2021年12月01日

12月になりました

 今年も何もできないまま最後の1ヶ月となりました。コロナで避けていたものが、ちょっとは出かけるのができるかなとなったとたん、またようすを見ないといけなくなったようです。今回は水際でとめてくれるのでしょうか。もう国内に潜入しているといううわさも出てきました。
 先日市内まで出かけてみました。帰りに中心部にある神社を通ったところ、願いを込めた風鈴1000こで神社を飾ろうといく企画をやっていました。なかなか趣のある企画でした。その写真です。
風鈴で神社を飾ろう
 1000コだと神社の一角しか占拠していなくて少し寂しいかも。といっても、これ以上増やしたら風鈴は音色どころではなく騒音となりそうです。3日間とはいわずにもう少し工夫して続けてもよかったのではないでしょうか。

 迷惑メールが止まりません。ここ2−3日ほどはちょっと減ったものの多いには変わりがありません。安心しても翌日に取り返すかのごとくやってくることがあります。相変わらず中国からのものが多いのですが、日本のGMOインターネットからのものも毎日2〜3件は来ます。これだけ詐欺メールを発信できている事についてどう思っているのでしょうか。完全に詐欺に加担しているというレベルのような気がします。他のレンタルサーバ会社からはやってきません。詐欺軍団になめられているとしかいいようがありません。発信先を偽装することを禁止すれば簡単な気がします。送信サーバが発信する時点でソースに送信元を書き加えればできそうな気がします。ふだんでも中継サーバが書き込んでいますからこれくらいは可能なはずです。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

花情報です
 かなり寒くなってきましたので、屋外に出ている鉢のいくつかを室内に入れました。いくつかは、ビニールハウスも組み立てて入れています。
 パイナップルの1つが、安定が悪くぐらついてきたので、取り込むときに上の方からカットして鉢にさし直すことにしました。根元側の部分をよく見るとほとんど土に埋まっていないような状態でした。地中にあった元茎の部分が腐ったように見えます。取り除いて、上の部分を挿し木しようとしたら、去年伸びてきた枝の部分から折れてしまいました。結局この枝の部分を挿し木に使いました。この枝は、去年実がついたときに横から伸びてきたものです。
 月下美人も安定が悪いので、大胆ににカットしました。これも根元近くが腐ったのか細くなっていてぐらついていました。この部分をカットしています。2年ほど添え木をして支えていたら、その上から伸びてきた根が太くなり、わりとしっかり支えられるようになっていたようです。
 後室内に入れたのは、カランコエとニチニチソウです。
 ビニールハウスに入れたものは適当です、ガザニア以外は一通りといったところです。どちらかといえばほけんといったところでしょう。ビニール越しに写しています。キンギョソウ、コバノランタナ、カリブラコアといった花が見えます。
ビニールハウスの花

 ベゴニアに種のようなものがつきました。非常に小さいので種なのか疑問でした。土に蒔いて置いたところめがでてきています。双葉がでてからだいぶ経つのですがこれ以上には大きくなりません。この先どうなるのでしょうか。水を撒いたときに水滴があたったところのものは流されてなくなっています。
ベゴニア芽

 キンギョソウ。ストックはよく咲いています。これから寒くなっていくとどうなるのでしょうか。残ったシクラメンもやっと花芽が開き始めましたが、変化はゆっくりしています。寒くなったら、花が開くのは止まりそうです。
シクラメン
 これからの花がないので、キンセンカとプリムラジュリアンを買ってきました。キンセンカはこれからのようですが、日が当たらないと咲かないのはちょっと困りものです。プリムラは、サクラソウが育たないので少し心配です。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 サツマイモも収穫しました。芽を出させた種芋をそのまま鉢に立ててさしておいたものです。こんなバオバブ状態になっていました。
サツマイモ
 掘り出したところ。土に埋まっていた部分が太くなっています。根の一部も膨らんではいますが、芋といえる太さではありません。
サツマイモ

 グリーンカーテンにしていたものです。右が、鳴門金時、左が紅はるかです。鳴門金時は、なかなか芽がでてこなかったので、そのまま土に埋めていました。土に埋まっていた部分が太くなっています。種芋を残していると、芋ができないとネットに書かれていたのですが、元のものより大きな芋ができています。真ん中のは鳴門金時かな。紅はるかは一口サイズのものができました。食べやすい大きさです(負け惜しみ?)。プランターはかなり小さなものなのでこれくらいになればじゅうぶんでしょう。
サツマイモ
 さっそく食べました。小さくても市販のものに負けていませんでした。来年どうするか決まってませんが、小さなのは種芋用に残しておくつもりです。それまで持つかな?



