2020年10月06日

火星大接近

 今日は火星が地球に一番近づく日です。証になるまでまだ10日くらいあります。1月くらいの間はそれほど距離は変わらず大きな火星を見ることができます。ということなので、小さい方の望遠鏡をだして見てみました。大きい方は、置ける場所の関係で真夜中を過ぎてだいぶたたないと見ることができません。木星とか土星を見るのには使えるのですが。
 日が沈んでからでてくるまではしばらくかかります。昇ってきてから、だいぶ明るくなった頃の物をみましたが、まだ高くまであがっていないからか、だいぶ揺らいでいます。何となく三角形の黒い模様が見えているような気がします。位置的にはシルチスなのかな。まだ見づらいので、しばらくしてから見直すことにします。
 1時間ほどしてからのようすです。だいぶ揺らぎはおさまってきました。三角形の模様はわからなくなっています。カメラを取り付けて写してみました。バローレンズで3倍ほどに拡大しています。焦点距離は約2000mmになります。黒っぽくなっているところは写っているようですが、だいぶぼやけています。それよりも形がだいぶいびつです。露出時間は1/100秒です。中心部をほぼ原寸大で切り出しています。
火星

 30枚ほど連続して写して、画像処理をしてみました。だいぶ形が丸くなりました。
火星

 細かい模様を強調する処理がうまくできませんでした。これが限界のようです。シャッター速度を1/250秒にして写し、同じ処理をしてから細部の強調処理をしてみました。だいぶ、わかりやすくなりました。
火星

 今日は気流の状態が良くないのかな。この望遠鏡の大きさではこれが限界なのかな。
 同じレンズの組み合わせで月を写しました。画角いっぱいになっています。
月

 すばるです。中心部の星のみしか写りません。一番明るい星はアルキオーネです。
アルキオーネ

 バローレンズを全て取り除くと、いっぱいに写ります。
すばる

 画像処理(明るさコントラスト調整)をしてみました。
すばる

 本格的には後日大きい方の望遠鏡でということで、今日はここまでで終了です。
posted by ヨッシン at 23:59|