2021年05月16日

2014年五島列島 05 10/02 若松島キリシタン洞窟

 福江島から中通島に渡ります。普通なら定期船で渡りますが、途中、若松島にあるキリシタン洞窟を見るということで、チャーター船になっています。基本的には島巡り観光船です。
 福江島をでてからしばらくの間の記録はありません。左側の席に座ったので島は見えていたはずです。島から離れていたところを通っていたためでしょうか。この間、近くに見えそうな小島はたくさんあります。
 若松島のキリシタン洞窟が近づいてきました。このあたりは切り立った岩壁が続いています。
五島列島若松島海岸

 ところどころに洞窟が見えます。
五島列島若松島海岸海食洞

 キリシタン洞窟にあるキリスト像と十字架です。反対側だったので、窓枠や人が入らないように、望遠で写しています。添乗員さんが写してくれるといったので、カメラを渡しましたが、どういうわけかビデオモードになっていたので写っていませんでした。
五島列島若松島キリシタン洞窟キリスト像

 少し離れてからのようすです。下が広場のようになっています。船から説明がありましたが、あらすじの一部しか覚えていません。明治時代になってからのキリスト教迫害事件だったようです。
五島列島若松島キリシタン洞窟

 洞窟を離れて、中通島に向かいます。その間にも洞窟がいくつか見えました。
五島列島若松島海食洞

 海食洞です。
五島列島若松島海食洞

若松島白崎の岩壁です。若松島の最南端になります。凝灰岩のような岩石が見えています。
五島列島若松島白崎

細長い湾のようなものが見えてきました。若松島と中通島の間にある海峡です。若松瀬戸というようです。
五島列島若松瀬戸

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2021年05月17日

2014年五島列島 06 10/02 中通島 冷水

 中通島に上陸しました。記録がないのでどこで上陸したのかはっきりしません。船の距離からいえば南部の奈良尾港になります。その後の、写真の景色とか時間的なことを考えてみると、若松瀬戸を北上して、瀬戸北端近くにある郷の首港に入ったように見えます。そう考えていると、ついたところが何となく周りに民家のようなものが少ないところだったように思えてきました。
 ここからバスに乗って進んで行きます。バスガイドさんから跡次教会が見えると説明がありました。窓から見るだけでした。
中通島 跡次教会

 三本松洋上石油備蓄基地が見えてきました。これほど大規模なものは他にもあるようですが、どこにあるといっていたのかな..。
中通島 三本松洋上石油備蓄基地

 青方教会です。メモには丸尾教会と書いていました。形が全然違います。ここも車窓から見るだけです。
中通島 青方教会

 冷水教会です。逆光できれいに写りません。しっかり冷水教会と書かれています。丸尾教会もとんがり屋根の塔ですが、十字架にこのような飾りはありません。ここも窓から見るだけでした。
中通島 冷水教会

 少し進んだ所から海岸に降りていきます。降りる途中に見えた岬です。三角形の山が見えます。矢堅目というようです。最近のマップにはトトロ岩と書かれています。
中通島 冷水矢堅目

 海岸にでたところに製塩工場があります。湾の入口付近から海水を引いてきているのだそうです。中を見学させてもらいました。
中通島 冷水製塩工場

 湾対岸の入口方向です。山は番岳です。手前に崖が目立っています。よく見ると崖はもっと大きく全体に赤黒い色をしています。 表面だけが赤黒い色をしているようです。赤ダキ断崖と書かれています。
中通島 冷水から番岳 赤ダキ断崖

 塩分はあまり取りすぎたくないので、塩は基本的にパスです。にがりには興味がありましたが、買うまでにはいきませんでした。

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2021年05月18日

2014年五島列島 07 10/02 中通島 青砂ヶ浦教会

 製塩工場の前の湾は奈摩湾といいます。上から見ると長方形に近い形の湾です。この湾を奥まで引き返していきます。湾奥にある町を過ぎたところから湾に沿って進んで行くと、次に向かう青砂ヶ浦が見えてきました。ここにある青砂ヶ浦教会が次の目的地です。白い建物の右斜め下の茶色っぽい建物がそれです。
中通島 青砂ヶ浦