posted by ヨッシン at 00:00| 日記

2021年12月02日

星の情報 12月号

 先日、ケレスが月に隠される(掩蔽)のではということを書きました。天文年鑑が発売されていたので、買ってきてみたのですが、そういった情報は書かれていませんでした。星座表示ソフトでのケレスの位置と本に書かれている位置とは赤経で40秒ほどとそれほどずれていません。赤経の差は掩蔽の時間に影響してくるだけなので、掩蔽の可能性は大きいような気がします。ケレスの明るさが8.5等と暗いせいで書かれていないのかとも思いました。一応掩蔽直前の星座ソフトの表示です。2月9日19時20分です。横にすばるがいます。
ケレス食?


 12月の話題といえば、レナード彗星の接近でしょう。肉眼で見えるほどに明るくなるのではといわれています。といっても4等くらいの予想です。すんでいるところからは4等どころか2等星も見つけるのに苦労しています。本当に見えるのかな。経路の予想です。12月のはじめは明け方東の空高いところにあって、日が経つにつれて明るくなりながら高度が下がっていきます。8日から13日までの日の出40分前の彗星の位置です。方位線は5度間隔です。
レナード彗星位置
 中旬以後は夕方西の空で見えるようになります。3日から16日の分です。日没40分後のようすになります。年末年始の金星の位置や水星の移動経路が入っています。
レナード彗星位置
 16日以後です。位置は右隣の場所を表示しています。上から右下へ降りてきているのは金星です。17日から18日にかけて接近しそうです。
レナード彗星位置
 3日早朝にはりょうけん座球状星団M3に接近します。報告がちょっと遅くなってしまったようです。
 3日には火星食があります。といっても昼間の現象なので見られるのかどうか。自宅近くでは剛前後の火星は探すのに苦労します。無理だろうとあきらめています。
 7日から9日にかけて西の空に並んでいる惑星に次々と接近していきます。18時の位置です。金星の近くには冥王星がいるのですが、まず見えないので省略しています。
月と木金土星
 ちなみに月が海王星天王星に接近するのは11日と15日です。15日は天王星を見つけるチャンスかも。
 ふたご座流星群は14日がピークの予想です。夕方がその時間帯に近いのですが、半月を過ぎた月がでています。その影響はどうなるのでしょうか。13日から15日の明け方は月がないのでチャンスといわれています。

 国際宇宙ステーションです。一覧表にしています。当初の予報から少しずつずれています。ロシアの衛星破壊実験の影響かな。今後ずれていく可能性があります。
  日 明るさ 出現      最大高度     消滅
       時刻 高度 方位  時刻 高度 方位  時刻 高度 方位
12月 4日 -1.3 18:19 10°北北西 18:20 13°北   18:20 13°北
12月 5日 -1.7 17:33 10°北   17:34 13°北北東 17:35 12°北東
12月 5日 -0.5 19:08 10°北西  19:08 10°北西  19:08 10°北西
12月 6日 -3.0 18:21 10°北西  18:24 39°北   18:24 39°北
12月 7日 -2.8 17:34 10°北北西 17:37 29°北東  17:39 15°東
12月 7日 -0.8 19:11 10°西北西 19:12 18°西   19:12 18°西
12月 8日 -2.6 18:24 10°西北西 18:27 44°南西  18:29 22°南南東
12月 9日 -3.7 17:36 10°北西  17:40 86°南西  17:42 10°南東
12月10日 -0.4 18:27 10°西   18:29 13°南西  18:30 10°南南西
12月11日 -1.0 17:39 10°西北西 17:42 23°南西  17:44 10°南
12月17日 -1.6 06:23 10°南南西 06:26 31°南東  06:29 10°東北東
12月18日 -0.6 05:37 10°南   05:39 17°南東  05:41 10°東
12月19日 -3.8 06:25 10°南西  06:28 67°北西  06:32 10°北東
12月20日 -3.3 05:38 10°南西  05:41 63°南東  05:44 10°北東
12月21日 -2.0 04:54 31°東南東 04:54 31°東南東 04:57 10°東北東
12月21日 -2.4 06:28 10°西   06:31 23°北北西 06:33 10°北北東
12月22日 -3.2 05:43 35°北西  05:43 36°北西  05:46 10°北北東
12月23日 -1.3 04:58 17°北東  04:58 17°北東  04:59 10°北東
12月23日 -1.5 06:32 10°北西  06:33 11°北北西 06:34 10°北
12月24日 -1.6 05:46 14°北   05:46 14°北   05:48 10°北
posted by ヨッシン at 00:00|

