2022年04月16日

星の記録 4月16日号 シリウス他

 今日は太陽と月以外を中心にみたものを書いていきます。
 シリウスの伴星ですがはっきりとは写せていません。一応、夕方前から鏡筒を光の当たらないところに出して、気温になじませているのですが、まだ少し星像のシャープさに欠けます。条件がそろうのを待っていると、シリウスそのものも高度が低くなり観測に適さなくなります。これからだんだんと月明かりがきつくなっていくことが予想されます。ラストチャンスということで、少しましな日でも確認してみることにしました。
 8日です。近くに月がいますが、半月前ということでみることにしました。光軸については、もう少し調整の余地がありそうなのでいじってみることにします。鏡筒が冷えないように毛布を掛けてみるというようなことは今回はしないことにします。まずはリゲルです。伴星ははっきりと見えていますし、写ります。
リゲル
 シリウスです。眼視で見てもあるのかどうかはっきりしません。空が明るいのか(リゲルを見つけるのも苦労します)、その他の要因があるのかわかりません。写真で何となく写っているのではと思われる3枚をコンポジット合成してみました。
シリウス
 これだけみると、かすかに伴星がありそうな感じがします。ちょっと作為的な気もします。先入観をのぞくために場所は記していません。
 この後に、おおいぬ座にある散開星団M41を入れてみました。倍率が大きすぎて完全にはみ出しています。
M41
 何枚か位置をずらして写してみましたが、合成すると画像サイズが大きくなりすぎてパソコンがフリーズしてしまいます。大きい方の望遠鏡では散開星団は無理なようです。すばるものぞいてみたのですが、星がほんの少しだけしか見えません。
 9日です。さらに月明かりがきつくなってみえにくくなってくるので、大きい方の望遠鏡は出さないつもりでした。望遠鏡を何とかする方法はないのかとネットを見ていると、接眼レンズを外しておくと気温になじみやすいという記述をみたので、これで試してみることにしました。昨日同様、リゲルからです。
リゲル
 しっかい写りますね。昨日より像が間延びしたように見えます。光軸をこの日も少しいじりましたが、前よりも悪くなった感じもします。
 シリウスです。それっぽいというのはありませんでした。そのまま30枚ほどの写真をスタックしたものです。
シリウス
 露出を延ばして気がついたのですが、シリウスのゴーストが写っています。レンズは少ない方がいいのではということで、1.4倍バローレンズを外して写してみました。ゴーストが写らなくなったのかどうかは確認していません。コントラストをあげて、少しずつ暗くしていってそれらしいあたりに星のようなものが見えるようにしたものです。
シリウス

 まだ、ピントがシャープではないので、調整の余地はありそうです。気温になじませるのに接眼レンズスリーブから、送風するとよいという記述もあります。小型のファンをつくってやってみようかなと考えています。といっても、なかなかコロナが収まらないので電車に乗って部品を買いに出るのに、気が引けています。他にも手に入れたい部品はいくつかあります。

 
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2022年04月17日

星の記録 4月17日 イースター

 今日はイースターなんだそうです。キリストが復活したのを祝う日だそうです。あまりこういうイベントには乗りたくはありませんから基本的にはパスです。といっても一つ気になることがあります。イースターの日は「春分の日の後にやってくる満月の日の次の日曜日」と決められているそうです。
 で計算してみます。今年の春分は、3月21日0時33分です。これ以後の最初の満月は、4月17日3時55分で今日が満月の日になります。よってイースターになるのは、今日の次の日曜日ですから来週の24日です。なんかへんです。どこを間違えたのでしょうか。
 基本的にはヨーロッパでの行事なので世界時で考えてみます。日本標準時は世界時より9時間進んでいますから、満月は世界時では16日18時55分になります。この日は土曜日なので、次の日曜日は翌日の17日となります。ヨーロッパでは今日がイースターというのは納得がいきます。
 イースターそのものが日本ではなじみがないので、実際に計算をしないで、ヨーロッパでいわれている日付をそのまま受け売りしたと考えるのが一番ありうる線かなと思います。国立天文台がこのような宗教行事の日を決定するとは思えません。旧暦の日付さえ公表していませんから。
 もう一つわからないのが、東方教会と西方教会で違う日になることがあるとか。グレゴリオ暦を使うかユリウス暦を使うかの違いらしいですが、春分になってから次の満月になるまでの時間は、どちらでも同じですから、ずれることはなさそうです。あったとしても、満月が日曜になるか土曜になるかの違いで1週間のずれくらいしか考えられません。1ヶ月もずれるのはないような気がします。
 満月ということで月の写真となりますが撮りためている分も含めて載せていきます。13日からです。この日からは、西の空にまわってくるのを待っていると夜中を過ぎそうなので、東の空か昇ってきたときものを写しています。月齢は12.1です。
13日の月

