2022年07月01日

UFOにみえないんだけど5

 今日は1日なのでいつもなら別の記事を書いていますが、昨日まで書いた記事を完結させた方がいいだろうということで、続けます。

 研究所が25日に研究成果を発表するに先立って、福島テレビのニュースに出演しています。この時のようすは、ユーチューブにアップされています。
福島ニュース [福テレ]あの光の正体は!?国内唯一『UFO研究所』開所から一年 初代所長の研究成果報告(22/06/24 19:55)
https://www.youtube.com/watch?v=kvFS-3Xxswg
 開始1分55秒くらいから、2019年に小名浜にある福島テレビの情報カメラで撮影した未確認飛行物体の映像と、それについての解説がなされています。これが撮影されたときの放送はこちらにあります。
 FNNプライムオンライン 2019/12/13 UFO? 夜空を超高速移動する光る物体をカメラが捉えた。
https://www.youtube.com/watch?v=2rbyUj5ulSk

 ユーチューブ(ウェブサイトの映像も含めて)はあまりみないので、映像を制御してみる方法がわからないので映像の分析はできません。発言としてページに記載されていることに照らし合わせて感想を述べます。研究所所長の発言の記録では次のようになっています。()の部分ははっきりと聞き取れますから追加しています。 
「こういった夜のUFO映像っていうのは、得てして『レンズゴースト』(実在しない)言ってみれば幻影みたいなものがケースが多いんですが、この場合は明らかに存在してるんですね。これはね、速さからいっても非常に貴重な映像だと思いますね」
 一番気になるのは。レンズゴースト(一般的には単にゴーストといいますから以後ゴーストと書きます)が、「実在しない」という一言です。確かにその場所にはありませんが、実体はカメラレンズに光を送り込める位置にあります。一般的には虚像といいます。幻影といういい方をしてしまえば、何もないところから作り出されたということになってしまいます。
 こんな発言をしていることから、ゴーストが何なのか理解できていないのではないかと思ってしまいます。もちろん、前回解説していたところの発言部分でも同じです。
 映像を見て考えないといけないのは、映像中に強烈なゴーストが写り込んでいることです。月の下に見える緑がかった光の塊がそれです。月の光がレンズに入りこんだことで発生したものです。
このようなゴーストが発生しているということは、他のタイプのゴーストも発生する可能性が非常に大きいことに注意しないといけません。このようなはっきりとしたゴーストはいいのですが、号すとがどうか見分けのつかないものがたまにあるので苦労しています。
 もう一つ注目して欲しいのは、映像内で月が動くと、それに合わせて反対向きにゴーストが動いていることです。このように、レンズに入りこむ光源の動きに合わせてゴーストが動くことは当たり前に起こります。光源が高速で動けば、ゴーストも高速で動きます。動きが速いからといって、ゴーストではないとする理由にはなりません。
 映像を解析したいのですが、ユーチューブというのがネックになっています。
 明滅しているということについては一つわかることがあります。スロー再生の画像を見る限りでは、背景が暗いところではっきりと見え、明るいところでは見えなくなっているのがわかります。雲のあるところでも見えていますから、少なくとも何かの物体があるとしたら、雲よりも近いところにあるといえます。この点から、流れ星説は否定できます。
 ゴーストなのか、何かの物体があるのかといった見分け方としては、明るさの変化のしかたがあげられるでしょう。物体がある場合は、物体の場所の明るさは変化しません。明るい背景を通過する時は暗く見えることもあります。ゴーストの場合は背景との明るさの合計になりますから明るいところではほんの少しだけ明るくなり背景より暗くなることはありません。
 出現の時のようすを見ると、ぼやっと広がったものが次第にピントが合うようにシャープになっていくように見えます。物体があるのなら急速に距離が変わることはないので、このようなことは起こりえません。それほどゴーストに注目してみているわけではありませんので何ともいえませんが、映像の月のゴーストはできる場所によって鮮明度が違うように思えます。この動く物体はゴーストと見ていいような気がします。サーチライトの光だとすると雲のないところで、はっきりと見えているので否定できます。
 ちなみにNNの映像で、UFOふれあい館館長は、「流れ星はね、やはり上から下とか、こういう動きはしませんよね」といっています。この時期(12月13日)は、ふたご座流星群出現時期にあたっています。もし見えたとしたら、この時のふたご座の位置から外側に広がるように流れるので、謎の物体のように流れかたをします。経路と方向だけでは流れ星の可能性は否定できません。

 ところで昨日あげた「よろず〜ニュース」には以下のようなことも書かれています。()内は補足のため加えています
−−以下引用−−
千貫森山頂で撮影された円盤形の物体が「アゲハチョウではないか」という指摘もあり、話題になったことを受け、三上氏(研究所所長)は「千貫森山頂で撮影された円盤型については、アゲハチョウの可能性も指摘されているが、現地の人がこういう情報を集めていることも評価したい。
UFOが身近にあるスポットとして、福島市が世界的に知られるきっかけになってほしい」と補足した。
−−引用終わり−−
聞き手として知りたいのは、アゲハチョウかどうかということのはずです。どう考えているのでしょうか。ニュースサイトの読者コメントにも、アゲハ説はいくつかあげられています。多数の人がこのように思うのなら、分析中にも検討の対象として上がったはずです。ここで、明確な説明がなされていて当然だと思います。

