2020年10月16日

望遠鏡操作に時間がかかったわけ

 最近は、望遠鏡で写真を撮るためにファインダー代わりにカメラを同架させてここに写った画面を確認しながら天体を導入する方法を使い始めています。この方法を始めたのはネオワイズ彗星がやってきた頃からになります。空が明るく導入に使える星が見えないので、写った画像から順番に追いかけていくという単純なものです。もちろん木星や土星といった明るい星ならこんなことをしないでも簡単に入れることができます。空がkライト頃でも同じです。
 普通ならすんなり導入できるはずなのに、結構時間がかかっています。その原因が何となくわかってきました。今までは、ハンドセットのこのボタンを押したらこのように動くと理解して、押したつもりなのに逆方向に動いてそのうちにどこが写っているのかがわからなくなってきたり、元のところに戻すのにいったり来たりを繰り返して、最初の場所からなかなか脱出できなかったりということで時間がかかっていたというのが現状です。
 ハンドセットのボタンと望遠鏡の動きが覚えられないというのが原因だと考えていたのですが、どうもそうではなかったようです。先日使ったときに、ハンドセットの赤径方向移動ボタンはボタン通り動くのは確認できました。ところが赤緯方向の動きはこれと逆になっているのに気がつきました。東に動かそうとして右のボタンを押すとそのように動くのに対して、北の方に動かすのには上のボタンでなく下のボタンでないといけないことがわかりました。
 ボタン操作と動きの関係が覚えられなかったのは、上下方向と左右方向の操作をしている内に、さっきはボタンの方向に動いたはずなのにこんどは反対の方向に動いてということが変わったために混乱したのが原因のようです。
 ファインダーで確認するときは、星の動きが見えるので間違えていてもすぐに修正ができ覚えていなくても問題はありません。これに対してカメラの場合は動かしている間は見えなく、止めてしばらくしてからどう動いたかがやっとわかるというために、ボタン操作のとの関係がつながらなかったようです。で、こっちに動いているはずなのになんでとなっていました。
 統一する方法がないかを考えてみたのですが無理なようです。赤道儀のしくみを考えてみます。望遠鏡の代わりにポータブル赤道儀にカメラを取り付けた状態で見てみます。カメラは軸に対して正反対の方向に置くことができます。
赤道儀とカメラ

 この状態で上の方をむくようにカメラを赤道儀の腕の部分を軸を上に回転させてみます。これが赤緯方向(南)の移動になります。
赤道儀とカメラ

 南の移動ボタンを押したつもりでも、左側のカメラは左へ、右側のカメラは右へ回転しています。写っている星の動きはこの逆になります。
 赤径方向の動きでも同じです。ちょっと赤緯の低い側が見えている状態でを赤道儀、機械の部分を中心に右(西)へ回転させると、左のカメラは下の方の画面が見えてくるのに対して、右のカメラは上の方の画面が見えてきます。
 赤緯側のボタンでは左右に、赤経側のボタンでは上下に画像が動くのは同じなのですが、南を押したときに左になるか右になるか、東を押したときに上になるか下になるかの組み合わせで全部で4通りになります(赤緯側は90度を超えると赤緯が小さくなるように動きます)。
 いろいろなパターンがあるので、その都度向きを考えないといけないでしょう。大きい方の望遠鏡では、置く場所の関係で軸の西側には鏡筒を持ってこれないのと西側しか見えないのでパターンは一通りになります。こちらはきちんと理解できました。
 望遠鏡の自動導入などはこのあたりのことも考慮しているのでしょうか。

 先日の観測でまた。ファインダーの枠が割れました。ちょっと力が入っただけです。ここはかなり弱いようです。あまりしっかりしていないのは欠陥のような気がします。前より大きめの金属板を添え木にして接着剤で貼り直しておきました。今度こそ割れませんように。

 
 
posted by ヨッシン at 23:59|

2020年10月17日

会津紅葉準備中 20 10/25 三島町会津宮下周辺の橋

 只見川のビュースポットは、C地点とD地点の2ヵ所が残っています。このまま上にあがっていけば、C地点でまたたくさんの人達に追いついて一緒になります。C地点は後回しにしてD地点に先にいくことにしました。
 C地点の横を通った時は、見学が一段落着いた頃で、添乗員さんが上のD地点に行ってもいいといっていました。ちょうど声がかかったところなので、行きますといってD地点に向かいました。ここからは、少し急になっていて見ただけで行くのを断念した人が多かったようです。
 D地点から見た第一只見川橋梁です。ここを列車が走るところをみたいのですが、これから乗る予定です。ここを通過してから、その先で行き違いをした列車がやってきてそれに乗るというのはなさそうです。それができそうなのは、会津川口ぐらいです。今は終点になっています。
三島町 第一只見川橋梁

 第一橋梁の上流側に第二只見川橋梁ががあります。薄緑色のトラス橋です。横に見えている集落は、会津西方駅周辺にあるものです。
三島町 第二只見川橋梁

 C地点に降りていきます。ここからは第一只見川橋梁が一番よく見えるようです。第二橋梁はD地点からだけです。
三島町 第一只見川橋梁

 下の方に見える道路の橋です。歳時記橋のようです。
三島町 歳時記橋

 ここを降りようとしたときに、別のツアーグループがやってきました。C地点で人混みを避けてゆっくり見るのはぎりぎりセーフだったようです。
 道の駅に戻ってから只見川のようすを見てみます。先ほどの歳時記橋が見えています。向こう側の集落は会津西方駅付近のものでしょう。
三島町 歳時記橋

