eディフェンスでは建物の耐震実験ができます。地学関係者としては見ておいた方がいい施設の一つですが、コロナ感染症の流行で予約しないと見ることができません。今日は、何時にこれるかはっきりしなかったので申し込んでいません。またの機会に寄ってみようと考えています。
防災公園を航空写真で見ていると、ふしぎな水路が見えました。調べてみると淡河川疎水といって、明治時代にここから北東7kmほどのところにある淡河(おうご)川から水路を引いて、南西側の加古台地に水を供給するために作られたもののようです。
水路がはっきり見えるのは、陸上競技場と球技場の間です。車を駐めたところからは、道路をまたぐ橋を渡って真っ直ぐ行ったところにあります。自転車で向かいます。再び自転車通行禁止と書かれていますが、レンガ色に塗られたところが乗れないようなので、違う色の道をそのまま乗っていきます。少しいったところで、左側広場の向こう側に水路が見えてきました。坂とかがありますから自転車をおいて見にいきました。
水路の東側方向です。こちらから流れてきているはずですが流れははっきりしません。

反対側です。この先は草に埋もれているようです。暗渠になっているのでしょうか。

自転車の所まで戻ってさらに進んで行くと、水路の方位に分岐している道がありました。自転車は通行禁止なので、先回りしてそちらから見に行くことにします。
道を進んで野球場の方に行きます。いったん下り坂になって道路を横断します。野球場を時計回りに入った所に、坂を登る道があります。自転車ではきついので、坂の下に置いて登っていくことにします。
坂を登り切ったころに水路が見えます。左側は下流側になるはずです。右側は斜面になっていて、鉄管が一本通っています。上流側が低くなっているという奇妙な光景です。

水路に沿って進んで、振り返って見たところです。水路の先が急斜面でなくなっているのがわかります。水路にある柵のところから、水が下っていくというのならわかるのですがそうでもないうようです。といっても、水が動いている気配はありません。少なくとも向こう側に流れているのではなさそうです。

水路の反対側です。水路に架かる橋の上から見ています。

横に道がついていてこのままい進んで行くことはできますが、自転車を置いているのでまた戻ってこないといけません。ここで自転車の置いてあるところまで引き返すことにしました。
水路はこの先にはなさそうなので、車の所まで戻ることにします。途中、野球場前の道路を横断するときに、道路をまたぐ橋が見えます。位置から考えると先ほどの水路はこの上を通っているはずです。

水路の水がどこから来るのかについては、次の機会に解説することにします。