2022年06月16日

2022年日帰り旅 59 4/28 河内長野市花の文化園 温室

 温室の中はところどころにしきりのようなものがあって、いくつかの部屋に分かれています。新しい部屋に入る毎に少しずつ、暖かくなっていきます。少しずつ高く登っていくようです。
 湿地帯のようすを表現しようとしているのか、水槽が置かれている部屋に入ってきました。水槽の中ではメダカが泳いでました。
河内長野市文化園 メダカ

 バクラクソウと書かれた花がありました。見た感じではハナチョウジのようです。沖縄などでは時々見かけます。
河内長野市文化園 ハナチョウジ

 アメリカパンマツリと書かれていた花です。
河内長野市文化園 アメリカパンマツリ

 サクラソウの展示会が開かれていました。たくさんの品種が並べられています。これだけの品種名はとうてい覚えきれませんからざっと目を通すだけにします。
河内長野市文化園 サクラソウ

 ミッキーマウスの木というのがありました。いくつかついた黒い実が落ちるとミッキーマウスの顔のように見えるというのです。これがと言うのはありませんでした。何とか顔のように見えるものです。ガスマスクをしている宇宙人のと見立てています。
河内長野市文化園 ミッキーマウスの木

 ウツボカズラもいろいろな種類のものがありました。中を覗くように写してみたものです。
河内長野市文化園 ウツボカズラ

 サンジャクバナナの花が咲いていました。これも今週のお勧めの花です。高さが三尺くらいの大きさでも実がつくバナナだそうです。花というより、これから実が大きくなっているところのようにも見えます。
河内長野市文化園 サンジャクバナナ


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2022年06月17日

2022年日帰り旅 60 4/28 河内長野市花の文化園 クレマチス園へ

 温室を通りぬけて外に出ました。そこから正面にもいろいろな花が咲いています。
 通路の脇で白い花が咲いていました。コデマリに似ていますが、全体的に花が詰まって、丸く集まっているというようには見えません。花は八重です。コデマリにもこういう品種があるようですがそれなのでしょうか。
河内長野市文化園 コデマリ?

 その足元で咲いているのは、ムラサキハナナです。もうおしまいなのか花に勢いがありません。
河内長野市文化園 ムラサキハナナ

 青い花が下向きにたくさんついています。ポリジというそうです。
河内長野市文化園 ポリジ

 イロハカエデにプロペラがついていました。よく見ると花もまだ咲いているようです。
河内長野市文化園 イロハカエデ

 ウノハナです。梅雨時に咲くイメージがあります。これから増えていくのでしょうか。いっぱい花がついています。
河内長野市文化園 ウノハナ

 坂を降りきったところに花壇があります。色とりどりの花が植えられています。ここの赤いのはダイアンサス(ナデシコ)で白いのはノースポールかな。
河内長野市文化園 花壇

 クレマチスの花が咲いていす。
河内長野市文化園 クレマチス河内長野市文化園 クレマチス



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2022年06月18日

2022年日帰り旅 61 4/28 河内長野市花の文化園 クレマチス園

 クレマチス園に到着です。花の文化園は細長く、一方の端近くにあるのがボタン・シャクナゲ園でここはその反対の端近くにあります。端から端まで歩いたことになります。これからは、園の真ん中ちかくにある入口まで引き返していくことになります。
 クレマチス園に舞台のようなところがあって、そこに大きな鉢ですが、一鉢だけクレマチスが置かれています。他のものと演出が違うのは何か理由があるのでしょうか。
河内長野市文化園 クレマチス

 ここから山側をみると、ホオノキに若葉がでているのが見えました。
河内長野市文化園 ホオノキ

 クレマチスはいくつかのブロックに分かれた花壇で咲いています。これはピンクの花です。
河内長野市文化園 クレマチス

 ジューンベリーの木がありました。花が終わって実が大きくなりなじめています。
河内長野市文化園 ジューンベリー

 クレマチスの花を続けて載せていくことにします。
河内長野市文化園 クレマチス河内長野市文化園 クレマチス河内長野市文化園 クレマチス河内長野市文化園 クレマチス






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2022年06月19日

2022年日帰り旅 62 4/28 河内長野市花の文化園 バラ園花壇

 クレマチス園から入口側にも花壇がたくさん並んでします。入口側に進んで行くにつれて、クレマチス以外の花が増えていきます。どこまでがクレマチス園なのかはっきりしません。全体がクレマチス園なのでしょうか。
 その花壇の一つに咲いていた花です。名札が二つついていて別々の名前が書かれています。一つはベロニカで、もう一つはゲラニウムです。花の形からフウロソウ科に属するゲラニウムとしました。
河内長野市文化園 ゲラニウム

 アヤメの花です。カキツバタとか花菖蒲とか区別がつけにくいのですが、花の真ん中にあやめ模様のようなものが見えるのでアヤメとしました。
河内長野市文化園 アヤメ

 これもゲラニウムかな。花の形が少し違います。
河内長野市文化園 ゲラニウム

 ガーベラです。ガザニアと勘違いしていました。ガザニアは周囲の舌状花が一重です。
河内長野市文化園 ガーベラ

 ところどころに、クレマチスもあります。
河内長野市文化園 クレマチス

 エキウム ブルガレです。最近は花の名前が学名で表すものが増えてきています。覚えるのに苦労します。この花も今週のお勧めの花となっています。
河内長野市文化園 エキウム

