2021年11月01日

11月になりました 花情報

 外に出ると、キンモクセイの香りが漂ってきます。近くにある木を見に行ったところ花をつけていました。さいきん、急に冷え込んできたので植物の状況が気になります。一時期野菜が高騰していたのが少し持ち直しています。また高くならなければいいのですが。
 この寒さで、パイナップルがどうなるか心配です。あまり実は大きくなっていません。月下美人の花芽も前に見つけたものはダメになりました。他にもう一つ見つけました。こちらはあまり大きさが変わっていません。
 グリーンカーテンも片付けてよさそうです、小さいですが、今ついているマクワウリが黄色くなったら刈り取ろうかなと思っています。いっしょに植えていた黒豆は刈り取りました。虫が来ないので実のつきはよくありません。花をもんだところは実っていたようです。

 この夏から秋にかけて、長年育っていた鉢の茎が根元から腐ってきて枯れ始めました。マツバギクは、この2−3年このようになっています。挿し芽で何とか一枝だけ残っています。他にガザニア、ディモルフォセカ、葉ボタンで枯れたものがあります。早めに気がついたものは、挿し木の要領で何とか残せています。ディモルフォセカは茎の元気な部分が埋まるように深く植え替えました。茎の向きがばらばらになりましたが、伸びてくるときにまっすぐになるでしょう。
ディモルフォセカ

 シクラメンは残っていたものも病気になり、とうとう1鉢だけになってしまいました。気がついた時には手遅れなのでしょうか。残った鉢のつぼみです。
シクラメン


 ベゴニアを挿し木してみました。買ってきたものがかなり密になっていたので、真ん中で大きく伸びている茎を切り取って土にさしてみました。ちょっと長かったので、真ん中で2つにわけてさしています。その下半分のものです。根はついたみたいですが、葉とか新しい芽とかが出てきていません。このままだと枯れてしまいそうです。
ベゴニア 挿し木
 こちらは上半分からのものです。株が広がり、花もたくさんつけています。
ベゴニア 挿し木
 実がついたので種を取って蒔いてみました。埃くらいの大きさの種だったので芽がでるのかな心配でしたが、双葉がでてきました。でもそこからは大きくなっていません。寒くなってきていますから、ベゴニアはそろそろ対策をしないといけないのでしょう。

 その他の花です。ストックです。八重咲きのものは花というのか花びら後こびり付いているというのか、不思議な状態です。
ストック
 キンギョソウです。種からは親と同じ色しか咲かないのかなと思っていましたが、白い花を咲かせているのがありました。
キンギョソウ
 カランコエです。2回目の短日処理をしたものの内花芽の着きが悪かったものがやっと大きくなってきました。と思ったら、短日処理をしていない分も花芽が出始めています。
カランコエ
posted by ヨッシン at 00:00| 日記

2021年11月02日

星の情報 11月号

 今月は注目の天文現象が2つあります。1つ目は8日の金星食です。隠れ始めるのが大阪で13時44分、完全にに隠れるのが13時46分、出てき始めるのが14時23分、出終わるのが14時26分です。
 昼間の現象ですが、金星は望遠鏡で導入が可能です。比較的高確率でみていたのですが、この10年ほどはうまくいかず失敗が続いています。ここ数日は、勘を取り戻そうと練習しているところです。方法は、望遠鏡の極軸をできるだけ正確に合わせます。まず太陽を視野の中に入れます。といっても直視はできませんから、接眼レンズを外した状態で太陽に方に向け、望遠鏡の中を太陽の光が通りぬけている状態にします。昨日は、太陽に向けたついでに写真も撮ってみました。雲が写っています。黒点はぼやけています。
太陽

 ここから望遠鏡を東に3時間15分(約49度)ぶん東に、11度南に向ければだいたい望遠鏡は金星の方に向きます。この状態でファインダーをみれば金星が視野の中で光って見えるのが確認できるはずです。
 この操作のためには赤経環と赤緯環に目盛が付いている必要があります。観測に使用できる望遠鏡には目盛が付いていません。赤緯環は軸にテープを巻き付け、等間隔に目盛を振ることで何とか使えるのではと作ってみました。赤経環の方は、極軸望遠鏡の軸合わせのための目盛が使えそうです。
 昨日は、雲が多かったためか金星は見えませんでした。今日は、二度目に金星が確認できたのですが、ファインダーの軸をあわせていなかったため導入に失敗しました。ファインダーをあわせた後も一度見えましたが、クランプを緩めるときに見失ってしまいました。モーターをつないでいませんでした。その後は、見つけることができませんでした。雲が厚くなってきました。日没の30分ほど前に双眼鏡で確認できましたが、この時間帯なら場所がわからなくても双眼鏡では探しながらでもみつけるることができます。
 月が見えるかどうかという問題ですが、昨日の昼間に月は見えていました。
昼間の月
 この時間から新月までの日数と新月から金星食までの日数がほぼ同じなので、月もこの程度で見える可能性があります。8日の方が高度が低い分見つけにくくなっているかも知れません。

 2つ目は19日の部分月食です。部分食開始が16時18分、色の最大が18時2分、部分食終了が19時47分、半影食終了が21時5分です。月が昇ってくるのは大阪で16時50分でこの時には半分弱欠けていることになります。
 部分食が最大の時は全体の98%なのでほとんど皆既月食といっていいくらい欠けます。これくらいになると、ターコイズフリンジがよくわかるのではと思っています。地球の影のいちばん外側が青く光って見える現象です。ということで、今回の部分食の合い言葉はターコイズフリンジです。
 いつも観測している場所からは、月の出方向に大きな建物があって、月の出後30分ほどは見えないのではと思っています。

