2022年04月17日

星の記録 4月17日 イースター

 今日はイースターなんだそうです。キリストが復活したのを祝う日だそうです。あまりこういうイベントには乗りたくはありませんから基本的にはパスです。といっても一つ気になることがあります。イースターの日は「春分の日の後にやってくる満月の日の次の日曜日」と決められているそうです。
 で計算してみます。今年の春分は、3月21日0時33分です。これ以後の最初の満月は、4月17日3時55分で今日が満月の日になります。よってイースターになるのは、今日の次の日曜日ですから来週の24日です。なんかへんです。どこを間違えたのでしょうか。
 基本的にはヨーロッパでの行事なので世界時で考えてみます。日本標準時は世界時より9時間進んでいますから、満月は世界時では16日18時55分になります。この日は土曜日なので、次の日曜日は翌日の17日となります。ヨーロッパでは今日がイースターというのは納得がいきます。
 イースターそのものが日本ではなじみがないので、実際に計算をしないで、ヨーロッパでいわれている日付をそのまま受け売りしたと考えるのが一番ありうる線かなと思います。国立天文台がこのような宗教行事の日を決定するとは思えません。旧暦の日付さえ公表していませんから。
 もう一つわからないのが、東方教会と西方教会で違う日になることがあるとか。グレゴリオ暦を使うかユリウス暦を使うかの違いらしいですが、春分になってから次の満月になるまでの時間は、どちらでも同じですから、ずれることはなさそうです。あったとしても、満月が日曜になるか土曜になるかの違いで1週間のずれくらいしか考えられません。1ヶ月もずれるのはないような気がします。
 満月ということで月の写真となりますが撮りためている分も含めて載せていきます。13日からです。この日からは、西の空にまわってくるのを待っていると夜中を過ぎそうなので、東の空か昇ってきたときものを写しています。月齢は12.1です。
13日の月

 16日です。満月の8時間前になります。月齢は15.2です。今月は旧暦と日付が一致していますから、今晩の月は十六夜です。
18日の月
 この日は近くにスピカがいるということなので、アングルをいじりながら写していたら飛行機が割り込んできました。スピカは真ん中下隅に写っています。
18日の月とスピカ
 画角いっぱいに拡大したものです。
16日の月とスピカ

 今日(17日)です。月齢は16.2、満月の16時間後です。
17日の月

 いっしょに太陽も載せます。昨日(16日)です。小さな黒点がいくつかあります、はっきりとわかりません。東側で爆発が起こっているようすが報告されていますから、そろそろ黒点ができきそうな雰囲気があります。
16日の太陽

 今日(17日)の太陽です。東側に大きな黒点が2つ見えてきました。北に寄ってはみ出しそうなので、少し下にずらしています。
17日の太陽
 今ごろは、太陽の自転軸が地球の自転軸の方向に対して23度傾いているのを考慮していませんでした。道理で時点の方向が下の方にずれていくはずです。

 
posted by ヨッシン at 00:00|