 教会到着後、正面から見た青砂ヶ浦教会です。
中通島 青砂ヶ浦教会

 前に教会の鐘があります。火の見櫓のような形をしています。
中通島 青砂ヶ浦教会鐘

 月がでていました。半月のように見えます。
中通島 青砂ヶ浦教会 月

 ブドウのような飾り模様がありました。紋章でしょうか。
中通島 青砂ヶ浦教会 ブドウの紋章

 前で咲いていたコスモスです。だいぶ傾いてきた日に照らされています。
中通島 青砂ヶ浦教会 コスモス


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2021年05月19日

2014年五島列島 08 10/02 中通島 蛤浜展望所

 今日の宿に到着しました。早めの到着です。夕食時間までしばらくあります。ちょっと行ったところに海岸がありますから出かけてみることにしました。運動公園の横の水路に沿って進んで行くと浜にでます。蛤浜といいます。ちょうど山のてっぺんに太陽がかかるところでした。このまま浜に降りても山の影に入って薄暗いのと、潮が高く浜もそれほど広くないので浜に降りるのはなしにしました。
中通島 蛤浜 山に沈む太陽

 横に展望広場があります。あがっていきました。ここからさらに奧に進む遊歩道があって、その先に展望台があります。北東側の景色です。気がついていませんでしたが、遠くにぼんやりと見えるのは平戸島です。手前の島は右から山案中島と野案中島です。
中通島 蛤浜展望所から平戸島方向

 展望台前の広場から上を見上げるとたくさんのトビが飛んでいるのがみえます。
中通島 蛤浜 鳶の群れ

 かなり近くまで下りてきているものもいます。
中通島 蛤浜 鳶

 ここから湾の奧近くです。中に小さな島があります。長瀬になります。
中通島 蛤浜展望所から長瀬

 湾の入口付近に灯台のある岩礁が見えています。このあたりにあるのは継子瀬灯台だけです。さらに沖合に岩礁が見えます。地図を見る限りでは、これに該当するものがありません。ここは一体どこなのでしょう。
中通島 蛤浜展望所 黒瀬

 横にあった木に実がついていました。羽子板の羽根のような形をしています。クサギです。
中通島 蛤浜展望所 クサギ

 地面にいたベンケイガニです。暗くなってきていてうまく写せていません。
中通島 蛤浜展望所 ベンケイガニ

 戻ったところの広場から見た蛤浜です。
中通島 蛤浜展望所 蛤浜

 夕食時間が近づいてきました。宿に戻ることにします。この日はその後の星見の記録がありません。運動公園の明かりがあったためなのか、半月近い月明かりのためなのか、雲が広がってきていたためなのか、それとも別の理由があったのか記憶にありません。1泊目は撮るつもりでいたのは確かなので、準備をしていたのは間違いありません。

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2021年05月20日

2014年五島列島 09 10/03 中通島 朝の蛤浜

 3日目の朝です。早くに目覚めたので散歩に出かけることにしました。といってもいくところは蛤浜しかありません。昨日は展望所の方を中心にまわったので、今日はできれば浜の方を中心にしようと思っています。潮の状態でどうなるかははっきりしません。とりあえず、昨日のコースで浜まで歩いて行きます。
 川に沿って進んでいるとカワセミがいるのが見えました。ここまで近づくのが精一杯でした。
中通島蛤浜 カワセミ

 浜にでました。昨夕より潮は引いています。沖まで砂浜が広がっています。表面にはたくさんの漣痕模様があります。ほとんどが水に半分だけ浸かっています。
中通島蛤浜 漣痕

 砂浜に大きな潮だまりのようなものができています。海に向かって一方的に傾いているのではないようです。引いていく海水と打ち寄せる波とのせめぎ合いでこうなるのか、不思議です。
中通島蛤浜 潮だまり