 5回にわたって書いてきたけれども、結局は月刊誌の宣伝と町おこしの騒ぎに巻き込まれたような印象を受けます。あやふやな情報で判断しないためにも、正確な分析とその説明は必要かなとは思います。今回の騒ぎも解析を整理して、本家の方でまとめておくのもいいかなと思っています。
 解答をはぐらかしているのは雑誌を買って読んでねというところなんですかね。画像解析ソフトで目標物までの距離が×kmとわかったからアゲハにしたら大きすぎるというようなとんちんかんなことは書いてませんよね。画像から距離が測れるソフトとがあったら使ってみたいものです。天体までの距離が年周視差とかごちゃごちゃやらなくてもたちどころにわかるのですから。

posted by ヨッシン at 00:00| 雑記

2022年07月02日

7月になりました

 いつのまにか東北北部をのぞいて梅雨明け宣言が発表されています。例年に比べて1ヶ月近く早く宣言されています。入るのも遅かったので、奄美沖縄をのぞいて梅雨期間の最短記録になりそうです。今頃は梅雨の中休みとなって晴れる日が続いたのち、7月中下旬に再び大雨となることがあります。
 気象庁の1ヶ月予報の解説を読むと雨が期待できないということもあり梅雨明け宣言となったようです。いつもなら、東北に前線が残っているのですが、今年は完全に消えています。
 梅雨明け後、急激に暑くなっています。昨日一昨日は猛烈に暑くなっていました。室温も今までなかった温度を示していました。関東では40℃越えとか。雨が少なかったので水不足にならないだろうかと心配です。

 コロナ新規感染者は減らないうちに、北海道をのぞいて増え始めています。昔決めた、ステージ3とか4とかいうラインはどうなったのでしょう。忘れ去られているように見えます。はるかに下の方に引かれているのですが。感染者増大の原因は、入国者規制緩和の影響なのか、新規変異株が広まりだしているためなのか、どういう状況なのでしょう。
 マスク以外はあまり気にしているようすはないのではと思ってしまいます。参議院選でごまかさないで欲しいですね。

 最近注目していた、ウクライナ情勢は小康状態になっています。大きな進展が見られていません。ロシアは東部に力を入れているものの、南部で撤退し始めました。戦力が消耗して最初ほどの勢いがなくなってきたように見えます。
 ロシアは日本の経済制裁への対抗のために手を打とうとしていますが、これくらいのことは予測していてとうぜんですね。次の手をどう取るのか期待しています。
 ほぼ今日1日KDDIの携帯がつながらない状態が続いています。現在もまだ復旧していません。通信機器への接続殺到が原因らしいのですが、ロシアからのサイバー攻撃が関係している島弧とはどうでしょう。通信障害でつながらないから、何度も電話して、それが接続殺到に拍車をかけているというようなことはないのでしょうか。

 ものの値段がじんわりと上がっています。いつの間にか中身が減っていたものもあります。ガソリン価格の上昇、ウクライナ関連の食糧供給不足、急激な円安ということが原因とされています。インフレ誘導のために低(0)金利なんていっている場合ではないと思うのですが。じゅうぶん以上に物価が上昇しています。円安になっても、生産拠点が海外にシフトされているから、それほど円安にはメリットがないともいわれています。庶民感覚のない人には早く降りて欲しいと思います、
 近くのスーパーで売られている大手スーパーの提供するプライベートブランドが先月末までは値上げしませんとなっていました。1日から上がるのかなと思っていたのですが、3品目をのぞいてしばらくはこのままいくそうです。でも、いつまで持つのか心配です。
 タマネギが、北海道での不作の影響で高騰していました。先月あたりから佐賀産が出始めるらしいのですが、これも芳しくなかったみたいで、高値安定が続いています。もうまもなく淡路島産が出回ってくるようなので、少しは落ち着いてくるだろうともいわれています。
 何年か前に白菜・キャベツが高騰したときがありました。その後、少しは落ち着いたのですが、はじめほど値段が下がらず、少し高めの状態がずっと続いています。タマネギもこんな感じになるのでしょうか。


posted by ヨッシン at 00:00| 日記

2022年07月03日

2022年第2四半期の記事一覧

 記事の更新が多いので、何を書いたのかのまとめを3ヶ月ごとに作っています。6月が終わったので、4月から6月までの分を掲載します。旅行記に分類されるものは、それが終了するごとに作っていますから今回は省いています。索引タグのついた項目のリンク先から御覧ください。前回まとめた分もこのカテゴリにあります。
 先月末に、UFO研究所の報告に対する反論記事が連続して載せていますから、その5までを列挙しています。検索エンジンで「UFOにみえない」で検索をかけるとこのどれかが載っているのですが、「UFOに見えない」で検索するとひっかかってきません。タイトルは「UFOにみえない」ではなく「UFOに見えない」にした方がよかったのかな。検索エンジンは、「みえない」で検索しても「見えない」で検索します。今からでも変えられるんだけど..。
 でも、本気で宣戦布告するつもりはないですね。といいながらひとつ反論します。(レンズ)ゴーストのできる位置についてです。ゴーストは画素中心点に対して光源の点対称の位置にできるといっていますが、実際には光源と画素中心点を結ぶ線上にできます。点対称位置(近く)にできるのが目立つだけです。キャノンの説明ページにある写真を見ると一目瞭然です。指摘している方法で全てのゴーストを見つけるのは不可能です。
 


