2022年09月16日

2022年日帰旅(05/25九輪草)083 宍粟市ちくさ高原 イベント広場

 「恵比須」「布袋」「大黒天」といった群生地めぐり第1弾は終了です。第2弾の群生地めぐりはここから少し離れています。しばらくは林の中を歩いて行くことになります。この間もクリンソウはところどころで咲いていますから、見ながらということになります。
 杉の木の根元で咲いていたクリンソウです・
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 これも遊歩道沿いのクリンソウです。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 真上から写したクリンソウです。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 広い舗装された道路に出ました。ここから右前方にクリンソウが群生しているのがみえています。「寿老人」になります。こちらに向かわず、順路に従って左側へ進んで行きます。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 道の左側に幅の広い溝があります。その底にもクリンソウがたくさんさいています。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 斜面に生えていたケヤキの葉です。虫コブのようなものがたくさんついています。
宍粟市ちくさ高原 ケヤキ

 右側に大きなイベント広場があります。順路はこのイベント広場に入っていくようになっています。
 広場脇の一段低くなった所にクリンソウが咲いています。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 広場からみえる山です。一番高く見える所の横の山頂が平坦な山がダルガ峰(なる)です。「なる」平らな所という意味で、大山の「鏡ヶ成」「一向ヶ平」、別子銅山の「東平」等に使われています。
宍粟市ちくさ高原 ダルガ峰


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2022年09月17日

2022年日帰旅(05/25九輪草)084 宍粟市ちくさ高原 弁財天

 道はイベント広場から、林の中に入っていきます。林の中にはえぐり取ったような凹地が、いくつかつながりながら続いています。凹地の底ではクリンソウが群生しているのがみえます。最初に見た案内図からすると「弁財天」になりそうですが、立て札はありませんでした。
 ここでは、高い所から凹地の底にあるクリンソウの観察になります。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 別の大きな凹地です。クリンソウがいっぱい咲いているのがみえます。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 木に白い花がついています。遠目でヤブデマリと判定していたのですが、拡大して見ると花のつきかたが少し違っているようにもみえます。足元にはクリンソウがたくさんさいています。
宍粟市ちくさ高原 ヤブデマリ

 これも凹地の底のクリンソウです。倒木のようなものがたくさんあります。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 遊歩道沿いで新しく伸び始めた木です。大きく裂けていない所を見ると、ウリハダカエデかな。
宍粟市ちくさ高原 ウリハダカエデ

 アセビです。花は終わったようです。まだ小さいから咲かなかったかな。新しい葉がでています。
宍粟市ちくさ高原 アセビ

 道はだんだん、低い所に降りていきます。だいぶ横から眺められるようになってきました。この付近も倒木がたくさんあります。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 道沿いで咲いていたムラサキサギゴケです。
宍粟市ちくさ高原 ムラサキサギゴケ


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2022年09月18日

台風接近

 台風が接近しています。午後7時頃に鹿児島市付近に上陸した後、日本列島を縦断するような形で進むと予報されています。上陸時の中心気圧は935hPaで2000年以後では最低だそうです。まだ動きはゆっくりしていて、明日の朝でもまだ福岡市付近にいるそうです。その後は東北東に向きを変え徐々に速度をあげていくようです。大阪に最接近するのは明日の真夜中になるようです。
 台風が北側を通れば南→西→北へと風向きが変わります。危険半円に入るので大阪では風がより強くなります。我が家では、東側の建物の影響で東風はそれほど強くなりません。それでも風が吹き抜ける大きな音が聞こえてきます。明後日になってからの風に要注意でしょう。南南西ないし西の風は逆に建物の影響で風が強くなるのでさらに注意が必要です。
 数日前から台風接近の影響で南東の風が強くなってきています。東側の窓を閉めていると、風は西側から北側に抜けまず。反対側に抜けそうなのですがどうしてなのでしょう。西日が差し込んでいると、日差しで暖められた空気が室内に入りこんで暑くなります。しかたがないので、東側の戸を開け、北側の窓を閉めて風が東から西に抜けるようにしてやり過ごしました。
 今のところ台風対策はしていません。風が西寄りに変わるまでは大丈夫だと思っています。でもその前にはしておいて方がいいでしょう。風で飛びそうなものは取り込んでおくとか、風向きを見ながら建物の陰になる位置に置き場所を変えようとか考えています。これから、雨の区域がかかってきそうです。近畿地方にも線状降水帯ができ層という報道もありました。雨が降ると、濡れながらになるので片付けるのちょっとつらそうです。となると室内に取り込むしかないのかな。明日の朝、早い時間には決断しないといけないでしょう。
 気象庁の予報を見ていると、まだまだ勢力を保ったまま通過していくように書かれています。今までの台風以上に注意がいりそうです。18年21号台風クラスまでいくのかな。
 鉄道とかの計画運休がいわれています。コンビニも休みにする所も出始めていているようです。いつもは月曜は買い物の日です。行きつけの店は開いているのでしょうか。夕方に行くことにしているのですが、早めにいった方がいいのでしょうか。ちょっと悩みます。
posted by ヨッシン at 00:00| 日記