 ポピーです。
河内長野市文化園 ポピー

 パンジーの花にツマグロヒョウモン(雌)がやってきていました。
河内長野市文化園 パンジー ツマグロヒョウモン


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2022年06月20日

2022年日帰り旅 63 4/28 河内長野市花の文化園 バラ園

 クレマチスがたくさんあったところからは細長い花壇がいくつか並んでいます。その横から一段低い所に行く通路があります。その先にあるもう少し広い一画にもいくつかの花壇が幾何学的に並べられています。こちらがバラ園になるのでしょう。バラがたくさん植えられています。といってもバラ以外の花もたくさん見られます。
 バラの花もやっと咲き始めたというところで、花の数は少なめです。
河内長野市花の文化園 バラ

 ホットリップスという花です。ネットで調べてみると赤と白の混ざった花が載っています。気温が高くなると赤色の部分の割合が多くなるそうです。
河内長野市文化園 ホットリップス

 ピンクのバラです。
河内長野市文化園 バラ

 ヤグルマギクが咲いていました。ヤグルマソウとはだいぶ違います。
河内長野市文化園 ヤグルマギク

 ハンギングタイプのバラです。この品種だけたくさんの花をつけていました。
河内長野市文化園 バラ

 ハナムグリがやってきていました。2匹います。肩のところに細かい毛のようなものが見えるので、コアオハナムグリのようです。花粉を食べているのかな。
河内長野市文化園 バラとハナムグリ

 ツマグロヒョウモン(♀)です。やってきている花の種類は不明です。
河内長野市文化園 ツマグロヒョウモン

 再びバラの花です。
河内長野市文化園 バラ


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2022年06月21日

2022年日帰り旅 64 4/28 河内長野市花の文化園 カラーリーフガーデン

 バラ園から階段を上がっていくと正面に温室が見えました。ここからだと少し見上げるような位置にあります。先ほどは左側から入って中をぐるっと回ってから右奥から出ていきました。
河内長野市文化園 温室

 温室前の花時計です。
河内長野市文化園 花時計

 温室のある斜面の下側の道を入口側に向かって進んでいきます。温室の下を通るところでピンク色の花をつけた木がありました。ショウキウツギと書かれています。
河内長野市文化園 ショウキウツギ

 こちらはリキュウバイと書かれていた木の花です。
河内長野市文化園 リキュウバイ

 同じような白い花です。花の形、葉の付き方などリキュウバイとはだいぶ違います。バイカウツギのようです。
河内長野市文化園 バイカウツギ

 道路脇展望台に上がるところにある花壇です。咲いているのはポピーで、後方で、ユリがだいぶ大きくなっています。
河内長野市文化園 ポピー

 セイヨウシャクナゲと書かれていた木の花です。シャクナゲらしく見えません。日本のシャクナゲよりもゴージャスな花をつけると思っていました。花は確かにツツジの仲間を思わせる形をしています。
河内長野市文化園 セイヨウシャクナゲ

 ハナショウブも咲いていました。
河内長野市文化園 ハナショウブ


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2022年06月22日

2022年日帰り旅 65 4/28 河内長野市花の文化園 ジェードガーデン

 レストランがあったので、昼食をとりました、この前に、ハンカチの木があると書かれているのですが、なかなか見つけられません。
 イベント広場の方にも行ってみました。こちらにもそれらしい木はありません。ホール横で、濃い赤色をしたツツジが咲いていました。
河内長野市文化園 ツツジ

 レストランから広い通路に降りる道の脇にハンカチの木がありました。花を包む白い苞葉がハンカチのように見えるのが名前の由来です。あまり咲いていませんでした。
河内長野市文化園 ハンカチの木

 花を見たいのですが、高いところにあります。手前側に枝や葉っぱがあってよく見えません。何とか苞葉の中が見えるところを見つけました。双眼鏡では上過ぎてうまく見ることができません。
河内長野市文化園 ハンカチの木

 苞葉が落ちてしまったものです。地面には苞葉が何枚か落ちています。
河内長野市文化園 ハンカチの木

 道路脇のノースポールにキリギリスの幼虫のようなものがやってきていました。
河内長野市文化園 ノースポール

 名前が不明の花です。たくさんさいていました。
河内長野市文化園 名前不明

 ムラサキツユクサです。
河内長野市文化園 ムラサキツユクサ

 入口まで戻ってきました。入って正面の装飾花壇です。
河内長野市文化園 花壇

 ここのノースポールにはツマグロヒョウモン(雄)がやってきていました。
河内長野市文化園 ノースポール ツマグロヒョウモン

 園内を一周しました。入口脇のショップで花苗をみたら、園をでることにしました。出口で、スタンプラリーのプレゼントをもらってから帰ります。

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2022年06月23日

2022年日帰り旅 66 4/28 和泉市リサイクル公園 花畑

 花の文化園の近くに、リサイクル環境公園というのもあります。ここの花壇もきれいなようです。よってから帰ることにしています。途中に大きな園芸用品店があります。元々は農家に苗を販売していたようですが、農家かららの作物や花苗なども扱うようになり次第に大きな店になったようです。ここものぞいていきました。
 公園の駐車場に到着です。たくさんの車が駐まっています。近隣ではかなり有名なところのようです。中が期待できそうです。
 公園のようすです。農園のようになっています。真ん中には丸い花壇があってその中心に大きなヤシの木が1本あります。
和泉市リサイクル公園