 16日です。満月の8時間前になります。月齢は15.2です。今月は旧暦と日付が一致していますから、今晩の月は十六夜です。
18日の月
 この日は近くにスピカがいるということなので、アングルをいじりながら写していたら飛行機が割り込んできました。スピカは真ん中下隅に写っています。
18日の月とスピカ
 画角いっぱいに拡大したものです。
16日の月とスピカ

 今日(17日)です。月齢は16.2、満月の16時間後です。
17日の月

 いっしょに太陽も載せます。昨日(16日)です。小さな黒点がいくつかあります、はっきりとわかりません。東側で爆発が起こっているようすが報告されていますから、そろそろ黒点ができきそうな雰囲気があります。
16日の太陽

 今日(17日)の太陽です。東側に大きな黒点が2つ見えてきました。北に寄ってはみ出しそうなので、少し下にずらしています。
17日の太陽
 今ごろは、太陽の自転軸が地球の自転軸の方向に対して23度傾いているのを考慮していませんでした。道理で時点の方向が下の方にずれていくはずです。

 
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2022年04月18日

2022年日帰り旅 18 3/25 藤原京 さくら 菜の花

 再び奈良盆地の真ん中に出かける用事ができ、食事がてら買い物をして帰ろうということで商業施設に立ち寄ったところ、併設されている観光案内所の前に藤原京の菜の花まもなく満開という案内が出ていました。これもついでにみて帰ろうということで、藤原京経由で帰ることにしました。前もコスモスをみてから帰ったことがあります。
 前回駐めた駐車場は、出口の坂がきつく車の合間を縫って出すのが大変だったので、さらに先の駐車場に入れました。
 車を降りて、宮跡の方をみると菜の花が咲いている場所は見えませんでした。駐車場前の道路を渡った向こう側に春の散歩道というのがあり何人かの人が歩いているということもあるのでそちらに行ってみることにしました。しばらく道路を歩かないといけないのは難点です。歩く横を車がひっきりなしに通ります。
 散歩道は池の堤防の上についています。道に沿って桜並木になっています。まだ開花には少し早いのですが、ところどころに密集して咲いているところがあります。
藤原京 さくら

 堤防の先に見える仏像です。如来さまでしょうか、観音様でしょうか、区別点はわかりません。後ろの山は耳成山です。
藤原京 如来象

 咲きかけたさくらの花です。
藤原京 さくら

 池の過ぎた先に菜の花畑が広がっていました。咲き始めたところですが、見頃のようです。
藤原京 菜の花畑

 花をアップにしてみました。先の方にまだたくさんのつぼみがついています。ここのものは、茎が赤っぽい色をしています。淡路島でみたものと種類が違うようです。花の時期もこちらの方が遅いようです。
藤原京 菜の花

 遠くの山を背景にした菜の花です。
藤原京 菜の花

 足元で咲いていたタンポポです。総苞片が反り返っていますから、セイヨウタンポポになります。
藤原京 たんぽぽ


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2022年04月19日

2022年日帰り旅 19 3/25 藤原京 菜の花畑

 菜の花の種類が違うようなので調べてみたところ、名前の由来は「菜」の「花」で、「菜」は葉っぱを食べる野菜ですから、それの花ということになり種類はたくさんある事になります。アブラナの花のことだと思っていました。
 ところで、名前が「ナ」で終わる植物は、「菜」のことをいいますから、これの花だったら全て菜の花なのでしょうか。たとえば「スギナ」とか。ある程度限定されそうですね。結局ここの「菜」はわからずじまいです。あまり細かいことをいわずに花を見ていくことにします。
 池の土手のさくらを背景にした菜の花畑です。残念ながら桜はもうまもなく開花が始まるというところで、ちょっとだけ赤っぽくなっている程度です。少し残念です。
藤原京 菜の花畑