2021年12月03日

2014年尾瀬 11 06/04 尾瀬沼大江湿原 3/3

 大江湿原を半分ほど進んだ所で川を渡ります。ここからは川の左岸側を歩くことになります。湿原の左側を歩くようになったので、右側の視界が開けてくるようになりました。湿原の向こうにある林までが遠くなり、その向こうにある雪をかぶった山が見えてくるようになりました。燧ヶ岳です。
尾瀬大江湿原 燧ヶ岳

 この付近からは、黄色い花が増えてきました。リュウキンカです。
尾瀬大江湿原 リュウキンカ

 川の流れは蛇行しています。川に近づいたところで、向こうに見える燧ヶ岳といっしょに写してみました。
尾瀬大江湿原 燧ヶ岳

 尾瀬沼の手前に、少し盛り上がったような所があり、3本のカラマツが生えています。見た目通り三本カラマツというようです。尾瀬塚というのは盛り上がっているだけなのでしょうか。特にこれ以外はなかったような気がしています。
尾瀬大江湿原 三本カラマツ

 再びリュウキンカの花です。
尾瀬大江湿原 リュウキンカ

 リュウキンカの花ととギョウジャニンニクの新芽です。
尾瀬大江湿原 リュウキンカ

 尾瀬沼にだいぶ近づきました。岸に木が茂っているところがあり中に建物のようなものが見えます。ここが長蔵小屋になります。
尾瀬大江湿原 長蔵小屋

 沼岸近くの川とミズバショウです。
尾瀬大江湿原 水芭蕉

 道は、沼の北側を通る道に行き当たります。ここから長蔵小屋の方に向かいます。振り返って見た湿原とその向こうにある燧ヶ岳です。
尾瀬大江湿原 燧ヶ岳


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年12月04日

2014年尾瀬 12 06/04 尾瀬沼長蔵小屋

 長蔵小屋に到着しました。写真のタイムスタンプをみるとここで40分ほど休憩をしています。単なるトイレ休憩だとすると長すぎるようです。昼食時間も兼ねていたのでしょうか。沼を見ながら何かを食べていたような気もします。それにしては時刻が遅すぎるようです。1時20分になっています。
 小屋付近は林のようになっているので、湿原で見たものとは違う植物がみられます。これはエンレイソウです。
尾瀬長蔵小屋 エンレイソウ

 青い大きな花はシラネアオイです。
尾瀬長蔵小屋 シラネアオイ

 沼の岸から燧ヶ岳が見られるところがありました。
尾瀬長蔵小屋 燧ヶ岳

 大江湿原向こう側に見える森の一角です。オオシラビソとダケカンバかな。
尾瀬長蔵小屋 林

 休憩が終わり、尾瀬ヶ原目指して歩いて行きます。大江湿原に戻り横断します。湿原で咲いていたショウジョウバカマです。
尾瀬大江湿原 ショウジョウバカマ

 ヤマザクラです。湿原の向こう側で咲いています。
尾瀬大江湿原 ヤマザクラ

 タテヤマリンドウです。密集しています。
尾瀬大江湿原 タテヤマリンドウ

 三本カラマツの近くを通過します。カラマツの幼木が育っていますからそのうち三本ではなくなりそうです。ここは単なる盛り上がりのように見えます。湿原の真ん中にあるのは不思議です。誰かが盛ったのでしょうか。
尾瀬大江湿原 三本唐松

 湿原を横断し終わる前にみたミズバショウです。
尾瀬大江湿原 水芭蕉


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年12月05日

2014年尾瀬 13 06/04 尾瀬沼浅湖湿原

 大江湿原を横切った後しばらくの間は、林の中を歩きます。地面は少し高くなっていて乾いています。10分ほどで林を抜け再び湿原にでました。このあたりは浅湖(あざみ)湿原というようです。
 湿原の水たまりにサンショウウオの卵があると教えてくれました。
尾瀬浅湖湿原 サンショウウオ卵