 国際宇宙ステーション(ISS)は、夕方に見えるものでは中旬頃になります。その頃の大阪での予報です。12月はじめの分も一部加えておきます。
        出現        最大高度      消滅
日   明るさ 時刻 高度 方位  時刻 高度 方位  時刻 高度 方位
11月15日 -1.2 18:37 10°南   18:38 13°南   18:38 13°南  
11月16日 -1.6 17:51 10°南東  17:53 13°南東  17:53 12°東南東
11月16日 -0.3 19:26 10°西南西 19:26 10°西南西 19:26 10°西南西
11月17日 -3.0 18:38 10°南西  18:41 50°南西  18:41 50°南西
11月18日 -3.2 17:51 10°南南西 17:55 43°南東  17:56 25°東北東
11月18日 -0.2 19:29 10°西   19:29 10°西北西 19:29 10°西北西
11月19日 -2.1 18:41 10°西   18:44 29°北西  18:44 29°北西
11月20日 -3.1 17:53 10°西南西 17:56 50°北西  17:59 19°北北東
11月21日 -1.1 18:44 10°西北西 18:46 13°北北西 18:46 13°北北西
11月22日 -1.5 17:56 10°西   17:58 19°北北西 18:01 11°北北東
12月04日 -1.4 18:11 10°北北西 18:12 13°北   18:12 13°北
12月05日 -1.5 17:24 10°北   17:25 11°北北東 17:26 10°北東
12月05日 -0.8 18:59 10°北西  18:59 12°北西  18:59 12°北西

 
 
posted by ヨッシン at 00:00|

2021年11月03日

星の記録 11月3日号(ケレス)

 28日以後のケレスのようすです。
 28日のアルデバランの近傍です。300mmで写しています。
ケレス
 27日に写したものを少し横にずらして並べてみます。予想していた星が明らかに大きく動いています。これがケレスで間違いないでしょう。写真では大きく動きすぎてかえってわかりにくくなっています。横に伸びていない2つの星がケレスです。下から上に移動しています。
ケレス

 29日以後の300mmの写真を順番に並べてみます。見えにくくても拡大する(CTRLを押しながらマウスホイールを回す)と何とかわかるのですが、念のために− −で挟んでみることにしました。隙間の真ん中にケレスがいます。
 29日です。
ケレス 29日
 30日です。
ケレス 30日
 31日です。
ケレス 31日
 1日です。光の筋が入っています、雲にしてはシャープです。サーチライトの光でしょうか。肉眼でもはっきり見えていました。
ケレス 1日
 2日です。アルデバランが画面の真ん中になっています。
ケレス 2日
 だんだんアルデバランに近づいているようすがわかります。

 この間には望遠鏡も使い始めています。29日の分からです。
ケレス 29日
 90分後のものを横にずらして並べてみました。ケレスは斜めにずれて並んでいます。
ケレス 29日
 30日です。
ケレス 30日
 31日です。
ケレス 31日
 1日です。
ケレス 1日
 2日です。
ケレス 2日

 3日以後はまた後日に報告します。
posted by ヨッシン at 00:00|

2021年11月04日

星の記録 11月4日号(2日の惑星)

 2日は、久しぶりに大きな方の望遠鏡を出して惑星を観察しました。前回はもたもたして金星が間に合いませんでした。早めに準備を始めました。
 組立を終わって、みると金星が見えません。低空の雲の中に入ったようです。他の準備(この日はケレスもみています)をして戻って見ると、金星がでていました。急いで写してみました。形が変です。雲にかかっていたようです。低空のため色のにじみが強烈です。修正をかけてみましたがこれが限界です。
金星

 木星が射程に入るまでしばらくかかります。ケレスも大きな建物があるのででてくるのはまだ先です。休憩しようと思ったときに、土星がでていたのを思い出しました。衛星もうつるように露出を延ばして写したものです。
土星
 露出を控えめにして写してみました。画像処理の関係で6分の1の大きさにトリミングしています(実質6倍に拡大)。
土星

 木星が入るようになってきたので、向きを変えます。まず衛星も入るように写します。1つ足りません。イオは見えません(確認を忘れていた)でしたが、この時木星の前を横切っていたはずです。
木星と衛星
 木星の拡大です。黒い点はイオの影です。
木星

 そろそろ、ケレスが建物から昇ってくる頃です。カメラを外して、ケレス用の望遠鏡に取り付けます。カメラを外したついでに、接眼レンズを取り付けてのぞいてみます。木星の下の方にコブのようなものが付いているのが見えました。イオが木星面を横切り終わったようです。急いで、カメラを元に戻して、いざ撮影となったときには、真っ白で何も見えません。空をみると大きな雲がかかっていました。
 退くのを待っている間にケレスの写真を写して戻ってきた頃にやっと雲がなくなりました。1時間ちかくかかりました。やっと写せた木星です。この時にはイオは木星からだいぶ離れています。逆に大きな影が出現した大赤斑の横に見えます。ガニメデの影が新たに落ちてきています。
木星
 カメラからの高速連写で写していましたが、ビデオモードからも動画を撮りました。そこから処理したものです。
木星
 少ししてから連写で写したものです。
木星
 さらに10分後です。イオの影は木星の縁まで来ています。
木星
 気流が乱れてきています。細かいところもはっきり見えなくなってきていますから、衛星の配置を写したら終了することにしました。こんどは4つとも見えます。
木星と衛星

posted by ヨッシン at 00:00|

2021年11月05日

フィッシングメールの解析

 このところ、フィッシングメールが増えています。この1ヶ月半ほどの間に届いた150件のフィッシングメールの解析をしてみました。メールソフトの操作ミスで一部のメールは記録をとる前に削除してしまいました。
 このようなメールが届くと、迷惑メール相談センター <meiwaku@dekyo.or.jp>とフィッシング対策協議会 <info@antiphishing.jp>にファイルを転送して受信報告をしています。さらに、フィッシングサイトへのリンクがあればそのリンク先のアドレスをグーグルセーフブラウジングチームに報告しています。ここで確認されれば一部(全部かな)のブラウザでは、警告画面が表示されるようになります。