 道の駅で土産物を見ていきます。果物類で買おうか迷ったものがありました。食べきれないと思い断念です。金山町の天然炭酸水があったので、買って帰りました。前回この近くにきたときはガラス瓶に入っていたのが売られていたですが、ペットボトルになっていました。
 ここでゆっくりしている間に先ほどのグループが降りてきて先に行ってしまいました。同じ列車に乗りそうは気配でいっぱいです。駅に先に行っていれば、大混雑になりそうです。ちょっと心配です。
 バスで会津宮下駅駅舎にむかい。到着しました。会津宮下駅です。先ほどのグループはきていないようです。ちょっと混雑は避けられました。といっても、もっと向こうの駅から乗っているかも知れません。まだ安心はできません。
三島町 会津宮下駅

 駅で添乗員さんの切符の手配が終わるまでしばらく待ちます。その間にこの付近で何か見られるものがないか確認しておきます。アーチ三兄弟(橋弟)というのがあります。時間的にぎりぎりなのですが、添乗員さんに許可を得て見に行くことにしました。駅から、これから列車で向かう方向にあります。
 それらしいところに到着しました。が、肝心の橋が2つしか見えません。上が国道バイパスの橋、下が只見線の橋です。だいぶ紅葉はきれいです。
三島町 アーチ三橋弟

 下を流れる沢です。
三島町 アーチ三橋弟下の沢

 3つあるばずなのですが、3つ目が見当たりません。よく考えてみるともう一つ橋が足元にあります。ということは、今橋の見えているのと反対側に行くと、この橋も見えて合計3つになりそうです。後ろを振り返ってみると見るのに良さそうな広場のような所があります。そちらに向かってみます。
 しっかりと3つのアーチ橋が見えました。ここには、3つの橋についての説明もあります。
三島町 アーチ三橋弟

続く.............

posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年10月18日

会津紅葉準備中 21 10/25 只見線会津柳津

 会津宮下駅から会津柳津駅まで、只見線の列車に乗ります。出発前に地図などで調べたようすでは進行左側の方が景色が良さそうでした。当然、席には座らずにドアのちかくにたっていることにするつもりです。
 会津宮下駅は三島町にあります。先ほどの道の駅の名前もこの町名からとったようです。町の名前の由来は、三島神社からとられたとか。会津宮下駅の近くにあります。先ほど、アーチ3橋弟を見にいったので、ここまで行く時間は残っていません。列車が来るということで、ホームにあがってみると、線路の横に鳥居が見えました。この奧が三島神社なのでしょう。パンフには、神社の前を只見線が通っていると書かれています。
三島町 三島神社鳥居

 駅に列車が入ってきました。天気が悪く薄暗いためなのかヘッドライトがついていました。
三島町 会津宮下駅 只見線列車

 列車はだいぶ行きすぎて止まりました。というよりはホームの端っこで見てたためです。列車に乗り込む前にも一枚写しておきました。
三島町 会津宮下駅 只見線列車

 乗り込んだ勢いで押されたのでそのまま奧に詰めました。左側に立つはずが右側になってしまいました。席のある所は人でいっぱいでした。ビューポイントで一緒になったツアーグループは先の駅から乗っていたようです。添乗員さんによると、もう一グループ更に別の所から乗っていたそうです。
 乗り込んでしばらくすると窓ガラスが曇ってきました。雨と暖房のためです。カメラのレンズにも露がつき始めています。景色を見るのには最悪です。ハンカチでこまめにガラスを拭きながら景色を見ることにします。
 会津宮下駅をでてすぐに、先ほどのアーチ3橋弟を通ります。窓ガラスが曇っているので、ピントがなかなかあいません。何とか写せた橋です。真ん中の橋を通っていますから、ここからは一番上の国道バイパスの橋しか見えません。
三島町 会津宮下駅 アーチ3橋弟

 途中で、只見川を渡ります。第一只見川橋梁から見た只見川です。ここでもなんとかぎりぎりで写せています。この後のものはほとんど間に合っていません。それよりもシャッターが降りませんでした。
三島町 第一只見川橋梁から只見川

 第二只見川橋梁を渡った後は、いくつかの横切る川を渡るとき以外は、見えていたのは藪ばかりです。曇っていて景色もよくわかりませんでした。
 近くにいた、地元のお母さんがこの付近の事をいろいろ教えてくれました。でも、どんな話だったのかよく覚えていません。豪雨の時の話をしていたように思います。
 何も見られないまま、会津柳津駅に到着です。ホームに降りてから見た、走ってきた方向のようすです。
柳津町只見線線路

 列車です。3つのツアーグループともここで降りました。車内はがらがらになったでしょう。先ほどのお母さんは、この先の会津坂下まで行くようです。
柳津町只見線列車

 駅からでて、振り返って見た駅舎です。最後の方にでたので、この頃には人が少なくなっています。
柳津町 会津柳津駅

 駅前には観光バスが3台止まっていました。一番奥が、我々のバスです。その向こうにSLが置かれていました。ここに来るのに後れをとっていますので、急いで写し、すぐにバスに乗り込みます。
柳津町 会津柳津駅 SL

 この後は、宿に戻るだけです。会津坂下ICから高速道路に入ります。すぐに阿賀川を渡ります。
会津坂下町 阿賀川

 この後、会津若松ICからは昨日と同じコースで宿に戻りました。
 到着後夕食までしばらく時間があります。ロビーでお茶を飲んだりして、時間をつぶして会場に行きます。今日は和食のコースになっています。相変わらず、見習いさんのマナーは不快なことがたくさんありました。
続く............


