2020年09月16日

昨日の木星など

 昨日は、久々に大きい方の望遠鏡をセットして星を見ました。一昨日の方が天気は良かったのですが、気がついたときには日が沈んでいて、準備が間に合いませんでした。
 とりあえず狙いはM13なのですが、ヘルクレス座の星が全く見えませんでした。Hを横に倒した6つの星の並びのうち右下の二つの星の間、右より1/3の所にあります。ファインダーに星が入るのですが、それがどの星かはっきりしません。架台にセットしている分ファインダーの動きが制約され、星を確定するのは困難でした。双眼鏡ならわかるのですが。
 もう一つ問題があって、望遠鏡をセットした場所が狭く、ファインダーをのぞこうとすると頭が後ろの壁にぶつかってしまいます。真ん中の2つの星のありそうなあたりをファインダーでみて確認することが困難だったことも確定できなかった原因です。2時間近く奮闘したのですが、これでは無理だと断念しました。
 その頃には、木星が射程内に入ってきたので、こちらに狙いを変えました。本体は露出オーバーですが、衛星が3つ見えています。左側のものがイオ、右側内側がガニメデで外側がカリストです。
木星

 露出を落として、本体の縞模様が見えるようにしました。時々細かいもようも見えるのですが、写真にはぼんやりとしか写りません。
木星

 もう1枚2倍のバローレンズを足してみました。大きくはなったのですが、ぼやけたままです。レンズが間にたくさん入ってくるとだんだんぼやけてきます。
木星

 横に土星も見えてきたので、土星も写してみました。結構細かい模様も見えていました。写真ではぼやけたままです。
土星

 ベガも射程に入ってきました。横にあるM57環状星雲を入れてみました。
環状星雲
露出60秒 中心の白色矮星も写っているようです。
 火星が射程に入ってくるまではまだまだかかります。こちらはあきらめて片付けにかかりました。カメラを外したところで、今日木星に向けた狙いが完了していなかったことに気がつきました。今晩は木星にエウロパの影が落ちます。開始は9時45分の予定です。先ほど写したのは影が落ちる前の時間です。その時にエウロパが写っていなかったのは、木星の前を横切り始めていて木星と重なっていたからです。
 片付けかけたものをセットし直して木星を見ました。何となく黒い点のようなものが見えているような気がします。写真では全然わかりません。2倍バローレンズは使っていません。
木星

 最近、惑星の写真を処理するソフトが使われるようになってきました。今日インストールして、使ってみようとしたのですが、処理中マークがでたまま先に進みません。使いこなせるようになるまでまだしばらくかかりそうです。使い方もまだよくわかっていません。

 8月20日から月の満ち欠けのようすを毎日撮ってきました。昨晩からはずっと曇っていて写すことができませんでした。旧暦2日の月からの連続で写していた写真が途切れてしまいました。後もうちょっとで1サイクル、残念です。どちらにしても新月前後の月の観察はハードルが高すぎます。
posted by ヨッシン at 23:59|

2020年09月17日

パイナップルを収穫しました

 月初めに、パイナップルがなかなか熟さないと欠きましたが、10日頃から黄色くなりはじめました。色がつき始めたのは花柱のついていた場所からで黄色い点のようなものが見え始めてきました。13日のようすです。
パイナップル

 ここからが早くて、今日は全体が黄色くなっていました。上の方に緑色のところがありますが、だいたい時期かなということで収穫することにしました。
パイナップル

 全体に小さいようです。栄養分が悪かったのかな、それとも日当たり?上の方のだんだんのところは、本来なら花になるはずのところだったのでしょう。上の方にもう少し大きくなっていたのでしょう。もう少し太いのではという気もします。芯の部分と皮の部分を差し引いたらどれだけ残るのやら。もう少し冷蔵庫で寝かしてから食べることにします。
 クラウンの部分が、実よりもでかいです。切り取ります。下の方の葉っぱをむしって、茎をだしたらもうすでに根のようなものがでていました。これ以上パイナップルが増えても置き場に困るのですが、とりあえず水に挿しておきました。欲しい人がいたらあげることにします。
パイナップル




 最近イソヒヨドリの鳴き声をよく聞くようになっています。どこかに止まっていたり、何羽かいっしょに飛んでいるのを見ます。近くでかなり増えているような気がします。よく見かけるのは高いマンションの屋上です。海岸でも岩場の上とか高いところに止まっているのを見かけます。
イソヒヨドリ

