今回の旅行で、ふだん旅行カバンに詰め込んでいるもので必要かなというもののいくつかが、出番がありました。何を持って行っているのかの整理も兼ねて、ざっとあげてみることにします。
入れ物ですが、大型のリュックサックに入れています。両手が空くので、切符をだしたりとか、何かをするのがやりやすいという利点があります。ツアーでもエスカレータはあまり使わずに階段を利用します。これだと上り下りが非常に楽になります。
リュックは2種類がメインです。薄手の横ポケットのあるものと、厚手で横ポケットのないものです。容量は35リットルくらいかな。三脚を横につけることができますので、最近は厚手のもののほうが出番が多いようです。それでも出発前はいっぱいになっています。
この中に入れるものは、いくつかの袋に小分けしたものが入ります。この袋は、宿泊したときに歯ブラシやタオルなどアメニティの入っていた巾着式のビニール袋(アメニティ袋とします)に入れています。だいたいの中身がわかるように色分けをしています。最近はこの袋が宿ででてくることはなくなりました。
リュックにいれると最初に決まるものは、旅行用セットと勝手に名付けている袋です。黄色のアメニティ袋に入っています。いつもは、これを持っていけば最悪の場合でもなんとかなるとおもっています それもあって何も考えずにバッグに放り込んでいます。
その中身です。宿などでアメニティとして置いているようなものはだいたいのものが入っています。宿でご自由にお使いくださいと置かれていたものです。まず、タオルが単独で入っています。それ以外のものはいくつかの小袋にわけて入っています。だいたいは、宿に置かれていたもので使わなかったものです。小袋ごとに書きます。
小袋1です。櫛と歯ブラシとひげそりです。だいたいはこの袋と部屋についているタオルとを持って大浴場に行きます。歯ブラシ・ひげそりは4−5回は使い回ししています。歯ブラシは変と思うかも知れませんが、風呂に浸かりながら歯を磨くことがあるからです。歯磨き粉は刺激が好きではないのであまり使いませんから、口の中が泡だらけになることはありません。浴槽の中でもじゅうぶん磨けます。
小袋2です。シャンプーとリンス、石けんが入っています。石けんは更に小さな小袋に入れています。使ったら捨ててもいいのですが、何回か使おうというせこい魂胆です。濡れたままだと大袋の中がヌルヌルになってしまいます。
小袋3です。メッシュのタオルが入っています。これは意味がなさそう。単にあったから入れているだけのよう。
小袋4です。ソーイングセット、救急絆創膏類数枚、ガーゼ、綿棒などが入っています。
小袋5です。洗濯用洗剤2回分を小わけにして更に小さな二重の小袋に入れています。中の小袋が破けたことが何回かあり、洗剤が中でこびり付いています。
小袋6です。お茶のティーパックとドリップコーヒー、スティック砂糖、お茶パックの袋が入っています。お茶のティーパックは、宿でだされたものがあったときは、古いものから順に使っています。今回はストックを消費しました。
赤のアメニティ袋には、夜具の代わりになる衣類が入っています。夏用はショートパンツとTシャツ、冬用はジャージのパンツと長袖Tシャツが入っています。夏用冬用で体積が違うのでどちらを持っていくか一目で区別できます。濃いめの赤いアメニティ袋には寒いときに着るセーターを入れます。季節や気温によってどれを持っていくか考えます。
着替え類は、緑のアメニティ袋に入れます。色の濃さで、上着と下着をわけます。2泊以上になると、青のアメニティ袋を着た衣類を入れるために別に用意します。
空港で、荷物を開けてくださいといわれても、この袋にわけて入れていると、中身がほとんど見えませんから開けるのは苦になりません。
セット以外で用意する持ち物です。バスで巡っているときに、バスから持って降りる荷物と車内に残しておく荷物を入れる手提げ袋にもなるナップザックを持っていきます。バスの中では、ツアーの種類や内容によって変わりますが、折りたたみ傘、水筒、昼食、雨合羽といったものが入ります。水筒には出発日の朝にお茶を入れます。出発前に大雑把にわけておきます。
大きめの手提げ袋を入れることにしています。大浴場に行くときに持ち物を入れるのに便利です。バスタオルは大きくて、ナップザックだとこれだけを入れるだけでいっぱいになります。またカバンにものが入りきらなくなったときに、荷物の一部を入れるのにも使えます。
カメラ関係の持ち物です。ふだん使うものと、交換が必要になった場合の予備は、まとめてショルダーバッグに入っています。だいたいどんなものが入っているかは、前に説明しています。そこで説明しなかったものとしては、ビニールの風呂敷、予備のSDカード、リモコンスイッチなどがあります。飛行機に乗るときは、取り出しやすいところに置けないので、ウェストバッグを利用することもあります。旅行前には充電池類の充電も必要になってきます。ふだん使うカメラ用以外にも携帯電話、GPSロガー、コンパクトデジカメ用とかたくさん種類があります。
星の写真を撮るためには、それなりの装備が必要です。少なくとも三脚、レリーズがいります。三脚はバッグに入れようとしても長すぎて入りきりません。雲台を外せば何とかなります。バッグの横にくくりつけて運ぶときは分解しません。他に赤道儀も持って行っていましたが、最近はアストロトレーサーで代用になることがわかりましたので、こちらを持って行っています。アストロトレーサを動作させるためにはGPSユニットが必要です。赤道儀の代わりに持っていきます。だいぶ小さく軽くなりました。これらの装置を動かすための電池も別に必要です。電灯もヘッドライトや赤色ライトも使い分けています。バーティノフマスクもあった方がいいようです。このような小物は、布製の巾着袋や、スポーツシューズが入っていた袋に入れています。
泊数が多くなってくると、電池などは何回も交換ということがあります。予備の予備とか、充電器とかそういうものも必要になってきます。撮像素子にゴミがついたときに吹き飛ばすためのブロアーも持っていくことがあります。このあたりのものは、その時のようすで変わってきます。カメラの交換レンズなどもその時に応じて持っていきます。
車でいくときは、地図類、ポータブルカーナビが必要です。地図はだいぶ古くなってきたので、そろそろ買い換え時かな。最近は車用の眼鏡をかけていると、地図がぼやけて全く読めないので、どうしてもカーナビが必要になってきます。地図は、全体のコースを考えたり、途中にある名所旧跡を探すのには便利です。
望遠鏡を運ぶのが目的ですから当然乗っています。関連の機材はいろいろありますが、あげだしたら切りがありません。だいたい決まっているので、ここでは省略します。車までは望遠鏡や持っていく荷物を台車で運んでいます。駐車場から離れたところで星を見る場合など、現地で使うことがあるかも知れないということで、そのまま車に積み込んでいます。
車には折りたたみ自転車が乗っています。旅行時以外は使わないので、タイヤの空気は抜けているのが普通です。出発前に入れることにしています。空気入れやパンク修理キットなども持っていきます。