 次に解析結果です。まずは送信時間帯別の割合です。グラフにしてみました。夜半過ぎに多いことがわかります。朝開いてみると、たくさん受信するという感覚と一致します。
2111050000.png


 送信者の名前とその件数です。これは詐称することができます。
1件 Diners Club JCBード会員サービス SoftBank UC CARD
   さくらインターネット ユーシーカード 楽天銀行 三井住友会社
2件 JACCS Raktuen アプラスカード 三井住友SMBC
3件 eオリコサービス Rakuten アマゾンプライム エポスカード 楽天市場
   自衛隊 大規模接種センター (なまえなし)
4件 SAISON CARD
6件 エムアイカード PayPay イオンカード
7件 三井住友カード VISAカード
9件 American Expres
11件 ETCサービス TS CUBIC CARD
23件 メルカリ
30件 アマゾン
アマゾンはかなり前から多発しています。メルカリは最近になって増えてきました。Raktuenは送信者の凡ミスです。

 件名の先頭強調部分です【】とかでかこまれている部分の文字です。
1件 要返信
2件 RECEIVER_ADDRESS 緊急お知らせ 最終警告 要確認
5件 重要なお知らせ 5
37件 重要
61件 (送信者名)
 送信者名(詐称)は普通として(でも普通はしない)も、重要というのもたくさんありました。RECEIVER_ADDRESSは何かのスクリプトなのでしょうか。

 件名別件数です。適当に要約したり整理しています。似たものが重複していたり内容が違うものを同じとしているかも知れません
1件 Eメール アカウント変更 アクション ありがとう システム更新
   セキュリティ通知 ポイント払戻し ログイン 異常ログイン 確定ご案内
   確認完了 緊急確認 再設定 支払情報更新 取引規制 重要 出荷異常
   状況確認 設定解除 登録情報 動特設特 変更完了 有効期限切 利用お知らせ
   利用金額 利用明細
2件 金額確定 手続完了 注文確認
3件 アルバイト 緊急配送 支払方法変更 情報更新 請求確定 注文変更
4件 項目なし アカウントエラー 必読
5件 アカウント停止 支払に問題
8件 利用確認
10件以上 無効(10) 緊急連絡(12) 情報確認(14) 本人確認(14) お知らせ(24)

 送信者メールアドレスのドメインです。正規のものが101件あります。これは詐称可能です。紛らわしいのは、paypay-corp.co.jp と aexp.com です。正しいのでしょうか。1回限りが44件あります。そのうち.cn(中国発)で終わるものは9件あります。

 中継サーバです。送信者のサーバを示すことが多いようです。25件記載されていてそのうち22件が.cn で終わっています。

 発信者IPアドレスです。
 ほとんどが1回限りの使用になっています。2回のものは7件、3回が2件、4回と9回が1件ずつになっています。
 先頭2つの数字セットで合算してみました。会社別に合計していると見なせるでしょう。多い順に書きます。情報を検索してくれるところがあるので、そこで調べた結果も書きます。5件以上のものだけにします。
116.85 44件 中国 Beijing Xiaoju Technology
160.251 16件 日本 GMO Internet, Inc
180.215 10件 香港 cs.com@ctgserver.net
163.43 8件 日本 さくらインターネット
116.80 6件 日本 NTTPCコミュニケーションズ
118.27 5件 日本 GMO Internet, Inc
118.107 5件 韓国 CTG Server Ltd.
日本のGMO Internet, Incからのものがたくさんあります。ここにあげた以外にも小数件数であります。一度、情報を送信したことがあるのですがまだ返事がありません。さくらインターネットも多いのですが、こちらは情報を提供したときはレンタルサーバが3者に乗っ取られた可能性があるとの返事でした。どちらかというと無料お試し期間を利用した不正使用の方が可能性が高いような気がします。

 メールアドレスの一覧みたいなものが売買されているような気がします。その時に、閉鎖されているアドレスを購入したら損をします。時々チェックが入るのかも。それが、送信者アドレスで.cn が含まれているものにあるかも知れません。正しいアドレスを書かないと、送信不明かどうかの返事が戻ってきません。
 メールアドレスを変えた方がいいかなという気がしています。その先のことを考えると、どのように割り振るのがいいのか、連絡を特に登録しているところをどうするのかまだ悩んでいます。プロバイダのアドレス変更は古いのが即使えなくなりそうなので、これもネックになっています。

posted by ヨッシン at 00:00| 雑記

2021年11月06日

星の記録11月6日号 (昨日まで)

 8日の金星食に向けて、昼間に金星が導入できるかどうかを試しています。金星食のある時間帯には、いつもの場所からは金星が見えませんから、望遠鏡を適当な場所に運んでいくか、見えるようになるまで待つかのどちらかしかありません。今のところ後者の方法で試しています。
 3日には、空が青く見えていました。まず太陽を入れます。ついでに写真も撮っておきました。31日に大量の太陽風が届いたということなのですが、それほど大きなこくてんはありませんでした。小さなものは写っているようです。
太陽
 そこから金星の方向に向けるとファインダーで確認ができました。金星近傍をコピーし、縮小後右下に貼りつけています。
金星