 ここで期待していたのは、チューリップの花ですが、もう終わったのか花は摘み取られていました。球根を大きくしようとしているところかな..。
和泉市リサイクル公園 チューリップ畑

 ウツギの花です。
和泉市リサイクル公園 ウツギ

 ハナカイドウのような花です。白色で八重咲きです。
和泉市リサイクル公園 ハナカイドウ

 シバザクラも期待していたのですが、これも花が終わっています。これも刈り取られていて、残っている花はわずかです。
和泉市リサイクル公園 シバザクラ

 ムラサキハナナです。これも花が終わり、一面の花畑というのにはほど遠い状態でした。ちょっとがっかりです。
和泉市リサイクル公園 ムラサキハナナ

 花を拡大してみました。実がだいぶ大きくなっているのがわかります。
和泉市リサイクル公園 ムラサキハナナ


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2022年06月24日

2022年日帰り旅 67 4/28 和泉市リサイクル公園 ラベンダー・バラ

 中央にある円形の花壇の右奥では、ラベンダーの花がさいていました。この公園でのメインはラベンダーを使った工作などができることです。農園といえるほど広い範囲で花が咲き始めていました。花の時期については書かれていませんが、これからが見頃のようです。北海道でみたのは6月の中旬でしたので、少し早いのではと思っていました。
和泉市リサイクル公園 ラベンダー

 花を大きく写してみました。フレンチラベンダーのようです。
和泉市リサイクル公園 ラベンダー

 更に拡大しました。赤紫色の花びらのように見えるものは花ではなく苞葉だそうです。ということは、花はまだ咲いていないということになるのでしょうか。
和泉市リサイクル公園 ラベンダー

 別の種類のラベンダーです。青紫色の花(苞葉)です。茎は白っぽい色をしています。葉がぎざぎざなのでフリンジラベンダー(デンタータ系)なのかな。
和泉市リサイクル公園 ラベンダー

 円形の花壇の奧にはバラ園があります。花の文化園と同様に花は数えるほどにしか咲いていません。その中できれいに咲いていた一つです。
和泉市リサイクル公園 バラ

 藤棚のようなところに広がっていたバラです。ここのバラだけはたくさん花をつけていました。高いところにあるので、花の写真を撮るのには苦労します。
和泉市リサイクル公園 バラ

 花の文化園まで2時間かかりました。もうそろそろ帰らないといけません。まだまわるところはあるようですが、帰ることにしました。最後に振り返って見た公園の風景です。
和泉市リサイクル公園

 ここからは、阪和道岸和田和泉ICまではすぐです。すぐに高速道路に入ったので、来るときほどは時間がかからずに変えることができました。

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2022年06月25日

2022年日帰り旅 いったんまとめます

 ことしに入ってから、日帰りで旅行した記録が4月末までの分で、67回ととなりました。回数が増えてきたことと、ちょうど1年の3分の1が経過したということで、いったんまとめることにします。
 行き先は1月12日加東市闘竜灘・三木市黒滝 3月3日淡路島 3月25日藤原京 3月29日加東市姫滝・西脇市日本へそ公園 4月11日丹波市氷上町 4月28日河内長野市花の文化園 の6回分です。
 花の写真をたくさん入れたりとかで、今までの旅行記に比べて内容の割りに回数が多めになっています。ちょっと回数稼ぎが必要だったのもあります。