2022年09月19日

台風通過中

 台風が通過中です。昨日から報道は台風(と英女王の国葬)の話題でいっぱいです。でも何で東京で大雨が降っていますというのを流すのだろう。国内でもっと降っているところがあるような気がするのですが。
 昨日からあまり進んでいません。それでも最接近は過ぎたようです。これから風が弱まってくるのかな。でも、西風になるからビル風の影響を受けそうです。
 昨晩の真夜中ごろには風の音が聞こえていました。朝起きてみるとそれほどおおきな音がしていません。アメダスのデータを見ると真夜中過ぎあたりが一番風が強かったようです。九州に長居しすぎが原因で、上陸時に比べて勢力は普通になっています。その影響で風が弱まったように思えます。並の台風が九州にいるときは大阪ではそれほど風は強くなりません。逆に九州が大変なことになっていそうです。あまり情報は見当たりません。ちょっと心配です。コンビニとか大手スーパーとか休業するという情報は見かけます。
 念のために台風対策はしました。といってもいい加減です。風当たりの強そうなところにおいてある鉢類を今後の風を予想して建物の陰になるところに移動させたのと、窓の外につけているすだれを外しました。骨組みは残していますが、最設置の必要がなければ、撤去になるのでしょう。グリーンカーテンはそのままです。これは完全におしまいにする以外はどうしようもありません。
 3時頃、暴風圏に入るかなというときに、一時的に風が強くなりましたが、今は弱くなっています。結局それほど風は強くならなかったようです。雨は、普通に降っています。降ったりやんだりです。
 23時現在では、台風の形はひまわり。レーダーともはっきりしなくなって、中心の位置も見ただけではわかりません。全体的に雲や雨域が細長くなっているので温帯低気圧になりかかっているようにも見えます。これから徐々に移動速度をあげていくようです。明日の朝には三陸から太平洋に抜けるようです、

 ところで昨日から気になりだしたことがあります。台風の可航半円危険半円のことです。基本的に風の強さは気圧傾度力に依存するので、台風の中心がどちらに向かって動いているのかは関係がないような気がしてきました。危険半円では、風が台風の中心に向かって吹くものの、中心の移動が速ければ追っつかないこともありうるのではと思い始めています。結局、どちら側でも風の強さが変わらないのではということです。
 今日の台風の実況をみると危険半円側の暴風半径が小さいようです。その分風が強くないと見ていいでしょう。たとえば23時の実況です。台風の進行方向速さは東北東35km/hで、暴風半径は北側が280kmで南側が220kmです。危険半円は南南東側ですから、危険半円側の方が暴風半径が狭くなっています。
 台風は太平洋高気圧の縁を回り込むように進んでくるので、どうしても太平洋高気圧側が気圧差が大きくなります。その分風が強くなると考えるのはいけないのでしょうか。太平洋高気圧は進行右側にあります。よくわかりません。



