最近コロナの新規感染者数の変化のようすを見ていても、どうなっているのかわからなくなっています。1月半ば頃までは、日によって変動が激しく全体のようすが見て取れませんでした。最近は、感染者数が激減しているのがわかるようになってきています。
原因がつかみ切れてはいませんが、世の中がコロナ離れしていているようで普通に過ごしてもどうってことはないのだというようになっているように思えてきます。急激な感染者数の減少は、たいしたことはないのだから検査を受けなくなってきたのではということがあるような気がしています。そうなった要因の一つとしては、5類感染症扱いにするという発表があったのありそうです。感染者数の減少の度合いは、第7波の時の減少率とよく似ていますから、普通にこの割合で減少していくものなので、特に考える必要はないのかも知れません。
第7波の減少が普通に起こったものだとすると、第8波はなぜ始まったのかも不思議です。規制の解除があり、GOTOに変わる旅行支援事業が拡大されてといったことが要因のような気がしています。それとも、なにもしなくても、ふつうに増えたり減ったりするものなのでしょうか。
もっと不可解のは、中国での感染者数です。もともと隠蔽体質があるので、実際の状況ははっきりしませんが、いきなりゼロコロナをやめてウィズコロナにしたところで、感染者増大による社会の混乱が起こっていないのが不思議です。流行初期の頃のインドのようすと比べてみると、そこまで悲惨なことになっているようすはうかがえません。インドの報道が過剰だったということでしょうか。何もわかっていない時期だったので、ことさら過大に報道されていたのでしょうか。
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話題がかわります。今年も市の商品券発売がありました。去年はほぼ無制限でしたが、今年は4000円で1万円券の購入となっています。ふだんの買い物に使えますから、改めて消費を喚起するのには全く役に立たないでしょう。券1枚が500円なので小さな商店での買い物には使えません。どう考えても、どこかの政党が大好きはばらまきにしか過ぎません。かといって、支払った住民税から支出されているので、返してもらえるのなら返してもらうのが当然でしょう。
もう一つ、節電キャンペーンというのもあります。節電するとポイントとして還ってくるというものです。先日期日指定の節電要請がありましたが、大寒波のために延期するとのことでした。節電の本気度を見るのなら、やってもよかったのではと思っています。
さらに、代替日の連絡が来ましたが、昼前の3時間だけです。これだとやる意味が全くありません。仕事に出かけていれば、節電に協力はできません。電器の使用時間を前後にずらせば相当量節電したことになります。
といっても節電に協力してつけてくれるポイントも、基準となるkWhの値が、ふだんこの時間帯で使用している電気量よりもはるかに大きな値です。節電したところでポイントはもらえそうにありません。これでメリットがあるのは、ふだん大量に使っている家庭くらいでしょう。要は、ふだんから何も考えずに大量に使ってくれる家庭が基準なのでしょう。
旅行支援策も高級旅館対応だし、ふるさと納税も高額納税者向けです。ガソリン代、電気料金補助にしても大量に使う人が恩恵を被ります。これでいいのでしょうか。