「2022年日帰り旅(上)」 記事一覧
掲載日No. 旅行日 行き先 内 容
01-2501 1/12 北播磨 加東市灘闘竜すくえあ
01-2602 1/12 北播磨 加東市闘竜灘 右岸
01-2703 1/12 北播磨 加東市闘竜灘中州
01-2804 1/12 北播磨 加東市闘竜灘 掘割水路
01-2905 1/12 北播磨 加東市闘竜灘 水神社
01-3006 1/12 北播磨 三木市吉川町黒滝へ
01-3107 1/12 北播磨 三木市吉川町黒滝
02-0508 1/12 北播磨 三木市吉川町 若宮神社
03-1409 3/03 淡路島ハイウェイオアシス
03-1510 3/03 淡路島明石海峡大橋
03-1611 3/03 淡路島 あわじ花さじき 菜の花
03-1712 3/03 淡路島 あわじ花さじき 菜の花とミツバチ
03-1813 3/03 淡路島 あわじ花さじき いろいろな花
03-1914 3/03 淡路島 あわじ花さじき ストック
03-2015 3/03 淡路島 生石公園梅園
03-2216 3/03 淡路島 生石公園生石神社
03-2317 3/03 淡路島 生石公園 由良要塞
04-1818 3/25 藤原京 さくら 菜の花
04-1919 3/25 藤原京 菜の花畑
04-2020 3/25 藤原京 これからの菜の花
04-2121 3/25 藤原京 菜の花 ナズナ ミツバチ
04-2222 3/25 藤原京 さくら
04-2323 3/29 北播磨 加東市 滝見橋
04-2424 3/29 北播磨 加東市 新町河岸跡
04-2625 3/29 北播磨 加東市 姫滝
04-2726 3/29 北播磨 加東市 加古川河岸
04-2827 3/29 北播磨 西脇市 日本のへそ(大正)
04-2928 3/29 北播磨 西脇市 加古川左岸
05-1129 3/29 北播磨 西脇市 日本へそ公園
05-1230 3/29 北播磨 西脇市 日本のへそ(平成)
05-1331 3/29 北播磨 西脇市 岡之山
05-1432 3/29 北播磨 西脇市 へそ公園から緯度橋
05-1533 3/29 北播磨 西脇市 津万滝
05-1634 3/29 北播磨 西脇市 加古川堤防
05-1735 3/29 北播磨 西脇市 緯度橋
05-1836 3/29 北播磨 加東市 東条川日本地図
05-1937 3/29 北播磨 加東市 東条川さくら
05-2038 4/11 丹波市 鐘が坂公園 さくら
05-2139 4/11 丹波市 鐘が坂公園 その他の花
05-2240 4/11 丹波市 柏原 木の根橋
05-2341 4/11 丹波市柏原 観光案内所前
05-2442 4/11 丹波市 氷上さくら公園
05-2543 4/11 丹波市 氷上清住カタクリの里1
05-2644 4/11 丹波市 氷上清住カタクリの里2
05-2745 4/11 丹波市 氷上清住カタクリの里3
05-2846 4/11 丹波市 氷上清住カタクリの里4
05-2947 4/11 丹波市 氷上清住カタクリの里5
05-3048 4/11 丹波市 氷上 達身寺駐車場
05-3149 4/11 丹波市 氷上 達身寺前広場
06-0750 4/28 河内長野市花の文化園 エントランス
06-0851 4/28 河内長野市花の文化園 香りの丘
06-0952 4/28 河内長野市花の文化園 ひょうたん池
06-1053 4/28 河内長野市花の文化園 ボタン・シャクヤク園
06-1154 4/28 河内長野市花の文化園 福祉花壇
06-1255 4/28 河内長野市花の文化園 エビネ園
06-1356 4/28 河内長野市花の文化園 遊歩道サクラソウ
06-1457 4/28 河内長野市花の文化園 球根園
06-1558 4/28 河内長野市花の文化園 温室 ラン・サボテン
06-1659 4/28 河内長野市花の文化園 温室
06-1760 4/28 河内長野市花の文化園 クレマチス園へ
06-1861 4/28 河内長野市花の文化園 クレマチス園
06-1962 4/28 河内長野市花の文化園 バラ園花壇
06-2063 4/28 河内長野市花の文化園 バラ園
06-2164 4/28 河内長野市花の文化園 カラーリーフガーデン
06-2265 4/28 河内長野市花の文化園 ジェードガーデン
06-2366 4/28 和泉市リサイクル公園 花畑
06-2467 4/28 和泉市リサイクル公園 ラベンダー・バラ
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2022年06月26日

「ヨッシンと地学の散歩」更新しました。

 このブログの本家である「ヨッシンと地学の散歩」を更新しました。前回は12月の更新してますから、半年ぶりの更新となります。前回の更新後、書きかけのページを完成させようと続きを書いていたのですが、うまくまとめられなかったこともあり、なかなか進まず時間ばかりが過ぎていました。

 旅行記の記事は、39備中山城と40紅葉の東海三山をまとめたもの2編をアップしています。これで、ブログ開設以後コロナ流行前までに行った旅行の旅行記は、本家側にも移植できたことになります。

 最近になって、いったん別の項目で更新をしようということで、書こうと思っていたこねたの中から2編ほど書きました。一つは、昼過ぎまで洗濯物を干していると湿気てくるという話の真偽についてです。この話自体、どこまで広まっているのか疑問なところもあります。2回ほど聞いたことがあるということで、一部の巷には広まっているのではということで書いています。
 2つ目の小ネタは、岡山県西粟倉村ダルガ峰北西斜面にあるストーンサークルについてです。一度訪れたときは、アクセス道路が災害で通行止めということでいけませんでした。最近になって、リベンジできる機会があり、何とかたどり着くことができ、その時の考察結果を書いています。この時の旅行については、そのうちにブログの方でも載せることになりそうです。
 ストーンサークルに関係して、玄武岩柱状節理の写真をということで、写真集に唐津市の七つ釜を載せました。これにあわせて、地形関係の写真を他に4枚載せています。