posted by ヨッシン at 23:54| 旅行記

2020年10月19日

会津紅葉準備中 22 10/26 猪苗代町安達太良山横向登山道

 夕食後、星が見えないかと外に出てみると暴風雨になっていました。横殴りの雨が降りつけています。立っているのも大変なくらいの風です。落ち葉が吹き飛ばされて、吹きだまりに集まって積み上がっています。気温もぐっと下がってきているようです。これでは星を見るどころではありません。今回の旅行も星見はできませんでした。
 ロビーでお茶を飲んでくつろいだ後は、風呂に入ってから、寝ることにします。今晩もクローゼットから掛け布団を取り出して、メイキングされたベッドの上で寝ました。
 朝、目が覚めて掛け布団はクローゼットに戻します。ベッドは、ほとんど乱れていません。ちなみに枕も使わない方なので、こちらもしわとかがいっていません。どこで寝たのだろうという状態です。
 昨晩の雨はやんでいるようです。まだガスは残っていますが、外に出てみました。ゲレンデを少し上がった所から見下ろしたようすです。
猪苗代町箕輪スキー場

 ゲレンデで咲いていた花です。ブタナでしょう。ニセタンポポともいいます。
猪苗代町箕輪スキー場 ブタナ

 ボールのようなものが転がっていました。穴が開いています。ホコリタケのように見えます。
猪苗代町箕輪スキー場 ホコリタケ

 昨日の駐車場を通りぬけると広い道に出ました。昨日安達太良山に向かいましたが、その旧道です。この部分は通っていません。この先で、吾妻山に向かう道が分岐していますが、そこは通行止めのままです。
 昨晩の風雨で飛ばされたものか、道脇には落ち葉がだいぶ積もっています。
猪苗代町箕輪スキー場道路沿いの林

 道路を横切る沢です。木々の葉っぱが黄色くなっています。
猪苗代町箕輪スキー場 沢

 この横から、箕輪山経由安達太良山への登山道が続いています。登山の装備を持ってきていませんから、上までいくのはやめにします。時間もそれほどありません。それでも、10分ほどようすをみることにしました。
猪苗代町箕輪スキー場横向登山道

 道は、箕輪山スキー場の横に続いているようです。横にリフトの支柱が見え続けていました。ゲレンデに抜ける道はないようようです。登山道はブナ林の中を通っています。木々はだいぶ紅葉しています。
猪苗代町箕輪スキー場横ブナ林

 ゲレンデの一番上までいかないうちに引き返そうと予定していた時間になりました。戻っていくことにします。途中前で物音がすると思ったらイノシシが飛び出してきました。でもすぐに見えなくなりました。
続く...........


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年10月20日

会津紅葉準備中 23 10/26 猪苗代町箕輪スキー場

 登山道の入口まで降りてきました。まだ朝食まで時間はありますので、旧道を少しだけ歩いてみることにしました。進んでいっても景色はあまり代わり映えがしないようです。次の沢を横切るところまで5分ほど歩いていったところで、戻ることにしました。
猪苗代町箕輪スキー場登山道入口の沢

 再び登山道入口まで戻ってきました。こちらの沢の方が流れが緩やかなようです。
猪苗代町箕輪スキー場登山道入口の沢

 駐車場まで戻りました。ドイツトウヒ?の枝先にホオジロが止まってさえずっているのが見えます。
猪苗代町箕輪スキー場駐車場 ホオジロ

 真っ赤に色づいた木があります。ツツジ類のようですが、花がついていないので。種類を確定できません。
猪苗代町箕輪スキー場駐車場 ツツジ紅葉

 宿の前まで戻ってきました。箕輪山が山頂近くまで見えるようになってきています。天気はだいぶ回復してきたようです。
猪苗代町箕輪スキー場 箕輪山

 紅葉がきれいだった一画です。昨日よりも遠くが見えるようになっています。
猪苗代町箕輪スキー場 紅葉

 朝食をすませて部屋に戻ってから見たようすです。また霧が出てきたようにも見えます。天気予報では回復するみたいなのですが、どうなるのでしょう。
猪苗代町箕輪スキー場 紅葉

続く..........


posted by ヨッシン at 23:56| 旅行記

2020年10月21日

会津紅葉準備中 24 10/26 猪苗代町毘沙門沼1/2

 朝食をすませた後、荷物をまとめてロビーに降りていきます。荷物は、バス車内に持ち込むものをわけておきます。今日は、五色沼と大内宿をまわったら大阪まで帰ります。
 大きな荷物をトランクに預けて、バスに乗り込みます。すぐに出発です。最初の五色沼へは、昨日通ったレークラインが近道になります。昨日は席が左側でしたが、今日は入れ替わって右側になっています。小野川湖などの景色が見られそうです。昨日は、このこともあって右側の景色はあまり見ていませんでした。
 バスが走り始めてからようすを見ていると、山の中には入っていきません。どうも表磐梯に抜ける道を走っているようです。遠回りですが、道がまっすぐな分こちらの方が早いのでしょうか。小野川湖は見られないようです。途中に見えていた山です。青空も広がってきているようです。
猪苗代町 山

 光も差してきているようです。今日は晴れてきそうです。
猪苗代町 山

 磐梯山の横から、裏磐梯に抜ける道に入って進んで行きます。五色沼が近づいてくると、道脇には小さな池が見えてきました。磐梯山の噴火によってこの付近にはたくさんの沼ができています。
猪苗代町 裏磐梯の沼

 五色沼に到着です。五色沼はたくさんの沼を巡るコースを期待していたのですが、一方の入口側である毘沙門池周辺を30分ほど散策するだけです。
できればたくさんの沼をみたいのですが、どれくらい見られるのでしょうか。他にも同じ事を考える人がいたようです。添乗員さんに、隣の池までいく時間はあるかと聞いていた人がいました。返事はノーでした。とりあえず、いけるところまでいってみることにします。
 バスを降りて、レストランをまわって見えてきた毘沙門池です。横の木だけが紅葉しています。
猪苗代町 裏磐梯毘沙門沼

 対岸で紅葉した木が多い一画です。水の色が青っぽいような気もします。
猪苗代町 裏磐梯毘沙門沼

 少しだけ進んだ所からの毘沙門池です。
猪苗代町 裏磐梯毘沙門沼

 鳥のさえずりが聞こえてきます。探してみたら何とかつけることができました。コガラです。現地では、もう少し大きな鳥だと思っていました。
猪苗代町 裏磐梯毘沙門沼 コガラ

 ここをでようとしたところで、ミソサザイが飛んできました。一瞬うちにどこかに行ってしまったので、写真には写せませんでした。
続く.........