掲載日 タ イ ト ルカテ
04-014月になりました日記
04-023月までの一般記事一覧索引
04-03今日も地震が日記
04-04花便り 4月号日記
04-05星の記録 4月5日号 太陽
04-06星の記録 4月6日号 シリウス
04-07またまた地震がありました日記
04-08星の記録 4月8日号 ISS
04-09星の記録 4月9日号 太陽
04-10星の記録 4月10日号 月
04-12丹波市氷上町の旅行記が完結しました索引
04-13今日も地震が それと夕焼け日記
04-14星の記録 4月14日号 太陽
04-15星の記録 4月15日号 月
04-16星の記録 4月16日号 シリウス他
04-17星の記録 4月17日 イースター
04-25地震がありました日記
04-30地震がありました日記
05-015月になりました日記
05-02地震がありました日記
05-03五月になりました(2)日記
05-04車の買換 その後日記
05-05花便り 5月号日記
05-06星の記録 5月6日号 いろいろ
05-07星の記録 5月7日号 月
05-08星の記録 5月8日号 太陽1
05-09星の記録 5月9日号 太陽2
05-10星の記録・情報
06-016月になりました日記
06-02花便り6月号日記
06-03星の記録 6月号(18日まで)
06-04星の記録 6月号(29日まで)
06-05星の記録6月号 2日までと4日
06-06星の記録6月号 3日ISSと月
06-252022年日帰り旅 いったんまとめます索引
06-26「ヨッシンと地学の散歩」更新しました。日記
06-27UFOにみえないんだけど雑記
06-28UFOにみえないんだけど2雑記
06-29UFOにみえないんだけど3雑記
06-30UFOにみえないんだけど4雑記
07-01UFOにみえないんだけど5雑記
posted by ヨッシン at 00:00| 索引

2022年07月04日

花便り7月号

 梅雨が明けて急激に暑くなってきました。暑さ対策の準備が遅れてしまいました。セントポーリアの元気がなくなっています。暑さばてに気がついてから急いですだれハウスを作りましたが、間に合ったのでしょうか。できたのは7月に入ってからです。
 今年の、グリーンカーテンはまたマクワウリになりました。今は高さが1mくらいです。雄花は咲いています。雌花の芽をいくつか確認しています。まもなく咲くでしょう。ゴーヤも種を蒔いたのですが、芽が出てきませんでした。2年もおくとダメなのでしょうか。

 今月の花を掲示することになりました。ということで、今月はコモンマロウにします。一応コモンマロウとしてかったのですが、ゼニアオイのようです。ネットでは、ウスベニアオイとゼニアオイでだいぶ錯綜しているようです。
ゼニアオイ
 コモンマロウの花を乾燥させたものは、夜明けのティザーヌとか夜明けのハーブティーとなります。作ってみました。
 花のどの部分を乾燥させるのかわからなかったので、とりあえず花びらだけを使いました。市販されているものは萼ごと乾燥しているように見えます。花びらだけを取り出すのは至って簡単で、二重になっている萼の間にはさみを入れると花びらが5枚ついた状態で萼から離れます。花柱の部分も落として作りました。左が乾燥させたもの、右が切り落とした直後のものです。
ゼニアオイ ハーブティー
 乾燥させると青みが強くなります。
 ひとつまみ(花15花分くらい)をコップに入れてお湯を注いでみました。
ゼニアオイ ハーブティー
 花びらから色が抜けて水に移っています。色を見るのにない方がいいので取り除きました。もうちょっと濃い色を期待していました。花びらが少なかったのかな。この時の花柄はどうするのだろう。
ゼニアオイ ハーブティー
 しばらく放置すると、色が変わるというので10分おいてみました。
ゼニアオイ ハーブティー
 色が薄くなって緑味がかかったようです。
 レモンを搾って入れると色が変わるというので、レモン果汁100%を入れてみました。
ゼニアオイ ハーブティー
 一気に赤くなりました。リトマス試験紙の実験と同じですね。飲んでみましたが、レモン味しかしませんでした。
 ゼニアオイの葉っぱを見ると小さな斑点が無数にできていました。
ゼニアオイ ハダニの食害
 葉裏を見ると、ハダニがいっぱいついていました。粘着テープで取り除いていたのですが、へこみにはまっているハダニが除去できず、なかなか減りませんでした、ハダニにはあまり効果がないのですが、洗剤を少し垂らした水スプレーしてみました。ハダニはいなくなったのですが、葉っぱも葉先から枯れてきました。今は花も少なくなっていますが、少しずつ復活しているところです。
posted by ヨッシン at 00:00| 日記

