2020年10月15日

13日晩の星

 火星が大接近になってもうすぐ衝になります。大きく見える内に見ておきたいものです。大きい方の望遠鏡は置く場所が限られていて、その場所からでは夜半過ぎにならないと見えるようにはなりません。2時間ほど待てば見えるようになりそうなので、しばらく他のことをして時間をつぶすことにします。ブログの更新とか、先ほど写した星の画像処理などすることはありそうです。
 昨日のブログで、見ていたものを一つ書き忘れています。土星です。写真をアップします。バローレンズを使っていますが、これでもだいぶ暗いようです。
土星

 露出をあげて衛星を写してみます。土星のすぐ横に二つほどぼんやりと写っています。土星のハロの中に埋もれていますから、これ以上露出を伸ばしても写らないでしょう。写っているのはレアとディオーネのようです。
土星と衛星

 できそうなことが終わって、空を見たら何とか火星が視程に入ってきたようです。まだ望遠鏡のところからでは見えないようですが、ファインダーからはとらえることができました。とりあえず1分間動画で撮影します。そこから翌日に画像処理をした結果です。
火星
カニの目玉のように二つ飛び出しているところがあります。左側が太陽湖、オーロラ湾がその下側にあります。左端に極冠も写っているようです。カニの目玉は眼視でわかりましたが、極冠は気がつきませんでした。
 適当に、連写で写しました。全部で23枚あります、ここからも同じ方法で画像処理をした結果です。
火星

 今まで写したものより格段にわかりやすくなっています。それでも望遠鏡の大きさからしたらまだまだなのでしょう。枚数を増やせば良くなるのか、気流とかピントの問題なのでしょうか。
 もう一度1分間動画を撮影しました。暗いところの輪郭がはっきりしません。動画は1/400秒ISO400で少し暗めになるように写しています。
火星

 だいぶ遅くなりましたのでここまでにしました。鏡筒と付属品を外して室内に取り込んだ状態にして、残りの片付けは朝にします。
 朝は早めに目が覚めたので、東の空を見ました。月と金星が接近していました。月はボウルの断面のような形をしています。だいぶ細くなっています。金星は線の間にあります。
月と金星

 今朝の月はこのような形でした。5時過ぎに一瞬だけ見えたのですがその後1時間ほどは雲の中でした。雲が少なくなって探したのですが、なかなか見つけられません。金星がないかと上の方をみたらそこに月が見えました。少しの間にだいぶ昇ってきたようです。月はだいぶ細くなっています。金星はずっと雲の中だったようで見損ねました。
月

 火星のどこが写っているのか調べようと前に出力した火星図のプリントを見ようとしましたが、どこに置いたのか見当たりませんでした。インクジェットプリンタですから、日光に当たると変色します。あたらない場所を考えていたのはずなのですが、その場所がわかりません。こういうときのものはなかなか見つけることができません。他にも、カメラの用の電池ホルダーとかステレオマイクロプラグ−ミニプラグの変換プラグも見当たらなくなっています。電池ホルダーは何とか見つけましたが、変換プラグは行方不明のままです。小さいからどこかに入りこんでしまっているとみつけるのは大変です。


posted by ヨッシン at 23:59|