 かめ穴を加東市闘竜灘で見たこともあり、この写真をかめ穴のページに追加しています。その後手持ちの写真を見ていたところ、山都町の蘇陽峡でも写真を撮っていたことがわかりこれもいっしょに追加しています。
 逆にかめ穴と思えないものを田野畑村で見たので、これも追加しました。成因ははっきりと断定できないのですが、タフォニということで載せています。タフォニの写真があると思っていましたが、載せていなかったようなので、室戸岬夫婦岩と古座川町高池の虫喰い岩を写真集に追加しました。
 タフォニの成因は、浸みだした塩水からの結晶析出が原因というように書かれていますが、蒸発の激しそうな、つきだした部分から壊れていくはずなのではということで、この考えには違和感を持っています。
 写真集入口の写真は月の前を横切るISS(国際宇宙ステーション)に変えました。望遠鏡で写したものは通過後になっていますから、別のカメラで写した横切っているのがわかるものも写真集に追加しています。
 他に、「地球は丸いのか」宇宙から見た地球の形について、気をつけてみないといけないことを補足しました。

 書き始めてから、いろいろと気になることが出始めたら、すぐに筆(というかキーボード)がとまってしまいます。今回もたとえば、潟湖を載せるにあたって、定義なら天の橋立で隔てられた阿蘇海は潟湖になっているのとか、新潟の鳥屋野潟は潟なのに砂州がないとか、陸繋砂州は湾をふさいでいないので砂嘴ではないのかとか、変なことばかり考えてしまいました。
 次回の更新は、やりかけていたところを早く決着をつけてあまり間延びしないうちに何とかしたいと思っています。

posted by ヨッシン at 00:00| 日記

2022年06月27日

UFOにみえないんだけど

 6月24日はUFOの日だとか。1年ほど前にできた福島市飯野町にある国際未確認飛行物体研究所が、1年間の研究成果としてUFOの可能性が高い画像・動画を公表しました。気になるのでチェックしてみました。
詳細が書かれているページはこちらです。
https://ufo-laboratory.com/news/これがufoだ!-2/
このページでは動画のリンクが正しく貼れていないので、4件の画像・動画のリンク先も書いておきます。
画像1:https://ufo-laboratory.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9054のコピー-1.jpg
画像2:https://ufo-laboratory.com/wp-content/uploads/2022/06/千貫森UFO2のコピー-2.jpg
動画1:https://ufo-laboratory.com/wp-content/uploads/2022/06/UFO500-21.12-29-12_17-1.mp4
動画:https://ufo-laboratory.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_0338-1.mp4

 画像等の感想を述べます。はっきりいって「UFOにみえないだけど」です。わかりやすいものからみていきます。画像2です。千貫森で小学生が撮影したものと書かれています。
UFOとされていそうな部分を拡大します。少し明るくしています。
UFO画像

 拡大しなくてもあるものにしか見えていませんでした。それは当然空中にあっても違和感がないものです。もちろん千貫森でも普通に見かけることのできるものです。拡大写真から気がついた人もいるかも知れませんが、わからない人に、しばらく考える時間を持ってもらう意味で解答写真を載せる前にしばらく行稼ぎをします。2つの写真が同時に見えないようにするためです。この時点ではっきりしているのは、UFOでないと断定できます。
 これがUFOでないすると、ここ以外、別のところににUFOらしきものがあるのでしょうか。見た感じでは他になさそうです。新聞社のこの記事が書かれたページにはここに丸印がつけられていました。これのことをいっているのに間違いはないでしょう。
 これだとすると、これが全く別物であるという可能性はどの程度検討されたのでしょうか。研究所でもふだん目にしているはずのものですからわかったはずです。調査能力を疑いたくもなってきます。
 少なくともこれがUFOではないとわかるのは、中心に黒い線が入っていて、ここで左右対称になっていることは明らかなことからです。空飛ぶ円盤とされているものに多い回転体の形でないことははっきりしています。
 募集したUFO写真の中で明らかに違うと判定できるものを除外した結果、候補は1/4ほどに減ったそうです。これでも残りすぎのような気がします。一応、処理ソフトで、加工等の痕跡がないかはチェックしたそうですが、それ以前に、UFOかもと思う先入観を取り除いて幅広く鑑定する能力を持った方がいいような気がします。
 対比のためにそのものの画像を載せることにします。手持ちの写真にないかと探したのですが、見つけることはできませんでした。wikiから写真を転載します。上下がひっくり返るように回転させた上でページの写真サイズにリサイズしています。
ナミアゲハ
規約に従ってクレジットを掲示します。
投稿者;Alpsdake - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=15807205による
 ナミアゲハです。一般にアゲバチョウと呼ばれているものです。腹面と背面との模様の違い、見る角度による形の違いはありますが、ほぼ一致しています。

