2023年09月01日

9月になりました

 今日から9月です。暑い日が続いていました。ちょっと一段落したようです。といっても、まだ気温は30℃を超えています。15日に台風が通過して、翌日16日にツクツクボウシの初鳴きがありました。秋が近づいてくると鳴き出すといわれています。でも、時々しか聞こえてきません。コオロギも鳴いていたようですが、いつだったかは覚えていません。これも時々しか聞こえてきません。
 また台風が接近しています。今年は連続できているような気がします。いくつもの台風が並んで順番待ちをしてえるような感じです。もっと南の方で発生して、西に進みフィリピンから南シナ海に抜けるのが例年のパターンです。今年は何か変です。

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 物価が上がっています。話題になっているのは金とガソリンが過去最高になったようです。金の方はいいとして、ガソリンの対策として補助とかトリガーとかいっています。別にしなくてもいいような気がします。高ければ控えればいいだけです。コロナで車が少なくなっていました。電気代だって同じです。といっても我が家は限界まで減っていますから、これ以上はどうしようもありません。
 食材の価格があがっているのが一番堪えます。政府統計とは全くずれているように思えます。価格変動の大きい生活必需品が入っていないからなのか。こっちの方の統計の方が大事な気がします。あまり買わないものの値段などどうでもいいです。
 マイナポイントの付与申請が今月いっぱいになっています。まだ少し、盛られるものの申請が残っていますが、これをどうしようか迷っています。ちょっとでももらえればもらった方がいいのではと思い始めています。
 市が、プレミアム商品券を配布するといっています。マイナポイントもそうですが、こういうばらまきをして、機嫌をとるというのは賛成しかねます。といっても、もらえるものをいらないですというほど聖人君子ではありません。またもらうために配布の列に並びそうです。

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 世間の話題は、福島原発放射の汚染水の処理の問題でしょうか。トリチウム濃度が基準以下だから大丈夫という論理みたいです。でも、この問題は、科学的なことよりも、倫理的な問題の方が大きいと思っています。主要な点は3つあります。
 1つ目は、放射能汚染したものは海に流さないと約束していることです。このあたりについては、いろいろな人たちが主張していますから、門外漢が口出しすることもないでしょう。
 2つ目です。汚染水を処理水とごまかしていることです。この点でいえば中国の主張が正しいことになります。考えればわかると思いますが、トリチウムについては何も処理をしていません。汚染されたままです。何らかの処理(除去)をしているのなら、処理水という資格はありますが、何もしていない以上は汚染水のままです。他の放射性物質は取り除いたといいいますが、取り除かない物質がある以上は汚染水です。
 基準以下に薄めているからかまわないといっています。ネットでも基準以下だからかまわないという意見を多数みます。でも、例えば東京湾岸の工場や汚水処理場が、基準以下になってればいいと、どこもが薄めて垂れ流せばどうなるのでしょうか。自分だけだから大丈夫という論理は成り立たないと思います。成り立つとしても、それなら放射性物質をわざわざ除去してから薄めるのですか。そのまま薄めても基準以下にする事ができますね。なぜしないのですか。
 3つ目はコストがかかりすぎるという主張です。これは裏がえせは、やる気がないといっているのと同じです。普通ならいくらかかってもやりますとなってもいいはずです。ウランの濃縮に比べてそれほどハードルが高いとは思えません。さらにいえば、核融合でトリチウムを集めたいとなったときに、コストがかかるからやりませんというのでしょうか。
 取り除けないと主張しているように受け止められる世間の反応も見られます。水や単体の沸点はトリチウムと普通の水素ででは全く違いますから、やろうと思えばできるはずです。最近では、イオン半径の違いを利用して、ろ過するフィルターも開発されているようです。これなら、海水を淡水化するのと同じようなものですからそれほどコストがかかるとは思えません。
 たとえコストが必要としても、原発の発電関連のところに負担してもらうのも当然の筋道です。関係ない発電会社にも負担をかけています。d逆に、関電の電気料金が全国で一番安くなっています。原発の発電量が多いからです。ここにコストを負担してもらうというのもありでしょう。それとも、原発はコストが安いという神話を作り続けたいのでしょうか。
 少しずつでもいいから除去のための研究を本気でしていれば、今頃はだいぶ減らせたのではと思っています。ダメ元でやってもいいでしょう。結局のところ何もしないで、十何年も放置し続けてきたことのつけが回ってきているのでしょう。