 海水の残った砂の上に、朝日に照らされた雲が写っています。
中通島蛤浜 渚

 湾入り口方向です。潮だまりと砂浜が交互に沖合まで続いています。
中通島蛤浜 渚

 砂の表面にできていたカニの巣穴です。でたり入ったりした足跡が残されています。
中通島蛤浜 カニ巣穴

 浜の西がについたときに、朝日がさしてきました。
中通島蛤浜 朝日

 大きな水たまりにいたアオサギです。
中通島蛤浜 アオサギ

 朝食時間が近づいているので、宿の引き返すことにしました。来るときにカワセミを見たところで、再びカワセミを見ました。同じ個体なのでしょうか。
中通島蛤浜 カワセミ


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2021年05月21日

2014年五島列島 10 10/03 中通島 青方

 この日の朝食は、青方の漁港で捕れた魚のバーベキューです。他に地元のお母さん手作りのお寿司もあったのかな。そんな感じだったような記憶です。
 バスに荷物を積み込んだら出発です。青方は昨日通っていますからバックするように進んで行きます。漁港ついたら食事の前にせりのようすを見学する事になっています。漁港の駐車場でバスから降りると、湾の入口側に大曽教会が見えています。
中通島青方 大曽教会

 せりにかけられる魚です。いろいろな種類がいます。魚の種類はわかりません。下にいるのはヒラメなのかな。上のも何なんだろう、
中通島青方漁協 魚

 たくさんの魚が並んでいます。このサイズだとハマチなのかな。関東だと呼び方が違うみたいです。
中通島青方漁協 魚ハマチ?

 せりのようすです。そのようにやっているか説明がありましたが何だったのかよく覚えていません。値段を紙に書いて台のところにいる人に渡す方法だったのか..。
中通島青方漁協 せり

 競り落とした魚を、活け締めしてくれるというので見せてもらいました。延髄のところに包丁を入れています。
中通島青方漁協 活け締め

 船着き場から跡次教会が見えるます。昨日はこの反対方向から見ています。
中通島青方漁港から跡次教会

 食事会場の近くで咲いていたユリの花です。
中通島青方漁港 テッポウユリ


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2021年05月22日

2014年五島列島 11 10/03 中通島 鯛ノ浦

 食事が済んで見学に出発です。跡次教会とか大曽教会には行きません。そのまま南下していって鯛ノ浦に向かいます。鯛ノ浦教会があります。教会の前にはバスを駐める所がありませんから、教会の下の道路で降りて歩いて行きます。見学の間バスは離れたところで待機していることになります。バスを降りたところから教会まで歩いて行く途中遠くに墓地が見ます。墓石は十字架になっています。
中通島 鯛ノ浦	墓地

 あがっていって見えた鯛ノ浦教会です。
中通島 鯛ノ浦教会

 入口前にあったルルドの泉です。
中通島 鯛ノ浦教会ルルドの泉

 教会(聖堂というのかな)の内部です。窓にはカラフルなステンドガラスがはめられています
中通島 鯛ノ浦教会内部

 天井の部分です。曲線が入り組んで幾何学模様を作っています。引き込まれそうになります。
中通島 鯛ノ浦教会内部

 内部にはいろいろなものが展示されています。これは踏み絵です。だいぶ磨り減っています。たくさんに人に踏まれたようです。
中通島 鯛ノ浦教会展示 踏み絵

 教会建物を正面から見たところです。
中通島 鯛ノ浦教会

 一段降りたところに新教会堂があります。現在はこちらの方を主に使っているようです。
中通島 鯛ノ浦教会しん教会堂



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2021年05月23日

2014年五島列島 12 10/03 蛤浜有川

 バスは鯛ノ浦から進んでいってどこかの浜に立ち寄りました。いやな予感がします。一度見たことのある景色です。どう見ても、昨夕、今朝と立ち寄った蛤浜です。これで3回目になります。宿の近くは立ち寄って欲しくないというのが希望です。
 前2回と違って、今回は潮が完全に満ちています。ちょっと雰囲気は違うといっても、行動範囲は狭くなります。
中通島 蛤浜 海岸