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年10月22日

会津紅葉準備中 25 10/26 猪苗代町毘沙門沼2/2

 毘沙門沼は思ったよりも。大きな沼でした。なかなか抜けきらないうちに、引き返さないといけない時間になってきています。できるだけいけるところまでいくことにしてします。
 このあたりの、沼の水の色は、レストランがあった付近よりも色が濃いように見えます。水質の違いなのか、水深の関係なのか、それとも光の当たり具合なのか、どうなんでしょう。難点は、木が多く沼がよく見えないことです。
猪苗代町毘沙門沼

 比較的よく見えるところから見た毘沙門沼です。向こう側は磐梯山のある方角になります。
猪苗代町毘沙門沼

 ここから見えている向こうの方が毘沙門沼の一番奥になります。
猪苗代町毘沙門沼

 一番、奥まで行ったところからみた毘沙門沼です。この先、道は沼から離れて山の中に入っていきます。こしばらく林の中を歩いている内に時間切れとなりそうです。先に進まず、引き返すことにしました。
猪苗代町毘沙門沼

 戻る途中です。ここからみた色が一番青かったようです。
猪苗代町毘沙門沼

 戻る途中の毘沙門沼です。
猪苗代町毘沙門沼

 レストラン横まで戻ってきました。ここからはかなり色づいた木が見えます。
猪苗代町毘沙門沼脇の紅葉

 ボート乗り場をまわって駐車場に戻ることにしました。そこから見えた毘沙門沼です。
猪苗代町毘沙門沼

続く........


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年10月23日

会津紅葉準備中 26 10/26 下郷町大内宿へ

 毘沙門沼の次は、大内宿に向かいます。沼から会津若松までは、昨日の午前中に中津川渓谷から鶴ヶ城にいく間に通った道です。毘沙門沼の前では、明日はここに来るとガイドさんが言っていました。
 磐梯山の東側を南下して、猪苗代磐梯高原ICに向かいます。磐梯山方面が開けてきたところからの磐梯山です。だいぶ雲が切れてきています。見えているのは赤埴山でしょうか。雲の向こうに高い山がありそうです。
猪苗代磐梯高原ICから磐梯山方面

 ICまで近づくと、磐梯山が見えるようになってきました。まだほんのちょっとだけ雲の中です。
猪苗代磐梯高原ICから磐梯山方面

 磐梯山の山頂から右側に見える赤埴山です。向こうの雲に隠れている山は櫛が峰です。
猪苗代磐梯高原ICから磐梯山赤埴山

 会津若松市街を通過し、南に走っていきます。このあたりは、柿の木がたくさんあって実がいっぱいついています。ガイドさんによると、渋柿で焼酎によって渋抜きをするそうです。みしらず柿といっていました。
会津若松 みしらず柿

 山の中に入ってきました。大きな川を渡ります。阿賀川です。川の水がだいぶ濁っています。昨日の雨のせいでしょうか。
芦ノ牧温泉 阿賀川

 もう一度阿賀川を渡った先にあるのが芦ノ牧温泉です。花壇の花がきれいなので撮りました。看板はどこにいるのかという記録を兼ねています。
芦ノ牧温泉

 この先で川から離れて、山越えをします。ぬけた先です。木々がだいぶ黄色くなっています。
下郷町大内宿 山の紅葉

続く.......


posted by ヨッシン at 23:54| 旅行記

2020年10月24日

昨晩(23日)の惑星など

 昨日は、昼過ぎから晴れ間が広がり始め星が見えそうだったので、大きい方の望遠鏡をだして見ました。前回から、何度か出しかけたのですが、天気があわずしまい直すことが何度かありました。これからは月明かりが強くなってくるので、しばらくはこの望遠鏡での観測はお休みです。
 準備を始めたものの、結構寒く、1枚余分に着込んで観測を始めました。なんでも、この日は木枯らし1号が吹いたということです。早い方のタイ記録だそうです。昼間はそんなに風が強い問い感じではありませんでした。
 外にでてみると、月と土星、木星が近くに並んでいました。
月土星木星
これから年末にかけて土星と木星が接近します。低倍率なら望遠鏡の視野の中に二つが並んで見えるということもありそうです。
 望遠鏡を組み立てて、観測を始めようとしました。時計を見ると組み立て始めてから1時間が過ぎようとしていました。だいぶ時間がかかるようになっています。前は極軸合わせも含めて40分ほどでできていたような。何に手間取っているのでしょうか。
 前回、M13を写したのがぼけているようだったので再度チャレンジします。相変わらず、ヘルクレス座の星は肉眼では見えません。半月の月明かりもあり、薄雲もかかっているようです。カメラをファインダとして使う方法を挑戦です。ファインダーカメラに入ったM13です。カメラモニタでは見えているのですが、パソコン画面では見えないので、コントラストを調整しています。300(APS)mm F5.6 ISO16004秒です。
M13近辺