 1本だけアップにしてみました。
藤原京 菜の花

 地面近くでも、春の花がたくさん咲いています。これはホトケノザ、春の七草にあるものとは別の種類です。
藤原京 ホトケノザ

 タネツケバナです。ナズナに似ていますが、果実がうちわ型ではなく、棒状です。
藤原京 タネツケバナ

 オオイヌノフグリです。ここはまだ密集度が少ないようです。
藤原京 オオイヌノフグリ

 菜の花を上から見ました。咲き始めたところなので、中心部にはまだたくさんのつぼみがあります。
藤原京 菜の花

 ミツバチもきています。花に頭をつっこんで蜜を集めているところです。手前の花穗の右側の花にいます。
藤原京 菜の花 ミツバチ

 耳成山を背景にしてみました。手前の建物を目立たないようにしたら山頂付近だけになってしまいました。
藤原京 菜の花 耳成山

 こちらの山は畝傍山です。
藤原京 菜の花 畝傍山


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2022年04月20日

2022年日帰り旅 20 3/25 藤原京 これからの菜の花

 池から降りたところの区画は花をたくさんつけていました。その東隣の区画では、まだこれから咲くのかなというところです。さくらでいえばちらほらといったところでしょうか。案内所でみた「まもなく」というのはこういう咲き始めた区画があるからだったのでしょう。全体的に葉の緑と茎の赤が目立っています。
藤原京 菜の花

 花のアップです。この区画では比較的たくさんついているほうです。
藤原京 菜の花

 咲いている方の区画の畝近くの地面付近です。ナズナの白い花が目立っています。青い花はオオイヌノフグリ、右側のピンクのものはヒメオドリコソウです。
藤原京 ナズナ

 再び、あまり咲いていない区画の菜の花畑です。それなりに葉っぱの緑色がきれいです。
藤原京 菜の花畑

 まばらなところの菜の花です。
藤原京 菜の花

 このあたりは、地面近くではナズナがたくさん咲いています。白い花と黄色い花のコントラストがきれいです。
藤原京 菜の花

 花をもう少しアップで。果実がだいぶ大きくなっていて咲いているのが花穗の先端近くになっているものもあります。
藤原京 菜の花

 遠くの何も植わっていないところの真ん中で、水仙がひとかたまり咲いていました。横にはツクシもいっぱい顔を出しています。
藤原京 水仙 ツクシ


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2022年04月21日

2022年日帰り旅 21 3/25 藤原京 菜の花 ナズナ ミツバチ

 菜の花が咲いているところに南西側から入り、西側を真ん中くらいまで北に進んで東へ横断し、再び北に進んで、北東端から北端を西に向かって進んでいるところです。だいたい4分の3くらい回り終わったようです。
 北端付近は、菜の花のがまばらなところが多く、地面からはたくさんのナズナがでてきていて花をつけています。
菜の花 ナズナ

 このあたりでもミツバチの羽音が聞こえてきました。探してみると花に止まっているのが見えました。向こう側にむいた花にいるので、背中だけが見えています。
藤原京 菜の花 ミツバチ

 花に下側からアタックしています。
藤原京 菜の花 ミツバチ

 花に止まるためにホバリング中です。
藤原京 菜の花 ミツバチ

 これも花の裏側から潜り込もうとしています。
藤原京 菜の花 ミツバチ

 菜の花とナズナの共演です。
藤原京 菜の花 ナズナ

 菜の花が植わっていないところで咲いていた、カラスノエンドウです。
藤原京 カラスノエンドウ

 池の土手を背景に写した菜の花畑です。
藤原京 菜の花畑


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2022年04月22日

2022年日帰り旅 22 3/25 藤原京 さくら

 菜の花畑に入ってきたところまで戻ってきました。ここからは池を囲む土手の上ではなく、土手下の道を戻っていくことにします。正面にみえる車道の下にもさくらの木が並んでいます。
 さくらは咲き始めたところですが、ところどころに密集して咲いているところがみられます。たくさん花をつけている木とそうでない木があります。
 咲き始めているさくらです。
藤原京 さくら