 4日分です。まずは太陽から。
太陽
 金星です。あまり変わりませんね。
金星
 3時頃だと金星は導入できそうです。太陽が少し低くなっています。その分空が暗くなっているのかも。4日は、この時間帯で双眼鏡でも金星が確認できました。
 望遠鏡で問題が発生しました。前々からファインダーがぐらついていました。台座付属の金具をねじで押さえて固定しているはずなのですが、しっかり押さえ切れていません。だんだんねじがまわらなくなっています。金具もぐらついているので、ねじを思い切り回していたら頭がちぎれてしまいました。これで金具を押さえることができなくなりました。
 代わりがないか、ネットで調べると、製造中止になっています。在庫処分の方をみても完売になっています。新しいものは入手できません。もっとも、入手できても、頭が6φのねじで望遠鏡に固定するようになっています。望遠鏡側はねじ径が8φなので、台座のねじ頭がはまる穴を削って大きくする改造をしないと使えません。
 今のところ、台座とファインダー脚の間にある隙間を針金で縛ったところ、前よりしっかり密着しています。しばらくはこれで使うことになりそうです。このままだと取り外しが不便なので対策を考える必要があります。切れたねじを外すことができれば代わりのねじを買ってくるという対応ができそうです。でもその前に、締まらなくなったのは、構造的な欠陥だったような気がしてきています。とめる金具がどうやってもねじに対して斜めにはまります。
 もう一つ問題があります。今日は、昼頃から曇ってきました。8日は大荒れの天気になるという予報もあります。このようすだと、晴れ間がないのではという心配が出ています。

 続いてケレスの記録を報告します。写真を順番に並べます。まずは300mmの望遠レンズで写したものです。このサイズだとヒアデスの中を進んで行くようすがわかりますが、星が暗くてわかりづらいのが難点です。− −で位置を示しています。3日です。−はアルデバランにかかるので縦向きにしています。
ケレス
 4日です。
ケレス
 5日です。
ケレス

 続いて望遠鏡からの写真です。1000mm(APS)望遠相当になります。線は入れていません。3日から。
ケレス
 4日です。
ケレス
 5日です。
ケレス
 アルデバランから離れて星の少ない方向に移動しています。このままだと他の星といっしょではなくなりそうです。今日は曇りで、明日天気が回復してくれなければ位置の比較が難しくなりそうです。

 3日は星がきれいに見えていたので、近くの天体も写してました。まずはプレアデスです。
プレアデス
 こちらは31日に写した分です。
プレアデス
 オリオン星雲をねらってみました。まだ高度が低かったので30分程待っています。
オリオン星雲
 カニ星雲です。こちらは高度が高くて屋根にひっかかりそうでした。画像処理をしていますが、かなり厳しいようです。
かに雲
posted by ヨッシン at 00:00|

2021年11月07日

2021年日帰り旅 01 10/24 舞鶴 赤レンガパークへ

 天の橋立まで行くけれども、いっしょに来ないかという誘いがありました。コロナの新規感染者数が少なくなっています。ようすを見ながら少しずつ出かける規模を大きくしていくのがいいでしょう。ついていくことにしました。
 大々的にカメラを持ち歩くのもどうかなということで、旅行中は予備に入れているコンパクトデジカメを持っていくことにします。壱岐でカメラが壊れたときに急遽購入したものです。
 朝は車で迎えに来てくれることになりました。便乗させてもらいます。普通なら中国道に入って、舞鶴若狭道を経由していくのですが、集中工事のために通行止めになっています。迂回路は第2名神になっています。そこまで行くのなら通り過ぎて亀岡まで行き、そこから京都縦貫道に入る方が早くつきそうです。
 亀岡まではよく利用していた経路があるのですが、そこに入る道を間違えてしまいました。亀岡と書かれた標識の2つ目を入っていくという記憶があるのですが、1つ目は遠回りになるためか、別の表示になっていました。だいぶ遠回りになりましたが、運転手さんによると間違えた道がいつも通っている道なのだそうです。
 亀岡の市街に入って少し渋滞したのち、縦貫道に入りました。朝食代わりのものを買うというので、途中のSAによりました。買ったものを車内で食べてから出発です。どうして車内になったのだろう?
 綾部から先です。舞鶴によりたいということなので、舞鶴若狭道に入ります。舞鶴西ICで高速道路を降りて、西舞鶴に向かいます。市街地に入る手前にお魚センターがあったような気がしていましたが、そうかかれた建物はありませんでした。かまぼこと書かれた少し大きめの店がありました。何となく記憶と似ているようです。気がつくのが遅く通り過ぎてしまいました。そのまま進みます。港の近くにとれとれセンターというのができていてそちらに向かいました。
 とれとれセンターでは、ファーマーズマーケットで地場野菜をみてから、海鮮市場に行きました。ここで、魚介類の焼き物を食べました。
 店をでてからは、近くに見える港の方に歩いて行きました。海上保安庁の巡視艇が停泊しています。地方で見かけるものに比べてかなり大型のものが主体です。それが何艘か並んでいます。
巡視艇

 車に戻ってこんどは、東舞鶴の方に向かいます。東舞鶴に抜けたところに赤レンガが並んでいて、その先に赤れんがパークの案内があったので、そこに入って行きます。広い駐車場があります。
 駐車場の横は、海になっていてその岸には海上自衛隊の艦船が並んでいます。
海上自衛隊艦船