 望遠鏡からの写真です。1分露出です。相変わらずピントがシャープではないようです。上が北になっています。
M13

 ヘルクレス座の指標となる星を入れるのに時間がかかってしまいました。そこからは順調だったのですが写せるようになったときにはだいぶ低くなっていました。ぼけているのはそのせいだけではなさそうです。
 木星などもだいぶ高度が低くなっています。急いでそちらの方に望遠鏡を向けます。拡大するために、1.4倍と2倍のバローレンスをカメラの間に入れます。まず木星です。衛星も写るように露出しました。3秒です。左から順にガニメデ・エウロパ・イオ・カリストかな。
木星と衛星
いっしょに写っている星がかなりの大きさを持っています。ピントが甘いのかとバーティノフマスクを使ってあわせ直しましたが、これが限界のようです。
 本体の模様です。何枚かを使って合成しようと写したのですが、露出不足でうまくいきませんでした。動画を写したのものも同じです。露出確認の時に明るめだと思っていたものです。1/50sec露出です。
木星

 隣にあった土星です。これも露出不足で処理ができませんでした。確認の時にで明るめに写っていたものです。
土星

 月です。北極付近です。ISO400 1/15sec
月(北極付近)

 ピントが甘いようなので、2倍バローレンズを外してみました。1/200sec
月(北極付近)

 何となくこちらの方が写りがいいような気もします。ピントあわせ方の問題なのでしょうか。バローレンズは古いもので、以前からつかってもシャープではないのではと思っていました。
 この後ペガスス座やみずがめ座の球状星団も入れてみようと思っていたのですが、ペガススの星も一つも見えないので次回にします。火星が見えるようになるまで、しばらく休憩です。露がつき始めているようなので、いったんビニール袋を被せておきます。
 日付が変わった頃から視程に入ってきたので、撮影をします。2倍バローレンズを入れてみました。露出不足のものを無理に処理したものです。
火星

 2倍バローレンズを外したものです。
火星

 動画で写したものは何とかスタック処理できる明るさだったので、その方法で処理しています。
火星

 眼視もみました。3.5mmの接眼レンズがあるのですが、この望遠鏡にはあわないようです。関係ない模様がいっぱい見えます。10mmのものが一番よく見えます。何が違うのでしょうか。かなり細かい模様とか極冠とかもしっかり見えていたのですが、画像にはそこまではでていないようです。揺らいでいる中で時々しっかりと見えるという感じです。動画を見てもかなり揺らいでいます。


posted by ヨッシン at 23:59|

2020年10月25日

会津紅葉準備中 27 10/26 下郷町 大内宿町並み展示館

 大内宿という名前からすると宿場町のようです。ここに来るまでの間に阿賀川沿いの道から山越えをしてへんぴな盆地に入ってきたような感じがします。こんなところには大きな街道があるようには見えません。宿場があるなら街道が通っていて良さそうです。ちょっとイメージが合いません。
 江戸時代までは、江戸から会津若松に抜けるには、日光からここを通るのが正規のルートだったようで、奥州街道の脇街道として整備されていたようです。明治時代になって、阿賀川に沿って走る会津鉄道沿いに北上するルートが整備されるようになって、そちらのルートが主として使われるようになりました。途中バスで走ってきた道です。ルートが変わったことによって、この宿場は廃れたものの、逆に古いままに残されたようです。
 大内宿の駐車場からは、バスガイドさんが宿場の真ん中まで案内してくれるそうです。トイレに行きたい人は行って済ませた後、バスの所に戻ってきたら添乗員さんが案内してくれることになっています。毘沙門沼からだいぶ時間が経っています。トイレに行ってから宿場を回ることにしました。
 用を済ませてバスのある所に戻っても添乗員さんしかいません。そのままいってもよいかと聞いたところ、了解が得られました。そのままいくことにしました。少し広い道を進んでいった先に大内宿があります。
下郷町 大内宿

 宿場入り口にあった、建物と紅葉した木です。この建物も古そうですが、宿場町時代のものではないでしょう。
下郷町 大内宿

 ここで、初日の特急で隣の席だった人に追いつきました。あいさつをしたら、そのまま先に行きづらくなって、一緒に歩くことになってしまいました。
 宿場街に到着です。街道は昔の道にしてはかなり広いようです。道を3等分するように水路が流れています。結構たくさんの人がいます。
下郷町 大内宿

 建物を写そうとしても、人が写り込んできます。避けようとするとどうしても屋根だけの写真になってしまいます。茅葺き屋根狙いでいきます。
下郷町 大内宿

 半分以上通りぬけた所に町並み保存館というものがあります。何か情報を知りたいのではいることにしました。入館券を買おうと並んでいると、前の人が、大人数の分の切符を購入していましたが、先に券を発行してもらうことができました。大人数の後に続いて入らなくてすみました。団体が入ってこないうちに見ていくことにします。
 中の展示です。道具などが置かれていました。明治以降のものもたくさんあります・
下郷町 大内宿 町並み保存館

 宿場町に関しての説明はあまりありませんでした。宿場町なら本陣がどこかにあるはずのなのですが、どこにあるのかもわかりませんでした。建物中を見て回ります。
 上段の間と書かれています。なんとなく殿様が泊まっていたっぽい感じがします。
下郷町 大内宿 町並み保存館

 建物に入った入口とは別に立派な玄関があります。偉い人の入口のような気がします。横の標札には本陣と書かれていたのには気がついていませんでした。
下郷町 大内宿 町並み保存館

 町並み保存館向かいの建物です。向こうの山に黄色く色づいた木々が見えています。
下郷町 大内宿 山の紅葉

続く......