 左側に見える尾瀬沼です。草原が水浸しになっているように見えます。
尾瀬浅湖湿原

 右前方に再び燧ヶ岳が見えてきました。
尾瀬浅湖湿原 燧ヶ岳

 道は湿原を横断しています。中程まで来た時の尾瀬沼方向です。
尾瀬浅湖湿原 尾瀬沼

 湿原の中を水が流れています。川というより、大雨であふれた水が草地の上を流れているように見えます。雨は降っていないような。
尾瀬浅湖湿原 川

 湿原の奧の方です。こういうのが中層湿原というのでしょうか。水面と植生の表面がほぼ同じ高さです。
尾瀬浅湖湿原

 湿原の横断が終わって、少し高くなったところからみた湿原と尾瀬沼です。沼岸には長蔵小屋が見えています。
尾瀬浅湖湿原


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年12月06日

2014年尾瀬 14 06/04 尾瀬沼オンダシ

 浅湖湿原を通りぬけた後は、しばらくは湿地から離れて林の中を歩きます。尾瀬沼に着いたものの、すぐに沼からは離れてしまったように見えます。最初はちょっと大きめの岬を横断しただけです。記録には大入州半島と書いています。
 林に入るところのオオシラビソの枝に、糸くずのようなものがいっぱいぶら下がっています。サルオガセといいます。地衣類の仲間ですが、地面を覆っていません。
尾瀬オンダシ サルオガセ

 ナナカマドは芽吹き始めたところです。
尾瀬オンダシ ナナカマド

 半島を横切り終わると、ところどころに小さな湿地というか水たまりのようなものがあります。そこではミズバショウが咲いているのが見られます。
尾瀬オンダシ 水芭蕉

 さらに進んだ所のものです。
尾瀬オンダシ 水芭蕉

 ちょっと開けたところにでました。沢に雪を残した山が見えます。この沢がオンダシ沢かな。
尾瀬オンダシ オンダシ沢

 開けたといっても、まだ灌木がたくさん生えています。その真ん中を通りぬけます。向こう側の林の手前にはミズバショウが群生して咲いていますが、これではわかりませんね。
尾瀬オンダシ 木道

 湿原に迫る林です。大きなオオシラビソの木が1本育っています。
尾瀬オンダシ オオシラビソ


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年12月07日

2014年尾瀬 15 06/04 尾瀬沼 沼尻

 沼尻休憩所に到着しました。これで尾瀬沼の北岸を横断し終わったことになります。ここでトイレタイムもあわせてしばらくの間休憩になります。トイレは出発前にいくことにします。
 最初に、尾瀬沼の岸の方に行っていました。ここから尾瀬沼の向こう岸のように見えるのは大入州半島、さらにその向こうの山は檜高山かな。大江湿原付近は半島の向こう側で見えていないようです。
尾瀬 沼尻 尾瀬沼

 歩いてきた方向を振り返ってみました。湿原が広がっています。木道は写真の右側ちょっと外れたところで向こう側に続いています。途中に、分岐があってそこから燧ヶ岳に登る道が、向こう側で横断しています。燧ヶ岳はオンダシ沢のある尾根だけが見えています。。
尾瀬 沼尻 オンダシ方面

 水のたまっているところに、カエルの卵が産み付けられていました。中のオタマジャクシはだいぶ大きくなっています。
尾瀬 沼尻 蛙の卵

 ヒメシャクナゲの花です。
尾瀬 沼尻ヒメシャクナゲ

 この付近の水たまりは、深めの池のようになっています。池塘(ちとう)というそうです。地塘と地塘の間は曲がりくねった畔のようです。
尾瀬 沼尻 池塘

 このあたりの地塘は浅めです。向こう側に見えるのが沼尻休憩所です。
尾瀬 沼尻 池塘

 モウセンゴケを見つけました。この付近には葉が細長いオゼモウセンゴケというのもあるそうです。探し始めたのは出発直前で、見つけられませんでした。
尾瀬 沼尻 モウセンゴケ