2022年07月05日

花便り(というか虫と鳥)7月号

 昨日は、コモンマロウ(ゼニアオイ)のハダニによる食害のことを書きましたが、もう一件別の虫による食害もでています。まずは、そのようすです。先月の花としたガザニアです。先月号でもう少し詳しく書いてもよかったですね。
ガザニア 食害
 斑点状に白くなっている所があり、周辺全体が黄色くなっています。葉を裏返したところいたのがこの虫です。大きさは3mmくらいです。
ガザニア アワダチソウグンバイ
 クローズアップレンズをつけて写したのですが、なんかぼやけています。これ以上はよく写りません。しかたがないので、接写装置を持ち出して写し直してみました。 
ガザニア アワダチソウグンバイ
 葉の溝にぴったりはまっています。よこにアブラムシのこどもがいます。
 アワダチソウグンバイというようです。アワダチソウとかのキク科植物によくつく、軍配に似た形の虫です。外来種だそうです。最初に見たのは、宿根サルビアについていたものです。たぶん。これについてきたのか、こちらに移ったのかははっきりしません。除去後はサルビアでは見かけていません。
 昆虫類は、薄い洗剤水で除去できることがあります。アブラムシには覿面です。やってみましたが、再び増え始めています。再度処理しました。これが効かないようでしたら最後の手段となります。ガザニアは葉を切り落としてもすぐに生えてきます。少し鉢の数を整理したいなと思っているところなので、ちょうどいいかも。
 ところで、昆虫のウェブページにはきれいに写っているものがたくさんありますが、どのように写したのか気になっています。これに使った接写装置はかなり大がかりになります。その分もっと小さなものも大きく写すことができます。

 虫が出てきたついでに、虫の話を続けます。先月号ででてきたテントウムシのさなぎです。羽化しました。ナミテントウでした。黒地に赤い斑点が2つあります。
ナミテントウ
 庭を掃除していたら、小さな虫が死骸で出てきました。ホタルに似ているので調べたら、オバボタルと判明しました。これも胸板に黒地に赤の斑点2つあります。幼虫の時は光るそうです。
オバボタル


 6月に入ってから、短くヒッヒッと鳴く鳥の声がしていました。何か気になっていました。庭先で鳴く声が聞こえていたので、見ると塀の上にイソヒヨドリがとまって鳴いていました。こんな鳴き方をするときもあるようです。逆光状態で写しています。
イソヒヨドリ
 この場所がお気に入りになったのかたびたびやってきました。お土産まで残しています。レースのカーテンとガラスの間をほとんど真横角度で見ていますので白っぽく写っています。これは前のものと同じで雄です。同じ個体かな。
イソヒヨドリ
 別の場所です。こちらは雌になります。色が少し地味です。
イソヒヨドリ

 
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2022年07月06日

星の記録 7月6日号(6月の月)

 1ヶ月ぶりに星の記録をまとめて報告します。
 8日におとめ座7(5.4等)の星食があるというので、久々に望遠鏡は追尾モードでセットしました。潜入予定は22時33分です。その日潜入前の月です。月齢は9.6になります。
8日 月
 双眼鏡でもはっきりわかりません。30秒インターバルで月を撮影します。写ったものは、少しずつ南にずれていっています。極軸高度がだいぶずれていたようです。
 ガウリクスクレータで位置合わせをして、比較明合成したものです。
Vir7星食
 星が見えなかったのと、写真の月縁がかぶっているのとで出現を確認するのは無理ということでパスしました。
 終了後、赤道儀駆動用バッテリーの容量を見ると、要充電レベルまで下がっていました。その後充電を続けているのですが、いまだに完了レベルに達していません。寿命なのですかね。
 翌9日にも、5.9等星の星食があったのですが、昨日よりも月が明るくなっている上に星が暗くなっているということで、パスしました。月だけは撮影しておきます。月齢は10.7になります。
9日 月
 終わってから、星座ソフトを立ち上げてみたら、月の横に明るい星が表示されています。何か確認すると、おとめ座ポリマでした。月にかくされてそうな位置にいるので、さかのぼってみると、南縁をぎりぎりで通過しています。時刻は日没直前でした。見えないということで一覧になかったようです。
 近くにいるということで、写そうとしたのですが、薄雲が広がってきていてはっきりとは写りませんでした。矢印のところにあります。
7日 月とポリマ
 カメラのモニタで薄雲にできたハロを見ると、きれいな月環が見えました。パソコンでは画像処理してもはっきりしません。これはどこにいったのでしょうか。
 月が次に写せたのは12日になります。夜中近くでもまだ東側の空にあります。望遠鏡は台に乗せて手持ちで写しています。上が天頂方向になっています。月齢は13.7です。薄雲がかかっています。
12日 月

 以後しばらくの間は真夜中過ぎでも月を写せる位置にいないということで、月の撮影はしばらくお休みにします。
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2022年07月07日

星の記録 7月7日号(6月中旬の太陽)

 昨日は月といっしょに太陽も載せるつもりでいたのですが遅くなってしまい、投稿のための時間切れということでいったん閉じました。昨日載せる予定だったところからの続きです。
 8日の太陽です。雲がわずかに写っているだけで、黒点らしいものは見えません。雲がかかっているためなのでしょうか。
太陽 8日
 9日です。中央やや南にうっすらと対になった黒点軍があります。
太陽 9日
 10日です。黒点群はまたわからなくなっています。元サイズでは、それらしきものは写っています。
太陽 10日
 12日です。東側から新しい黒点群が出現しています。
太陽 12日
 梅雨入り宣言があったりとかしましたので、次は17日になります。表面が黒点でにぎやかになっています。
太陽 17日
 18日です。相変わらずたくさんの黒点がみえています。
太陽 18日
 19日は薄雲がかかっていて太陽像はぼんやりしています。黒点とかははっきり写っていないので省略します。
 19日の日没後の夕焼けの色が、ピンク色になっていました。この色は久々です。写真では少し色味が違っているようにみえます。一番近いところの色を選んでいます。
夕焼け 19日
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2022年07月08日

