)部分月食
11-01地震がありました日記
11-0211月になりました日記
11-03花便り 11月号日記
11-04「大きい」と「高い」雑記
11-05花火大会と異様な振動日記
11-06星の記録 11月6日号 21・22日太陽月など
11-07星の記録 23〜26日 太陽月など
11-08星の記録 11月8日号 27〜29日の太陽月など
11-09星の記録 11月9日号 先月末〜今月初め 月と太陽
11-10星の記録 11月10日号 今月上旬 太陽月など
11-15旅行記第2三半期分を整理します索引
11-25万博花火大会日記
11-26万博花火大会(続編)日記
11-27サッシ戸車交換しました日記
11-28星の記録 11月28日号 13〜17日太陽など
11-29星の記録 11月29日号 18〜21日 太陽月など
11-30星の記録 11月30日号 22〜24日 太陽と月
12-0112月になりました日記
12-02花便り 12月号日記
12-03星の記録 12月3日号 25日太陽月など
12-04星の記録 12月4日号 26・28日太陽 月 人工衛星
12-05星の記録 12月5日号 11月末 太陽月など
12-06星の記録 12月6日号 12月始め 太陽と月
12-07星の記録 12月7日号 3日太陽月人工衛星
12-08星の記録 12月8日号 4・6日太陽月人工衛星
12-09星の記録 12月9日号 12月上旬 太陽月水星人工衛星
12-25星の記録 12月25日号 10日〜17日 太陽
12-26星の記録 12月26日号 18〜22日 太陽・月
12-27星の記録 12月27日号 22・23日 太陽・月など
12-28電子レンジの故障日記
12-29年賀状の発送日記
12-30ブログ 3000回日記
12-31大晦日です日記
posted by ヨッシン at 00:00| 索引

2024年01月06日

星の記録 1月6日号 24 いろいろ

 星の観察記録を書いています。続きを各予定ですがその前に、観察方法について簡単に書いておきます。  ここに書いている設定でないの場合は、その都度記載します。まず望遠鏡です。普段は PentaxEDHF を使用しています。口径は105mm、焦点距離は700mmです。これに1.4倍のテレコンバータをつけてPentaxKP(撮像素子はAPSサイズ)で撮影しています。鏡筒とカメラの取り付け方向との関係で下が西を向くようになっています。太陽を撮影する場合は、鏡筒の前にアストロソーラーフィルターを取り付け10万分の一の明るさに減光しています。太陽の場合は写っている黒点が見づらいということがあり、辺で45%(面積で20%)程のトリミング、左回転させて、コントラストをわずかにあげています。この処理で下が南側を示すことになります。
 カメラによる固定撮影の方法です。三脚にそのまま載せていますから下が重力方向になります。これと違ったうえで地面が写っていない場合は向きを記載することにしています。カメラはPentaxK50かK30(どちらもAPS)になります。レンズは基本的に、18-135mm(F3.5-5.6)ズームか55-300mm(F4-5.8)ズームのどちらかです。
 国際宇宙ステーションなどの人工衛星を写す場合は、ほとんどの場合、2秒露出、3秒インターバルで写したものを比較明合成しています。ISOは400か800、絞りは開放焦点距離は18mmになります。撮影時刻や人工衛星の種類によっては、これと違う設定のこともあります。

 12月24日の報告をします。太陽です。南半球と西の端に比較的大きな黒点がみられます。小さな黒点もたくさんあります。
24日 太陽
月です。アリスタルコス、グリマルディが目立っています。月齢は11.4です。
24日 月
スターリンク衛星が写らないか試してみました。55mm0.3秒露出ISO3200にしています。写っていません。星が見えないのでどのあたりをねらえばいいのかわかりません。
24日 人工衛星狙い
少し先を写していたカメラの画像です。
24日 人工衛星狙い
下を向きすぎていたようなので少し上向きにしてみました。右側の明るいのは飛行機です。その左側に人工衛星のようなものが写っていますが、該当するものは見当たりません。
24日 人工衛星狙い
posted by ヨッシン at 00:00|