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年12月08日

2014年尾瀬 16 06/04 尾瀬沼 沼尻から段小屋坂

 沼尻休憩所を出発します。ここからは尾瀬沼を後にして尾瀬ヶ原に向かうことになります。湿原から林の中に道に入っていきます。少し進んだ所で、再び開けたところにでました。正面に池のようなものあり、その周りに湿原が広がっています。このあたりは白砂田代になります。地元では湿原のことを田代と呼んでいるようです。
尾瀬白砂田代 池塘

 ゲンゴロウがいました。水面に浮かんできました。呼吸が終わって再び潜っていくところです。
尾瀬白砂田代 ゲンゴロウ

 岸近くで咲いているミズバショウです。
尾瀬白砂田代 水芭蕉

 白砂湿原を過ぎると完全な山道になりました。少し坂を登ったら、その後は沢に沿って下っていきます。
尾瀬白砂田代 段小屋坂 沼尻川

 チシマザサに虫の食い跡があります。不思議な形についているという説明があったのですが、何が問題だったのか忘れています。深い切れ込みはどのようにしてできたのかというようなことだったかな。正解が新芽の時に食べたからというのだけ覚えています。。
尾瀬白砂田代 段小屋坂 チシマザサ

 オオカメノキの花です。
尾瀬白砂田代 段小屋坂 オオカメノキ

 ブナの殼斗が落ちていました。種もあったようです。
尾瀬白砂田代 段小屋坂 ブナ 殻斗

 芽をだしていました。このようなものは実生というそうです。
尾瀬白砂田代 段小屋坂 ブナ 実生

 こちらはオオカメノキの幼木です。
尾瀬白砂田代 段小屋坂 オオカメノキ 実生


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年12月09日

2014年尾瀬 17 06/04 尾瀬段小屋坂 1/2

 道は湿原から離れて山の中になっています。ガイドさんに連れられていますから、わざわざ買った地図も見ていません。場所がわかっていても、いちいちどこで何をとったかといった記録を書いていませんから、写真と対応できていたかどうか不明です。GPSロガーの記録もとっていません。こちらだとタイムスタンプで何とかなるのですが。電池の問題が大きかったのか。とりあえず、今いるところは段小屋坂の途中ということにしておきます。
 山道なのでオオカメノキはよく見かけます。花が咲いているのをよく見かけます。
尾瀬段小屋坂 オオカメノキ

 エンレイソウの花です。
尾瀬段小屋坂 エンレイソウ

 リュウキンカです。
尾瀬段小屋坂 リュウキンカ

 湧水と記録しています。ダンゴヤ沢を横切ったときものでしょうか。
尾瀬段小屋坂 湧水

 スミレの花です。スミレ類は見分け方がわからないのですが、タチツボスミレとしています。
尾瀬段小屋坂 スミレ

 ルイヨウボタンです。ボタンの葉に似ているという意味だそうです。黄色い花びらのように見えるのは内萼片だそうです。
尾瀬段小屋坂 ルイヨウボタン

 草の間で咲いているのはニリンソウです。
尾瀬段小屋坂 ニリンソウ

 ワサビの群落がありました。このあたりは水が湧き出している場所なのかな。
尾瀬段小屋坂 ワサビ

 花が咲いているのも見えます。
尾瀬段小屋坂 ワサビ


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年12月10日

2014年尾瀬 18 06/04 尾瀬段小屋坂 2/2

 段小屋坂を下り続けています。降り始めた頃に比べて、坂がだいぶ緩くなってきているようです。
 途中で、木の幹を写しています。ガイドさんから何かの説明があったようです。根上り現象だったのかな。大きな岩を抱えたようになっています。倒木の上にではなく、もともとあった岩の上で芽吹いたのでしょう。ちょっとでも高い方が日当たりはよくなります。その代わり水分がえられにくくなります。どちらが有利なのでしょう。樹種は、オオシラビソのようです。
尾瀬段小屋坂 根上がり