 さくらです。
藤原京 さくら

 ここの花が一番よく咲いていました。
藤原京 さくら

 振り返って背景に菜の花畑を入れました。
藤原京 さくらと菜の花

 これも菜の花とさくらです。
藤原京 さくらと菜の花

 ここだけ見るといっぱい咲いているように見えるのですが、他は全然です。
藤原京 さくら

 これで3分咲きくらいかな。
藤原京 さくら

 地面で咲いていたヒメジョオンです。
藤原京 ヒメジョオン

 道路に上がる土手にはいっぱいツクシがでていました。
藤原京 ツクシ

 道路に上がって駐車場まで戻り、車で帰ってきました。今回は帰り道がわかっていますから、帰りの所要時間はかなり短縮できました。

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2022年04月23日

2022年日帰り旅 23 3/29 北播磨 加東市 滝見橋

 前回の北播磨の記事を書くために、「加古川水の新百景」をみていると、闘竜灘以外にも興味深いところがいくつかのっていました。この方面に再び出かけることがあったらよってみようと考えていました。3月29日にその機会があり行くことになりました。
 興味をもった1つ目は、加東市の姫滝です。闘竜灘の下流側1kmほどのところにあります。近くに車を止められそうな所はないか地図で探したのですがすぐ近くでは見つけられませんでした。止められそうな所としては、滝野駅の反対側に播磨中央公園の駐車場があります。ここからだと600mほど歩くことになります。それなら滝野船座跡の駐車場からでもそれほど距離は変わりません。駅舎を越えないでいけるため自転車が使えます。こちらに駐めることにしました。
 船座跡から加古川の右岸を南に進みます。最初にある橋が滝見橋です。この付近で滝といえば姫滝となりますから、姫滝が見えるのでしょう。ここからまだ下流側にあります。
 橋の上から下流側を見てみました。岩場が露出していて、わずかに段差があります。滝のように水が流れ落ちていくようすは見えません。
加東市 滝見橋から姫滝

 川の真ん中を横断する岩場です。
加東市 滝見橋から姫滝

 左岸側に河岸が広くなっているところがあり、下りて行く道があるようです。いってみました。
加東市 滝見橋から新町河岸跡

 河岸に降りるまでに、滝見橋を通して上流側を見たところです。岩がでている所が闘竜灘、その上流にある橋が、闘竜橋です。
加東市 新町河岸跡から闘竜灘

 岩の表面をみると人工的に削ったような跡が見られます。まっすぐ溝のようなものを作ろうとしたように見えます。
加東市 新町河岸跡

 このでこぼこは、水の流れで削られてできたものでしょう。水がたまっているところはそれほど深くありません。
加東市 新町河岸跡

 これも水流が作ったものでしょう。これくらいだとかめ穴とは呼べないでしょう。
加東市 新町河岸跡



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2022年04月24日

2022年日帰り旅 24 3/29 北播磨 加東市 新町河岸跡

 道路からこの川岸に降りてくる入口に「高瀬川船着場 新町河岸跡」と書かれた看板がありました。この付近で取れた米は、加古川を船をつかって河口付近まで運ばれていたようです。それに使われた船が高瀬舟です。
 川の左岸側からだと、滝野船座までいったん川を船で渡ってから、荷物を積み替えてというのは不便だということで、左岸側からでも運び出せるよう慶長10年(1605年)に作られたものだそうです。滝野船座とともに繁栄したものの、大正年間の鉄道開通によってその役目は終わったそうです。
 河岸をみると石を積み上げて船を着けて荷物を積み下ろししやすくしたような跡があります。でも、コンクリートで固められているようにも見えますから、その当時のものかははっきりわかりません。
加東市 新町河岸跡