 砂の上にいたカニです。コメツキガニかな。
中通島 蛤浜 コメツキガニ

 カニの作った砂団子です。砂の表面についた有機物をこし取った残りが丸められています。
中通島 蛤浜 かに砂団子

 蛤浜の次は有川港に向かいました。このあたりを散歩するようです。海童神社というのがあります。鳥居の向こうに立っている棒状のものはクジラのあごの骨でできた鳥居だそうです。だいぶ風化しています。
中通島 有川 鯨骨鳥居

 海童神社というのを見にいったのですが、該当の場所にあったものです。これのことでしょうか。
中通島 有川 海童神社

 バスに乗って次に向かいます。出発直後に見えた鯨見山です。この付近は捕鯨基地だったようで、この山の上から鯨がやってくるのを見張っていたそうです。その建物が見えています。復元されたものかな。
中通島 有川 鯨見山

 バスガイドさんから石垣の説明がありました。石垣の石はこの付近特産の五島石を使っているとのことでした。この石垣もそうなのかな。防風の石垣のようです。
中通島 有川 五島石石垣


posted by ヨッシン at 23:52| 旅行記

2021年05月24日

2014年五島列島 13 10/03 頭ヶ島

 次に行くのは頭ヶ島教会です。中通島と橋でつながっている頭ヶ島にあります。頭ヶ島に渡る橋の上から見た頭ヶ島です。遠くの丘の上に見えている建物は空港施設です。この頃はまだ使っていたのかな。この橋は、空港に行くために作られたようです。
中通島 頭ヶ島大橋から頭ヶ島

 海岸に降りたところでバスは止まります。ここから歩いて教会に向かいます。途中の道脇ではフヨウが咲いていました。
中通島 頭ヶ島教会 フヨウ

 教会の天主堂が見えてきました。
中通島 頭ヶ島教会 天主堂

 教会の前で咲いていた。黄色のヒガンバナです。
中通島 頭ヶ島教会 リコリス

 写真の記録を見る限りでは、教会建物は周りを一周しただけです。中に入っていない理由は不明です。天主堂の壁面です。五島石を積み上げてできているそうです。
中通島 頭ヶ島教会 壁(五島石)

 駐車場向かい側に教会墓地が見えます。
中通島 頭ヶ島教会 墓地

 すぐ手前の道沿いに白浜遺跡と書かれた案内板があります。20体ほどの人骨がでたそうです。縄文時代の土器も見つかっています。柵に囲まれたところとしたら狭すぎるような気がします。
中通島 白浜遺跡

 ここから海側です。このあたりは白浜海岸といいます。遠くに見える山並は中通島の北に伸びる細長い岬です。一番高いところは番岳かな。手前の島は山案中島と野案中島です。蛤浜の展望所から見えていた島です。
中通島 白浜海岸

 バスに乗り、元来た道を戻っていきます。だいぶ上がった所から天主堂が見えていました。
中通島 頭ヶ島教会




posted by ヨッシン at 23:50| 旅行記

2021年05月25日

2014年五島列島 14 10/03 帰阪

 再び橋を渡って中通島に戻ります。その後にいったのは江ノ浜の坂本龍馬ゆかりの広場です。坂本龍馬像があります。どうしてここに坂本龍馬が関係する理由については、バスガイドさんが説明してくれていたのですが、きれいに忘れていました。
 龍馬は海運業を始めるために亀山社中を設立し、洋船を手に入手します。その船は、命名式と訓練のための航海で暴風雨に遭い、この沖で座礁したそうです。その時に4名の乗組員が亡くなっています。
 龍馬は事故直後にこの地を訪れ碑を建てたそうです。この像は、龍馬が海に向かって同士を弔っている姿だそうです。
中通島 江ノ浜 坂本龍馬像

 海岸で咲いていた花です。種類はわかりません。
中通島 江ノ浜 花

 これでだいたいの見学地に立ち寄って事になります。道を引き返していきます。バスが動き出してすぐに見えた頭ヶ島方向です、手前の島は沖の小島です。
 空港につながる道路に戻ってからは中通島を引き返すように進んで行きます。
中通島 江ノ浜 頭ヶ島方向