 ニリンソウの花です。
尾瀬段小屋坂 ニリンソウ

 草のてっぺんに葉っぱのかたまりがついているように見えます。これでも花(つぼみ?)です。オゼタイゲキ(オゼヌマタイゲキ)です。
尾瀬段小屋坂 オゼタイゲキ

 少し広い沢を横切ります。通過時刻からみてイヨドマリ沢のようです。
尾瀬段小屋坂 イヨドマリ沢

 マイヅルソウです。葉脈の形が、ツルが羽根をあげた形に似ているということでこの名前がつけられたそうです。
尾瀬段小屋坂 マイヅルソウ

 ツクバネソウです(たぶん)。
尾瀬段小屋坂 ツクバネソウ

 道はほとんど平坦になりました。林の中を通る木道を振り返ってみました。
尾瀬段小屋坂 木道

 もうまもなく見晴に到着です。

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年12月11日

星の記録 12月11日号 惑星

 12月になってから見た惑星の記録です。雲が出ていることがほとんどだったので、あまり見られていません。
 主に見ていたのは2日です。大きな方の望遠鏡をだして見ています。早く沈むということで、金星からです。だいぶ大きく欠けてきました。全体に大きくなっています。
金星
 土星です。衛星も写るように露出を長くしたものです。右下にタイタン、右にレアとテチス、左にディオーネが写っています。 
土星と衛星
 をトリミングして画像処理をした本体です。 
土星

 木星です。衛星といっしょのものです。左からエウロパ、カリスト、イオ、右側にガニメデがいます。左側の衛星が「へ」の字型に曲がって並んでいるのは、カリストのみが木星より向こう側の軌道上にいるからです。
木星と衛星
 1時間後です。カリストが暗くなってきています。木星の影に入ろうとしています。
木星と衛星
 さらに10分後です。カリストは見えなくなりました。
木星と衛星
 1時間ほどするとこんどはイオが木星にくっついて見えるところまでやってきました。 
木星と衛星
 木星本体の拡大です。写し始めた頃のものです。離れたところにイオも写っています。
木星とイオ
 くっついたときのものです。まだ木星本体から少しはみ出しています。
木星とイオ
 その後は木星の前を通過しているはずですが見えません。写し始めた頃に比べるとだいぶぼやけてきています。
木星とイオ
 40分後には完全にぼやけてしまいました。イオの影が落ちるはずですが、これ以上は無理と判断し終了としました。
木星とイオ

 しばらく、曇りや雨の日が続きました。惑星のそばを月が順番に通り過ぎていましたが、木星のそばを通る9日にやっと晴れました。観測準備中に日が沈む前に写した月です。
月
 横で見え始めた金星です。右下に原寸切り出ししています。月と同じ形になっています。
金星
 日没後の3つの惑星と月です。
月、木星土星金星
 月と木星付近を拡大しています。
月、木星

 レナード彗星を見ようとしていますが、12月になってから見た限りではずっと雲が出ていて(2日9日も日が沈んでから雲が広がってきた)やっと晴れたのが11日(今日)です。双眼鏡では全く星が見えず、写真で空を順番に写していったものの中から、該当区域を写しているものを詳細に見たところ何とか1枚だけ見つけました。これを写した頃はだいぶ空が明るくなっていたこともあり、かすかにしか写っていません。
 通常の写真に(彗星の位置に丸印をつけています)、該当部分をコントラスト強調拡大したものを横につけています。黒線の交わるところにあるのが彗星です。横にあるのが6.8等の恒星です。
レナード彗星
 この感じだと夕方西の空にでてくるようになっても写真に写すのも難易度が高くなりそうです。
posted by ヨッシン at 00:00|

2021年12月12日

星の記録12月12日号 宇宙ステーション

 12月に入ってからも、国際宇宙ステーションが夕方に見られる日がありました。最初の頃のものは条件が悪く見ていません。その後はしばらく雲が出ている日が続きました。結局見られたのは9日から11日の3日間でした。今年中は夕方に見られるのはこれが最後です。
 9日です。民間日本人が国際宇宙ステーションに行っているとか。日没直後に北西の方角からほとんどまっすぐあがって、反対側に消えていきます。昇ってくるときのものです。
国際宇宙ステーション
 真上は見えないのでパスして、反対側に消える時のものです。
国際宇宙ステーション
 望遠鏡でも撮影しています。東の空に消えていくときのものです。太陽光の当たっている面を写そうということで道路に出て写しています。後半が何かおかしな事になっています。ピントがぼけてきたからなのか、高度が低くなった影響なのか。どれとも何か別の理由があるのでしょうか。
国際宇宙ステーション
 この直後に、中国製の宇宙ステーションが通過することがわかりました。南西の方角からまっすぐあがって東北東の空で地球の影に入ります。
 出てくるときのものです。意外と明るく見えていました。
中国宇宙ステーション
 北東の空でのようすです。途中で見えなくなっています。
中国宇宙ステーション
 これも望遠鏡で写しています。国際宇宙ステーションと同じ様な形に写っています。やっぱりピンぼけかな。リング状に写っているのが気になります。3枚並べています。
中国宇宙ステーション