 足元です。カキの殻が一列に盛り上がっています。ここだけ高かったのか、何かの理由で盛り上がったものなのか、不思議です。
東舞鶴岸壁

 駐車場を戻ったところに、案内板が並んでいるところがあります。みると、赤レンガパークの地図が書かれていました。この奧に赤れんがの建物群があるようです。
赤レンガパーク入り口

 入口脇に置かれていた碇です。護衛艦しらねに搭載されていたものだそうです。
護衛艦しらね搭載いかり

 建物はたくさん並んでいて、端はかなり遠くになります。反対側に市役所があり、そこの駐車場に車を回送してくれるそうです。向こう側入口の1号館近くで待ち合わせとなりました。
 中に入って最初に並んでいたのが文科省所管倉庫群です。中には入れません。
舞鶴赤レンガパーク 建物群

 横の通路を歩いていると、横切るように線路が敷かれています。2つの建物の間に続いています。
舞鶴赤レンガパーク 線路跡

 脇にあった電柱です。これも古いものをそのまま残しているのかな。
舞鶴赤レンガパーク 電柱

 文科省倉庫群を過ぎて、振り返って見たところです。
舞鶴赤レンガパーク 建物群


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年11月08日

2021年日帰り旅 02 10/24 舞鶴 赤レンガ倉庫 引揚記念館

 赤れんが倉庫群のうち、文科省管理の建物をぬけた先に見えてきたのが5号棟です。イベント会場として使われているようです。幟があって入口が開いています。中には入れるようなので入ってみることにしました。
舞鶴 赤レンガ倉庫

 建物内部です。これで片側半分です。鉄骨で補強されています。左側に同じくらいのスペースがあり、カフェとかトイレとがあります。床面に線路が敷かれていて向こう側に見える入口につながっています。使われていた頃は、この中まで鉄道が入ってきて貨物の積み下ろしをしていたそうです。
舞鶴 赤レンガ倉庫内部

 上にあがる階段です。手前側はイベントで使われる機材の物置として使われていて中に入ることはできません。
舞鶴 赤レンガ倉庫内部

 中を通りぬけて外に出ると、向こうから車を回送したグループがやってきます。ちょうど昼時なので、中のカフェで食事をする事にしました。舞鶴は海軍カレーというものが名物だそうです。ここのものは、護衛艦ふゆづきのレシピを再現しているのだそうです。他にも肉じゃがピザというのもありました。
舞鶴 赤レンガ倉庫 海軍カレー

 食事が終わって、建物真ん中の側面(平面)から外に出ました。向こう側に伸びるように3つの棟が並んでいます。いちばん左側の4号棟です。
舞鶴 赤レンガパーク

 建物の間を抜けて振り返って見ると、5号棟の屋根が日差しを受けて光っていました。
舞鶴 赤レンガパーク

 後ろ側には入り江があります。その向こう側にも自衛隊の艦船が停泊しています。
舞鶴 赤レンガパーク 自衛隊艦船

 3号棟には建物に関係する展示があります。詳しいことは1号棟の赤れんが博物館で見られる様ですが、ここでもだいたいの事はわかります。元海軍の施設だったそうです。博物館は少し離れているので、次に行くことにしました。引揚記念館です。
 ここからは海沿い左回りに進んでいくと記念館につきます。駐車場脇から海が見えます。大きな吊り橋が架かっています。
舞鶴 引揚記念館駐車場 橋

 駐車場から丘の上に上っていくと、引き揚げに使われた桟橋を復元したものが見えます。
舞鶴 引揚記念館遠望所 引揚桟橋

 戦争で引き揚げに使われた船が着岸するには小さすぎます。引き揚げ船からは伝馬船が往復して引き揚げ者を運んだようです。それでもまだ小さいような気がします。一部分だけが復元されたのでしょう。
 入り江の向こう側にももう1本あったようです。右側の工業団地になっているあたりに関連の施設が作られていたようです。
舞鶴 引揚記念館遠望所 引揚桟橋

 入り江の入口側です。引き揚げ船はこの向こうからぐるっと回って入ってきます。
舞鶴 引揚記念館遠望所 舞鶴湾

 丘を降りて引揚記念館に行きます。途中で小学生の軍団とすれ違います。平和学習の一環なのでしょうか。みんな弁当を持っています。
posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年11月09日

2021年日帰り旅 03 10/24 舞鶴から天の橋立へ

 引揚記念館をみた後は、天の橋立に行くことになっています。というよりはじめの目的地はおっ湖だと聞いていました。とれとれ市場まで引き返し、その前をの道を真っ直ぐ進んで行きます。由良川を渡ったら川に沿って下っていけば丹後由良に着きます。由良に着く直前で、川を渡る列車が見えました。反対側の窓ごしでした。正面を高架で横切っていますから、こちら側でも見えるようになるはずです。こちら側で見えるようになって進んでいくようすです。窓反対側のガードレールのようなものがガラスに写り込んでいます。
丹後鉄道 気動車

 天橋立駅周辺についたら駐車場を探します。料金はどこともちょっと高めです。行き過ぎてもここはというところがなかったので、引き返して入れそうな所を探すことにしました。
 向こうから観光バスがやってきて、脇道に入っていきます。駐車場がありそうなので着いていくと、知恩寺の駐車場に着きました。ここに駐車します。周辺より少しだけ安かったようです。係員は、バスの対応で手を取られていて少し待たされました。ビューランドの割引券がもらえるということで、車を駐めてからもらっていきます。
 計算上は、割引額で駐車代金の元を取れた感じになりますが、割引券はどこでももらえそうです。
 横にある知恩寺に入っていきます。正面に見える大きなお堂は文殊堂です。日本三大文殊の1つだそうです。
天の橋立 知恩寺文殊堂