星の記録7月8日号 6月下旬の太陽

 6月の太陽の続きです。梅雨入りしたのでしばらくは、お休みになるかなと思っていたのですが、太陽が出ている日が続いています。
 3日ほど休んで、22日です。だいぶ開いているので、前回東の方にあった黒点がみえているのでしょう。東側に黒点が少なくなっています。
太陽 22日
 23日です東側に見えてきた黒点がはっきりしてきています。
太陽 23日
 24日です。西側の黒点が西端に近づいてきています。もうそろそろ裏に回るかな。
太陽 24日
 25日です。薄雲がかかっていてはっきりとはみえませんでした。夕刻には幻日ができていました。
幻日
 太陽から上に明るい光の帯がみえます。太陽柱といっていいのかな。
太陽柱
 この頃には幻日は上下に細長くなっていました。
幻日
 26日です。西側の黒点は裏側に周り、西側の黒点は真ん中近くまで来ています。
太陽 26日
 27日です。東海関東甲信越などは梅雨明けしました。近畿はまだです。今日の曇り空で見送ったそうです。太陽がみえていませんでした。
 28日です。梅雨明けしました。みえていた黒点が中央線を越えました。
太陽 28日
 29日です。まだ東側に新しい黒点がみえてきていません。今みえている黒点は、まだしばらくはみえていそうです。
太陽 29日
 30日です。少しずつ西に動いていく以外は大きな変化はありません。
太陽 30日
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2022年07月09日

星の記録7月9日号(7月始め太陽と月)

 星、といっても太陽と月ばかりですが、記録報告を続けます。月はしばらくお休みしていましたが、6月29日が新月だったので、夕方西の空にみえるようになってきています。6月30日は月を見忘れていました。6月28日に梅雨明け宣言がありましたから、見られる機会が増えてきたのでしょうか。太陽・月両方あわせて書いていきます。
 1日の太陽から。撮影が遅くになっています。太陽が夕焼け色になっています。東の縁に黒点がでてきました。
太陽 1日
 月です。月齢は2.3、三日月になります。
三日月
 地球照が写るか試してみました。まだ沈みきるのが早く空が明るいためはっきりとはしません。
 
三日月 地球照
 2日の太陽です。黒点は少し内側に入ってきています。
太陽 2日
 月です。4日月です。月齢は3.3です。
月 2日
 地球照は、薄雲がでて光っているので、確認できませんでした。
月 2日

 翌日から台風が接近し天気が崩れてきました。通過後も梅雨前線を呼び戻したみたいで、ぐずついた天気が続いています。次は6日に確認しています。太陽は、気がついたときは日没直前になっていて、夕焼け色の上に大気差の影響でひずんでいます。
太陽 6日
 月です。月齢は7.4です。月面X(×)がでていました。
月 6日

 14日が満月で、今年最大の大きさになるそうです。巷ではスーパームーンなどといっています。といっても、時刻は3時ですから、明け方の方が大きいことになります。まだしばらく天気がぐずつきそうです。見られるのでしょうか。

posted by ヨッシン at 00:00|

2022年07月10日

選挙に行ってきました

 今日は参議院選挙の投票日でした。夕方近くに。近くの学校まで投票に行きました。途中に、アゲハチョウがたくさん飛んでいるのをみたところがあるので、カメラを持っていきました。午前中は雨で、出かける前くらいにやんだという天気のせいなのか、1匹も見ませんでした。
 そのまま投票所に直行です。いつも通りすませて、投票済証明書をもらおうとしたら、横に同じ大きさで小学生が書いた投票に行こうというポスターが書かれた紙が置いてありました。何なのかをきたところ、投票済証明書の裏面(こっちが表なのかな)でした。今回は種類がたくさんあります。気にいったのをというので虹の絵が描かれたものをもらいましたが、人の走っている絵が入ったものもどうぞと手渡されました。結局、2枚持って帰ることになりました。前回までは、裏面はカレンダーでした。
 証明書です。表面は著作権の関係で提示できません。ここまで気にしないといけないのかな。走っている絵は東京オリンピックのピクトグラムのような気がします。住所が特定できるところにはぼかしをかけています(キャラわかる人もいるかも)。
投票済証明書

 外に出て、花壇を見ていたらヤマトシジミがやってきていました。ヒャクニチソウで吸蜜をしています。
ヤマトシジミ
 一つ気になることがあります。探してみたらやっぱりいました。アワダチソウグンバイです。食害(白い斑点)もでています。
アワダチソウグンバイ
 ひまわりにも着くというので葉を見るとここにもいました。
アワダチソウグンバイ
 これだけいるとなると、付近一帯には相当数いるようです。ガザニアの駆除だけは追いつかないかも知れません。