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最近パソコンの画面に勝手に desktop.ini が作られて困っています。一時ファイルの置き場にしていますので、いっしょに移動させたりしてしまいます。ウイルスソフトが更新された直後に何日間かでることがありました。今回もそれで始まりました。タスクスケジューラを確認すると、3日間ほど作成される時刻似立ち上がるイベントがありました。その期限が過ぎてから、全く違う時刻に作られるようになりました。これが現在も続いています。
 ファイルのできる時間に立ち上がるイベントを調べてみると、 security SPP というのがありました。これはウインドウズの認証をおこなっているようで、止めると正規品扱いにならなくなって、使えなくなります。もう一つあったのは、 security auditing. です。こちらの方がファイル作成時刻に近いのですが、それ以外の時刻にも何回も立ち上がっています。関係ないような感じもします。
 ファイルができるのに何が関係しているのかは、今のところは不明のままです。最近のパソコンのきらいなところは、うらで訳のわからないことを勝手にしているということです。スマホの方がひどいといううわさもあります。いまだに使うのに二の足を踏む理由になっています。
posted by ヨッシン at 00:00| 日記

2023年09月02日

花便り 9月号

 今月の(玄関を飾っている)花はニチニチソウです。暑いときはよく咲いてくれます。すぐに水切れするのが難点です。それだけ夏場でも勢いがよいということなのでしょう。
ニチニチソウ

 こちらのニチニチソウは、葉っぱが黄色くなっています。こうなるとたいがいの植物は、だんだん小さくなって涸れていくことが多いようです。ニチニチソウも例外ではありません。根腐れしているのか、根の勢いがなくなっているのか、そういったところでしょう。よく見ると中の方は少し色が濃くなってきていますから、復活し始めているようです。変色し始めたのは植え替えた頃ですから、土になじめなかったのでしょう。
ニチニチソウ


 アサガオの花がなくなりました。つぼみが大きくなってもう咲くかなという頃になって枯れてしまいます。今はそのつぼみさえなくなってしまいました。上の方にばっかり伸びるので、つるをほどいて、下の方に持っていったのがいけなかったのでしょうか。上の方で大量の脇枝が出始めています。上の方の届かないところで咲いてくれてもどうかなということで、上の方には上がらないようにしています。ルコウソウもおんなじでした。もっと早めに下の方でカットして、脇枝をたくさんつくっておいた方がよかったようです。小さいときは勢いがなかったので、伸びてくれるかどうかの方が心配でした。

 この前久々にチョウがやってきていました。調べたらウラナミシジミのようです。センニチコウのひととおり蜜を吸ったらどこかに行ってしまいました。その前にみたのがモンキチョウですから久しぶりです。こちらはたくさん卵を産んでくれていたようです。
ウラナミシジミ

 受粉してくれる虫はめったに来ないのに、茎や葉にへばりついて草液を吸って大繁殖する虫はよくやってきます。去年は、グンバイ虫が初お目見えでした。今年はコナカイガラムシが増えています。去年までいなかったのにどこからやってきたのでしょうか。
コナカイガラムシ