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年10月26日

会津紅葉準備中 28 10/26 下郷町大内宿展望所

 大内宿の建物の並びに決まりが見えます。瓦葺きの寄棟屋根で、妻面が通りに面しています。建物は平入りなので、通りから建物の間を入って行ったところに入口があります。
 簡単に書けばこのようになりますが、わかりにくいので簡単に解説します。通りからは、建物の五角形の面が見えています。こちら側の屋根も通り側に向かって斜めに削られるようになっています。入口は、四角形の面にありますから、入って行くには、建物の間を通らないといけないことになります。その分建物と建物の間が広くなっています。といったところでしょうか。
 町並み保存館のみが例外で、平入りの玄関が通りに面しています。つまり、ここだけ直角に向きが違っています。
 保存館北側に建物との間です。通路があって井戸が設けられています。
下郷町大内宿 井戸

 水がたまっている中を見ると、魚が泳いでいました。イワナでしょうか。
下郷町大内宿 井戸水のイワナ

 建物の間の生垣です。イチイのようです。赤い実がついていました。
下郷町大内宿 イチイの実

 保存館向かい側の建物の屋根です。煙出しがついています。
下郷町大内宿 屋根の煙だし

 宿場真ん中を通る街道は正面に建物があって、その前を右の方へ続いているようです。左側に石段があって上の方に上がれるようです。宿場町を見下ろせるところいけそうなので、登っていくことにします。上に上がった所にあるのが子安観音堂です。
下郷町大内宿 子安観音堂

 観音堂の前から見た、大内宿です。ここからだとまだ全景が見えないようです。
下郷町大内宿

 少し進んでいって、少し上がった所から見た大内宿です。最初に書いた、建物の並びのようすがわかるでしょうか。明るい色をした屋根のある建物だけ向きが違っていますが、町並み保存館(本陣)はもっと向こうになります。
下郷町大内宿

 街道左側の建物の屋根の並びです。
下郷町大内宿

続く.....


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年10月27日

会津紅葉準備中 29 10/26 下郷町大内宿昼食

 大内宿に着く前に、バスガイドさんからここの名物料理について説明がありました。ネギそばといって、丸まるの長ネギが1本入っていて、箸を使わずそのネギを使って食べるのだそうです。
 そろそろ昼食時間なので、食べることを考えることにします。普通なら通りに沿ってのれんが下がっていて、そこから店に入っていくのですが、そのようなものは見当たりません。通りに面した土産物屋さんは、窓とか縁側のようなところに商品を並べて売っています。建物の造りからするとどうしてもそうなるのでしょう。
 建物と建物の間に看板があって、そばと書かれているところがあります。案内に従って入って行けばありそうです。そのうちの1軒に入って行くことにしました。入口はほとんど反対側の端近くにあります。入って行くときに見上げたかやぶきの屋根です。
下郷町大内宿 屋根

 中に入って席に着きます。へやの中のようすです。窓は妻面側、通路に面している側です。太く曲がった梁が使われています。かなり広い部屋です。ここは旅籠だったのでしょうか。だとしたら旅人は雑魚寝だったのでしょうか。
下郷町大内宿 そば屋室内

 天井です。ここだけ見ると、よく見かけるような造りです。
下郷町大内宿 そば屋天井

 運ばれてきたネギそばです。説明では、引っかけて食べるのではなく、椀を持って掻き込むようにして食べるのだそうです。それなら何とかできそうです。うまく食べられない人のためにお箸も用意されています。一緒にいた人は、ネギが噛み切れないといっていました。
下郷町大内宿 そば屋ネギそば

 食事が終わって会計をすませて外に出ようとしたら、資料館入口と書かれています。2階に設けられているようです。許可を得て見せてもらうことにしました。
下郷町大内宿 そば屋資料館

 古い道具とか食台とかが並べられています。人形もあります。会津天神といって、天神様を模して作られているそうです。乗っている台も古いタンスのようです。
下郷町大内宿 そば屋資料館

 外に出ます。お礼を言うのを忘れていました。外に出てから気がつきました。この場を借りて、「ありがとうございました」。
 道脇で見かけた植物です。マムシグサに実がついていました。
下郷町大内宿 マムシグサ

 不明な花です。花だけを見るとシャクヤクかと思っていたのですが、ダリアのようも見えます。どちらにしても背丈だけが高くて何か変です。
下郷町大内宿 ダリア?

続く....