 今回の選挙で気になるのは、元首相の銃撃事件です。これが選挙結果に影響するのでしょうか。元首相派なら弔い合戦となるでしょうし、反対派なら勢いづくでしょう。与党にとっては有利なようです。 選挙活動が縮小させるということもありました。これなんかは影響ないかな。
 テレビでは、見ないからわかりませんが、半日ずっと特番で同じ映像が繰り返されていたようです。最初の詳細がわかった時点で後は必要ないような気がします。
 今回の選挙特番でも出口調査の結果が公表されたら、大勢が判明するまでは特に続ける必要はないような気がします。誰が当選確実とか地方の候補者の話を聞いてもぴんときません。こんな事もあるからテレビを見なくなった様な気がします。
 それと政治家が口にする、「民主主義への暴挙」という発言についてです。意見封じではなく個人的な恨みによるものですから、これは的外れのような気がします。そもそも、そういうことをいう政治家は、民主主義の根本である「反対意見の尊重」を実践しているでしょうか。反対意見に対して真摯に答えないでたぶらかして、最後は数の力で押し切ろうとしている場面をよく見ます。


posted by ヨッシン at 00:00| 日記

2022年07月11日

星の記録など 7月11日号

 7月7日の太陽と月です。太陽から。東側からしっかりとして黒点がやってきています。真ん中付近にもたくさんみえています。
太陽 7日
 月です。上弦です。月齢は8.4です。
月 7日

 夕方、飛行機雲がたくさん見えていました。これを簡単にUFO(未確認飛行物体)にしてしまう人たちがいます。飛行機や飛行機雲をUFOにしないためにもしっかりと特徴を確認しておきます。
飛行機雲
 この飛行機を連続して撮影し、並べてみました。飛行機は上下に動かないから、上下に動いたらUFOだと主張する人たちがいます。雲の位置を合わせています。明らかに上下に動いてますよね。飛行機もその形までしっかりと写っています。飛行機雲は動いていません。下に伸びていってるだけです(ほんのわずかですが上に動いています)。
飛行機雲
 そもそも飛行機雲が上下に伸びているのはどうしてなのかを考えてみればわかりそうなものです。
飛行機雲
 横に広がった飛行機雲もできていました。
飛行機雲
 望遠鏡でも写してみました。ちょっとぼやけているようにみえます。星用のピントのままです。飛行機雲が彩雲になっているようにみえます。
飛行機雲
 飛行機がはっきり写らないのは飛行機雲に隠れているようにもみえます。背景の雲が斜めなのは望遠鏡が傾いているからです。ちなみにこの状態では(他の飛行機でも同じです)赤や緑に点滅する光は見えません。飛行機でも点滅が見えないことはよくあります。
飛行機雲
posted by ヨッシン at 00:00|

2022年07月12日

星の情報 7月号

 11日から国際宇宙ステーション(ISS)が、夕方にみえるようになっています。11日12日は過ぎていますが、この日から8月6日まで夕方に見え続けるようです。その後はまたしばらく夕方には見られなくなります。大阪での予報を載せます。

      出現       最大高度     消滅
日付 明るさ 時刻 高度 方位  時刻 高度 方位  時刻 高度 方位
7月11日 -1.4 04:18 10° 北北西 04:21 28° 北東  04:24 10° 東
7月11日 -0.9 21:06 01° 北東  21:06 01° 北東  20:57 08° 南西
7月11日 -0.6 22:39 15° 北北西 22:39 15° 北北西 22:40 10° 北
7月12日 -0.7 03:30 10° 北北西 03:32 18° 北北東 03:35 10° 東北東
7月12日 -2.9 20:10 10° 南南西 20:13 28° 南東  20:16 10° 東北東
7月12日 -1.4 21:47 10° 西   21:49 24° 北西  21:52 10° 北北東
7月13日 -0.3 02:42 10° 北   02:44 13° 北北東 02:45 10° 北東
7月13日 -3.7 04:17 10° 北西  04:21 89° 東   04:24 10° 南東
7月13日 -2.4 20:58 10° 西南西 21:01 40° 北西  21:04 10° 北東
7月14日 -2.6 03:29 10° 北西  03:33 46° 北東  03:36 10° 東南東
7月14日 -3.7 20:09 10° 南西  20:13 78° 北西  20:16 10° 北東
7月14日 -0.2 21:49 10° 北西  21:50 12° 北北西 21:51 10° 北
7月15日 -1.5 02:41 10° 北北西 02:45 27° 北東  02:47 10° 東
7月15日 -2.7 04:18 10° 西北西 04:21 25° 南西  04:24 10° 南
7月15日 -0.6 20:59 10° 西北西 21:01 17° 北北西 21:04 10° 北北東
7月16日 -0.8 01:53 10° 北北西 01:56 17° 北北東 01:58 10° 東北東
7月16日 -3.6 03:29 10° 西北西 03:33 49° 南西  03:36 10° 南南東
7月16日 -1.3 20:10 10° 西   20:13 26° 北西  20:16 10° 北北東
7月18日 -0.4 20:12 10° 北西  20:13 12° 北北西 20:15 10° 北
7月23日 -0.2 22:40 10° 北   22:40 11° 北   22:40 11° 北
7月24日 -0.7 21:52 10° 北   21:53 11° 北北東 21:53 11° 北北東
7月25日 -0.2 22:39 10° 北北西 22:39 11° 北北西 22:39 11° 北北西
7月26日 -1.1 21:51 10° 北北西 21:52 18° 北   21:52 18° 北
7月27日 -1.3 21:03 10° 北   21:05 15° 北北東 21:06 14° 北東
7月28日 -0.9 20:15 10° 北北東 20:16 10° 北北東 20:17 10° 北北東
7月28日 -1.2 21:50 10° 北西  21:51 21° 北西  21:51 21° 北西
7月29日 -2.5 21:02 10° 北北西 21:04 33° 北北東 21:04 33° 北北東
7月30日 -1.8 20:13 10° 北北西 20:16 21° 北北東 20:18 15° 東北東
7月30日 -0.9 21:50 10° 西北西 21:51 16° 西北西 21:51 16° 西北西
7月31日 -1.3 19:25 10° 北   19:27 14° 北北東 19:29 10° 東北東
7月31日 -3.3 21:01 10° 北西  21:04 58° 西北西 21:04 58° 西北西
8月01日 -3.5 20:12 10° 北西  20:16 56° 北東  20:17 30° 東南東
8月02日 -2.5 19:24 10° 北北西 19:27 31° 北東  19:30 10° 東
8月02日 -1.7 21:01 10° 西北西 21:03 20° 西南西 21:03 20° 西南西
8月03日 -2.8 20:12 10° 西北西 20:15 40° 南西  20:17 22° 南
8月04日 -3.7 19:23 10° 北西  19:27 82° 南西  19:30 10° 南東
8月05日 -1.0 20:13 10° 西   20:15 12° 南西  20:16 10° 南南西
8月06日 -1.7 19:23 10° 西北西 19:26 23° 南西  19:29 10° 南