 一番よくついたのは、コモンマローでした。過去形なのは、これも根腐れなのか勢いがなくなってきたところに虫がつき、駆除しようといろいろしたことが負担になったのか枯れてしまいました。その周辺をみると、初雪草・サツマイモ・キンギョソウにだいぶ移っていました。ネギにもいましたが、どういうわけか折れた葉のたたまれた内側にだけいました。狭いところが好きなようで,それが原因なのかも知れません。最近はディモルフォセカの枝先の密集したところにもたくさんついています。見つけ次第取り除いてますが、なかなかいなくなりません。
posted by ヨッシン at 00:00| 日記

2023年09月03日

「ヨッシンと地学の散歩」更新しました

 このサイトの本家である「ヨッシンと地学の散歩」を更新しました。
 今回の更新のメインは、「ささやき」に「均時差を求めてみた」を作ったことです。前回の更新が終わって「地震と活断層」の部分の追加に取りかかる前に、他にすぐ済みそうなところを片付けておこうということで、「日没の一番早い日は」の修正にかかりました。後半の均時差について以後の説明に間違いというか説明不足のところがあったので追加で書き始めました。
 説明不足の一つめは、自転面の傾きによって発生する1日の長さについて、平均より長くなる説明ができていませんでした。この部分は知らん顔をして通り過ぎていました。2つ目は、1日の長さと均時差の関係について説明していなかったことです。適当にごまかしていました。
 いじっている内にだんだんといろいろなことも加筆しはじめ、修正部分が大きくなっていきました。しだいに肝心の本体部分が霞むほどになりました。そこで急遽新しい章を作って別立てにすることにしました。ここで本格的に均時差の話を書くのだったら、均時差のグラフが欲しいな……ウィキとか他のサイトから持ってくるのも能がないな(単に説明だけならウィキにまかしほうがいい)……作ってみるか……でも惑星の軌道計算は挫折しているしどうしよう……とにかくやってみるか……何とかうまくいっているみたい……ということで今回の更新の完成です。
 と簡単にかきましたが、だいぶ紆余曲折があります。できたグラフを見ると、ウィキとほとんど同じものができました。
 完成ということで、途中まで仕上げたところで、「日没の……」のページを書き換えていると、なにか話が合いません。他のサイト(国立天文台)とかと比べている内に、均時差グラフの上下が逆になっていることに気がつきました。国立天文台が逆になっている書物があるといているその例ということになります。天文台が間違っているとはっきり書かないのはどうしてなのでしょう。ウィキにあるとすると違う定義を使っている国(フランス?)があるということなのでしょうか。
 とりあえず式の間違いをチェックして、データを入れ替えてやっとグラフが完成です。もともと説明をごまかしていたところもあります。1日の長さと均時差の関係です。こちらもきちんと説明を加えて一応完成です。
 と思ったら、平均近点角から真近点角(何かについては本文を参照してね)を求める式があるのを見つけてしまいました。なんなんだこれはということで、式の出所を探ったのですが、わかりません。とりあえず経過竹は書いておこうか。サインとかコサインが残るはずなのにどうして消えるんだ……いじってるとなんか全部タンジェントになったぞ……全然違う式が出てきたぞ……でもこういう式も出てくるぞとかいろいろやっている内にだんだん変わってきていつのまにか書かれていた式が出てきてしまいました。式については導き方を求めただけでこの時点では答えが出ていましたから使っていません。
 「日没の……」のページにはせっかく均時差を求めたのだからということで、緯度別に冬至前の1ヶ月について冬至より何分日没が早くなっているかというグラフをつくって掲載しました。かわりに均時差の説明をだいぶカットしました。もともとこのページは均時差の説明をするつもりで書いていたものです。
 「秋の釣瓶落し」では、均時差のリンクを「日没の……」に貼っていたのを書き換えたついでに、均時差表に今回の方法で計算した値も付け加えました。計算方法も書き加えています。計算結果に2秒弱のずれがある原因については検討中です。

