大阪都構想の住民投票結果が反対多数となり、大阪市が存続することになりました。投票前の予想では賛成多数かなと思われていたのが僅差で反対が上回りました。ちまたではいろいろなことがいわれていますが、ちょっと違いますが思ったことを書きます。
基本的には知事人気にあやかって賛成多数の流れはあったようです。その後の、説明会などではコロナを理由に時間単酒を理由に、賛成意見のみしか述べずに反対意見やデメリットの説明をしなかったと報道されていました。ここで、肝心なことが聞けずに不安になっていたところに、都構想の効果が経費支出が維新が言うように大きくなく大阪市での試算でもマイナスになるということが報道されました。試算の方法に誤りがあったとはいえ、この点で一気に不安が膨らんだのが反対票が伸びた原因ではないかと感じています。市の説明会で維新の一方的な宣伝しかしなかったことが、裏目にでたように思えます。
住民投票をするなら、カジノを作るかどうかでやって欲しいというのが本音です。ついでにいうならカジノがないとできない万博もやめて欲しいと思います。(オリンピックも本当にできるのでしょうか)
大阪府はこのような現状ですが、国の方ももっと不安に感じます。
ふるさと納税を推進した人が首相となっています。地方に税金を回す効果は考えられますが、返礼品を用意しないといけないのは税金の無駄使いなうえに、課税控除の対象にしたことによって高額納税者の課税節約にもつながっています。あまり、低所得者とっては、2000円の非課税枠も大きな割合になります。使うメリットはありません。地方にお金を回したいのなら他の方法はありそうです。
GOTOトラベルの推進者でもあります。世間の一般的は今は旅行どころではないというのが正直なところでしょう。1泊1万円以下の旅行者が多かったといいますが、ビジネスで地方に出かけるのに使われたのが主ではないと思います。ほとんどがビジネスホテルを利用します。一般旅行者は、ちょっと高めの所に泊まろうかとなりそうです。メリットを受ける宿が限られそうです。対象を外し始めたりとか、企画者への日当問題も露見してきてます。立ち止まって考えた方がいいのではないでしょうか。
ここに来て学術会議推薦者の承認拒否問題が発生しています。理由はいえないといっていますが、気分で拒否していたら理由をいえるはずがありません。
気に入らないから排除するというのは、中国政府が香港に対してやっていることと全く同じです。この時の事件に対して何らかの声明を出せなかったのも、同じ穴のむじなだったからと思えてきます。それとも中国からの制裁が怖かったから(おまけにこれに対する対応が考えられないから)ということなのかな。
モットーが「自助」らしいです。災害などがあったときにとりあえず助けにいけるまでは、という意味ならIIIのですが、どうもそうではなさそうに読み取れます。国は何もしないから自助で切り抜けてねといっているように聞こえます。公助してくれるといっても、あまり庶民や今の状況がわかっているとは思えません。
GOTO何とかが拡大しています。その一方でコロナの感染者数はじわじわと増えていっています。冬本番が近づいて寒くなってきたから、コロナ菌が元気になってきたためだともいわれています。人や経済を動かそうとするなら、コロナ対策もそれに応じてしっかりしないと感染者数が増えるのは目に見えています。何か対策をしたというのが全く見えてきません。それどころが、専門家会議を解散してしまいました。北海道・沖縄は大丈夫なのかな。
今後の政策がだんだん不安になってきます。
2020年11月02日
住民投票考察とついでに
posted by ヨッシン at 23:59| 日記