 参拝してから、そのまま進んで行くと海に出て、その向こう側に天の橋立が見えます。右側へは、砂州で隔てられた阿蘇海の出口になります。向こうに見える橋を渡ると天の橋立にいけます。ここからは、遊覧船が発着しています。
天の橋立

 岸にあったのが知恵の輪 石灯籠です。くぐり抜けると文殊様の知恵を授かるという話ができあがっているそうです。できるのは猿くらいかな・
天の橋立 知恵の輪 石灯籠

 山門です。八脚楼門です。普通これくらいになると下に仁王様が守っているのが普通ですが、いないのは文殊様なら必要がないということでしょうか。
天の橋立 知恩寺山門

 2階部分に上がる階段です。
天の橋立 知恩寺山門の階段

 先ほど見えていた橋の上にあがります。阿蘇海からの出口方向です。運河のように見えます。
天の橋立 阿蘇海出口方向

 山門をみていた頃から、小学生の軍団がやってきました。駐車場で一緒になった観光バスに乗っていた生徒たちです。引揚記念館でもいっしょだったようです。この時間だと、この近くで泊まりなのかな。

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年11月10日

2021年日帰り旅 04 10/24 舞鶴 天の橋立ビューランド

 天の橋立では小学生の集団と一緒になりました。こうなるとこの先は大変混雑しそうです。できれば避けたいものです。ここは後回しにして、ビューランドの方を先にみることにしました。天の橋立からみて鉄道の向こう側にあります。どこで渡ることができるのかわかりませんが、適当に進んで行くと標識を見つけることができ、入口にたどり着くことができました。
 山の上にある施設なので、リフトかモノレールであがっていくことになります。モノレールの出発時間が近づいていましたが、リフトの方が早いということなのでリフトであがっていきました。こちらだと待ち時間もほとんどありません。
天の橋立ビューランド リフト

 山の上で、リフトを降りたところにあった紅葉です。ここのものだけ色づき始めています。
天の橋立ビューランド モミジ

 しばらくすると、モノレールがあがってくるのが見えました。コロナのことを考えたらリフトの方で正解でした。
天の橋立ビューランド モノレール

 山上の広場からみえた天の橋立です。
天の橋立ビューランドから天の橋立

 ここからは、またの間からのぞいてみるのが慣例となっています。逆さまにすると、龍が天に昇っていく姿に見えるそうです。逆さまになっても、頭の中で正立させてしまうので結局このように見えてしまいます。
天の橋立ビューランド 股のぞき

 ビューランドには、飛龍回廊というのがあります。地面より高いところに、起伏のある曲がりくねった通路が作られています。一方通行で景色を見て歩くことができます。
 飛龍回廊からみた阿蘇海です。
天の橋立ビューランドから阿蘇海

 こちらは、宮津湾になります。右下に移っている屋根は、リフトの発着場です。
天の橋立ビューランドから宮津湾

 天橋立駅がみえます。列車は停まっていないように見えます。
天の橋立ビューランド 天橋立駅

 飛龍回廊から降りて見上げてみると、ジェットコースターのような骨組みが見えます。廃止した一部を再利用しているようです。入口は、終点付近を利用しているのかな
 ビューランドを降りることにしました。リフトに乗っていると、列車が通る音がします。林の中を通っているときだったので、列車は見えませんでした。それからしばらくすると再び音が聞こえてきました。正面に線路が見えるので、構えていると通り過ぎるのが見えました。リフトのケーブルが写るのはどうしようもありません。
天の橋立ビューランド 丹後鉄道気動車

 リフトを降りて、天の橋立に向かう途中、線路を渡るときに駅の方向をのぞいてみました。列車は停まっていません。先ほど出たばかりです。
天橋立駅


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年11月11日

2021年日帰り旅 05 10/24 天の橋立

 天の橋立に向かいます、まずは知恩寺の山門を目指します。参道付近には、先ほどの小学生たちがおみやげものやさんにはいっているのが見えます。橋立見学は終わっているようです。これだと空いているでしょう。
 人のいないところの山門を撮りによってみました。
天の橋立 知恩寺山門

 このまま進みかけたのですが、道はこちらではないと気がつきました。参道の途中から脇道に入らないといけません。先行する一人は、どんどんすすで行きます。間違っていると指摘しても、こちらだといいはります。どうせ戻ってくるだろうということで、引き返します。結局間違えなかったのは一人だけでした。
 橋を渡って天の橋立に入ります。そこにあった案内には、先ほど渡った橋は、小天橋といい、船が通行できるように回転するようにできているとのことです。そのしくみを見に行きます。橋の下に回転できるように台座がついています。
天の橋立 小天橋可動部