 写真集入口の写真を昨年の皆既月食と天王星食のものに変えています。というか、こっそり追加していたものをはっきりと書き換えたものです。ついでにいうと次回分もこっそり書いています。これに伴って、写真集に星関係の写真を2枚追加しました。雲(天気)関係の写真もたまってきたので9枚追加しています。
 波雲のことを調べていたら、ケルビンヘルムホルツ不安定性雲という名前がつけられているのがわかりました。ちょっと寿限無みたいでセンスがないなという気がします。これなら適当に名前をつけて呼んだら良いかということで、渦雲なんかどうかなと思っていました。さらに調べたところ波雲という呼び方があるので呼び方はこちらにしました。
 他も適当に名前をつけています。つけたもの勝ちでしょう(みてくれなければ何にもなりませんが)。で夕焼けピンクを作りました。明石科学館の夕焼けパンダにあやかっています。紫雲というのは実体がよくわかりません。紫色なので使わせてもらいました。青雲は高層の青みがかった雲をいうようです。でも葵といえる雲は見たことがありません。行雲というのも具体的にどのようなものをいうのかはっきりしませんね。行列している見たいということで使わせてももらいました。
 写真集は1ページ20枚にしているので、第30集と31集は満杯になりました。星と天気の写真は次回以後は新しいページ掲載になります。
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2023年09月04日

星の記録 9月4日号 8月中旬太陽など

 星の観察報告を再開します。その前に、撮影方法とかを確認しておきます。前回書いたのは5月になります。ここに述べるのと異なった設定をしている場合はその都度記載します。
 最初に望遠鏡ついて書きます。普段は PentaxEDHF を使用しています。口径は105mm、焦点距離は700mmです。これに1.4倍のテレコンバータをつけてPentaxKPで撮影しています。鏡筒とカメラの取り付け方向との関係で下が西を向くようになっています。太陽を撮影する場合は、鏡筒の前にアストロソーラーフィルター(10万分の一に減光)を取り付けています。黒点が小さく見づらいということがあり、辺で45%(面積で20%)程にトリミングした上で、左回転させコントラストをわずかにあげています。この処理で下が南側を示すことになります。
 カメラによる固定撮影の方法です。三脚にそのまま載せていますから下が重力方向になります。これと違う場合は向きを記載することにしています。カメラはPentaxK50かK30になります。レンズは基本的に、18-135mmズームか55-300mmズームのどちらかです。国際宇宙ステーション等の撮影では、3秒間隔で撮影した写真を比較明合成しています。
 空が明るいことが多いので画像処理を加えることがあります。その場合は、同一画像をネガにし、さらに30pxのガウスぼかしをかけた状態で48%で透過させ、結合した画像をトーンカーブを使って明るさコントラスト調整をしています。
 以下観察の報告です。
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 10日まで報告済なので、次は11日になります。太陽です。真ん中付近に南北に並んで黒点があります。南側が濃く少し先行しているようです。これ以外には北側西端に裏側にまわりかかっている黒点群があります。
11日 太陽

 12日太陽です。北側の黒点の後方にうっすらとした黒点群が見えています。
12日 太陽

 13日太陽です。北側後方に出現した黒点群は大きくなってきているようです。
13日 太陽

 しばらく天気のわるい日が続きました。次は16日になります。太陽です。再び真ん中付近に南北に並んで黒点群が見えます。それぞれが東西に並んだ黒点を持っています。東の端にも黒点が見えています。
16日 太陽
 この日は夕刻に中国宇宙ステーションが見えました。北西の方角からまっすぐに上がって、すぐに地球の影に入っています。左が下になります。
16日 CSS
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2023年09月05日

星の記録 9月5日号 8月中旬太陽と月など

 報告を続けます。1日開きます。
 18日太陽です。だんだん雲が切れてきていますがまだ雲が多いようです。日没直前でも雲がかかってしまいます。黒点が3群見えます。
18日 太陽

