2021年07月13日

セミの合唱とフィッシングメール

 今日の昼前に、日が差し込んできて急に暑くなってきました。外が明るくなってきたのにあわせてセミの合唱が始まりました。中心になっているのはクマゼミです。クマゼミは1匹だけでもけたたましく鳴くので、合唱というほどの数ではなかったのかも知れません。昨日も鳴いていたかどうかは意識していなかったのではっきりしません。これほどはっきりとわかるような状態ではなかったようです。去年も急に合唱が始まったような気がしています。
 セミの合唱は、30分ほどで終わりました。去年の鳴き方を見ると昼前までに一斉に鳴いて午後はお休みというパターンが多かったようです。10年ほど前は1日中聞こえていたようです。この違いは、場所によるものなのか、それとも他に原因があるのでしょうか。

 九州北部と中国地方に梅雨明け宣言が出されました。近畿地方ももうすぐなのでしょうか。ここ2−3日は夕立が多くなってきているようです。きょうは、雲が広がってきて雷鳴が聞こえてきましたが、雨にまでは至りませんでした。



 このところフィッシングメールがやたらとくるようになってきました。この2週間ほどはおとなしかったのですが、再び増えてきました。基本的には取引していないようなところの取引情報の確認と偽ってくるのではっきりとフィッシングメールだと言えます。中にはわざわざフィッシングメールがあるので注意するようにと書いてあるものもあります。
 メールソフトには、詐欺サイトの報告という項目があるので、しっかりとそこに報告させてもらっています。困るのは、リンク先のないものが半分ほどあることです。HTMLメールは表示しないようにしていますから、これが原因なのでしょうか。せっかく報告してあげようとしているのにこれではできません。電話してというのも最悪です。

 今日届いたのは、新たな詐欺メールです。ハッカーと名乗る者から、あなたがアダルトサイトを見てにやにやしているところを撮影したので、これを晒されたくなければビットコインを送るれにというものです。このようなものを作るのは不可能なのでフィッシングメールと判定できます。
 基本的には、宛先の名前が書かれていないとか、メールアドレスというのは信用できません。ハッキングして友達とかのメールに送るというのですが、それがわかるくらいなら、所有者の名前くらいわかるはずです。パソコンで送受信したメールには署名が入っています。
 こんな下らないことより、もっと価値のある情報が記録されている情報がパソコン内にはたくさんあります。これを乗っ取った方が価値があるような気がします。それをしていないところをみると、ハッキングはできていないことは明らかです。
 画像があってそれを晒すことができたとして、それの対価が17万円というのも妥当な価格なのか。画像を消去するといっていますが、本当にしてくれるのかどうか怪しいものです。カモとみられて追加要求が来るのが落ちです。
 こんなにはっきりとコインの番号(貯金通帳の番号にあたるのかな)をはっきりと書いて、封鎖されないのかが不思議です。
 いろいろとしらべてみると、同じようなメールが7月はじめくらいからいろいろな人に届き始めているようです。手当たり次第送りつけているようです。新手の詐欺ですね。
 JPCERTというところで、フィッシングメールの対応をしてくれるようなので、情報を送信しましたが、失敗しました。パソコンを乗っ取っているのならこれをみて大慌てするところなのでしょうね。他のフィッシングメールもこちらの方が、対応が確実なのでこちらに報告することにしようかな。

 フィッシングメールで思うのですが、対象となっている企業は限られています。はっきり書きますが、最も多いのはアマゾンです。フィッシングメールが届いているのがわかってJPCERTに報告しているのなら、ここの会社を語って詐欺メールを送るのはやめようになるはずです。何度もその会社を語ってメールが来るというのは、野放しにしている会社にも問題があるような気がします。フ顧客を守るというのは企業の努めであるし、クレジットカード会社なら不正に出金されたものは会社の負担になります。これが増えてもいいのですか。
 フィッシングメールに注意というだけでは対応不足なのではないですか。少なくとも、アマゾンで取引したときに、正しい取引のメールなのか判断がつけにくくなるので、利用しないことにしています。他のカード会社も同じです。

補足:翌日もパソコンをハッキングしたというメールが来ました。文面は全く同じです。これだけで、内容が嘘だというのがバレバレです。正しいとしても、二人が同時に送り込んだというのは考えられません。請求が1回で済むと補償がなくなりましたので、コインを送る意味はなくなっています。13日の分はシンガポールから、14日の分は中国から送信されています。
 他のフィッシングメールでも同じですが、同じ文面で毎日送ってくることで詐欺だとばらしているのに気がついていないというのが不思議です。

posted by ヨッシン at 00:00| 日記