2024年01月07日

星の記録 1月7日号 25・26日いろいろ

 星の観察記録の報告を続けます。
 25日太陽です。南半球にならんでいる黒点は見応えがあります。
25日 太陽
月です。西の空にまわってくるのが夜中をまわっているので、東の空のものを写しました。満月前なので、高くあがるまでにみようとするとまだ明るい時間帯になります。チコからの輝条がよく見えます。月齢は12.3です。
25日 月
日没時に西の空をみると雲の下が異常に明るく光って見えました。雨が降っていて、雨粒のなかを通りぬけてきた光で明るく見える現象があります。0次の虹といいます。
25日 0次の虹
望遠鏡のピントが甘くなってきているようなので木星を使ってあわせ直しました。そのついでに写した木星です。衛星はカリストとガニメデです。イオ・エウロパは木星の向こう側です。3倍ほど拡大しています。
25日 木星
カノープスが見えるか探してみました。双眼鏡では何とか見えました。15秒インターバルで写しています。
25日 カノープス

 26日です。太陽から。3つ並んだ黒点の内真ん中のものが暗くなっているようです。
26日 太陽
月です。ほとんどまん丸ですがわずかに西側が欠けています。月齢は13.4です。
26日 月
スターリンク衛星です。50mm0.5秒露出です。低めのところをねらってみました。写っていません。
26日 スターリンク衛星
その上側です、左半分にたくさんの衛星が写っています。でも、よく見ないとわかりません。
26日 スターリンク衛星
posted by ヨッシン at 00:00|

2024年01月08日

星の記録 1月8日号 27・28日

 星の観察報告を続けます。
 27日太陽です。真ん中の黒点は他の2つに比べて明らかに暗くなっているのがわかります。
27日 太陽
月です。満月になります。望遠鏡で写そうとしたら、月環ができているのが見えました。
27日 月環
雲が退くのを待ってから見た月です。丸いですね。前日のものと満月からの時間差では2時間ほどしか違いがありません。月齢は14.4です。
27日 月
スターリンク衛星を写そうとしました。写っていません。真ん中の星座はいるか座です。
27日 スターリンク衛星狙い
その上を写していたカメラの画像です。明るいのは雲です。飛行機の航跡が写っています。衛星らしいものは写っていません。どちらの画像も、ノイズが多いのが少し気になります。
27日 スターリンク衛星狙い

 28日です。太陽を写そうとしたら光環がでていました。昨日の光環は層積雲にできていましたが、今日のものは巻積雲にできています。
28日 日環
雲から完全に出てくるのを待っていたら、日没近くになってしまいました。大気差の影響で扁平に見えています。
28日 太陽
月です。豊の海にあるクレータはラングレヌスです。月齢は15.4です。
28日 月
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2024年01月09日

星の記録 1月9日号 年末年始の太陽月など

 星の観察記録報告の続きです。
 29日太陽からです。3つ並んでいた黒点は一つだけになっています。代わりというか、その北側にあった小さな黒点群がはっきりし始めています。
29日 太陽
月です。欠け際真ん中くらいに同じくらいの大きさのクレータが4つ並んで見えます。北から、ラングレヌス、ヴェンデリウス、ペタヴィウス、フルネリウスです。月齢は16.5です。
29日 月

 30日太陽です。はっきりしていた黒点は西端に近づいています。真ん中ちょっと東側に黒点群があります。写真でははっきり見えません。
30日 太陽
日没後雲が広がってきたので月は見ていません。

 31日太陽です。黒点は端っこと真ん中近くだけになっています。端にある黒点はそろそろ裏側にまわりそうです。
31日 太陽
ここからしばらくはお正月休みとします。

 年が明けて4日です。太陽です。休んでいる間に東側から新たにいくつか黒点が出現しています。
4日 太陽
5日の明け方にかけて四分儀座流星群か活発になるというので月が昇ってくる前に北北東の空に向けて40分ほど写真を写してみました。この間には流れなかったようです。左上隅に流星のような光跡が見えます。原版で確認すると左から右に向かって3分間かけて移動するのが見えます。で、これは一体何なのでしょう。
4日 謎光点
正月ではカノープスが見やすいということで探してみました。遠目よう眼鏡をかけてみると何となく見えているようでした。写真ではインターバル撮影になっていませんでした。ズーム300mmです。
4日 カノープス
1時間後です。カメラを右側に振って取り直しです。20秒インターバルです。
4日 カノープス
月です。昇ってくるのがだいぶ遅くなっています。南によっていますから建物にかかってしまい、見えている時間はわずかです。これでも下弦です。月齢は22.7です。
4日 月
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2024年01月10日