 ここから見た下流側です。姫滝は手前の岩場の向こうの水がよどんでいる先にあり、はっきりとは見えていません。
加東市 新町河岸跡から加古川

 手前側の水辺に鳥がやってくるのが見えました。確認できていませんでしたが、チドリの仲間で、目の周りに黄色い輪が見えませんから、イカルチドリでしょう。
加東市 新町河岸跡 イカルチドリ

 この付近でみられる岩石です。集塊岩なのでしょうか。
加東市 新町河岸跡 岩石

 姫滝は右岸側からの方がみやすそうなので、滝見橋を渡って右岸側に戻ります。この橋は、新しくつけ替えられたところで、上流側にあった古い橋の道路上に残された広場にプレートのようなものがかかっています。橋の工費がいくらだったとか書かれています。そこからみた闘竜灘です。
加東市 滝見橋から闘竜灘

 新しい橋の上から見た闘竜灘です。姫滝よりもこちらの方が滝っぽいかな。
加東市 滝見橋から闘竜灘

 直下の川底にブルドーザーでひっかいたような筋がみられます。これも自然にできたものなのでしょうか。
加東市 滝見橋河床の岩石


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2022年04月25日

地震がありました

 今日の昼過ぎに地震がありました。建物が音を立てて揺れ始めたことから気がつきました。2〜3秒ほどしてから、音と揺れ方が微妙に変わったことから、震源が非常に近かったことが推定されます。ものが揺れて音をたてていましたから、震度でいえば2くらいだったでしょう。
 さっそく防災研の強震モニタを表示させてみると、最近頻発している地震の震央付近を中心として波が広がっていくようすが見えました。この時には近畿地方全体に広がっていたようです。震央の予想が出るのは意外と早く、サイトを開いた直後には、震央が京都府南部と表示されました。地震を起こした断層は、東西圧縮によってできた横ずれ断層のようです。
 気象庁の第1報はそれからしばらくしてからで、震度・震源情報が出されるまでは5分ほどかかりました。これでも今までと比べて早くなったような気がしました。震央は最近何度か起こった地震のものと同じ所を示しています。
 大阪府北部で震度が2のところが多いなかで、交野市で震度が3となっていました。京都府久御山町でも3なので、震央から遠いところで揺れが強くなっている特徴が見受けられました。
 自宅近くの計測点では1だったので、今回も自宅での揺れが大きくなっているように見えます。ただ、周囲に比べて小さいので、こちらの揺れが少なかったのかも。

 前回は13日だったのでほぼ2週間ぶりということになります。月初めのものが間隔が短かった之ちょっと開いてきたという感じはしますが、元々は1年の中で1回有感地震があるかどうかという場所ですから、まだ多いような気はしています。
 この間になかったかということも調べてみました。16日にもあったようです。この時は震央近くの1ヵ所のみ震度1だったので、こちら側ではほとんど揺れなかったと見ていいでしょう。
 だんだん収まってくれるのか、大きなものの前触れなのか気になるところです。

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2022年04月26日

2022年日帰り旅 25 3/29 北播磨 加東市 姫滝

 姫滝でわかっていることは、闘竜灘の700m下流にある岩場ということくらいです。西脇市との市境にある山にあった城に住んでいた姫が、城攻めに遭った後、さらに色々あって、ここの滝壺に身を投げたというのが名前の由来だそうです。地図で見てもしっかりとした滝があるようすはなく、流れの急なところをいっているのかな、という気はします。
 江戸時代初期に、阿江与助によって舟が通りやすいように開削されています。その影響で、急な流れが押さえられているのかも知れません。
 調べた感じでは右岸側からの方が見やすそうでした。新滝見橋から加古川の右岸側を下っていきます。
 見えてきた岩場と急流部です。
加東市 姫滝