 天の橋立には松並木が続いています。松並木の上の方のようすです。
天の橋立松並木

 宮津湾側の海岸です。砂が侵食されてやせ細っているとか。この後ろ側に、流出防止のための堤があります。
天の橋立 海岸

 日が沈みかけています。日暈がかかっているのが見えました。これだと上端接弧(上部タンジェントアーク)があわさっているのかも。
天の橋立 日暈

 幻日を探したのですが、日が低く見えませんでした。与謝野鉄幹・晶子の句碑の所まで行って引き返します。
天の橋立 与謝野鉄幹晶子句碑

 小天橋まで戻ったところで橋の上の継ぎ目の部分だけ写しておきます。きれいな円弧になっています。
天の橋立 小天橋可動部

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年11月12日

2021年日帰り旅 06 10/24 天の橋立 知恩寺から宮津市街

 天の橋立では、余計なところにいったために、仲間とはぐれています。追いつくように急いで戻っていると、声をかけられました。ずっと先にいるものだと思っていました。危うく気がつかずに追い抜いてしまうところでした。
 知恩寺の中を通って駐車場に戻ります。知恩寺山門をくぐったところからは多宝塔が見えます。室町時代の建物だそうです。
天の橋立 知恩寺多宝塔

 古そうな狛犬がありました。こちらは阿形で頭を下げてお尻をあげています。狛犬があるのはお寺ではなかったような。
天の橋立 知恩寺狛犬

 池の中にあるのが弁天堂です。目立たないところにあります。
天の橋立 知恩寺弁天堂

 宮津市街で食事をするつもりでいました。来るときに道の駅の前を通りました。その横には大型スーパーマーケットがあります。ここに来れば何か食べるところがあるのではということで、よっていくことが決まっています。
 大きな駐車場があったのでそこに車を入れました。スーパーの駐車場のようです。道の駅の方に行ってみました。観光案内所は明るいのですが、食事処は明かりがついていません。閉まっているようです。こちらはあきらめて、スーパーの上の階で探すことにします。売り場をのぞいてから、上の階にあがっていきます。展望所の様なところがありました。暗くて見えませんが、天の橋立は明かりがあり何とかわかります。暗かったわりには、写真には何とか写っています。
宮津市街から天の橋立

 その後、ここの食事処はどういうわけか素通りになっています。結局ここで食事をせずに高速道路で帰ることになります。この先食事のために寄れそうな所といえば、高速道路の途中では来るときによったSAくらいしかありません。途中で降りて探したところで見つけられるのかどうか問題です。もう一つは、高速道路を降りてから探すというのもあります。適当なところの見当がつきません。
 京都縦貫道に入りました。最高速度が50キロに制限されています。そのような気象条件でもなさそうです。何があるのでしょう。標識には渋滞注意と出ていますが、流れはスムーズでそのようなようすはありません。そもそも、渋滞はどこが先頭でどれくらい続いているかも示されていません。これはどういうことなのでしょうか。不思議なことだらけです。
 普通に走っていたのですが、SAに近づいてきたところで、だんだん流れが悪くなってきました。SAの直前では完全に渋滞にはまっています。このままでは、SAに入って食事で時間をつぶして、渋滞が解消するのを期待した方がよさそうです。
 SAへの分岐では、前の車が4台ほど続けて入っていきます。SAがいっぱいになっていそうな雰囲気もあります。運転手さんはそのまま行きすぎようとしましたが、宮津でのこともありますから、強引に入るように指示しました。
 SAの駐車場は意外と空いていて、車は楽に駐められました。中はちょっと混雑していたかな。レストランとフードコートがあります。フードコートに人がいっぱいいたので、レストランに入ることにしました。準備ができていなかったのか、空いているわりには結構待ちました。
 食事が終わってから、渋滞情報がないかなと探したのですが、トイレ前の画面だけでした。京都交通公社のウェブサイトが表示されています。渋滞は解消したようです。
 縦貫道に戻って進んで行きます。制限速度は70キロとふだんと同じです。公社の車が停まっていてこの先渋滞注意と表示されていました。車線が広がったわりには車が増えてきましたが、渋滞とまではいきませんでした。結局渋滞の原因は何だったのでしょう。
 この先、運転手さんは夜間山道を走るのは不安だということで、来た道ではなく大山崎JCT経由で名神をバックして帰ってきました。JCTではくるっと一周したような。すごく複雑です。

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年11月13日

望遠鏡ファインダー取付部の改造

 小さい方の望遠鏡のファインダー脚台座のねじが切れてしまって、固定できなくなったと書きました。その続報です。
 望遠鏡鏡筒は、望遠鏡制作をやめてしまったメーカー(ペンタックス)の物です。買ったときには必要がなかったのでつけていませんでしたが、持ち運びして使おうということで三脚・ファインダーを取り付けることにしました。このときはすでに、やめた後なので、望遠鏡関連の部品を入手することはできなくなっていました。
 望遠鏡販売店で相談し、何とか望みの形にすることができるようになりました。鏡筒バンドでちょうど合うものがあって、ビクセンのSX2赤道儀に乗せることができました。ファインダーは少し苦労しました。たまたま、ペンタックスのVSD鏡筒を、ビクセンがライセンス生産しているということで、この部品がつかえるのではということになりました。ビクセンの50mm暗視野照明つきファインダーとファインダー脚、VSD鏡筒用ファインダー脚台座のセットです。
 台座の取り付けねじはサイズが小さいのでねじ穴と窪みを削って大きなねじが入るように改造しました。
 台座は固定できたのですが、ファインダー脚がうまくとまらず、固定できたと思っていてもいつの間にかぐらついていました。先日は、ねじがかたくなってまわらなくなったので、力を込めて回しているとねじ頭が取れたという事態になりました。
 VSD鏡筒も生産をやめたようで、台座の部品も入手できなくなっています。とりあえずのところは、園芸用の針金で縛ることで何とか固定しました。
ファインダー台座故障

 基本的には、切れたねじを外して、別のねじで固定すればいいようですが、ねじは取れそうにありません。ねじ軸に溝を切ってドライバーで回せばできるかも知れませんが、隙間が狭くうまく切れそうにありません。こちらの方法はあきらめました。
 いろいろと考えている内に、不思議なことに気がつきました。台座の固定部の構造です。斜めに写しています。固定するための金具も上に置いています。
ファインダー台座故障