 19日太陽です。久々に晴れました。東側から新たな黒点が出現しています。
19日 太陽
 月が見えていました。新月後初めての月です。今回は4日月からになりました。月齢は3.0です。
19日 月
 夕刻西の空には、水星と火星も見えているはずです。双眼鏡で探したのですが、見つけられませんでした。西の空を写して思いっきり画像処理をかけてみると、何とか写っているのがわかりました。○の中です。
19日 月水星火星
 月と火星の拡大です。火星も見つけられていません。画像処理をした写真にはおとめ座サヴィヤヴァも確認できました。− −の間にいます。
19日 月火星

 20日太陽です。薄雲でよく見えません。真ん中くらいに一つあります。新しいものは見えていません。
20日 太陽
 雲が多くなってきて月は見えませんでした。

 21日です。昼間は雲が残っていました。太陽は見えていません。夕刻から雲が切れてきました。 なんとか雲がなくなった隙に写した物月です。月齢は4.1です。
21日 月
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2023年09月06日

星の記録 9月6日号 22〜26日 太陽と月

 星の観察報告を続けます。22日太陽です。雲がかかっていますが、強引に。東側から新たな黒点が出現しています。
22日 太陽
月です。旧暦七夕だったようです。忘れていました。月齢は6.0です。
22日 月

 23日太陽です。東側からさらに新しい黒点が出現しています。
23日 太陽

 次の記録は24日の月になります。カーカサス山脈からアペニン山脈の連なりがよくわかります。月齢は8.1上弦です。
24日 月

 25日の太陽です。雲がかかってぼやけています。西の縁に達した黒点があります。
25日 太陽
月です。コペルニクス、グラビウスがよくわかります、月齢は9.1です。
25日 月
 26日の太陽です。中央近くの黒点が目立っています。北半球高緯度にいくつか並んでいます。
26日 太陽
月です。夕方から雷で、月没近くになってやっと晴れてきました。虹の入り江が目立っています。月齢は10.2です。
26日 月
沈む直前に、観覧車にかかりそうだったので待って写してみました。
26日 月
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2023年09月07日

星の記録 9月7日号 8月末太陽と月

 星の観察記録、続きです。
 27日太陽です。雲の多い日が続いています。全体的のもやもやっとしています。mrだっているのは真ん中付近の黒点群2つです。
27日太陽
月です。南半球シッカルドがドーナッツ型に写っています。月齢は11.2です。
27日月

 28日太陽です。雲が写っています。中央の黒点群が大きくなったように見えます。
28日太陽
 月です。マリウスが嵐の大洋の中で光っています。月齢は12.2です。
28日月

 29日太陽です。今日は雲が少なめ。南半球東側に新しい黒点が見えます。
29日太陽
月です。マリウスがまだ白く光っています。月齢は13.1です。
29日月

 30日太陽です。雲でぼやけていてよくわかりません。西側に移動した黒点が何とか見えます。
30日太陽
月です。たぶん今月最大の月になります。そのため、雲の中を無理して写しています。明日が満月日です。月齢は14.2です。
30日月
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2023年09月08日

星の記録 9月8日号 8月〜9月 太陽と月

 星の記録報告の続きです。
 8月31日太陽です。2つの大きな黒点はだいぶ西側に移動してきました。他に見える黒点は南半球東側に見えます。
31日 太陽
月です。世間ではスーパーブルームーンとかで大騒ぎ(?)です。一つは今年一番大きな月ということ、2つ目は今月2回目の満月ということだそうです。大きさでいえば、2日の満月の方が大きかったし、昨晩の満月でないより満月らしい月の方が大きいといえます。できたら比べて見るといいでしょう。
 ブルームーンというのは、正しくは春分・夏至・秋分・冬至の間に満月が4回あるときにその3回目の満月をいいます。今回でいえば、夏至以後秋分までの満月は7月3日、8月2日、8月31日の3回しかありません(次は9月29日で秋分後)ので、4日以内のでブルームーンは設定できません。閏月の満月のような設定では、国によってブルームーンになったりならなかったりするので、よくないような気がします。月齢は15.2です。
31日 月

