また紅葉の季節になってきました。行き先を自分で組むだけの余裕がありません。どこかいいところがないか旅行会社のパンフレットを探すことにしました。東北北部なら10月半ば、南部から信州なら10月末でしょう。いつも通り、星を見ることも考えに入れます。10月の新月は28日ですから、旅行期間は10月末となります。ということで、候補は、東北南部から信州あたりでということになります。
探していたら、2泊3日で安達太良山に登るのが入っているコースがありました。安達太良山にはまだいっていませんから、ちょうど良さそうです。紅葉もきれいそうです。
他にまわるところとしては、1日目は新宮熊野神社、2日目は安達太良山に登った後は鶴ヶ城にいってから只見川の橋梁を見て、只見線の列車のに乗って宿に戻ります。3日目は鶴ヶ城は2回目になります。3日目は五色沼湖沼群・毘沙門沼と大内宿に行ってから大阪に戻ってきます。
この会社のコースは、富山から貸し切りバスでまわることが多いのですが、このコースについては、上越妙高駅からのバス移動になります。だいぶ時間が省略できます。その分割高になっているのでしょう。
宿の場所も確認しておきます。19日以後は、ホテルプリミエール箕輪で連泊になります。箕輪スキー場の中にありますから、ゲレンデにでれば空は開けているでしょう。苗場や水上温泉のように照明が強いということもなさそうです。星を見るのは大丈夫でしょう。難点は、この宿のせいなのか、少人数の割増料金が高いところにあります。宿は寝るだけなので、そんなに立派な宿でなくてもいいのですが。
10月末の出発日は、20,21,22,24,26,30日があります。決めようとしていると日程にもう一つ制約がでてきました。29日に消防設備の点検があります。町内会一斉に行われますから、この日は留守にできません。申し込みをもたもたしていると、満席とか催行中止とかで申し込めるのが19日と24日だけになってしまいました。24日で申し込むことにしました。
ツアーのタイトルは「2つの朝一番・安達太良山と五色沼 ローカル鉄道只見線 会津紅葉絵巻3日間」です。
今回は特に改めて準備するものはありません。いつも通りのものでじゅうぶんです。星の写真はアストロトレーサーを使うことにします。安達太良山の上は寒そうです。1枚余分にセーターを入れておくことにします。
10日に、日程の書かれた案内が送られてきました。金沢までは、サンダーバード5号です。高槻に停車します。新大阪から乗ると申し込んでいましたが、高槻乗車に変えてもらうように連絡を入れました。
12日に台風19号が接近し関東に上陸しました。離れているから問題はないだろうと構えていたのですが、各地に大雨による被害をだしました。土砂崩れとかで道路が寸断されています。安達太良山近辺でもたくさん降ったようです。問題があるとしたらこちらだろうと心配していました。
長野市付近で信濃川が決壊し、周辺地域が浸水しました。北陸新幹線の車両基地が含まれています。この付近の線路が使えない、車両もだせないということで、北陸新幹線が止まってしまいました。
それでも、元々、台風の影響がなく普通に運行していた金沢富山間のつるぎはそのままで運行され、15日から上越妙高か糸魚川の折り返しではくたかが運転され始めました。乗る予定のはくたかは糸魚川折り返しです。バスをここまで回送してもらえれば、移動は可能です。途中の行程で問題なければ中止になることはなさそうです。気楽に構えても大丈夫そうです。はくたかは、指定席を使わずに自由席の利用だけになります。糸魚川までしか行かないのであればそれほど混むことはないでしょう。
18日に旅行会社から連絡が来ました。糸魚川からのバス乗換で決行するということです。特急料金の分だけ安くなるので3000円ほど返金があるようです。席は自由席になるけれども16日のツアーではじゅうぶん座れたとのことです。前に、接続ができなくてはくたかになったときもじゅうぶん座れました。発車直前にしらさぎからの乗換客が乗り込んでからはいっぱいになりました。席もたぶん大丈夫でしょう。
新幹線の運行状態は復旧のようすによって変わります。18日には、普通席の車両が増やされ、指定席もできました。旅行会社は指定席をとってくれているのでしょうか。同時に25日からは東京−金沢間の運転を再開するという発表もありました。ダイヤは追って発表とのことです。
23日に25日からのダイヤが発表になりました。それによると、今まで上越妙高、糸魚川で折り返していたはくたかは全て東京まで行くことになりました。反対向きも同じです。帰りが糸魚川になるのか上越妙高になるのかが微妙なところです。
この間にも別の問題が発生しています。借りている駐車場の薬剤散布を24日に行うという連絡が入りました。そのために車を移動させて欲しいということです。移動させて、旅行に出かけることはできますが、元に戻すことができません。ギアがニュートラルでハンドブレーキを引いてなければ手押しで動かすこともできます。相談に行ったところ、20cmほど前に出すだけで良いということでした。出発前にすませることにします。
もう一つの気がかりは、天気です。相変わらずよくない予報が出ています。かなり激しく降りそうですから、カッパも用意しておくことにします。荷物はまたもやぱんぱんになりそうです、三脚をリュックの外に出しました。ちょっとだけ余裕ができたようです。
初日の昼食もついていません。サンダーバード5号からの乗り継ぎですから、糸魚川着が昼前、そこからはバス移動ですから、昼食はバスの中でということになりそうです。予備食量も含め前日に何かかっておくことにします。
高槻までの電車の時刻も調べておきます。7時55分発ですからそれに間に合うようにということになります。高槻到着時刻で45、45、51、56分というのがあります。51分着では乗換に間に合うかどうかぎりぎりでしょう。となると、45分着という2台が最終となります。
よく考えてみたら、後の45分着は昔通勤で使っていた電車です。よく到着が遅れていました。その頃は48分着というのがあったのですが、新快速の遅れのため高槻駅の手前で長時間待たされたり、運休していました。今はなくなっています。ということは、この時間帯は、列車が遅れることも考えないといけないことになります。遅れたらそれなりにサンダーバードも遅れるでしょう。遅れは気にせずに後の45分着に合わせて出発することにします。
ふだんは、途中駅から乗る場合は、添乗員さんから座席の番号の連絡があります。列車がどうなるか確認したいと思っていたのですが、連絡がありません。今回は、パンフに書かれていた号車に乗ることで対応します。聞きたいことは、最初に聞くことにします。