2021年03月26日

紅葉の東海三山 46 2019/11/28 新城市鳳来寺 裏参道

 パークウェイを走っているときに添乗員さんは、小豆島寒霞渓の景色に似ているといっていました。地質的には、全く同じ時代の同じ種類の岩石でできています。山の浸食のされかたなど必然的に似てくるのでしょう。どちらもモミジの名所です。これは岩石とは関係なさそうです。このような地形の所に、お寺や神社が作られてモミジが植えられて、という関係はなきにしもあらずというところかな。
 ということで、この付近の岩石も気になるところです。表面にいろいろなものがこびり付いているので、たたき割らないと(といっても一部を欠くだけですが)わかりません。凝灰岩なのか流紋岩なのか。ピッチストーンが多いとはいわれていますが。
新城市鳳来寺 裏参道岩石

 この道はモミジがたくさんあって、大きく色づいているのがところどころで見られます。
新城市鳳来寺 裏参道 もみじ新城市鳳来寺 裏参道 もみじ

 見晴らしのいいところにでました。どこがみられるのかを書いた案内図もありました。下の方に見える谷に沿って続いている家並みは表参道のある門谷でしょう。鳳来寺にお参りするなら、ここから歩いて登ってくるのが正規ルートです。鳳来寺の門前町にあたります。
新城市鳳来寺 裏参道から門谷

 下の町並みです。山の斜面に隠れて、半分くらいしか見えていないようです。
新城市鳳来寺 裏参道から門谷

 右の方に切り立った大きな崖が見られます。柱状節理があって、溶結凝灰岩のように見えます。図と比べると鏡岩かな。下のお堂は、壁がないので鐘楼かな。
新城市鳳来寺 裏参道から鏡岩

 道を進んでいくと、目の前の切り立った岩の上に塔のようなものが見えます。間は切り立った崖なので近づくのは簡単ではありません。案内図にはこのあたりに、五郎塚があると書かれています。これのことでしょうか。
新城市鳳来寺 裏参道 五郎塚?

続く....


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記