11日からの予報を載せたのは、11日の分が奇妙な形になっています。21時過ぎのデータでは、出現より消滅の方が早くなっています。星図上に経路を示したものが下になります。
ISS経路
 南西の地平線上に昇ってくる矢印があり、北東の地平線上に地平線に沈む矢印が別々にあります。
 南西側の方が時刻が早いので、こちらから昇ってきて地球の影に入ってから、沈む前に陰からでてくるようです。ふだんは heavens above というサイトから確認していますが、倉敷科学センターの三島さんが作ったSatFullDomeで確認すると、下のようになっています。出現の時刻とかが少し違っていますがほぼにた結果となっています。ISSの軌道要素の違いによるものでしょう。
ISS経路

 影に入っている時間が短いのは、影の縁をわずかにはいる位置を通過するからでしょう。実は、この時の地球の影がどのようになっているのか完全に理解できていません。SatFullDomeでは地図上に落とした時の表示もできるようですが、まだ使いこなせていないので見れていません。
 同じ11日の22時半過ぎの経路も注意を要する書き方です。一般に日没後に見られるものは太陽側から反対側に進んでいきますから、飛行中に影に入るのが普通です。この場合はheavens Aboveでは地平線近くでは見えないということで高度が10度になったところからを記載しています。従って出現の高度は10度となるのが普通です。ところが、これは15度から始まっています。影からでてくるときを示しているようです。経路とかいろいろ考えてみると、南西側の空から出現し10度まで昇らないうちに地球の影に入り、北西方向で最高高度になってから、少し進んだ北北西方向で影からでてそのままゆっくり高度が低くなって北東方向に沈んでいくという経路を撮っているのでしょう。この時の時刻を見ると他にないくらい遅い時間帯になっています。
 このあたりのようすがわかっていないので、何かわかればまた報告するということにします。

 その他の星の情報ですが、スーパームーン以外には、21日から22日にかけての火星食が注目でしょう。関西では、潜入時のようすは見られませんが、出現のようすが見られるようです。

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2022年07月13日

2014年 三原・今治 01 3/2 三原へ

 2013年度は、有給休暇がたくさん残ってしまいました。使わないことには、全て無効ということになります。3月の間に何とか使おうと旅行の計画を立てました。それでも使える休暇はわずかです。残る方がたくさんあります。
 とりあえず行き先としては、瀬戸内海芸予瀬戸を挟んで大久野島・瀬戸内東予と休暇村が2つあります。ここを拠点としてルートを考えました。北側の忠海から大久野島に渡り、大三島からしまなみ海道に入って今治に抜けるコースです。
 交通手段ですが、大久野島では車が使えません。取り扱いが問題となりそうなので、公共交通機関の利用となるでしょう。JRは、青春18切符が使えそうですが、使ったのかどうかははっきりしていません。大久野島から大三島に抜けるとして、フェリーの着く盛港には定期バス路線がありません。何とかなるだろうと楽観的に見ています。最悪、一番近くのバス停まで4km歩くことになります。いずれにしても、今治まで行くためのバス時刻は調べておく必要があります。帰りのJRも、最終でいつになるかは調べていないといけないでしょう。
 どこによっていくか考えてみます。大久野島に渡る忠海の近くで有名な観光地としては、竹原の街並みがあります。近くの三原で少し見学をして竹原に行くのがよさそうです。そこから少し戻った忠海から大久野島に渡ります。
 大久野島から大三島に渡ってからです。島には大山祇神社があります。よっているとロス時間が多くなりそうです。いけるかどうか。その先ではしまなみ海道に入ってしまうと、途中での立ち寄りは難しくなりそうです。今治では今治城に行くとして、それ以外は観光案内所で情報を入手できそうです。できれば瀬戸内東予にいく間にあるといいですね。
 瀬戸内東予から先で見ておきたいものは新居浜の別子銅山です。新居浜駅からバスで往復になります。本数が少ないので発着時刻はしっかり調べておいた方がいいでしょう。新居浜までは伊予西条で途中下車してみることにします。これで、たぶん時間切れになるかな。時間が余ればさらに先にいくというのもありそうです。その後は大阪に向けて帰ってくるだけです。

