待機場所に戻る途中に見えた扇池です。右側の方向に穴が開いていて海とつながっています。海水はその周辺にだけ入ってきています。底が低くて海水がたまっていますから、穴から砂が少しずつ運び去られているのでしょう。手前を横切るようにウミガメの這い跡があります。

穴を通して向こうの景色が見えるようになった状態です。この穴は鍾乳洞なのかな。ここまで奥行きがが短くなると天然橋といいます。

日影になったところの岩の隙間に、ヒロベソカタマイマイの殻が集まっています。見ていると動き出しました。脚がでています。ヤドカリが半化石を住処として利用しています。

先のグループが降り始めたので、別ルートから高台にあがっていきます。上から見下ろした扇池です。ウバーレなのでしょう。穴を埋めた砂がどこから来たのかは疑問です。左側の斜面も砂に埋もれています。先のグループはウバーレの低地を横断しています。

扇池と反対側の父島側です。ここからみえるとしたら、ジニービーチのあたりになります。

島の鞍部より向こうの斜面です。砂地の斜面がでこぼこになっています。たくさんの鳥が巣を作るために掘った跡です。カツオドリといっていたかな。

船の着いたところに戻っていきます。鮫池の入り江のところでは、ネムリブカが泳いでいるのが見えました。