2023年日帰旅 124(11/16 菟田野ひらら) 宇陀市 楓の郷ひららへ

 いつもの用事の帰りに宇陀市菟田野(うだのの)古市場にある楓の郷ひららによっていくことにしました。目的は当然紅葉です。昨年に報道されていたという情報を入手したので、今年でかけてみることにしました。この時には談山神社に行くことが決まっていました。
 桜井市にある大型商業施設で休憩をとり国道165号線を進んで行きます。途中、大宇陀にある道の駅でも情報収集がてら休憩を入れます。この付近は阿騎野(あきの)と呼ばれ、推古天皇時代以後狩り場になっていたようで、7世紀末に柿本人麻呂がかぎろひの歌を詠んだ場所です。
 道の駅の建物です。正面が道の駅施設、加工品の販売所になります。農産物はこれより右側にある建物で売られています。
大宇陀 道の駅

 道の駅斜め向かいにある小山です。16世紀末から100年ほどの間宇陀松山城(秋山城)がありました。
大宇陀 宇陀松山城城山

 道の駅前から正面に延びている道を進んでいきます。駅前の信号を超えて最初の濃さ点です、ここからの左への通りは歴史的建造物保存地区になっています。角の建物もその一つで、情報交換の施設として使われています。そういえば、道の駅の建物も何となく古そうな感じでした。
大宇陀 宇陀松山町並み

 そのまま進み、小山を超え、川を渡ったところから案内が出ています。それに従って進むと「楓の郷ひらら」に到着します。建物の横手を通って駐車場に車を入れます。
 駐車場のさらに奥、北側の建物がひららの主要施設になります。ここは廃校になった小学校を利用した施設です。
宇陀市 ひらら 建物

 入口脇に赤い花が咲いていました。名札にはサンパラソル クリムゾンと書かれていました。キョウチクトウ科マンデビラ属の新品種だそうです。詳しく書いたところで理解度はあまり変わりません。つる性のキョウチクトウの仲間とみた方がいいのでしょう。
宇陀市 マンデビラ

 建物に入って正面奥です。まだ建物が並んでいて渡り廊下でつながっています。
宇陀市 ひらら 校舎中庭

 渡り廊下から横側です。休憩できるようになっています。
宇陀市 ひらら 校舎中庭

 建物の中の廊下です。横は教室として使われていたようで、6年1組の札が下がっています。
宇陀市 ひらら 校舎教室


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2024年01月11日

2023年日帰旅 125(11/16 菟田野ひらら) 宇陀市ひらら カエデ園へ

 ひららへ来た目的は、ここのカエデをみるためです。世界中のカエデを集めているそうです。全部で1200種類だそうです。南側の建物にワールドメイプルパーク入口と書かれています。一応日本語に訳して(世界)カエデ園とします。この建物も元小学校の校舎になります。校舎を通りぬけた運動場跡が、カエデ園になっています。入口に協力金をと書かれています。払って建物に入場します。
宇陀市 ひらら 校舎教室

 建物に入ったところの廊下です。事務室職員室だったような部屋が並んでいます。
宇陀市ひらら 校舎

 手前の広いところを右に曲がると外に出られます。正面にカエデが植えられた広場が見えます。木はまだそれほど大きくなっていないようです。
宇陀市ひらら カエデ

 振り返って見た、校舎です。元々はこちらが玄関だったように見えます。
宇陀市ひらら 校舎

 後ろ側です。校舎の向こうに体育館が見えます。横のイチョウの黄葉がいちばん目立っています。
宇陀市ひらら 校舎

 カエデ園のようすです。植えてある木一本一本に名札がつけられています。一番手前の木はヒナウチワカエデだそうです。でも、たくさんすぎて一度には覚えきれません。
宇陀市ひらら カエデ

 この木は青柳と書かれています。どの木もそうですが、高さは3m足らずであまり大きくありません。
宇陀市ひらら カエデ

 名前はほどほどにして、きれいに色づいている木を見ていきます。これなんかはよく色づいている方です。
宇陀市ひらら カエデ


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2024年01月12日

2023年日帰旅 126(11/16 菟田野ひらら) 宇陀市ひらら カエデ園 下段

 ちょっと残念なのは、紅葉がかなりくすんでいるということです。今年は、11月始めに異常に暖かくなった後、すぐに強力寒波がやってきて寒くなったのが原因といわれています。きれいに色づく前に寒波で葉が枯れ始めたようです。
 校舎に沿って進んで行きます。見かけた中で、比較的きれいな紅葉です。でも、この色は散り始めた頃の色です。
宇陀市ひらら 紅葉

 これも似たような色です。
宇陀市ひらら 紅葉

 葉っぱは完全に落として、実だけがついた木があります。
宇陀市ひらら カエデ実

 これも別の種類のカエデの実です。2枚の翼の角度が開いています。枝が青いのでウリハダカエデの仲間かな。
宇陀市ひらら カエデ実

 カナダの国旗にあるような形をした葉です。国旗は赤ですが、これは黄色く色づいています。名札はpurple blow maple(Acer trncatum Bunge)と書かれています。調べてみると満州板屋の和名があります。でもウェブに載っている葉の形は普通のイタヤカエデに似ています。名札を見間違ったのでしょうか。
宇陀市ひらら カエデ