posted by ヨッシン at 23:55| 旅行記

2020年10月28日

昨日(27日)の惑星など

 31日の満月に向けてだんだん月明かりが強くなってきて星が見えにくくなっています。あまり星を見ようという気にはなれないのですが、夕方から空の透明度が高くなってきたので、大きい方の望遠鏡をだして見ることにしました。星を見るまでにいろいろと準備とかがありましたので、そのあたりから書いていくことにします。
 ウェブサイトの惑星写真を見ていると、細かいところまでの写りが全然違います。ほとんどの場合、小型カメラを望遠鏡に取り付けて、そこからの動画をregistaxというソフトで処理をしているようです。今までの方法は、デジタル一眼レフカメラで画像を大量に写すか、カメラにある動画撮影機能を使って動画撮影して、それをregistaxで処理しています。このソフトも使い始めたところなので、わからないところがいっぱいあります。
 一眼レフカメラからの動画ではどうしても惑星が小さく写ってしまいます。天体用のビデオカメラを購入してもいいのですが、まだ買おうかどうか迷っています。30年ほど前に、天体用に白黒のビデオカメラを買っています。これでうまく写るようでしたら、ビデオカメラを買う価値はありそうです。試してみることにしました。今回望遠鏡を出したものこのチェックが目的の一つになっています。ついでに撮影方法としてはどうするのがいいのかもチェックしてみようかと考えています。特に、2倍のバローレンズの性能については調べておく価値はありそうです。
 ビデオカメラで記録をとるとして、いくつか問題があります。一つ大きなものは最終的にパソコンでの処理になりますから、パソコンにどうやって取り込むかという問題です。
 パソコンまで、ケーブルを延々と引っ張ってくるわけにはいきません。望遠鏡を操作するのと、処理をするのと別々の場所では行き来だけでも大変です。望遠鏡の近くでパソコンに取り込める形にしないといけません。となると、ノートパソコンの出番となります。
 ところが一つ問題が発生しています。ウェブカメラを買ってつないだことがあります。その時は、livecupture というソフトを入れると画像が取り込めるようになりました。最近、同じことをしようとすると、初期化に失敗しましたと表示がでてノートパソコンで見ることができませんでした。 デスクトップの方では問題なく見ることができています。いろいろ調べている内に、ノート(win10です)にカメラアプリがついているので、これで見ることができると書かれている記事を見つけました。
 さっそくカメラアプリを立ち上げてみると、アプリでカメラの使用を許可してくださいと表示されました。原因はこれだったようです。カメラ画像から勝手にのぞき見されるという記事を見たことがあるので、全てOFFにしていました。許可することで、ウェブカメラのlive capture映像を見ることができました。
 次に、天体用ビデオカメラをつなごうとしました。ここでも問題があります。ビデオカメラからの出力信号はRCAのビデオ信号です。これを、デジタル信号に変換してパソコンに取り込まないといけません。変換装置として「デジ造」というものがあります。これも10年ほど前に買ったものです。まず、カメラと変換装置をつなごうとすると、どちらもRCAメスの端子です。これは、普通のビデオケーブルで接続できますから、難なく解決です。この時に、ケーブルを入れているケースをひっくり返していたら、オーディオステレオミニからマイクロに変換するコネクターがでてきました。しばらく使わないと思ってしまっていたようです。だいぶ探し回っていました。
 これで、カメラとパソコンがつながりました。再び画像を見ようとすると、こんどはカメラを識別しません。ドライバーがないようです。ネットからダウンロードできるのはわかりました。探してみると、付属のCDが捨てずに残されていてそこにドラーバーがついていました。ここから無事インストールしました。これでやっと、ビデオカメラの画像をパソコンで見ることができるようになりました。 XPの64ビット版では動作しませんと書かれています。8.1の64ビットでは動いているようです。
 ドライバーの解像度が320×240ドットというのは気になります。画像が粗くならないか心配です。

 記事投稿の時間切れが迫ってきました。続きは後日ということにします。まだまだ、トラブルは続きます。
一応星の記事としましたので、5点写真を投稿します。

 だいぶ木星と土星が近づいてきています。写真に撮ってみました。いっしょに入るようにしても、ガリレオ衛星が写るようになっています。露出は13秒で、焦点距離は170mm(APS)です。そのままだと流れるのでアストロトレーサーを使用しています。他に明るい星がない領域にいます。
土星と木星

 木星と衛星です。5秒露出です。左からカリスト、エウロパ、イオ、ガニメデかな。エウロパとイオが微妙です。
木星と衛星

 月です。11夜になります。
月

 月面コペルニクスクレータです。周辺を切り出して画像処理しています。
月−コペルニクスクレータ

 同じく虹の入り江付近です。
月−虹の入り江
posted by ヨッシン at 23:59|

2020年10月29日

十三夜の観測会をしました

 今日は十三夜です。お月見の日となっています。そのこともあって、自治会向けに観測会をしました。いつも通り自治会の広報板に案内を載せてもらいました。
 観測会ためにちょっと準備を。大部になるかな。前回は望遠鏡を組み立てている間に見学者がやってきたので、準備をしている間に見てもらえるために、ノートパソコンに最近撮影した写真と動画を表示できるようにしておきました。といっても、ノートパソコンには必要なソフトがインストールされていません。動画は、simple media playerにあるプレイリストからのランダムリピート再生を全画面表示でさせます。
 画像もいくつかの画像表示ソフトにあるスライドショーを利用すればできますが、こちらはいいのをインストールしていませんでした。irfan viewを利用することにしました。デスクトップパソコンでダウンロードしファイルを移動させる方法でインストールします。長い間ネットにつないでいなかったので、OSやいろいろなソフトがアップデートしようとするので、1日まるまる動かなくなることが起こりそうです。なん度かこういうことが起こっています。
 ソフトのダウンロード中にデスクトップパソコンのブラウザがクリーンアップされて、設定されていたものが全て初期化されてしまいました。元に戻している時間はないので、これはこのままにして作業を続けます。忙しいときに限ってこういうことが起こります。ノートパソコンのほうには、ソフトがインストールできたのですが、日本語化がうまくいっていません。ソフト画面上でどこにどの操作のメニューがあるかはわかっていますから、英語表示でも何とか使えます。日本語化は後回しにします。これでノートパソコンの準備は一応完了です。
 見られそうなものとしては、月と火星は大丈夫でしょう。ほとんど隣どうしに並んでいるはずです。他にはすばるくらいかな。もう少し時間が経てばヒアデスも昇ってきます。二重星団とかアンドロメダ星雲とかは月明かりのために無理そうです。
 すばるは一昨日に位置を確認しています。晴れていればすぐに見つかられるでしょう。望遠鏡でははみ出すかも知れないので、レデューサとして使えるクロースアップレンズを買っておきました。望遠鏡は元カメラメーカーのものなので、接眼スリープにカメラ用フィルターが取り付けられるようになっています。
 壊れた、望遠レンズも捨てられずに残っています。これに接眼レンズを取り付けられるようにして、望遠鏡代わりに使えるようにしました。こんな感じです。
望遠レンズを使った望遠鏡
接眼スリープは、缶飲料のかんを切って作っています。カメラレンズのリアキャップにぴったりとはまるのでこれで望遠レンズに取り付けています。飲み口は接眼レンズより少し広いだけなので、溝を切って狭めています。
 火星図も出力したと前に書きました(とおもう)が、一度でてきたのにまた行方不明です。終わるまで作っていたことは忘れていました。栗が手に入ったので、供えられるようにしました。コロナ対策として、消毒用アルコールも買いました。最近やっとドラッグストアで見かけるようになりました。新たに準備したのはこんなところかな。
 6時半頃から、望遠鏡を組み立てて、やっと極軸に北極星が入った頃に、早くも見学者がやってきました。まだまだ、鏡筒のバランス確認、ケーブルの接続、ファインダーの照準合わせなどしないといけないことはいっぱいあります。ノートパソコンの画像を見てももらうことにします。その前に極軸望遠鏡の北極星を見てもらいましたが、うまく見えなかったようです。
 だんだん人が集まってきて、今回も完全に設定が終らない内から、望遠鏡で見てもらうことになりました。まずは月からです。ちょっと密になってきたのが気になりますが、ギリギリセーフといったところかな。一応順番には並んでくれています。明暗境界線付近のぎざぎざについて質問がでたので、この付近のクレータも拡大して見ることにしました。雲がだいぶでてきました。月ならこの程度でもじゅうぶん見えます。すばる付近は、始める前からずっと雲がかかっています。こちらは無理でしょう。この間双眼鏡でも月を見てもらっています。三脚の1台が、延ばした足を固定できなくて使用不可になっていました。手作り望遠鏡の出番はなさそうです。
 次は火星です。シレーンの海あたりが見えていたようですが、そこまで気がついていたのかどうか。縞模様が見えるといっていた人がいました。海の連なりがそのように見えていたのかな。違うような気もします。これを見終わった頃には完全に雲が広がってきたのと、三々五々と帰っていって人が少なくなったのとで、これで終了です。時間は1時間ちょっとくらいかな。用意していた栗とアルコール、除菌ティッシュはだしている余裕がありませんでした。
 スマホで、写真を撮りたいといっていた人がいました。接眼レンズのところからはうまくいかなかったようなので、カメラをつけてそのファインダーから写してもらいました。その時にシャッターを押して写した月です。雲がかかっています。
十三夜の月