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2022年09月20日

2022年日帰旅(05/25九輪草)085 宍粟市ちくさ高原 天狗沼

 群生地「弁財天」あたりを歩いています。実際の所どこにいるのかもわかっていません。案内図もありませんから完全に行き当たりばったりです。GPSロガーがあれば後で場所だけでも確認ができたはずです。出発時に取り付けた場所から落ちてからは、きれいに忘れていました。
 クリンソウの花はところどころで様相を変えながら咲いていますので、見飽きません。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 個々の凹地は細長くつながって溝状になっています。その底にクリンソウの咲いているがずっと向こうまで咲いているのがみえます。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 落ちてきた枝の間で咲いているクリンソウです。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 少しまばらに咲いている所で拡大写真です。1段目と2段目が咲いている所です。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 クリンソウが集まっている所と、集まっていない所があります。集まっていない所で見られるのは濃い緑色のスゲ類と黄緑色で明るい色をしているシダ類です。シダやスゲは種類が多く見ただけでは種類まではわかりません。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 天狗沼と書かれている所にでました。だいぶ行きすぎているようです。まだ見ていない「七福神」はどこにいったのでしょう。
 向こうの方にクリンソウが群生している所がみえます。その手前側にシダやスゲ類が密集しているようです。ここは大きく水がたまっているとこのようです。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 木が生えている向こう側に道路がみえています。群生地「大黒天」を通りぬけた後、渡った道路です。道脇にみえていた群生地「寿老人」の所は通り過ぎているようです。引き返すように続く道の方へ進んで行くことにします。
 途中道の方に倒れていた木に生えていたキノコです。キノコ類も種類はよくわかっていません。
宍粟市ちくさ高原 キノコ


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2022年09月21日

2022年日帰旅(05/25九輪草)086 宍粟市ちくさ高原 寿老人

 群生地「寿老人」は舗装路に沿って向こうの方まで続いているのがみえます。もう一つ、山の方に向かって凹地が続きこちら側にもクリンソウが咲いているのがみえます。イベント広場からの遊歩道は直接「寿老人」に抜けるように書かれています。どこかで見落としたようです。間に群生地「福禄寿」がありますから、こちらを先に様子を見に行くことにします
 山の中に入った所のクリンソウの群生です。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 クリンソウをやや斜め上から。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 奇妙な形に凹地が続いています。土砂を採取した跡のようです。底の方でクリンソウが咲いています。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 「寿老人」の標札がある所のクリンソウです。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 ヤブデマリの花とその下で咲いているクリンソウです。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ ヤブデマリ

 この後、「福禄寿」と「弁財天」の標札がほとんど並ぶように置かれていました。3種類の標札がすぐ近くにあるので、どれがどれなのかがわかりません。とりあえずは、一番奧のものがものが弁財天なのでしょう。境界は不明なままです。
 「弁財天」側です。マウンドのように盛り上がった所があります。上に大きな石が乗っています。真紗を採取した後、混ざっていた岩のかたまりを積み上げたようにみえます。周辺の低い所ではクリンソウが群生して咲いています。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 この少し奧で遊歩道は斜面を登っていきます。歩いていた道に出そうです。同じ所を歩いても意味が無いので、こからは引き返すことします。
 小山がみえます。これも山を削り残してできたもののようにみえます。クリンソウが咲いている所は、水の流れを利用して真紗を流した跡のようです。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ


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2022年09月22日

2022年日帰旅(05/25九輪草)087 宍粟市ちくさ高原 周回終わり

 舗装道路の近くまで戻ってきました。いったん舗装道路に上がり、「布袋」からでてきた所まで戻り道路から花のようすをみることにします。その後は道路から駐車した所まで戻るのが順路のようですが、天狗沼まで戻ってそこから林の中の遊歩道を駐車場近くまで戻ることにします。
 群生地「寿老人」には展望デッキのようなものか設置されています。その脇から見た寿老人のクリンソウ群生のようすです。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 道路からは、白い花をつけた木がたくさん見えます。ヤブデマリと思っていました。似たような花はたくさんあるようです。木の向こう側でクリンソウが咲いているのがみえます。
宍粟市ちくさ高原 ヤブデマリ

 手前側では比較的木が少なくなっています。その付近の湿地のようすです。奧の方でクリンソウが群生して咲いています。
宍粟市ちくさ高原 クリンソウ

 布袋からの合流点近くまで来たので天狗沼まで引き返します。
 ここから先の林床にも数は少なくなっていますが、クリンソウの花を見ることができます。途中で川を越える所があって、たまった土砂の断面がみえていました。繰り返し大量の泥水が流れてきて少しずつ埋め立てられていったようにみえます。
宍粟市ちくさ高原 土壌断面

 川のようすを見ながら歩いていると、すぐに道路に出ました。道路を下って、県道との分岐まで戻ったら俳句の小路の方に戻っていきました。すぐにフジの花が咲いていた所に到着です。こちら側からだとすぐ近くで見ることができます。
宍粟市ちくさ高原 フジ