 この後の九州に渡るまでの行程については、どうなっていたのか曖昧なところがいくつかあります。
 まずは昼食です。五島うどんを食べたのは確かです。食事のできるところは有川港にあります。有川港は海童神社のあったところです。海童神社に寄ったついでに食べていたとしたら、時刻が早すぎるのと、立ち寄っている時間が短すぎます。とすると、有川港には2回よっていることになりますが、2回は昼食以外記憶にありません。海童神社とかを見ていたのかどうか..。全く違う場所と思っていた可能性もあります。
 2番目は、どこから船に乗ったのかという問題です。可能性としては、南側の奈良尾港からか昼食を食べた有川港からのどちらかになります。乗った船の写真の解説では場所は有川港になっています。直後に作っているので間違いはないでしょう。有川港の方が可能性は高そうです。奈良尾港のような景色の記憶もありません。
中通島 有川港 高速船シークイン

 3番目です。九州のどこについたかという問題です。普通に考えるなら来た時と同じ長崎港です。船の写真を見ると、有川でも長崎でもなさそうです。さらに写真左端にある茶色い建物をよくみると「SASEBO PORT」と書かれています。としたら佐世保港なのでしょうか。現在の佐世保港周辺の建物にはこれに該当するものは見つけられていません。
 そう考えてみると、ものすごく曖昧ですが、当時も長崎に戻るものだと思っていたところ、佐世保と聞いて確かにこっちの方が近いと納得したような気もしています。長崎ではだいぶ遠回りになります。見直していて同じように納得しています。
 港から、バスに乗り博多まで戻ってきます。太宰府付近を通過した後見えてきた水城です。
福岡太宰府 水城

 福岡市内に入ったころには、太陽が沈み始めていました。
福岡博多 夕陽

 バスは博多駅までです。そこから新幹線で大阪まで帰ってきました。

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2021年05月26日

五島列島旅行記が完結しました

 2014年10月1日から2泊3日でいった五島列島の旅行記が完結しました。新型コロナウィルス感染症拡大で、緊急時代宣言や蔓延防止措置などの外出自粛要請を旅行ができずにいます。旅行ができれば、新しくいったところの記事を続けていくところですが、新しい分は書ききったので、順番に古い旅行の記録へと変わっています、今回はその第2弾です。
 下原稿を書いている段階で画、この時の旅行で持って帰った資料が行方不明となっていました。なしで書いていました。次回以降投稿分の下原稿を書いているときに資料を探し回っているときに、五島列島分の束を見つけました。全てではないのですが、書いたことを補完することができました。いくつか、資料に従って書き直したところもありますが、だいたいは書いたとおりだったようです。

 今回に記事数は14回と、前回(別子銅山来島海峡)と同じです。2泊のわりに少なめです。前回は宿泊時前後の記事がたくさんありましたが、今回は少なめです。天気の関係でしょうか。

 いつも通り、記事一覧とそのリンクを掲載します。

2014年五島列島
掲載日No 旅行日 タイトル
05-1001 10/01 長崎から五島列島へ
05-1102 10/01 福江島 鐙瀬溶岩海岸
05-1203 10/02 福江島 井持浦大瀬崎
05-1404 10/02 福江島北側
05-1605 10/02 若松島 キリシタン洞窟
05-1706 10/02 中通島 冷水
05-1807 10/02 中通島 青砂ヶ浦教会
05-1908 10/02 中通島 蛤浜展望所
05-2009 10/03 中通島 朝の蛤浜
05-2110 10/03 中通島 青方
05-2211 10/03 中通島 鯛ノ浦
05-2312 10/03 中通島 蛤浜有川
05-2413 10/03 頭ヶ島
05-2514 10/03 帰阪
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2021年05月27日