 9月になります。1日の太陽です。目立っていた黒点二つは西端に接近しています。しばらくの間みられなくなりそうです。
1日 太陽
月です。反対側から外部かけてきているのがわかります。月齢は16.1です。
1日 月

 この後雲が多かったので2日の太陽は写せていません。月です。雲が薄くなったとはいえ,雲でぼやけています。月齢は17.2です。
2日 月

 3日太陽です。西端に大きい黒点が見えています。真ん中付近に小さな黒点があります。きれいになったように見えます。
3日 太陽
月です。濃い雲も前を通過していてまだら模様になっています。東の空は観測時間が短くなるので雲に邪魔されないのはこれが限界です。西の空にまわるまでは真夜中を過ぎてしまいます。月齢は16.1です。
3日 月
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2023年09月09日

星の記録 9月9日号 4.5日いろいろ

 星の記録報告続きです。
 4日太陽です。雲が多くぼやけています。真ん中付近に黒点ぽいものがありますが、はっきりしません。
4日 太陽
この後雲がでてきたために月は見えませんでした。木星と接近していたようですが、これも見えていません。

 5日太陽です。何とか晴れ間が出ています。真ん中付近に小さな黒点の集団が見えます。
5日 太陽
すばると接近しています。昨日木星と接近していたので近くにいます。いっしょにはいるように写してみました。
5日 月・木星
月の上の雲が色づいているように見えます。彩雲になっているようです。拡大してみました。かなりカラフルです。
5日 彩雲
そのまま月の方に向けて、すばると接近しているようすを写しました。
5日 月・すばる
月の下の雲です。これも彩雲になっています。月の横にすばるが写っています。
5日 月・すばる
木星からすばるまでの全景です。矢印のところに天王星が写っています。
5日 木星・月・すばる・天王星
月の拡大です。晴れの海が半分日没です。月齢は20.2です。
5日 月
すばるです。追尾しないとこれが限界です。
5日 すばる
木星です。ガリレオ衛星は上(東)から順にカリスト、ガニメデ、エウロパ、木星を挟んでイオです。さらに下の方におひつじ座の星が写っています。原寸の木星(露出を落としたもの)を右下につけています。
5日 木星
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2023年09月10日

星の記録 9月10日号 9月上旬 太陽月など

 星の観察記録報告を続けます。
 6日太陽です。雲の合間からの撮影です。濃い雲が残っています。黒点がまっすぐにたくさんつながっているように見えます。
6日 太陽
月です。雲で模様が崩れています。真ん中のクレータはプトレマイオスかな。月齢は21.3です。
6日 月

 7日は雲で観測できていません。8日太陽です。この日も雲が多く撮影は日没ぎりぎりになっています。露出を間違えたのでオーバー気味になっています。連なった久黒点が何とか見えています。
8日 太陽
月です。雲の中の撮影です。クラビウスが半分だけ日が当たっています。月齢は23.2です。
8日 月

 8日太陽です。黒点はさらに東側までつながっているように見えます。西端は縁近くまできています。
9日 太陽
幻日が低い雲の合間から見えていました。左側のものです。横に幻日環が伸びています。隅近くの明るいかたもりも幻日環なのかはっきりしません。
9日 幻日
右側の幻日です。虹模様が上下に伸びています。塔の九輪の横です。
9日 幻日
夜の月は観測できる時間には昇ってきませんでした。月の観察はしばらくお休みになります。
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2023年09月11日

2023年日帰旅(04/20 信達藤) 062 泉南市信達宿 往路レンゲ

 4月の半ば過ぎに天気のいい日があったらいつもの用事で出かけたついでに花を見にいくことにしました。探してみたところ、藤の花が見頃のようです。何ヶ所か見所があります。その中で少し離れていますが、泉南市信達宿の藤を見にいくことにしました。昨年は、花の文化園では花が終わっていて見損ねています。
 出かけ先の近くの田んぼでは、レンゲの花が咲いていました。
レンゲ