 10日です。時刻は6時半頃と遅めですが、高度が低く暗いのが難点です。肉眼では見えませんでした。西の空から昇ってくるときのものです。写し始めた時にはもうだいぶあがっていたようです。極端な画像処理をしています。
国際宇宙ステーション
 続きです。月木星土星金星も写っています。金星の少し上を通過です。右上がりの曲がった線は飛行機です。これとクロスしています。
国際宇宙ステーション

 11日です。10日と比べて少し高めのところを通過します。その分明るく見えるのですが、1時間ほど早くなって空が明るいのがどう影響するのでしょうか。西の空を昇ってくるときのようすです。途中あたりから何となく見えているようでした。右下角から左辺真ん中くらいのところへ抜けています。
国際宇宙ステーション
 続きです。土星の近くを通っています。月は画角内から離れています。右辺真ん中少し上から左辺下の方にぬけています。
国際宇宙ステーション
posted by ヨッシン at 00:00|

2021年12月13日

2021年日帰り旅 10 11/25 田原本町唐古・鍵遺跡 遺構展示情報館

 旅行では、縄文・弥生時代の遺跡を見学することがよくあります。九州の吉野ヶ里遺跡(弥生時代)や東北の大湯環状列石・御所野・三内丸山遺跡といったところです。亀ヶ岡遺跡はほとんど何もないところですが、わざわざよっています。
 山陰を巡ったときによった妻木晩田遺跡では、各地の弥生時代の遺跡と広さ比べをしていました。そこで知ったのが、大阪の池上曽根遺跡が吉野ヶ里遺跡と遜色のない広さを誇っていたとかいうことです。よく考えてみると、地方の遺跡はよく見にいくのに、地元の遺跡はあまり見ていません。近々、このようなところも見に行こうと考えていました。安満遺跡は最近になって整備され始められ、農場で立ち入れなかったというところもあります。
 よくでかけるところの近くに唐古鍵遺跡というのがあります。近畿地方では名の知れた遺跡のようですが、詳しいことはわかっていません。出かけた帰りに寄ってみることにしました。
 発掘されたところは史跡公園として整備されています。出土物は1500m程離れたところにあるミュージアムで展示されています。とりあえず史跡公園に行きます。国道に面していますが、駐車場は史跡の反対側にあります。国道を渡ったところに道の駅があります。お弁当のようなものを買って公園で食べるという手もありますが、簡単に昼食をとってから歩いて見に行くことにしました。
 道の駅の3階から史跡が見渡せる場所がありました。そこからの遺跡風景です。手前にある建物が、遺構展示情報館、その右側が遺跡があった場所でしょう。向こう側に唐古池があって、その横に楼閣が復元されています。
田原本町唐古・鍵遺跡

 道路を渡って遺跡を見に行きます。最初に遺構展示情報館にはいってみました。一方通行になっています。
 内部は大型堀立柱建物の発掘されたときのようすが展示されています。ちょっとレプリカぽかったようです。
田原本町唐古・鍵遺跡 遺構展示情報館

 柱穴です。倒れた柱なのか材木が横たわっています。穴を埋めている土砂は洪水堆積物のようです。
田原本町唐古・鍵遺跡 復元柱穴

 直立したままの柱もあります。
田原本町唐古・鍵遺跡 復元柱穴

 展示物です。建物を復元した模型がありました。
田原本町唐古・鍵遺跡 復元模型

 土器に描かれていた楼閣の絵です。この3片でここまで位置関係がわかるとは..。
田原本町唐古・鍵遺跡 楼閣描画土器

 謎の材木です。大きなほぞ穴が開いています。
田原本町唐古・鍵遺跡 謎の柱

 展示館の反対側まできました。入口側の復元発掘現場のようすです。
田原本町唐古・鍵遺跡


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年12月14日

2021年日帰り旅 11 11/25 田原本町唐古・鍵遺跡 復元環濠・楼閣

 遺構展示情報館で史跡公園の案内図を入手できました。これを参考に史跡公園を歩いて行くことにします。
 建物を出てすぐに、川のようなところを渡ります。弥生時代の遺跡にはつきものの環濠です。吉野ヶ里では土塁も盛られて、そこに逆茂木が設置されるという重装備だったのですが、ここのものはどうだったのでしょう。見た感じでは土塁というほどではなさそうです。復元されていないだけなのでしょうか。
田原本町唐古・鍵遺跡 環濠