 続いて画像1についての考察です。まずは、拡大から。
UFO画像
 形や模様といった詳細がはっきりしないので、何ともいえません。
 この形から、可能性として真っ先に上がってくるのは、ヒヨドリといった飛んでいるときに羽根を閉じるタイプの鳥です。羽根を閉じていれば、ほとんど弾丸型に写ります。日本野鳥の会のヒヨドリの写真です。ヒヨドリだと尾羽が後方に細長く突き出すので少し違うような気がします。写真の中を探すと似たものもあるように見えてきます。
 羽尾を閉じなくても、水平に開いた状態を真横から見えれば羽根は写りません。十分に検討の余地があります。中心付近の太くなっているあたりがやや暗くなっているのは横に開いた羽根を見ているのかも知れません。これなんかはどうでしょう、天売島で見たウトウです。立山にはいませんからこれでないのはっきりしています。
ウトウ
 いずれにしても、この画像の鮮明度ではこれ以上の判定は無理なようです。鳥が写り込んだという可能性が最も高そうです。この写真にしか写っていなかったというのも説明がつきます。鳥だと通り過ぎるのは一瞬ですから。
 写した写真を見直していると、鳥や虫が写り込んでいたというのはよくあります。

 動画については、今日のところは時間切れということで、明日に考察することにします。
posted by ヨッシン at 00:00| 雑記

2022年06月28日

UFOにみえないんだけど2

今回は動画について解析してみる予定でしたが、その前に少し補足を加えておきます。
 画像1については鳥と書きました。
研究所の発表を確認してみるとこれを報じている報道会社のウェブページには、「本人はひょっとすると、鳥かなと思ったが、これは連続写真で連続してパチパチと撮ったなかで、1枚だけ写っていた。鳥ならば、他のコマにも映っていてよい」と書かれています。
 どこまでが、本人の見解なのがはっきりしませんが、少なくとも研究所の見解としては「1枚だけ写っていたので鳥とする考えは否定できる」と見ることができます。
 先日は、1枚だけ写ることもあると書きました。これでは完全に水掛け論になりそうなので、もう少し詳しく解析しておくことにします。
 まず連続してバチバチと撮った方法についてです。文章から解釈できるのは、何回も連続してシャッターを押したということでしょう。カメラの連写機能を利用して写すということもあります。プロならこの方法を使っていることが多いでしょう。連写の場合、どれくらいの頻度で写したのかが問題になります。高速連写なら1秒間に10枚ということもありますが、これは何かの目的がないと使わないでしょう。たとえば撮り鉄が、接近する列車を写すような場合です。普通の連写を使っただろういうことで1秒間に2枚ということにしておきます。シャッターを連続で押した場合もこれくらいの頻度が限界でしょう。
 画像の方に戻ってみます。問題の物体は35ピクセルのサイズに写っています。右側の余白が1280ピクセルあります。物体のサイズと比べると37倍の大きさになります。写っているのが鳥だとします。いろいろな鳥がいますが、このあたり(立山室堂)で見られそうなものとしてはイワヒバリがいます。
 立山一の越で写したイワヒバリです。ガスがかかっていてぼやけていますが、テーブルの上で残飯をくわえています。
イワヒバリ
 これだと仮定します。体長は18cmです。飛んでいるときはほとんどこの大きさに写りますから、鳥までの距離のところで右側に開いた空間の長さは6.6mとなります。
 この距離を1/2秒の間に通過することができれば、次の写真(前かな)に写真でははみ出したところにいることになります。秒速で13m、時速に換算すると45kmです。これだけあれば次は写らないことになります。鳥は普通これ以上の速度で飛んでいますから、1枚にしか写っていなくても不思議なことではありません。
 どうしてこういう結果が出るのかというと、鳥としては異常に近いところをとんでいたからです。18cmといえば人の頭くらいの大きさです。歩いている人と比べればわかると思います。左端にいる一番近くの人と変わらない距離になります。普通は遠くにいるものを見ることが多く、動きがゆっくりになります。
 もちろん連写速度がもっと速い、たとえば3回/秒とすると飛翔速度は70km/hになってきますから鳥の速度としては苦しくなってきます。もっと大きな鳥でも1枚では無理になってくるのは同じです。たとえばカラスのようなものです(室堂にいるのかな)。