2014年北海道 01 8/19 北海道へ

 2014年の8月に北海道を車でまわりました。いってみたいところはいっぱいあります。北海道まではフェリーで行くのがいいでしょう。敦賀・舞鶴から小樽・苫小牧の間を結んでいます。毎日でていますから、日数は特に考える必要なないでしょう。どこによってどこに泊まるかを順番に考えていきました。
 まずフェリーで苫小牧まで行くことにします。到着が午後8時30分ですから、どこかに泊まるところを探す必要があります。到着も遅いこともありますから、苫小牧市内のビジネスホテルにします。候補としては「ルートイン」です。
 この近くで見たいものとしては、新冠の泥火山があります。旅行中に見ておきたいのは知床半島です。泥火山を見た後は、ところどころに立ち寄りながら、知床を目指すことにします。宿はウトロにある「しれとこ村」にしました。
 次の日は、知床岬までクルーズをした後、知床五湖を回ればそれほど遠くには行けないでしょう。野付半島も見ておきたいので、そのつけ根の標津町あたりで宿を探します。2件ほど候補があったのですが、1つは満室だったので、「標津川温泉ぷるけの館ホテル川畑」にしました。
 次に行く場所ですが、釧路湿原は見たいと思っています。その先といえば、トムラウシ山の構造土というものをみたいと思っています。そこまで行けるかどうかはわかりませんが、挑戦することにします。その登り口にある大雪山荘で1泊する必要があります。釧路湿原と大雪山荘の間での釧路か帯広あたりで1泊必要です。見つけたのが釧路近くの「山花温泉リフレ」です。標津から海沿いに進んで釧路湿原を見てから行けばいいでしょう。釧路からは、寄り道せずに「大雪山荘」を目指し、トムラウシ山に登り降りてきてから、「大雪山荘」に宿泊になります。
 天気の状態によっては泊まってから山に登るということもあるでしょう。次の日は近めで宿を探します。層雲峡で探したところ「銀泉閣」というのを見つけました。次の日は、旭岳も登ってみたいので、降りたところあたりでさがしていると、芦別温泉の「スターライトホテル」が見つかりました。
 その先ですが、その近場はだいたい行っているので、特にこれといったものはありません。一気に渡島まで行くことにしました。駒ヶ岳と大沼はみたいと思っています。その近くで宿を探すと木古内ビュー温泉「のとや」を見つかりました。ここまできたら、渡島半島を見ながら北上していって小樽まで行けばフェリーで帰ってこれるでしょう、フェリーは夜出発です。
 フェリーでの出発便は8月19日のものにしました。日付が変わってすぐの出港になりますから、家をでるのは18日の22時すぎということになります。帰ってくるのは、28日の真夜中になります。

 19日真夜中近くに出発して、敦賀港に向かいます。途中のSAで休憩した時に車の異常に気がつきました。スモールライトを消すことができません。このまま、駐めたままにしておくと、夜の間にバッテリーが上がってしまいます。緊急対策として、車を長時間駐めるときは、バッテリーケーブルを外すことにします。途中で車の販売店があれば見てもらうことにします。
 フェリーに車を乗せて、船室に向かう前にバッテリーケーブルを外します。アース側だけでいいのですが、かなり面倒な作業です。
 フェリーは夜の航海です。朝目覚めても、陸から遠く離れたところを航行していて、どこにいるのかわかりません。
 日が高くなったころに、姉妹船のスズランとすれ違うというので見に行きました。GPSの記録をとっていませんから場所は不明です。GPSの記録がない理由は不明です。電池が持たないと考えていたからかな..。
日本海 フェリー「スズラン」

 昼をだいぶ過ぎてから、陸地に近づいてきました。何時頃どこを通過するか予定が書かれていますからだいたいの場所はわかります。手前側につきだした岬は、津軽半島の小泊岬です。
津軽半島小泊岬