 岩の上にはカワウが止まっています。
加東市 姫滝カワウ

 ほぼ真横から見た急流部です。これくらいでも船をさかのぼられようとすると大変なように見えます。でも登っていたのでしょう。
加東市 姫滝

 河岸近くの岩石です。丸い穴がたくさんあいています。闘竜灘でもありました。鮎を捕るためのなにかの仕掛けを作るためのものなのでしょうか。
加東市 姫滝河床

 やや下流側まできました。手前側に分かれてきた流れがあります。左側奥は新町船着場跡です。
加東市 姫滝

 一番大きく流れ落ちているところです。これで落差は2〜30cmといったところでしょうか。滝というにはちょっとという感があります。
加東市 姫滝

 少し引いて全景です。こうやってみると高瀬舟はどこを通ったのでしょうか。ある程度の幅があってとなると、アップで写した所くらいでしょう。
加東市 姫滝



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2022年04月27日

2022年日帰り旅 26 3/29 北播磨 加東市 加古川河岸

 姫滝周辺を流れ以外にも注目して見わたしてみます。この付近では、道というよりは草がいっぱい生えた休耕田の畔のようなところを歩いています。何とか川に近づいて、水面が見えるようになると、今まで見えなかったところにいたカモが一斉に遠ざかっていきます。いそいで飛んで逃げているものもいます。頭の模様からするとコガモのようです。
加東市 加古川河岸 コガモ

 草むらで一番よく咲いていた花です。赤いのはホトケノザ、ピンクのはヒメオドリコソウです。ピンクは帰化植物になります。
加東市 加古川河岸 ホトケノザ ヒメオドリコソウ

 菜の花です。ここのものも茎は茶色い色をしています。堤防にはセイヨウカラシナが多いようですが、ここのものもそれなのでしょうか。今のところどうやって区別したらいいのかはわかっていません。
加東市 加古川河岸 菜の花

 下流側川岸の岩石です。人工的に削ったように見えます。岩石は、ほぼ水平な地層になっています。第三紀の堆積岩のようです。
加東市 加古川河岸 河岸岩石

 車まで戻ることにします。途中にツルニチニチソウが咲いているところがありました。最近はいろいろなところで群落を作っているのを見かけるようになってきました。
加東市 加古川河岸 ツルニチニチソウ

 滝野船座跡に戻ってきました。前回写真を撮っていなかったので写しました。大きな広場になっています。
加東市 加古川河岸 滝野船座跡

 阿江与助像は立っている近くに寄っていませんから今回も写せていません。写真はなしです。
 車に乗って、まっすぐ広い道に戻ろうとしたら、途中に道標と石碑が並べておいてありました。右の道標はきれいに形を整えていて「左たんば 右のま谷」と書かれています。加古川域最古(天和2年1682年)の道標なのだそうです。左の石碑は読めません。一番上の字は「右」のようにも読めます。
加東市 加古川河岸 道標と石碑

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2022年04月28日

2022年日帰り旅 27 3/29 北播磨 西脇市 日本のへそ(大正)

 加古川の闘竜灘よりさらに上流にも津万滝というところがあります。西脇市の日本へそ公園の近くです。公園もいっしょに見学ということで行くことにしました。
 日本へそ公園駐車場に車を入れ、駅の方に行っていました。駐車場からは、岡を少し降りていったような感じのところにあります。駅舎です。壁面にこの場所を示す地図が書かれています。
西脇市 日本へそ公園駅

 駅前に岡之山美術館があります。列車の形を表現しているそうです。展示替えのために臨時休館していました。
西脇市岡之山美術館

 駅前から北に行き、線路をくぐります。日本のへそ・ふれあいトンネルと書かれています。途中ですれ違えない広さです。
西脇市 ふれあいトンネル

 線路の向こうに白い花をつけた木があります。そちらかというとハクモクレンではなくコブシなのでしょう。はっきりとした違いはわかっていません。
西脇市 日本へそ公園 コブシ

 花をいっぱいつけたさくらの木もあります。この付近の何本かだけいっぱい咲いています。かなりピンクがかっていますから、ソメイヨシノではなさそうです。
西脇市 日本へそ公園 さくら