 続いて動画1を確認することにします。「白い物体がどんどん上がっていっている。明らかに未確認飛行物体としてのUFOと言えるのではないか」というのが判定基準です。上にあがっていたら、UFOなのかとつっこみたくなります。ところで、判定基準となった上にあがっているのはどういう状態なのかしっくりきません。
 映像が上にあがっているように見えるのは、撮影位置が明らかに上昇しているから、
磐梯山に比べて背景の雲などが上にあがっているように見えているだけなのではというような気がしてきます。光点だけではなく雲もいっしょに上がっているように見えます。
 まず動画をフルスクリーンにして見ました。ここで見えてきたのはわずかに尾を引いている光点です。これは、飛行機からだされた排ガスが急速に冷やされてできた雲に見えます。周囲の気象条件によってはできないこともあるし、いつまでも残って飛行機雲を作ることもあります。太陽高度が低いと機体とこの雲に太陽光線が反射して光ってい見えることはよくあります。光点の形からは、わずかに雲を作った飛行機と全くいっしょです。従ってこの光点は飛行機と断定できます。UFOと見間違える典型例の一つです。
 一つ気になるのは、背景の雲が暗いということです。飛行機雲を作るような飛行機が飛んでいる高度は1万m付近になります。このことから、後方にべたっと見える雲は巻層雲ということになります。この雲は、薄く白く光っていることが多い雲です。
 暗くなるような雲は、低高度の厚い雲にみられます。これは雲の中を太陽光が通りぬける間に全て反射されて下面には太陽光が届かないからです。巻層雲では、薄いために太陽光は透過でき、下面の雲粒も照らすことができます。暗い雲は巻層雲らしくありません。
 ところが、巻層雲でも黒く見える例外があります。もちろん、太陽光があたっている状態での話です。下にある飛行機に光が当たっていますから、日が沈んでしまっているというのはあり得ません。それは、太陽光が雲の層を真横から照らしているときです。雲の中の通過距離が長くなりますから、散乱量が多くなります。次第に暗くなっていきます。画像でも、下の方にみえる雲が白っぽくなっていることから、この状態になっていると考えられます。このようなときは、飛行機がものすごく明るく見ることがあります。画像のような状態で飛行機雲が見られるのはじゅうぶん起こりうることです。
 ところで、実際には光点はどのように移動しているのでしょうか。動画のはじめの方と終わりの方で、スクリーンショットをとり、雲の形にあわせて重ね合わせてみました。そこからわかるのは、やはり下から上に移動していることです。研究所の見解と同じです。ただ研究所がこのことをいっていたのかは疑問なところはあります。飛行機はこの高度では上下運動はしませんから、実際には下から上に向かっているのではなく、こちらに向かってきていることになります。
 結論です。この動画はこちらに向かってきている飛行機を写したもので、UFOではありません。

 ここまででたくさんになってきました。残った動画についてはまた明日ということにさせていただきます。
posted by ヨッシン at 00:00| 雑記

2022年06月29日

UFOにみえないんだけど3

 昨日からの続きです。4番目の動画2が残っています。中央少し上にある光点が、UFOとされているものと思われます。これが何なのかについては、はっきりしないところもあります。一番問題になるのは手ぶれがひどく画像を追うのに苦労するという点です。この件に関しては、どのように解析しようとしているのかについても書いていくことにします。
 最初の感想です。ふだん見かけないところに光点が見えたので、UFOではないかと投稿したように思えます。ふだん見慣れた景色でも、時々あんなのあったかなと思うことがあります。その可能性もあります。この点に関しては、現地の状況がわからないので何とも答えようがありません。
 画像に関していえば、問題の光点と他の光源では写り方が全く違っている点が気になります。赤信号や街灯の明かりからは長いハレーションがでていますし、光源の周囲全体にコロナ状にハレーションがでています。これに対して光点ではハレーションがなく輪郭がくっきりしています。このことからいえるのは、光点は他の光とは全く違う方法で写り込んでいるこんでいるように見えます。極端なことをいえば、別に撮られたものを合成している可能性も考えられます。
 
 光点が動いているかどうかという問題です。画像を見た限りでは、周囲の風景に固定されているように見えます。一応、途中2枚ほどスナップショットをとったところ、風景とはわずかにずれているものの、あまり動いているようには見えませんでした。かなり高いところに見えますが、山の上に何かあるということは考えにくそうです。電線に碍子といった光を反射するものがあってそれが光っている可能性が考えられます。
 わかっている情報を整理してみると。福島市飯野町で撮られたものであること、どこか信号と横断歩道のある交差点で、よく通るところであること、一方通行の入口があることくらいですから、場所が特定できそうな気がしました。グーグルマップで飯野町とされる範囲で、探してみました。
信号のある交差点は数えるほどしかなく、いずれも条件に該当しませんでした。その後気がついたのは、マップが示す範囲内に千貫森がないということです。
 千貫森を調べてみると飯野町青木として別の区域になっていました。他にも飯野町明治という地名もあるようなので、飯野町の範囲が特定できず断念しました。この2地区にも条件を満たす交差点はありませんでした。場所を特定するという方法はいったん置いておくことにします。

 とにかく手ぶれがひどいということなので、ソフトで手ぶれ補正をかけてみました。これでわかったのは、光点は山に対して微妙にゆれ動いているということです。これから、地上風景の一部という考えは否定できます。光点の周囲に支えのようなものも、画像処理からは見つけることはできませんでした。
 動画を見直してみると、画像が左にぶれたときは、光点は下の信号機柱に対して左にずれているように見えます。これだとたとえば、ハレーションがないのは説明できませんが、車のフロントガラスに写り込んだ後方の光が写っていることもありそうです。
 交通量が多いということをヒントに、国道を調べてみると、研究所西側900mの立子山中田・足替田にある交差点が撮影場所と判明しました(飯野町外なのでは?)。画像から詳細に調べてみると、歩道あるいはさらに道路の外側から撮影されたものの可能性が出てきました。車の中から写したということはほとんどなくなってしまいました。
 さらに、動画を低速度再生してみると、光点の動きは全体的に、カメラの動きに調和的なものの、何となく画像の動きに先行しているように見えます。ガラスの反射では説明が難しそうです。このあたりも検討の余地がありそうです。
 今のところは光点の写り方が他と違うという1点で、いわゆるUFO(空飛ぶ円盤)ではないと思っています。背景の山が千貫森と判明しました。となると、UFOバイアスがかかってきますから、ここは慎重に判断したいところです。といって、お手上げ状態になっています。ただし、作為的に作ったものではないということは暗黙の了解にしています。