 津軽半島の龍飛崎の沖合を通過します。厚い雲がおおっています。
津軽半島龍飛崎

 下北半島沖を通過する頃は日が沈んでいました。翌日までの写真はありません。
 苫小牧に着いてから、苫小牧駅前の宿に向かいます。すぐにつくと考えていました。走れどもなかなか苫小牧市街が見えてきません。ついたのは9時を軽くまわっていました。距離的には、大阪から神戸より長いくらいだったようです。かなりの距離です。すぐだと思っていたので高速道路も使っていません。
 ホテルの駐車場に車を駐めたら、バッテリーケーブルを外します。ボンネットを閉めるときに大きな音が鳴るのが気になります。部屋が決まったら、近くの店に食事に行きます。何を食べたのかは覚えていません。ひょっとしてコンビニで弁当を買ったとか..。入浴は宿に大浴場がついています。ここを利用しました。
 車のライトの修理ができるところがあるかどうか、宿のインターネットで調べてみました。明日走る予定のところは、定休日になっています。明後日はどうかというと、この区間も定休日が1日後にずれていて休みです。修理できるのは3日後になりそうです。予定のコースを変えて、明日日高から釧路に抜ければここで修理は可能です。その代わり日高以外のどこにも寄れないで1日が終わりそうです。

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2021年05月28日

2014年北海道 02 8/20 新冠泥火山から足寄町

 車のバッテリーをつないで出発します。今日の最初の目的地は新冠の泥火山です。ふつう泥火山とよばれるものは、温泉水の噴出に伴って泥がいっしょに噴きだして積み上がったものをいうことが普通で、せいぜい1−2mくらいの大きさにしかなりません。ここのものは、地下にある水分を含んだ砂泥層が、地震などの震動によって液状化して、噴きだしてくるもので、かなり大きなものができます。
 新冠は、競走馬で有名なサラブレッドを飼育しているのでしられています。泥火山は、そのサラブレッド銀座公園駐車場の前にあります。
 昨晩走ってきた道を戻っていきます。さらに襟裳岬に向けて進んでいくと脇に目的の公園駐車場があります。ここに車を駐めて見学に行きます。この時にふとハンドルのところを見ると、見慣れないスイッチがオンになっています。スイッチには、ライトのようなマークがついています。ひょっとしてこれが原因ではと思い、オフにするとライトが消灯しました。問題は解決です。修理に出さなくてよくなりました。旅行出発直後に、距離計をリセットしたときにこのスイッチを触っていたようです。
 駐車場から見える泥火山です。私有地の中ですから入ることはできません。
新冠泥火山第8丘

 駐車場広場からは放牧場が見えます。馬が草を食べているのが見えます。
新冠 馬牧場

 太平洋側の景色です。
新冠 馬牧場

 泥火山は、直線上に8コ並んであるようです。北西から順番に番号がふられています。公園駐車場から見えていたものは第8丘になります。先ほど車で走ってきた道沿いにありますから道路を歩いて探してみることにします。
 道路から見えた地面の盛り上がりです。これが第7丘になるのでしょうか。何となく左側にもいくつかあるようにも見えます。
新冠 泥火山第7丘

 この先は脇道沿いになります。いってみたのですが、見渡せるような場所がなく、続きの泥火山は見えませんでした。引き返す途中に見えた第8丘です。
新冠 泥火山第8丘

 次に向けて進んでいくことにします。釧路による必要がなくなったので、そのまま知床を目指します。道を日高町富川まで引き返し、国道237号で占冠を目指します。占冠の道の駅でトイレ休憩をしてから高速道路に入り足寄を目指します。
 足寄で高速道路を降りて町中心にある交流物産館で休憩がてら観光情報を入手します。ここには、この地出身の有名歌手のギャラリーもあります。時間がないのと興味ももうひとつなので、パスです。
 ここからは、阿寒湖に向かう国道241号に入ります。20kmほど走ったところで、国道と平行に走る県道に入ります。すぐにシオワッカ公園というのと石灰華半ドームという看板が見えてきました。何なのか興味がでてきたので見ていくことにします。
 シオワッカというのは、石灰分を多く含む湧水から石灰分が最結晶して、ドーム型に盛り上がったものです。これと示す案内はありませんでしたが、これがシオワッカのようです。
足寄町シオワッカ 石灰華半ドーム

 車を降りてからここまで来る途中で見えていたこれも、崩れていますがシオワッカのようです。水の湧き出しはほとんどありません。現在は成長が止まっているのかな。
足寄町シオワッカ 石灰華半ドーム

