ビデオカメラからの信号を記録する形式はWMV形式です。記録画素数を選べたので640×480を選びました。デジタルカメラが記録する画像の形式はMOVです。registax では処理してくれませんから、AviUtil で読みこみ可能なAVIファイルに変換します。そこからregistaxで読み込ませようとすると、range check errorがでます。rangeですから暗いのか明るすぎるのかということだろうと判断しました。ビデオカメラからの信号は録画時間も画面上に記録されています。この部分をトリミングでカットし変換し直すと、registaxで読み取ることができました。その後はいつも通りの処理で完結です。
デジタルカメラからの信号も同じエラーがでます。こちらは原因が不明です。記録したファイルをコピーすると途中から記録速度が急激に落ちます。このあたりに何か原因がありそうです。だいたい1分ぶんの記録を書き終わったあたりからです。ファイルサイズにして1Gあたりになります。どちらかというとAviutilの変換後のデータがおかしな気がしてきました。データサイズを少なくするために、非圧縮で記録していたものを、中にあった圧縮形式を適当に選んで書き込みました。こうしたファイルからは読み込むことができました。記録の方に問題があったようです。何が違うのかはわかりませんが、エクスプローラに表示されるアイコンが読みこみソフトのマークから、最初の画面に変わっています。ファイルそのものに問題があったようです。ちなみに、暗すぎる画像からはアラインポイントの設定をしてくれませんから、明るすぎる暗すぎるというのは関係なさそうです。
これで、画像処理ができましたので。結果を示します。公平を期すために、幅640ピクセルの部分を切り出して処理しています。ビデオカメラの画像はトリミングした結果これより小さくなりましたから640ピクセルになるように余白をつけています。
静止画連写から処理したもの、動画で記録したもの、次に2倍バローレンズをつけたものを同じ順番で示します。5枚目はビデオカメラからのものです。2倍バローレンズでは撮影していません。火星も撮影していません。
まずは木星です。評価はまとめてします。





続いて土星です。





火星です。




2倍バローレンズを使った結果は、静止画動画ともにだいぶ見難くなっています。像がかなりゆれていますから、暗くなってシャッター速度が長くなる分だけ不利になっているようですが、それだけではなさそうです。レンズに問題がありそうです。
静止画と動画を比べてみると動画の方がきれいに見えます。火星はそんなに差が内科かな。動画の方は処理に使う枚数が多い分は有利になっています。静止画はミラー上げ下げするために振動が発生する影響を受け手いるような気もします。ミラーの上げ下げなしで写す方法がないか検討する必要がありそうです。セルフタイマーからの撮影はミラーアップになっています。この方法だとシャッターが開くまでのタイムロスはマイナスポイントです。
白黒ビデオはかなり健闘しています。カメラの動画からの処理よりいいような感じがします。320ピクセルというのは影響なさそうです。白黒だからでしょうか。パソコンとか用意するものが増えるのは大変です。たくさんのケーブルが絡み合って大変でした。