 ちくさ湿原入口の橋を渡って車を駐めた所に戻ります。ムラサキサギゴケがたくさん咲いている所がありました。
宍粟市ちくさ高原 ムラサキサギゴケ

 ここからは県道を山の方に進めていき、西粟倉村に抜けることにします。ちくさスキー場近くでは採石のためなのか削ったできた崖があります。真砂土が見えていますが、核になる岩もかなり含まれているようです。でてきた岩が積み上げられている所もあります。
宍粟市ちくさ高原 真砂土


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2022年09月23日

2022年日帰旅(05/25九輪草)088 西粟倉村 ダルガ峰自然歩道

 ちくさ高原をでたのは2時過ぎです。もっと時間がかかると思っていました。一部のルートが通行止めになっていた影響もあってか、意外と早く見終わりました。これだと、もう一つ予定していたストーンサークルは余裕でいけそうです。
 目的地は、ちくさ高原からみえていたダルガ峰の向こう側になります。峠を越えて西粟倉村に入り、少し進んだ所からダルガ峰林道を進んで行った所にあります。入口はには目立つ看板があります。ここの前が少し広くなっているので、車を駐めて見に行きました。
西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 看板の所から広い道が続いています、地理院地図では中国自然歩道となっています。目的の場所がどこにあるかはっきりしないので斜面の中を注意しながら歩いて行きます。歩き始めたとたん、脇見しているのもあって、砂利で滑ってこけてしまいました。要注意です。
 道沿いには大きなシダがいっぱい生えています。クサソテツかな。
西粟倉村 ダルガ峰自然歩道 クサソテツ

 肝心のものを見つけられないままどんどん降りています。斜面に露出している石は要チェックです。ほとんどのものは単独の石柱ではなく岩盤にみえます。この付近は真砂土のはずなので、岩盤があること自体が奇妙なのですが気がついていませんでした。
 林の上の方に、岩盤がいくつか露出しています。
西粟倉村 ダルガ峰自然歩道 岩盤

 ここまできてしまうと、いきすぎであろうという所まできています。道がだんだん荒れてきます。いくつかのミツマタの群落は通りぬけたのですが、完全に藪状態になってきたので引き返すことにしました。だいぶ降りすぎたので、登っていくのは大変です。前回は大茅スキー場から登ることも考えたのですがやめて正解でした。
西粟倉村 ダルガ峰自然歩道 ミツマタ群落

 戻っていく時も、変わった形の石がないか見ながら戻ります。薄暗いのと遠いのとではっきりとわかりませんが、岩が露出しているのは何となくわかります。
西粟倉村 ダルガ峰自然歩道 岩盤

 もちろん注意するのは、柱状の石です。これなんかは柱状にみえますが、束になって埋まっているようです。もちろんストーンサークルではなく岩盤でしょう。
 これなんかも、岩盤の岩が柱状になっているように見えます。
西粟倉村 ダルガ峰自然歩道 岩盤

 帰ってから写真を確認していると、この岩盤の少し手前側に少しばらけたような柱状の石が斜面に埋まっているようにみえます。最初に載せた写真も見直してみると同じ石の配列が違う方向からみえているようです。同じ所を写していたのでしょう。
西粟倉村 ダルガ峰自然歩道 岩盤


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2022年09月24日

地震がありました

 今朝というか夜中に地震がありました。一時期集中して起こっていたこともありましたが、しばらくは揺れていませんでした。久々の地震です。といっても、多い地域ではもっと揺れているところもあります。
 ゆっくりと規則的に1分ほど揺れていたいようです。いろいろなものが音を立てたりというのがなかったので、半分夢かなと思っていました。感覚的には震源まではちょっと遠めかなというところでした。調べなおしてみると実際に地震があったようです。揺れ始める前に目が覚めたようなので、初期微動も感じていたのかも。震度は2くらいだったようです。
 震央は、兵庫県南東部となっています。気象庁の震央表示では宝塚と有馬温泉のちょうど真ん中くらいになっています。このあたりは、有馬高槻構造線が通っています。走向は東北東で傾斜はほぼ垂直の右横ずれ断層です。
 防災研のFネット、Hネットのメカニズム解を見ると、東南東−西北西の圧縮軸をもつ横ずれ断層になっていて、有馬高槻構造線の動きと調和的です。この断層に関係した地震なのかも。18年の大阪府北部地震は関連の断層がはっきりしていません。阪神大震災は六甲断層系だったので別の断層ということになります。でも、一つが動くと他のところに歪みがたまるので完全に関係ないとは言い切れないでしょう。