 観測会の間に望遠レンズで写した月です。雲がかかりはじめた頃のものです。300mm1/125秒露出です。
十三夜の月

 ちょっとピンアウトして月と火星です。150mm1/13秒露出です。
月と火星

posted by ヨッシン at 23:59|

2020年10月30日

二昨日(27日)の惑星撮影結果

 27日の惑星を写した結果がどうなったかを書き始めて、中途半端になっています。結果と途中で起こったことを書きます。
 ビデオカメラからの信号を記録する形式はWMV形式です。記録画素数を選べたので640×480を選びました。デジタルカメラが記録する画像の形式はMOVです。registax では処理してくれませんから、AviUtil で読みこみ可能なAVIファイルに変換します。そこからregistaxで読み込ませようとすると、range check errorがでます。rangeですから暗いのか明るすぎるのかということだろうと判断しました。ビデオカメラからの信号は録画時間も画面上に記録されています。この部分をトリミングでカットし変換し直すと、registaxで読み取ることができました。その後はいつも通りの処理で完結です。
 デジタルカメラからの信号も同じエラーがでます。こちらは原因が不明です。記録したファイルをコピーすると途中から記録速度が急激に落ちます。このあたりに何か原因がありそうです。だいたい1分ぶんの記録を書き終わったあたりからです。ファイルサイズにして1Gあたりになります。どちらかというとAviutilの変換後のデータがおかしな気がしてきました。データサイズを少なくするために、非圧縮で記録していたものを、中にあった圧縮形式を適当に選んで書き込みました。こうしたファイルからは読み込むことができました。記録の方に問題があったようです。何が違うのかはわかりませんが、エクスプローラに表示されるアイコンが読みこみソフトのマークから、最初の画面に変わっています。ファイルそのものに問題があったようです。ちなみに、暗すぎる画像からはアラインポイントの設定をしてくれませんから、明るすぎる暗すぎるというのは関係なさそうです。
 これで、画像処理ができましたので。結果を示します。公平を期すために、幅640ピクセルの部分を切り出して処理しています。ビデオカメラの画像はトリミングした結果これより小さくなりましたから640ピクセルになるように余白をつけています。
 静止画連写から処理したもの、動画で記録したもの、次に2倍バローレンズをつけたものを同じ順番で示します。5枚目はビデオカメラからのものです。2倍バローレンズでは撮影していません。火星も撮影していません。
 まずは木星です。評価はまとめてします。
木星
木星
木星
木星
木星

続いて土星です。
土星
土星
土星
土星
土星

火星です。
火星
火星
火星
火星

 2倍バローレンズを使った結果は、静止画動画ともにだいぶ見難くなっています。像がかなりゆれていますから、暗くなってシャッター速度が長くなる分だけ不利になっているようですが、それだけではなさそうです。レンズに問題がありそうです。
 静止画と動画を比べてみると動画の方がきれいに見えます。火星はそんなに差が内科かな。動画の方は処理に使う枚数が多い分は有利になっています。静止画はミラー上げ下げするために振動が発生する影響を受け手いるような気もします。ミラーの上げ下げなしで写す方法がないか検討する必要がありそうです。セルフタイマーからの撮影はミラーアップになっています。この方法だとシャッターが開くまでのタイムロスはマイナスポイントです。
 白黒ビデオはかなり健闘しています。カメラの動画からの処理よりいいような感じがします。320ピクセルというのは影響なさそうです。白黒だからでしょうか。パソコンとか用意するものが増えるのは大変です。たくさんのケーブルが絡み合って大変でした。
posted by ヨッシン at 23:59|