2020年10月31日

ブルームーンにミニマムーンおまけにハロウィン

 今日はというか今日も満月です。一ヶ月の間に2回満月があるときの2回目をブルームーンというらしいです。青くなるかというとそんなはずはなく、いつもと変わりのない満月です。と思ったら、今年で一番小さな満月になります。小さいのでミニマムーンというそうです。いろいろ名前をつけてくれます。
 ブルームーンといっても、このようになるのは日本とニュージーランドくらいかな。中国では満月日は11月1日になるから、ブルームーンとはいえません。でも、11月30日は満月日なのでこちらがブルームーンになってしまいます。場所によって変わってくるというのはややこしい限りです。
 そうかと思ったら、おまけに今日はハロウィンとなっています。月とは関係なく11月の最終日だからだそうです。イベントを盛り上げるためにいろいろなところの習慣を持ち込んでくれます。でも、今年はコロナの影響でハロウィンのイベントがおとなしめです。やっているのかな。
 いろいろな商戦に乗るつもりはありませんので、そういったものは無視します。ミニマムーンだけは見ておきます。
 その前に、三脚の足を修理しておきます、脚を延ばしても止まらずに短くなってしまうという問題が昨日発生しました。前からこの症状はでているのですが、だんだんひどくなる一方です。まずは関節部分の構造を確認します。
三脚の関節部
上のつまみを閉めることで、クランプが押しつけられて内側の脚が動かなくなる構造です。使っている内にクランプが磨り減って押さえが甘くなったのが原因でしょう。クランプやクランプに押さえられるところの脚は中に入りこんでいますからいじれません。となると内側の脚と支えになっている枠の間に何かを咬ませて、脚の動く範囲を狭めてやればいいことになります。見ると溝のようなところがありますから。ここにステンレスワイヤを何回か通して縛ることにしました。修理後のようすです。
三脚の関節部 修理後
わりとしっかり止まったようです。
 修理をしたのはいいのですが、使っていたピンセットが見当たらなくなっています。ちゃんと元のところに戻したと思っています。違うところならなかなか見つけられないでしょう。触ったところは一応全て見たつもりです。どこにあるのだろう。

 星の話に戻ります。始める前に、木星と土星がどれくらい近づいたか見ました。まだ300mmの視野の中には入ってきませんが、ズームを少し引くと入ってきます焦点距離は260mmでした。明日には300mmに入り切りそうです。写っている土星も何となく横長になっているように見えます。
木星と土星
 アストロトレーサを使って13秒露出しています。修理した三脚が役だっています。
 次は東の空です。月と火星が並んでいます。昨日よりは離れたようです。55mmでやっと並びました。
月と火星
こちらは手持ちです。露出は1/20秒です。
 望遠鏡に月を入れてみます。まだ高度が低いので、赤く染まっています。
月

 火星も入れてみました。何となく丸く写っていて模様もあるように見えます。そんなに大きくないのではっきりとはしていません。
火星

 高く昇ってきた満月です。
月
月の出直後よりは小さく見えますが、実際には地球の半径分だけほんのわずかですが大きくなっています。従って最小の満月は月の出直後の月になります。
posted by ヨッシン at 23:59|