 旅行初日です。いきなり三原の写真から始まっています。途中で、これといったものがなければ写していないでしょう。タイムスタンプは9時20分です。青春18切符を使うとしたら、大阪から5時間かかります。この時間には間に合っていないでしょう。格安チケットで三原までというのがあったので買ったような記憶があります。この切符で行っているのなら、福山とか尾道で降りなかった理由がはっきりします。
 時間からすると、観光協会が開くまで、駅構内にあるものを見ていたようです。開いてすぐにパンフレット類を入手して、三原市内の見学場所を考えたようです。
 とりあえず北口から出ました。新幹線のホームにくっつくように三原城天守台の石垣が見えます。三原駅は三原城の中にできているようです。
三原城天守台の石垣

 天守台に上がって北側に見えた堀です。突き出しているところは橋の跡かな、でもこちら側に対応するものがないような。右側の石垣が貧弱なのも気になります。
三原城天守台堀

 天守台にあった、石碑のような石です。なにか説明があったのですが、覚えていません。
三原城天守台 石碑

 駅の反対側にでて南東方向に進んでいきます。舟入櫓というのがあります。三原城は海に面していて、堀に海からの船が入ってくることができるようになっています。その入口に作られた櫓が舟入櫓です。その櫓が置かれた場所に入っていく門です。
三原城天守台 舟入櫓公園入口

 いったん上にあがって降りてきて反時計回りに半周します。石垣の下に公園があって、その外れから見た石垣です。ちょっとゆるゆるなのが気になります。
三原城天守台 舟入櫓石垣

 右側に続く水路です。先ほどより少し進んだ所から写しています。石垣が前に飛び出しているところが舟入櫓が乗っていたところかな。この先にも三原駅に向かってお堀が続いています。
三原城天守台 舟入櫓水路


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2022年07月14日

2014年 三原・今治 02 3/2 三原東町山手

 駅で入手した散策マップを見ながら歩いて行きます。町の東側、山の麓にはお寺が集まっているところがあります。そこをめざしていきます。船入櫓の東となりにあるショッピングセンターにはトスコのレンガ遺跡というのがあると書かれています。探したけれども見つけられなかったようです。
 そのまま東に進み、旭町の漁港にでます。たこつぼがいっぱいあると書かれています。たこつぼはたくさんあったのですが、イメージしていたものと違っていたようです。写真には写していません。この近くでは見どころがいくつか書かれていますが、どれも写真には残っていません。
 ここから北上して線路を越えたところから路地の奥から右の山側に向かって、石段が続いているのが見えます。さらに奧には籠恕神社があると書かれています。
三原 籠恕神社参道

 石段を上がった鳥居の横に狛犬が並んでいました。たてがみが立派です。
三原 籠恕神社狛犬

 神社前から北側の景色です。松寿寺の三重の塔が見えています。ここまで来たわりには、社殿を移していないのはどうしてでしょうか。
三原 籠恕神社から松寿寺

 鳥居まで降りて、北に向かって進みます。ほとんど隣り合って極楽寺があります。その本堂です。
三原 極楽寺本堂

 極楽寺の山門です。元々は高山城の搦手門だったものが、三原奉行所に移築されるなどの変遷を経た後、最終的にここの山門になったそうです。
三原 極楽寺山門

 さらにその北隣に松寿寺があります。その山門です。
三原 松寿寺山門

 山門を入って正面にある本堂です。
三原 松寿寺本堂

 裏に回ったところに三重の塔があります。本堂横から見たものです。
三原 松寿寺三重の塔


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2022年07月15日

2014年 三原・今治 03 3/2 三原 東町から駅へ

 松寿寺の北側にもいくつかお寺があります。どこもかもと寄っていると時間が無くなってきます。この付近はこれくらいでという事で、途中にあるものを見ながら、西の方にある駅の方に向かうことにします。
 松寿寺から石段を降りた横にあるのが専福寺です。こちら側が正面ではありませんから、表に回ります。そこから見えた山門です。
三原市 専福寺山門

 広い通りにでたところから駅の方に向かって進みます。旧街道になります。進んで行くと左側に黒塗りの建物が見えてきます。「酔心山根本店」と書かれています。酒屋となっています。横山大観お気に入りだったそうです。
三原市 酔心酒蔵

 次に見えてきた立派な建物が真田家宅です。マップには名前だけが書かれているだけなので、どういう建物かは不明です。
三原市 真田家住宅

 こちらが母屋かな。なにか商店のようにも見えます。
三原市 真田家住宅

 善教寺に行く路地の入口近くにある石碑です。観測地と書かれています。伊能忠敬関連ということは、ここで天体観測をして経緯度を求めたのでしょう。
三原市 観測地

 奧にある善教寺です。山門とその奥に本堂が見えています。
三原市 善教寺

 道を少し進んだところにあるのが、富田商店です。このあたりに、本陣があったようです。
三原市 富田商店

 和久原川にかかる神明大橋を渡ります。マップには川沿い南側に水刎ねがあると書かれています。水流の勢いを押さえるためのものだそうです。石垣が川の方にせり出すように組まれているのが特徴です。妻面の見えている家の下のところがせりだしているように見えます。
三原市 和久原川水刎ね


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