 今回の地震の震度分布を見て奇妙に思うのは震央の東側では震度の大きなところが目立つのに対して、西側では、震度が1以下のところがほとんどだということです。東側で見れば、震度2の範囲は京都市まで、震度1の範囲も大阪府下で広範囲に見られ遠くは名古屋市までひろがっています。
 この原因とし考えられるのは、断層の西側でずれ始め、ずれの場所が段々東側に広がっていったということです。ずれ始めた場所からやってきた地震波とずれ終わったところからやってきた地震波の到着時刻の差は、東側の方が短くなりその分地震のエネルギーが集中するために震度が大きくなると考えられます。
 ところが、どれくらい影響があるのかなと考えたらこんなにも差がでないような気もします。地震のマグニチュードは4.0となっていますから、ずれた断層の大きさは1kmほどです。この間をS波が伝わるのに1/3秒ほどです。それほど差がでるのでしょうか。ずれが広がっていく速さがS波速度に近ければ、エネルギーが短時間に集中しそうな気もします。このあたりはどうなんでしょう。
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2022年09月25日

2022年日帰旅(05/25九輪草)089 西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 林道の車を止めたところの近くまで戻ってきています。見つけ損なったようにみえてきました。ダメかなと思いかけた所で、道の山側に柱状の石が何本か積み上げてある所がありました。その脇を見ると、人が登ったような跡も見えます。この上になにかありそうです。確認のために登ってみることにしました。
西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 登っていくと、柱状の石が何本か立ったまま埋まっているのがみえました。状況から見るとこれがストーンサークルと呼んでいるもののようです。
西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 ほとんど横につき出したようになっているのもあります。
西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 左のが一番大きかった石です。真ん中のは似ていますが木の幹です。他にもばらけるようにいくつかあります。
西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 見た印象は、柱状節理がばらけたもののようにみえるということです。石の横断面が六角形になるのがこの節理の特徴です。
西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 柱状節理だとすると、一つ確認することがあります。柱状節理は玄武岩にできる事が多いので、岩石種が何かを調べておいた方がいいでしょう。といってもここで石を割るわけには生きません。下の道路に落ちている石で確認することにします。道路上を見た所、黒っぽい石の破片がたくさん落ちています。玄武岩としていいでしょう。
 ここから林道に戻る途中、横から流れてくる沢があります。沢底にある石も黒っぽく玄武岩のようです。
西粟倉村 ダルガ峰玄武岩

 看板のあった所まで戻ってきました。白い花をつけた木があります。装飾花がありませんからゴマギと判定しました。
西粟倉村 ダルガ峰ゴマギ

 ストンサークルを探している途中でギンランの花を見つけています。気づかなければ踏みつけられてしまいそうなところでした。盗掘される恐れがあるので、途中のどこだったのかは秘密にします。
西粟倉村 ダルガ峰ギンラン

 ストーンサークルへの看板を確認してみると、うっすらとですがペンで100mと書かれていました。誰かが、読めなくなったものを手持ちのペンで書き足してくれていたのでしょう。よく見てから行くのでした。

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2022年09月26日

2022年日帰旅(05/25九輪草)090 西粟倉村 ダルガ峰林道

 ストーンサークルを見終わった後は、このまま林道を降りていって西粟倉村の道の駅に抜けることにします。サークルを見つけるのにかなり行き過ぎていたため、1時間ほどロスしてしまいました。少し余裕があったのに帰りのことを考えないといけない時間になっています。
 雷の音も鳴り始めています。まだ遠くなのでだいじょうぶでしょう。ダルガ峰の方向でも雲が湧いています。これも遠いので大丈夫です。
西粟倉村 ダルガ峰林道 雲

 林道を少し下った所に、トイレがあります。ここからの景色です。
西粟倉村 ダルガ峰林道景色

 さらに下っていった所に白雲の滝があります。行き過ぎた所で道が広くなっているのでここに車を駐めて見にいきます。ここから先の林道です。それなりに立派です。霧のようなものがでているようです。少し霞んでいます。
西粟倉村 ダルガ峰林道