 これでねじを締めていけばどのようなことが起こるか考えてみました。横断面図で示します。茶色が台座で、色の薄いところが固定金具がはまるところです。緑色が固定金具です。固定金具を差し込んだ状態が中段です。金具が脚にあたる状態になっても金具と台座との間に隙間がどうしてできます。このままねじを締めていけばどうなるかを書いたのが下段です。隙間を埋めるために金具が曲がって入っていくはずです。これだとうまく押さえられそうにありません。
ファインダー台座故障

 実際にどのようになるのかみてみます。台座に金具を押し込んだ状態です。金具が台座の中にかなり入りこんでいきます。実際には、最初の写真を見てわかるとおり、台座の脚受け部と脚の幅はほとんど同じです。
ファインダー台座故障

 脚をつけて、金具を押し込んだ状態です。このようにどうしても斜めになってしまいます。ねじのあたり方が不均質になって頭がつけた傷が金具についています。片側ばかりに力がかかることによってねじが斜めに入るようになり、ねじ溝が通りにねじが入れなくなったのが故障の原因と考えられます。
ファインダー台座故障

 切れたねじを外しても、斜めにならないような対策を考えないといけません。飛び出している部分を削るとか、できる隙間のうち飛び出している部分と反対側を何かで埋めるとかの方法です。ねじが今のところ外せそうにない事であきらめています。さらに改造が必要となると、この方法は考えない方がいいでしょう。何かの問題が発生したときに残しておきます。
 別の方法を考えました。台座の角から斜めに穴を開け、そこにねじ溝を切ってねじを通して固定するという方法です。工作箇所が狭いので、どれだけ持ちこたえることができるか不安ですが、やってみることにしました。ねじ溝を切るのは少しだけ小さめの穴を開け、ねじをねじ込んでいけば台座はアルミなので切ることができます。いくつかのねじは使えなくなりますが覚悟の上です。完成したものです。鏡筒に取り付けるねじが入るように改造した跡もみえます。
ファインダー台座故障
 取り付けた状態です。わりとしっかり止まっています。後方からです。
ファインダー台座故障
 横からのものです。
ファインダー台座故障

posted by ヨッシン at 00:00|

2021年11月14日

2021年日帰り旅 07 10/28 藤原京 コスモス

 28日に奈良県橿原市の方に出かける用事がありました。帰り道に農協のショッピングセンターに買い物によりました。野菜などを買った後、食事をして観光案内所の前をのぞいていると、近くの藤原京でコスモスが満開になっているとの情報が書かれていました。ここからは車で10分くらいの所なので、みてから帰ることにしました。
 少し戻ったところから新しそうな道を南下して、進んでいくと藤原京への標識があります。これに従って左折し、2つ目の駐車場に車を入れました。
 ここから藤原京まではどう行くのかよくわかりません。少なくとも今来た方にはないということは確実です。前に二人ほど車の進んでいた方に歩いて行きましたので、その後をつけるように歩いて行くことにしました。左側には耳成山が見えています。
 カメラは、何か写したいものがあったときのために持ち歩いているものを使用します。後で気がついたのですが、設定されいる日付がとんでもない日になっています。電池を入れ替えるたびに日時がリセットされます。日時記憶のために電力を供給するコンデンサがダメになっているようです。
耳成山

 少し進んだ所にもう一つ駐車場があります。ここが藤原京入口のようです。中に入って駐車場を抜けたところが広場になっています。正面遠くにコスモスの花が一面に咲いているところが見えます。
藤原京

 左斜め前方に、赤い柱が並んでいるところがあります。藤原京の何かの施設の柱が立っていた場所を復元したのでしょう。向こうに見える山は天香具山です。
藤原京 天香具山

 コスモス畑に到着です。花がいっぱいです。たくさんの人が見に来ています。人が入らないように写すのは、大変です。
藤原京 コスモス

 下からねらってみました。
藤原京 コスモス

 空といっしょの写真です。
藤原京 コスモス

 一面のコスモスです。
藤原京 コスモス


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年11月15日

2021年日帰り旅 08 10/28 藤原京 コスモスと大和三山

 コスモスの写真を撮り続けます。日差しが明るく、カメラの画面が光って見えません。向きだけ合わせて適当に写しています。何が写っているのか、ここで確認する方法はありません。逆光でもお構いなしに写しています。そのわりには、きちんと写っているようです。
藤原京 コスモス

 建物の向こうに畝傍山が見えます。この位置からでは、建物が入らないようにというのは無理なようです。もう少し離れてから写すことを考えます。
藤原京 畝傍山

 コスモスの花の真ん中に、真っ白な穂がいっぱいついたススキの群落があります。別の種類かなと思ったのですが、どう見てもススキです。
藤原京 コスモスススキ

 コスモス畑から北側です。耳成山が見えています。
藤原京 耳成山

 南側です。柱群は朝堂院の南門跡かな。朱雀門ではなさそうです。
藤原京 コスモス

 ススキの群落の横に畝傍山が入ってきました。
藤原京 コスモス畝傍山

 コスモス畑の向こうの山は天香具山です。
藤原京 コスモス天香具山

 コスモス畑を南北につらぬく道に入って東側です。この方向の山は低くなっています。
藤原京 コスモス

 西側です。しゃがむと畝傍山は隠れてしまいました。その向こうは葛城山です。
藤原京 コスモス葛城山


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記