2022年04月26日

2022年日帰り旅 25 3/29 北播磨 加東市 姫滝

 姫滝でわかっていることは、闘竜灘の700m下流にある岩場ということくらいです。西脇市との市境にある山にあった城に住んでいた姫が、城攻めに遭った後、さらに色々あって、ここの滝壺に身を投げたというのが名前の由来だそうです。地図で見てもしっかりとした滝があるようすはなく、流れの急なところをいっているのかな、という気はします。
 江戸時代初期に、阿江与助によって舟が通りやすいように開削されています。その影響で、急な流れが押さえられているのかも知れません。
 調べた感じでは右岸側からの方が見やすそうでした。新滝見橋から加古川の右岸側を下っていきます。
 見えてきた岩場と急流部です。
加東市 姫滝

 岩の上にはカワウが止まっています。
加東市 姫滝カワウ

 ほぼ真横から見た急流部です。これくらいでも船をさかのぼられようとすると大変なように見えます。でも登っていたのでしょう。
加東市 姫滝

 河岸近くの岩石です。丸い穴がたくさんあいています。闘竜灘でもありました。鮎を捕るためのなにかの仕掛けを作るためのものなのでしょうか。
加東市 姫滝河床

 やや下流側まできました。手前側に分かれてきた流れがあります。左側奥は新町船着場跡です。
加東市 姫滝

 一番大きく流れ落ちているところです。これで落差は2〜30cmといったところでしょうか。滝というにはちょっとという感があります。
加東市 姫滝

 少し引いて全景です。こうやってみると高瀬舟はどこを通ったのでしょうか。ある程度の幅があってとなると、アップで写した所くらいでしょう。
加東市 姫滝



posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記