posted by ヨッシン at 00:00| 雑記

2022年06月30日

UFOにみえないんだけど4

 昨日は、2つ目の動画に不思議な現象が見られると書きました。書きながら、説明できそうな事を思い当たりました。もう少し詰めてからということで、いったん打ち切っています。前回書かなかったことから続けていきます。

 光点がガラスに写ったものだとして、その動きが景色より大きくなる事から説明します。ビデオカメラは液晶画面を見ながら撮影します。これはカメラでも同じですが、今のところは関係ないので置いておきます。普通撮影するときには腕を前に延ばして、カメラを顔の前につき出すように支えているでしょう。ここて、手ぶれが原因で右の方にカメラがむいたとします。右側の景色が写るようになりますから映像は左にずれていきます。
 ところでカメラが右に向いたときに、カメラと腕の関係はどうなっているでしょうか。考えられるのは2通りあります。手首から先の手のひらだけが動いたのか、腕ごと右を向いたのかのどちらかです。カメラを持った感覚では、手首だけが震えていることはありません。だいたいは腕が揺れています。この場合は、肩か肘の関節を中心にしてカメラが動いていることになります。カメラが右に向くときにはカメラは右に動いています。
 映像を写す位置が変わるとどのようなことが起こるでしょうか。列車から見る景色を考えてみるとわかると思います。近くにある景色ほど、後方に大きく動いて見えるということが起こります。
 映像の動きから、光点の方が大きく動くのなら、光点は手前側にあるということを示しています。見てわかるほど動きに差がでてくるというのは光点が至近距離にあることを示しています。手前側に光点を支えなしで置ける状態で思いつくのは、ガラスに光を映すという方法です。いったんここまで考えたのですが、光点の方が先に大きく動くということがわかり、こちらの説明をつけないことには全く無意味になり、この部分は保留にしました。

 ここで、手振れ時に光点だけ(近くにある物体)を先に動かす方法を説明します。至って単純で、カメラの手ぶれ補正機能を使うという方法です。というのか勝手になっていたのでしょう。これは、カメラの画素をカメラの動きに合わせて動かすという方法で対応しています。遠くの景色にあわせて手ぶれ補正機能が作動していれば、カメラが動いた直後の映像では遠くの景色は止まって見えます。光点は、景色より速く動く分だけ位置がずれます。その後画素は定位置に戻されるので、景色光点ともに動いていきます。総合してみると光点の方が景色より先に動きだすことになります。
 光点の先行する動きが説明されたことによって、光点が近くにあることが示されました。ガラス面で反射された後方の光点の可能性が高くなってきました。もちろんガラスに限らず透明な膜状のものならなんでもよい事になります。後方の光ではなく膜に何か書かれていたものが照らされていたりたでもいいし、膜面が手前に倒れていれば後方ではなく足元ということになります。
 この仮説ならもう一つ説明できることがあります。最初に疑問を抱いた、光点のみハレーションを起こしていないという現象です。光点が膜の手前側の面で反射ていればハレーションは起こりません。間にハレーションを起こすものが挟まっていればこのようになりますから、それを膜としてやればいいだけです。たとえば、膜面の向こう側面がうっすら濡れていてこれがハレーションを起こしたというような状況です。あまり質のよくない透明なビニールシートでもよさそうです。
 撮影位置の問題がありますし、本当の撮影状況がわかっていませんからこの説にはこだわりませんが、これ以外でも何とか説明をつける方法がありそうです。少なくとも5cmサイズとかいう以外は、UFOでは説明できそうもありません。

 ネットでの情報を見ていると、この画像についての所長の見解が書かれているのを見つけました。説明会では解説があったのかも知れませんが、書かれている記事はありませんでした。
よろず〜ニュース6/29(水) 11:00配信 UFOの里「福島・千貫森」に注目!..
URL:https://yorozoonews.jp/article/14655702
引用します。
--以下引用--
分析の結果、レンズゴーストではないことが分かっている。異星人の乗り物とまでは断定できないが、プラズマである可能性が高い。自然現象はもちろんだが、UFOもまた、プラズマをまとっているケースがあるので、さらなる分析をしたいところである
--引用終わり--
突っ込みどころ満載です。レンズゴーストとは思っていないし、この光点に対するレンズゴーストもしっかり写っています。少なくともレンズゴーストでなければプラズマだというところの解説はしっかりして欲しいとは思います。少なくとも、ここに書いたことには反論できるようにして欲しいとは思います。間に何も挟まずに写したとか、写したときの状況はどんなだったのかとかいろいろあると思います。
まだ続きそう

posted by ヨッシン at 00:00| 雑記