 ここから校舎の方をみたようすです。手前の木も比較的きれいに紅葉しています。
宇陀市ひらら 紅葉

 体育館横のイチョウです。ここからだと見上げるような形になります。
宇陀市ひらら イチョウ


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2024年01月13日

2023年日帰旅 127(11/16 菟田野ひらら) 宇陀市ひらら カエデ園 中段から上段

 カエデ園は、低い所とちょっと高くなった所、高いところの3段になっています。特に名前がつけられているようでもないので、とりあえず区別するために下段、中段、上段とよぶことにします。
 下段の端まで来たので、中段に上がります。ここには池があります。古い航空写真を見るとこの付近にはプールのようなものが写っています。形は違いますから、取り壊したのか埋め立てたのかして新しく作ったようです。
 池の柵にもたれかかるようにカエデの木があります、枝垂れタイプの品種なのでしょうか。
宇陀市ひらら 紅葉

 池には錦鯉が泳いでいます。
宇陀市ひらら 錦鯉

 中段の池よりこちら側には木が少なめです。そのまま上段に上がります。振り返って見たところです。敷地入口にも黄色くなったイチョウの木があります。下に見える道を歩いてきました。
宇陀市ひらら 全景

 体育館横にあるイチョウの木の根元です。落ちてきた葉っぱで地面が黄色く埋まっています。
宇陀市ひらら イチョウ

 後ろ側です。この木もこれから紅葉という色をしています。
宇陀市ひらら 紅葉

 正面には温室が並んでいます。中にもカエデが植わっています。入口は開いています。人が通った跡が見られますから入っていいのでしょう。でもここは通り抜けができなさそうです。
宇陀市ひらら 温室

 こちら側は間が開いていますから通れそうです。
宇陀市ひらら 温室


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2024年01月14日

2023年日帰旅 128(11/16 菟田野ひらら) 宇陀市ひらら カエデ園 温室裏手

 抜けやすそうな温室を通りぬけて反対側にでてみました。温室内では鉢に植えたカエデがあります。植木市をみているような感じなので、ほとんど素通りです。反対側にもカエデが植わっています。ここの木も中下段に劣らず、さらに小さめです。実生を育ててある程度大きくなったものを地植えにしているように見えます。木と木の間隔もそれほど広くありません。通りぬけて左側のようすです。
宇陀市ひらら 温室

 このまままっすぐ進んで行きました。温室から正面に見える山とも間にもカエデが植わっています。ここのものは見上げないと見えません。木と温室に挟まれて薄暗くなっています。
宇陀市ひらら カエデ

 温室の角まで戻りました。温室の裏手のカエデです。まだ緑色のものもあります。寒さが緩んだら、これから色づいてくれるのでしょうか。
宇陀市ひらら カエデ

 葉っぱのアップです。ふつうのモミジよりも葉が太めです。オオモミジという種類がたくさん植わっていました。
宇陀市ひらら カエデ

 上の方をみるとちょっと色づいたものもありました。
宇陀市ひらら カエデ

 フェンス沿いのカエデです。比較的きれいに紅葉にしています。
宇陀市ひらら カエデ

 温室脇のカエデです。三出の掌状葉です。鳥の足形のような形をしています。トウカエデです。公園などできれいにもっと赤く色づいているのを見かけます。そういえば、この近くで、サトウカエデと書かれた名札がありました。葉は全て落下していて、どのような木かよくわかりませんでした。ひょっとして、勝手に「サ」をつけていただけなのかも。
宇陀市ひららトウ カエデ


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2024年01月15日

共通テストがありました

 共通テストがこの土日にありました。いつものように、地学基礎と地学の問題を解いて解説のようなものを書くことにします。問題文が発表されるのが、昨日夜なの遅れてからの検討になります。
 毎年、地理の問題も解いていますが、なにか解説するようなこともないのでスルーしていました。ところが、今年は大きくつまずいていますのでそのいきさつから話します。いくつかあります。主に地形や気候に関する問題です。

