
山内小屋跡とクリンソウです。ここのものは比較的日のあたる所で咲いていました。

学習館の建物の前まで来ました。大きな石のようなかたまりが置かれています。炉の中で大きくなりすぎて炉を壊してしまった鉄のかたまりだそうです。温度が上がらず鉄になり損ねたというのは、砂鉄が鉄に還元されなかったということなのでしょうか。

遺跡内のどこに何があったのか書かれた地図があったので見ていると鉄池というのがありました。溶けた鉄を流しだして冷ました池のように思われます。行ってみることにしました。それらしき場所にあったのは、鉄池と書かれた標柱だけでした。これだけではわかりませんね。

ここからみた、学習館方向です。勘定場や倉庫跡が間にあります。

もう一つ気になるのは鉄穴流しをした場所です。道沿いに天児屋川が流れています。このあたりが候補にそのなりそうです。さかのぼって探してみます。
途中の山側です。大きなタニウツギの木があって花が咲いています。その向こうにも遺跡の平坦地がみえ、クリンソウが咲いているのがわかります。

タニウツギの花の拡大です。

橋があったのでそこからか川を見ました。ここには、鉄穴流し跡はなさそうです。上流側にもそれらしきものはありませんでした。

引き返して、再び学習館前まで戻ってきました。正面、道路から遺跡側のクリンソウです。

影になる所で、持ってきた昼食を食べていると、目の前の石垣にニホントガゲが這い出してきました。

このあたりをしばらく動き回った後、石の隙間に入っていきました。