 白雲の滝です。道路脇にあります。花こう岩の岩盤にできています。高さは3mくらいかな。
西粟倉村 ダルガ峰林道白雲の滝

 滝壺です。水の流れはこの先で道路をくぐります。
西粟倉村 ダルガ峰林道白雲の滝

 林道をまっすぐ降り、国道に出たら右に曲がり道の駅に向かいます。駐車場の向かい側に果物屋さんがあります。もう店じまいを始めています。のぞいたついでに甘夏を買いました。
 道の駅は川側から入って行くことにします。相変わらずたくさんのかざぐるまがあります。通りぬけたさきでノースポールのような花がたくさんさいています。
西粟倉村道の駅 花

 ここにやってきた蝶です。ヒメウラナミジャノメと判定しました。
西粟倉村道の駅 ヒメウラナミジャノメ

 ここにやってきた目的は、川原に出ている黒い石とダルガ峰で見た玄武岩は同じものが知りたくなったこともあります。川原に下りられず遠くからしか見られないので判定はできませんでした。
西粟倉村道の駅 岩石

 小腹に入りそうなものを買おうと思って入ろうとしたのですが、もう閉店でした。コロナで早くなっているのかな。

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2022年09月27日

2022年日帰旅(05/25九輪草)091 佐用町 道の駅ひらふく

 西粟倉村の道の駅で何も入手できなかったので、佐用町の道の駅に寄っていくことにしました。西粟倉村同様閉店している可能性はありますが、行くだけ行ってみることにします。
 すぐ前に鳥取道西粟倉ICがあります。ここから入って佐用JCTの手前の佐用平福ICで降りて国道を佐用町の方にすこしいけば到着することができます。佐用平福ICからは中国道の方にいけませんから、そのまま国道を進んで佐用ICから中国道に入ることになります。
 道の駅に到着です。ICを降りてからだいぶ走ったようです。残念なことにここも閉まっています。定休日でした。周囲に興味深いものがありますので見ていくことにしました。
 北隣に子授け子育て地蔵尊と書かれた看板があります。お寺の名前は正覚寺です。山門を入って右側が本堂かな。それにしては賽銭箱とかがありません。庇の唐破風が立派です。
佐用町平福 正覚寺

 左側に屋根に隠れるように地蔵さんがいます。台座だけがみえています。
佐用町平福 正覚寺地蔵尊

 下からのぞいた所です。小さなものもみんな地蔵さんかな。
佐用町平福 正覚寺地蔵尊

 地蔵堂前の花です。キリシマツツジみたいですが、花が八重になっています。
佐用町平福 正覚寺キリシマツツジ

 正覚寺の山門です。鐘楼門になっています。入る時には逆光が強くきれいに写りませんでした。これでもまだカメラレンズが光っています。
佐用町平福 正覚寺山門

 南隣には利神城跡展望台という看板があります。城跡でもあるのかなということでいってみようと思いました。
佐用町平福 利神城跡展望台

 階段のようなものは見えるのですが入口がわかりません。説明板があったので読んでみると、ここから向かい側の山の頂上に利神城趾が見えるということでした。利神城跡がみえる展望台という意味でした。
 看板の所からも山の上に砦のような形をした利神城跡がみえます。
佐用町平福 利神城跡


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2022年09月28日

2022年日帰旅(05/25九輪草)092 佐用町 利神城跡展望台

 展望台に行くには国道に出て少し進んだ所に、平福陣屋門というのがあってそこから上がっていくようです。
 利神城が廃城になってからは平福は代官所支配下に置かれます。陣屋門は代官所の場所に作られたものだそうです。となると、展望台というのは代官所跡地ということになるのでしょうか。
 陣屋門も少し高い所にあります。下から見上げてみたようすです。
佐用町 平福陣屋門

 正面からです。といってもすぐ後は崖になっていますからこれ以上離れて写すことはできません。
佐用町 平福陣屋門

 展望台からです。利神城跡の麓には、南石塁跡というのが残されています・薄緑色のシートに挟まれた所に石垣がみえています。利神城登り口の防護のために作られたものでしょう。
佐用町 利神城跡

 利神城跡全景です。山頂に天守跡、南石塁は薄緑色のシートが目印になります。御殿跡というのもあります。場所がはっきりしないのですが、茶色の屋根の建物の向こう側のようです。
佐用町 利神城跡

