
登っていくと、柱状の石が何本か立ったまま埋まっているのがみえました。状況から見るとこれがストーンサークルと呼んでいるもののようです。

ほとんど横につき出したようになっているのもあります。

左のが一番大きかった石です。真ん中のは似ていますが木の幹です。他にもばらけるようにいくつかあります。

見た印象は、柱状節理がばらけたもののようにみえるということです。石の横断面が六角形になるのがこの節理の特徴です。

柱状節理だとすると、一つ確認することがあります。柱状節理は玄武岩にできる事が多いので、岩石種が何かを調べておいた方がいいでしょう。といってもここで石を割るわけには生きません。下の道路に落ちている石で確認することにします。道路上を見た所、黒っぽい石の破片がたくさん落ちています。玄武岩としていいでしょう。
ここから林道に戻る途中、横から流れてくる沢があります。沢底にある石も黒っぽく玄武岩のようです。

看板のあった所まで戻ってきました。白い花をつけた木があります。装飾花がありませんからゴマギと判定しました。

ストンサークルを探している途中でギンランの花を見つけています。気づかなければ踏みつけられてしまいそうなところでした。盗掘される恐れがあるので、途中のどこだったのかは秘密にします。

ストーンサークルへの看板を確認してみると、うっすらとですがペンで100mと書かれていました。誰かが、読めなくなったものを手持ちのペンで書き足してくれていたのでしょう。よく見てから行くのでした。