本堂区域の建物を見ていきます。山門を入って右側にあるのが瑞龍閣です。入母屋風の屋根が建物の棟方向と直角になっています。いくつかの棟をつなぎ合わせているのでしょうか。

左側にあるのが輪蔵堂です。八角形をしています。中にある輪蔵を時計回りに1回回すとお経を一つ読んだのと同じ効果があるそうです。中に入っていません。

輪蔵堂の右奥に見えるのが座禅堂です。手前石段の右側黄色く色づいたイチョウの手前に五重塔が、左側モミジに埋もれるように慈母観音があります。

正面にあるのが、本堂です。入母屋屋根から唐破風の向拝が大きくせり出しています。手前の木柱はいろいろな願いを込めて57代当主が建てたもののようです。

本堂の左奥にも、本堂と引けをとらないくらい立派なお堂があります。どちらが本堂なのかわからなくなっています。

本堂をまわったところで、左側には座禅堂が見えます。黄色いイチョウの木は、五重塔の後に見えていたものです。

正面にみえる建物は、位牌堂です。可睡斎に縁のあった方たちの霊が祀られているそうです。入口の対になってある、ゾウの置物は何なのでしょう。華厳寺にもありました。

続く...........