 展望台からみえる、智頭急行平福駅です。祝国指定史跡利神城跡と書かれた垂れ幕があります。
佐用町 平福駅

 展望台広場で咲いていた花です。スイカズラのようです。花の色が白から黄色に変わっていきます。
佐用町 利神城跡展望台スイカズラ

 ノイバラです。
佐用町 利神城跡展望台ノイバラ

 ハゼノキです。小さな花です。
佐用町 利神城跡展望台ハゼノキ

 振り返ると、陣屋門がみえています。こちら側だと門を内側から見ていることになります。
佐用町 平福陣屋門


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2022年09月29日

2022年日帰旅(05/25九輪草)093 佐用町 平福本陣跡

 道の駅に着いてから気になっているものがもう一つあります。道路を隔てた向こうの方に大きな提灯がみえています。どういうものなのでしょうか。
 道路を渡って振り返って見ると、陣屋門がみえます。写してみましたが。低い太陽からの光がレンズにあたってハレーションをおこしています。
佐用町 平福陣屋門

 道路脇にいっぱい花が咲いています。赤いのはムシトリナデシコとわかりましたが、青いのがわかりません。よく見かけているような気がします。
佐用町 平福ムシトリナデシコ

 本陣名残の松だそうです。本陣の中にあったと書かれています。立派な塀の外側にあるようにみえます。本陣はもっと大きかったのでしょうか。
佐用町 平福本陣名残の松

 本陣と思われる場所への入口です。小さな門なので木戸口になるのかな。
佐用町 平福本陣

 本陣内部のようすです。四角く区切られている所は本陣の建物があった場所なのでしょうか。
佐用町 平福本陣

 唯一見られる建物です。しめ縄がある所を見ると社なのかな。屋根の形は神社っぽくありません。
佐用町 平福本陣

 肝心の提灯です。本陣跡地となっている場所の角にあります。星の宿花の平福と書かれている以外は何の情報もありませんでした。
佐用町 平福本陣提灯

 こちらが、本陣の正面入口になります。
佐用町 平福本陣


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2022年09月30日

2022年日帰旅(05/25九輪草)094 佐用町平福から帰阪

 平福は鳥取池田藩によって参勤交代のための本陣が作られたところです。その後本陣を中心に宿場町へと発展してきたそうです。現在もその名残の建物が随所に見られるようです。他にも宮本武蔵発決闘の場とかもあり、見どころはありそうです。もう遅くなっていて帰る事を考え始めています。またの機会ということで、本陣周辺をすこしだけみてから帰ることにしました。
 本陣前の平野屋です。紺屋だそうです。二階のなまこ壁は建物ごとに特徴があるそうです。袖卯建も漆喰で塗りかためられています。
佐用町平福 平野屋

 本陣隣の金毘羅神社です。中には入っていません。
佐用町平福 金毘羅神社

 平福の見学はここまでにして。この後は佐用ICまで車で走って、そこから中国道から帰ってきます。揖保川PA付近にも山崎断層が通っています。確認のために寄っています。
 PAから大阪方向です。断層は少し山側にあり、日影になっている山とその向こうの山の間を通っています。
揖保川PA山崎断層

 山側です。ソーラーパネルの台地がありその向こう側を断層が通っています。台地の左側の谷は、台地の向こうで断層によって左に折れ曲がっています。
揖保川PA山崎断層

 安富PAです。大阪側のケルンコルはこちら側からでもはっきりとみえません。本線上からでないと無理なのかな。
安富PA山崎断層

 暗くなるまでに帰ってくることができました。車内の荷物を片付けていると、床に落ちたGPSロガーは衛星を探知して記録待ち状態になっていました。出発直後にはまだ衛星をとらえていなかったので、記録開始にはしていませんでした。パソコンに記録を引き出して見ると、古い記録が大量に出てきた後に、駐車場で停止している時のデータが混じっていました。おそらくエンジンのオンオフをした時に記録されたのでしょう。
 とりあえず置き場所を何とか考える必要があります。以前は、紙コップの底に小さな穴を開けてここに給電用USBケーブルを通して、コップの中でロガーと接続していました。もちろん紙コップはカップホルダーに入れていました。
 この日の歩数は17600歩でした。これだけ歩いたのは、久々なのでかなり足にきています。

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記