 開き始めたもの、実をつけ始めているものとかいろいろ混じっています。
レンゲ

 スズメのテッポウがたくさん混じっています。
レンゲ

 たくさんさいているようすです。
レンゲ

 ハチがやってきていました。ヒメツツハキリバチかな..。あちらこちらと飛び回っています。田んぼは一段低いところにあって降りられず遠くからの観察になったのと中望遠しか持っていなかったので、原図では小さく、トリミングしています。
レンゲ

 レンゲ畑全景です。
レンゲ

 ナナホシテントウもいました。これもトリミングして拡大しています。
ナナホシテントウ


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2023年09月12日

2023年日帰旅(04/20 信達藤) 063 泉南市信達宿 長慶寺

 紀州街道信達宿に向かいます。場所はJR阪和線和泉砂川駅の周辺です。藤の花が見られるのは、梶本さん宅で、大きくなった藤の木を花が咲く季節に数年前から公開しています。駐車場は阪和線沿いにある長慶寺の駐車場を利用できます。経路も指定されていて、泉南ICからだと、出口の交差点を右折して海側に向かい、国道に出たところで右折して進み、5つ目の信号交差点を右折、そのまままっすぐ進んで線路につきあたった所で再び右折、最初の信号の手前右側に駐車場があります。右折が多いのは、町中は狭い道が多く、迂回するためです。
 国道を右折するところから、前に3台ほど車が並んでいます。このまま後について走ります。どの車も脇道に入る気配がありません。全てが藤の見学ではといういやな予感がします。この割合でいけば駐車場が満杯という恐れがでてきます。予感通り3台とも長慶寺駐車場に入りました。3台とも下側の駐車場に入れようと中を走り回っていますが、こちらは満杯に近い状態です。奧にも駐める所があるのがわかっていますから、ここは無視して奥に行きます。こちら側はがらがらでした。
 駐車場から下側です、お寺らしい建物があります。どちらかというと祭礼関係の建物のようです。
泉南市信達宿 長慶寺

 ここからのコースは二通りあります。いったん駐車場入口に戻って、お寺をぐるっとまわるコースと、お寺の中を通りぬけるコースです。通りぬけるとなると、もう少し登り坂が待っています。お寺を通り抜けることにしました・
 坂を上がったところに見えてきたのが多宝塔です。手前の石像は何かな。布袋様?。どういう意味があるのでしょうか。とうせんぼしているようです。
泉南市長慶寺 多宝塔

 シャクヤクの花が咲いていました。
泉南市長慶寺 シャクヤク

 多宝塔の前から正面に三重の塔が見えます。ちょっと逆光がきつかったようです。
泉南市長慶寺 三重塔

 この横にあるのが本堂です。正面にまわって写しています。
泉南市長慶寺 本堂

 ここから左側にも三重の塔が見えます。裳階(もこし)があので六重に見えます。先ほどの三重の塔はこの左側にあります。
泉南市長慶寺 三重塔

 アジサイが咲いていました。でもアジサイにしては葉の形が少し変です。それに、咲いているのはこれだけです。このお寺はアジサイで有名なんだそうです。
泉南市長慶寺 アジサイアナベル

 アジサイアナベル(アメリカノリノキ)に似ていますが、花期には少し早いようです。

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2023年09月13日

2023年日帰旅(04/20 信達藤) 064 泉南市信達宿 長慶寺から真如寺

 長慶寺には,たくさんの建物がありましたが把握しきれていません。今のところはフジの花優先です。お詣りは後回しにして先に進むことにします。
 本堂前から真っ直ぐ伸びる道を進んでいくと階段の下に山門がありました。八脚楼門です。
泉南市長慶寺 山門