 ここにある広場の地面は、猪がほじくり返した跡がついています。
西脇市 日本へそ公園猪堀跡

 この付近は、北緯35度と東経135度の線が交わっています。日本は南端は北緯25度北端は45度くらいですからその真ん中は北緯35度(くらい)ということになります。経度でいっても、125度から145度の真ん中は135度になります。従って北緯35度東経135度が日本の真ん中といえます。ここにその場所があります。日本のへそといっているのはそのことによっていす。
 大正時代に、その場所を調べて、その位置に目印がつけられています。これは、ここにありますよという石碑です。
西脇市 日本へそ公園経緯度交差点

 実際に求められた場所に設置されている経緯度標です。横の石碑には経緯度交差点と書かれています。
西脇市 日本へそ公園経緯度交差点

 石碑の裏に祠があります。これはどういういわれがあるのでしょうか。右側の石碑になに書かれているはずですが、読めませんでした。
西脇市 日本へそ公園祠


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2022年04月29日

2022年日帰り旅 28 3/29 北播磨 西脇市 加古川左岸

 駐車場の方に戻ることにしますが、その前に加古川をみていくことにします。経緯度標標のすぐ横を流れています。このあたりから下流側にかけて、岩場が露出し瀬になっています。問題は川原には背の高い草が茂っていて、川がよく見えないことです。比較的見やすいところから見た加古川のようすです。工事のために土嚢が置かれています。
西脇市 日本へそ公園 加古川

 どこかに近づけるところがないか探し、何とか見つけ河岸にでてみました。そこからみた上流側のようすです。100mほど向こうくらいから瀬になっています。姫滝野付近もそうでしたが、山が迫っていないというのが不思議です。
西脇市 日本へそ公園 加古川

 流れが段になっているところです。高さは2〜30cmといったところです。
西脇市 日本へそ公園 加古川

 川から公園に戻ります。公園にあるソメイヨシノはやっと花が咲き始めたところのようです。三分咲きくらいかな。
西脇市 日本へそ公園 ソメイヨシノ

 線路をくぐって、線路沿いの道路に出ます。公園の方から見えていたコブシらしい木の方に行ってみました。花弁が開いているからコブシといいっていいのでしょうか。
西脇市 日本へそ公園 コブシ

 隣にある、さくらの木です。何本かで並木になっています。手前の標識には←日本のへそと書かれています。
西脇市 日本へそ公園 河津桜

 花越しに、経緯度標の方角を写してみました。石柱の左側に標柱が埋められています。
西脇市 日本へそ公園 河津桜

 さくらの花の拡大です。だいぶ花が散って、葉もでてきています。これからすると河津桜のようにも見えます。他にも似た品種はあります。
西脇市 日本へそ公園 河津桜


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2022年04月30日

地震がありました

 今日もまた地震がありました。夕方の時間帯でした。建物が音を立てた後、しばらくしてから、壁にぶら下げてあるものが壁にぶつかる音が聞こえてきました。揺れているのかいないのか微妙な感じです。
 パソコンから強震モニタをみようといすに座ると、揺れているのがわかりました。S波が来始めるのが遅かったようなので震源が遠いのかなと思ったのですが、強震モニタの表示では、今までと同じように、京都府亀岡市付近を中心に広がっていて、ちょうど近畿地方全体にS波が伝わりきったところでした。単に立っているだけでは地震の揺れがはっきりわからなかっただけのようです。
 揺れも小さいように感じましたが、立っていた事による違いのようで、このところ起こっている地震とくらべても、規模はそれほど変わらないようです。しばらくしてから気象庁のページに表示された震央位置はこのところの地震の震央場所と全く同じでした。他にも震源の深さ、マグニチュードなども全てよく似ています。防災研が発表したメカニズム解析でも、東西圧縮の横ずれ断層を示しています。このあたりもよくにています。

 気象庁のページから有感でない小さな地震見ることができます。昨日分をちらっとみたのですが、結構地震が起こっていることがわかります。4年前の地震の余震域から外れていると思っていましたが、余震域に入っていそうなものもいくつかあります。先の地震との関連がでてくるかも知れませんから、もう少しデータを見直した方がよさそうです。
 ほとんど同じ場所で発生しているというのは気になります。原因は何なのでしょうね。早く収まって欲しいものです。
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