 地理Bの第1問の問2です。永久凍土と氷河・氷床の陸地に占める割合を緯度別に書いたグラフです。明らかにグラフに違いが見られます。いきなり、この違いはどうして現れたのかということを考えてしまいました。まとまりがつかず、結構時間の浪費をしてしまいました。すぐに成因を考えようとしてしまうのは、あまり地理的ではないようです。基本的には氷河の大部分は南極大陸にあって、他に多いところとしてはグリーンランド(他に北極圏の島々)になります。ヒマラヤ・アルプス等の山岳氷河はこれに比べたらわずかですからほとんど無視できるでしょう。逆に永久凍土が多いのはシベリアなどの周氷河地域です。永久凍土の方が低緯度地域に分布することになります。
 ということで、答えは導き出されましたが、やっぱり原因が気になります。今のところ思いついているのは、年平均気温が氷点下になると永久凍土ができる条件ができます。地中の温度が氷点下になるからです。でもこれだけでは永久凍土はできません。地中への水の供給が必要です。これは、夏場の気温が高いときに雪が溶けるなどしてもたらされるでしょう。夏でも気温が0℃以上にならなければ、雪は溶けずにそのまま残って氷河に変わります。永久凍土はできませんし、できたとしても、氷河の移動によって削剥されてしまいます。
残らないでしょう。という考えはどうでしょう。

 問3は海岸地形で、砂州によるもの、谷・大河川・氷河谷の沈水によってできたを見分ける問題です。何となくはわかりますが、どうしてそうなのかと聞かれればはっきりと答えることはできません。

 第5問は地理Aとの共通問題です。1月の平均気温・日照時間の値から浜田と三次、広島どこのものかを考える問題です。山陰、山陽、山間盆地の違いがわかっていれば普通に解けるはずです。

 さて、地理Aです。まず、第1問の問1です。磐梯山の噴火のようすを取り扱っています。問題としては、噴火後のスケッチを書いた場所、桧原湖の成因は何かいうことです。
入手している図では、PDF化によってできたモアレ模様のようなものでわかりにくくなっています。ウィキペディアに同じスケッチがあります。そのまま持ってきています。図をクリックすると高解像度版を表示します。

 スケッチの場所は北側の桧原湖西岸か、北東側の秋元湖北岸に絞られています。たまたま、この2地点の近くで写した磐梯山の写真があります。2016年の旅行記に載せているものです。
桧原湖からの磐梯山です。普通に磐梯山としてよく見かける風景です。
磐梯山

こちらが秋元湖からの磐梯山です。
磐梯山

どちらの磐梯山がスケッチ近いでしょうか。左側の櫛が岳と真ん中磐梯山最高峰の間隔は秋元湖からの方が近いように見えます。左側の斜面の傾斜も秋元湖からのものに軍配が上がりそうです。
 ウェブから入手した問題文の図でははっきりしなかったのですが、ウィキの図からは崩壊斜面がはっきりわかります。斜面がはっきり見えるのは櫛が岳と最高峰との間です。秋元湖からだと最高峰から右側丸山にかけての斜面が見えています。これだとはっきり秋元湖からではないことがわかります。
 図が見難くなっているのでだいぶ混乱しました。ちなみに、地形図も傾斜によって濃淡がつけられています。これも地図をわかりにくくしている一因になっています。作成方法と同じように、地理院地図で作ってみましたが、傾斜による濃淡はかなり細かくなりますし、磐梯山の崩壊斜面も平面図では幅が非常に狭いのではっきりと出ていません。使わない方がいいようです。
 もう一つ、桧原湖がないと書かれています。それなら桧原湖の成因が噴火と関係ないことになってしまいます。ここの文章はもう少し検討した方がよいのではと思います。噴火後3週間なのでこれから水がたまっていくところだったのかも知れません。
 ところで、噴火は7月14日です。東北なら梅雨の末期ににあたっています。かなりの雨が流れ込む時期になります。本当に湖がなかったのでしょうか。桧原湖の遊覧船発着場に、桧原湖の成因が書かれた案内板があります。そこには1週間後に水がたまり始めているようす(と解説されている)の写真が載せられています。この写真の撮影場所はスケッチの2kmほど南なのでようすはそれほど変わらなかったと思われます。2週間分水量は増えているかな。桧原湖の最深部はスケッチの左側になりますから、こちらに湖ができていたかも知れません。さらに、ウィキのスケッチを見るとなんとなく流山が水に浸かっているようにも見えます。桧原湖がなかったというのはいいすぎのような気がします。

 問5には、典型的気圧配置時の雲画像が載せられています。これくらいは区別できて常識でしょう。
 問6も悩みました。浸水しないと判断したことが誤りといいたいのかなというところです。

地理に関しては以上です。


posted by ヨッシン at 00:00| 雑記