パッケージツアーの案内を見ていたらおもしろそうというので飛びつきました。見学先は、お城2ヵ所と伝統的建築物群保存地区1ヵ所です。ふだんの旅行でも、お城とか町並み(伝統的建築物群保存地区)などはよく寄っています。
備中松山城は近世の山城で、鬼ノ城は古代の朝鮮式(神籠石式)山城です。こちらがメインかな。ツアー参加者の中にはお城巡りファンがたくさんいました。ということで、今回の旅行記のタイトルは備中に山城を見にいったということで「備中山城」で決定です。備中松山城と紛らわしいのですが気にしていません。
見学地は、3ヵ所ともそれぞれに見どころがあって満足しています。坂道はしんどいという声もあります。これくらいなら、ちょっと裏山までというのとそう変わりませんから、全く気になりません。ここにこんなものがあるのかと感心しながら歩くのがよかったと思っています。
吹屋は建物群を見るというのがツアーの目的だったかも知れません。だいたいのところはお土産物屋街化していて、そういうところは好きではありません。白々しいのも好きではないかな。それでも建物の雰囲気だけいただきます。ここの場合は赤みがかった土壁の色が特徴なんでしょうか。
豪商がいて、立派なお屋敷を建て、それが今に残っているというのが吹屋の特徴なのでしょうか。吹屋ではこういう建物だけではなくその他の施設を見られたこともよかったと思っています。町が発展してきた背景が何となく理解できるようになってきたというのがその理由です。
見学地ではあれもこれも見ようと欲が強いのか、どこでもバスに戻るのが最後の方でした。吹屋では、みんなバスの中でだいぶ待っていたようです。隣の人は時間内だからOKとはいってくれました。他の人達はこんなに時間いっぱいまでいろいろとみてまわらなかったようです。備中松山城にしても、だいたいは天守を見たらおしまいのようです。そこまでたどりつけない人もいたかも。
今回の3ヵ所では、見学時間として思ったより長い時間割り当ててくれていました。ところがいざ回り始めて、出発は何時だっけというのが各地でありました。鬼ノ城では10分早めに勘違いしていて慌てて添乗員さんに連絡を入れることになってしまいました。備中松山城では途中で確認しました。吹屋では2号車の添乗員さんに集合は30分ですかとカマをかけて確認しました。
見学時間が何分あるか計算して、どことどこをまわってと考えている内に、見学時間と集合時刻がごっちゃになってわからなくなっていたようです、このあたりの対策を何とか考えないといけないようです。メモをとるのが一番なのですが。紙をだして書くというのは面倒です。書きにくい上に、筆記用具か紙のどちらかをなくしそうです。でも、これがあるとブログ記事を作るときには参考になります。
旅行前に止まらなくなった咳の方は、飴で何とか押さえることができました。それほど咳き込むことはありませんでした。途中で痛くなった腰の方は座布団を使わないようにしてからは問題なく過ごせました。歩きすぎた事による、足の負担は何とか限度内に収まりました。翌日以降に持ち越すということもありませんでした。岡山駅構内も結構歩き回りました。ちなみにこの日の歩数は34118歩でした。体の不調も無事クリアです。
京都方向から帰ってくるときは、添乗員さんに頼んでJR京都線内の駅で下車できる証明書を発行してもらっています。団体旅客中一部途中下車証明書というのが正式名称のようです。今回は西側からの帰阪だったのでその必要はありませんでした。
気になったのは添乗員さんが、「特急停車駅でしか下車証は発行できません。1年前からJRの規則か変わってできなくなっています」といっていたことです。5月の高嶺高原からの帰りに発行してもらっていますから、説明通りならこの下車証はもらえなかったことになります。
出発前に見た旅行案内書では、帰りの途中下車は特急停車駅にのみになりますと書かれていました。JRの規則というより旅行会社の規則でそうしている印象を受けます。それならはっきりと当社では特急停車駅以外では下車証を発行しませんといった方がいいように思います。変に参加者から詰め寄られると添乗員さんも困ります。発行できるという写真を持ち歩いている人もいます。
西からの帰りでややこしいのは、新神戸で乗り換えができないことでしょう。ルールに従わない方法だとJRから旅行会社にクレームが入ることがあるそうです。
今回もGPSロガーで行程の記録をとっていました。それが帰りの山間部に入ってからの記録が残っていません。いきなり岡山駅で電源を落としたところまで飛んでいます。今まで記録が途絶えた理由がはっきりしているのは、電池切れで電源が落ちたときです。トンネルの中など電波が入ってこないところの記録がないのは当然です。今回はそのどちらでもありませんでした。今までもたびたびありました。
今回記録をとらなくなり始めた場所は、バスの進行方向を確認しようと、ロガーの表示モードを切り替えたときです。この時に記録停止の操作をしたのか、表示モードが違うときは記録をとらないかのどちらかのようです。表示モードを切り替えたときは、記録を取れていないものとして対応した方がいいのかも知れません。
経費です。ツアー代金(約1万5千円)以外に使ったのは2千5百円ほどでした。主に吹屋での入場券と岡山駅での飲食費です。お土産は買っていません。
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