 仁王さんがいます。こちらは阿形です。
泉南市長慶寺 仁王像

 山門の先にまだ石段が続きます。少し降りたところから見上げてみたようです。
泉南市長慶寺山門

 石段を降りきったところから長慶寺の入口です。ツツジの花がきれいです。
泉南市長慶寺入口

 道にある案内に従って歩いていきます。すぐにお堂のような建物が見えてきます。市場地蔵堂と呼ばれ子安地蔵尊が祀られています。
泉南市市場地蔵堂

 古くからありそうな建物が見えてきました。紀州街道はもう少し先です。
泉南市古民家

 道路の反対側に真如寺があります。入りづらかったので,山門前からです。奧にさざれ石があると書かれています。それらしきものが見えますが、勝手解釈のさざれ石です。どう見ても細石ではありません。おまけにレキがでかい。
泉南市真如寺

 山門扉脇で咲いていたアマリリスです。
泉南市真如寺アマリリス


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2023年09月14日

2023年日帰旅(04/20 信達藤) 065 泉南市信達宿 紀州街道

 道を歩いていくと、少し広い道と交差します。この道が紀州街道です、熊野街道ともいいます。その交差点に、昔の常夜灯が置かれています。太神宮とか両皇というのは伊勢神宮に関係したものだそうで、おかげ参りと関係して作られたようです。最近まで、実際に使われていたようです。
泉南市信達宿 常夜灯

 フジの花と反対側に少しいったところに、本陣があります。その入口です。長屋門というのが気になります。基本的には勝手口にあたります。お殿様の入口は別のところにあったのでしょうか。
泉南市信達宿 本陣

 引き返して、藤の咲いているところに向かいます。
 街道筋のようすです。ところどころに古い建物が残っています
泉南市信達宿 建物

 民家の先で花が咲いていました。ジャスミンと思っていました。実際は少し違っていました。これはハゴロモジャスミンというようです。香りはわかりませんでした。マスクのせいかな..。コロナということは……ないっ!
泉南市信達宿 ハゴロモジャスミン

 バラの花を咲かせているところがありました。後の木製の灯籠には紀州街道信達宿市場と書かれています。
泉南市信達宿 バラ

 再び由緒のありそうな建物です。
泉南市信達宿 建物

 正面に藤の花が見えてきました。人もたくさんいます。そういえば街道筋を歩いている人もたくさんいました。
泉南市信達宿 藤


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2023年09月15日

2023年日帰旅(04/20 信達藤) 066 泉南市信達宿 梶本家野田藤

 信達宿の藤の木は個人宅のものです。毎年きれいな花をたくさん咲かせるということで花の時期に一般に公開されています。江戸時代に野田の藤として知られていた藤を植えたところ大きく広がったそうです。ここのものは一般的には信達宿の野田藤(しんだちしゅくののだふじ)と呼ばれています。
泉南市信達宿 野田藤

 藤の木は屋敷敷地いっぱいに広がり道脇にもたくさんはみ出して咲いています。
 たくさんの人が見学にやってきていました。
泉南市信達宿 野田藤

 玄関前のフジの花を下から見上げたようすです。
泉南市信達宿 野田藤

 屋敷の中に広い通路があって、その上に藤棚が作られています。通路の上一面に藤の花が咲いているのが見えます。それにしても広い通路です。藤棚のために広げたのか、ほとほと作業場のような所で広かったのか、不思議な通路です。
泉南市信達宿 野田藤

 中庭が見えます。ここにもたくさんの藤の花が咲いています。
泉南市信達宿 野田藤

 中庭入口の上の藤棚です。藤の枝があちらこちらに伸びていっているのがわかります。フジの花がいっぱい咲いています。
泉南市信達宿 野田藤

 入口脇にある藤の木です。幹がかなり太くなっています。ここで見られるフジの花は全てこの幹から広がったものだそうです。枝を伸ばせは大きく広がるのものですね。ガジュマルより広いかも。
泉南市信達宿 野田藤


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記