 ここから見た、横を流れる螺湾川です。
足寄町シオワッカ 螺湾川

 補足:現在では、高架木道が整備されているようです。
posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記

2021年05月29日

2014年北海道 03 8/20 足寄町螺湾・オンネトー

 この近くにほ乳類化石が見つかった場所があるようです。いっても看板だけだろうということでパスします。次の目的地はオンネトーとします。これも足寄町にあります。オンネトーまでまだ20km以上あります。物産館で見た情報では、足寄町は日本で一番大きな(行政区分でいう)町だそうです。確かに広いというのが実感できます。
 シオワッカからオンネトーまでの半分くらいいったところにラワンブキ自生地というのがあります。のぞいていきました。整備しているところみたいなので、通行できるところだけ見学します。
 フキというのは、国内には2種類あって北海道で見られるのはそのうちのアキタブキとよばれるものだそうです。関西で見られるものより非常に大きくなるのが特徴です。この螺湾(らわん)付近にあるものは特に大きくなり高さが2m近くになるものもあるそうです。
 道路から小径を通った先、川向こうに見えていたラワンブキの群生です。2mまではいかないものの背丈よりは高そうです。
足寄町螺湾 ラワンブキ

 こちら側の岸に生えていて群生ラワンブキの表面です。大きな葉に覆われていて地面が見えません。
足寄町螺湾 ラワンブキ

 屈んでみた地面付近です。こうなったら草むらというより林という感じです。こどもだとコロボックル気分が味わえそうです。
足寄町螺湾 ラワンブキ

 工事中で見るところが限られています。次に進む事にします。ラワンブキ自生地から少し先から道の舗装がなくなり狭くなります。峠を越えて再び道路が舗装されたところにオンネトーの駐車場があります。ここに車を駐めます。
 ここからオンネトーとよばれる湖とは反対方向に遊歩道がついています。この道を歩いて行きます。
 道脇になっていた赤い実です。ゴゼンタチバナと同定しています。ミヤマシキミにしていました。
足寄町オンネトー ゴゼンタチバナ

 エゾトリカブトです。
足寄町オンネトー エゾトリカブト

 キノコです。種類がわかりそうですが、図鑑では見つけられません。
足寄町オンネトー キノコ

 これもキノコ。特徴があるのだけどなぁ..。
足寄町オンネトー キノコ


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2021年05月30日

2014年北海道 04 8/20 足寄町オンネトー湯の滝

 遊歩道を進んできた目的は、この先にあるオンネトー湯の滝を見るためです。温泉水が滝となって流れ落ちています。ここの温泉水にはマンガンがたくさん含まれているのが特徴です。マンガンは水中にいる微生物によって酸化されたまっていっています。似たような現象は深海底の熱水噴出口付近でも見られます。温泉水ということで共通しているのでしょう。この周辺にもマンガンを採取した鉱山があったようです。
 見えてきた湯の滝です。何本もの筋になった流れ落ちています。岩肌が黒くなっています。析出した酸化マンガンの色なのでしょう。
足寄町オンネトー湯の滝

 岩肌部分です。真っ黒です。
足寄町オンネトー湯の滝 岩肌

 滝壺にはグッピーが底が見えないくらい群れをなしています。誰かが離したものが、温泉という暖かい環境のおかげで大繁殖しています。
足寄町オンネトー湯の滝 グッピー

 他にもティラピアがいました。
足寄町オンネトー湯の滝 ティラピア

 こういう外来生物がいるのは本来の姿ではないということで、根絶やしにしようとしているところでした。水温が高いために繁殖するので、温泉水が滝壺に流れ込まないように、迂回路を作り、滝壺には別のところから水を引いてきて、水温が下がるようにしていました。効果はあったのでしょうか。
 横から滝の上にあがってみることにします。近くでみた滝です。コケもたくさん生えています。
足寄町オンネトー湯の滝

 滝を上から見たところです。滝壺に水路を迂回させるための柵があります。
足寄町オンネトー湯の滝

 滝の上です。水がたまっているところがあります。ここで温泉水が湧き出しているようです。
足寄町オンネトー湯の滝 温泉湧きだし口

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記