 さらに内側に少し狭い環濠があります。
田原本町唐古・鍵遺跡 環濠

 広場に出ました。ここから前方に復元楼閣が見えます。屋根にくるくるがついています。どこかの遺跡で一部が描かれている土器が見つかったというのを聞いたことがあります。ここのものだったようです。吉野ヶ里でも三内丸山でも復元されていなかったので、どこのものか不思議に思っていました。
田原本町唐古・鍵遺跡 復元楼閣

 広場の右側には、建物の柱の並びが復元されています。並びが不規則なところがあります。間から楼閣が写るようにしてみました。
田原本町唐古・鍵遺跡 堀立柱列

 二上山産のサヌカイトを使った石器も見つかっているそうです。原石を産出する二上山が見えています。
田原本町唐古・鍵遺跡 二上山

 楼閣に近づいてみます。物見のようなところに、鳥の模型が飾られています。吉野ヶ里では、門の桁に飾られていました。霊力を授かるおまじないだったと書かれていたような気がします。
田原本町唐古・鍵遺跡 復元楼閣

 くるくるのアップです。当時はこのようなものをどうやって作ったのでしょうか。変に組み合わせて作るとすぐに腐ってきそうな気がします。
田原本町唐古・鍵遺跡 復元楼閣


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年12月15日

2021年日帰り旅 12 11/25 田原本町唐古・鍵遺跡 唐古池・多重環濠

 復元楼閣は唐古池の上に作られています。池は江戸時代に農業用に作られたものです。ここには遺構がないだろうということで復元場所にしたそうです。実際にどこにあったのかは今のところ発掘では見つかっていないようです。
 池にはたくさんの鳥がやってきています。黒と白のコントラストが目立つのでキンクロハジロと思ったのですが、見ていると水中に潜っていきます。かも類は潜ることはありません。カイツブリ類は潜りますが、こんな色ではなかったような気がしました。調べ直してみると、こんな色のものもいるようです。望遠レンズや双眼鏡は旅行セットごと車の中に置いてきました。この大きさに写すのが限界です。
唐古・鍵遺跡 カイツブリ

 近づくと離れていくのですが、遠くで集まっていきます。10羽くらい写っています。潜って波紋だけになっているものもあります。オレンジっぽい色をしたのもいます。少し小さいので、今年生まれた幼鳥でしょうか。
唐古・鍵遺跡 カイツブリ

 唐古池の向こう側には環濠が何重にも作られていて一部を復元しているよです。そのようすを見に行きました。池の堰堤が高くなっているので、そこから見たようです。
 一番手前の環濠はわかるのですが、その向こう側のものは地面がうねっているように見えるものの環濠なのかどうかわかりません。写真だと立体感がなくなるのでなおさらわかりにくくなっています。
唐古・鍵遺跡 多重環濠

 一番手前の環濠です。看板には、環濠の中で稲作の実験していると書かれています。田んぼを作った場所が違うような。
唐古・鍵遺跡 多重環濠

 手前の看板には、向こうの山に朝日が昇る位置を見て作業の時期を決めていたと書かれています。ちょっと?です。西側の二上山などは使わなかったのかな。写真の右側で少し高くなった山が三輪山です。
唐古・鍵遺跡 多重環濠と山

 反対側に見える楼閣です。
唐古・鍵遺跡 楼閣

 帰ることにします。途中の道ばたで咲いていたヒイラギの花です。今頃と思ったのですが、漢字では「柊」ですね。
唐古・鍵遺跡 ヒイラギ

 道の駅で買い物をしていきます。石器や土器が展示されている場所がありました。その手前に商品が並べられているのは少し興ざめです。
唐古・鍵遺跡 石器

 ミュージアムは今回はパスです。
 帰ってから写真を見ると、不定形のゴミがついていました。カビのようにも見えます。久しぶりに使うとこういうこともあるのですね。他のカメラもいっしょに、しっかり掃除しておきました。投稿写真では目立つものは除去しています。

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記