 3羽います。親子かな、一番左がオス、軒の上にいるのがメス、一番遠いところのははっきりしませんがオスかな。
イソヒヨドリ

 他に聞くのがシジュウカラかな。カラスもよく聞きますが、あまり聞きたくないですね。うるさいだけです。



 万博公園の観覧車を見たら黒ずくめの箱がいくつか見えました。ゾンビに遭遇と書かれているようです。周りが覆われてしまったらせっかくの景色が見えなくて観覧車の意味がないような。換気も心配です。コロナは大丈夫なのかな。他の箱も人が乗っていなかったような。
観覧車
posted by ヨッシン at 23:59| 日記

2020年09月18日

15日の木星他

 15日に木星などの撮影をしました。普通に写した分はすでにアップしています。そこに書いたように三線の画像処理法を試してみたいと書きました。ここまでで、処理をした途中経過を報告します。
 使ったソフトは、Registaxでバージョンは6です。最新版で処理をさせようとしたところ、途中経過が%のまま動かなくなりました。ウェブサイトにはバージョンを一つ古いものにすると動くと書かれていたものがありましたから、一つ落としました。
 このソフトは、何枚かの画像をあわせて処理してくれますが、動画からも処理が可能です。15日は、写真を写したときに、ついでに同じカメラで動画撮影もしました。試しなので時間は10秒から30秒ですです。画像は300枚〜900枚になります。
 動画形式はMOVです。registaxでは読み込めませんから、AviutiでAVI形式に変換します。サイズも2Kですから、ついでに必要なところだけをトリミングして切り出しておきます。画像が小さくなることで処理が早くなります。
 その後は、使い方の書かれているウェブサイトを見ながら処理していきました。最初は、きれいには見えませんでしたが、適当にレベルを調整しているうちに何とか見られるようにはなってきました。
 まず最初に写した木星です。処理後は、色がどぎつくなっているので、他のレタッチソフトで彩度を落としています(以後同様です)。
木星
 見た時と比べると、よく見えたときでこれくらいだったかなというレベルにはなっています。天文誌に掲載されるレベルと比べるとまだまだです。
 次は土星です。
土星
 写真(静止画)と比べると細かなところまでよく再現できていますが、どうでしょう。リングが波うっています。
 再び木星です。エウロパの影が落ちている頃のものです。
木星
黒いシミのようなものが写っていますが。それが何なのかはっきりわかりません。左側のものがそうなのか。見たときには左上にあったようにも見えました。
 まだまだ画像処理で綺麗になるのか、ピンぼけとか望遠鏡やの性能、気流の状態でこれが限界なのかはっきりしません。カメラが動画専用カメラではないからでしょうか。白黒カメラなら持っています。これはRCA端子しかなので今のところパソコンに取り込むことはできません。
 どうしたら天文誌のような写真になるのでしょう。これが限界なのかも知れません。このあたりは何回かやっている内にわかるでしょう。使い方でまだまだわからないところはいっぱいあります。


posted by ヨッシン at 23:59|

2020年09月19日

会津紅葉準備中 01    出発まで

 また紅葉の季節になってきました。行き先を自分で組むだけの余裕がありません。どこかいいところがないか旅行会社のパンフレットを探すことにしました。東北北部なら10月半ば、南部から信州なら10月末でしょう。いつも通り、星を見ることも考えに入れます。10月の新月は28日ですから、旅行期間は10月末となります。ということで、候補は、東北南部から信州あたりでということになります。
 探していたら、2泊3日で安達太良山に登るのが入っているコースがありました。安達太良山にはまだいっていませんから、ちょうど良さそうです。紅葉もきれいそうです。
 他にまわるところとしては、1日目は新宮熊野神社、2日目は安達太良山に登った後は鶴ヶ城にいってから只見川の橋梁を見て、只見線の列車のに乗って宿に戻ります。3日目は鶴ヶ城は2回目になります。3日目は五色沼湖沼群・毘沙門沼と大内宿に行ってから大阪に戻ってきます。
 この会社のコースは、富山から貸し切りバスでまわることが多いのですが、このコースについては、上越妙高駅からのバス移動になります。だいぶ時間が省略できます。その分割高になっているのでしょう。
 宿の場所も確認しておきます。19日以後は、ホテルプリミエール箕輪で連泊になります。箕輪スキー場の中にありますから、ゲレンデにでれば空は開けているでしょう。苗場や水上温泉のように照明が強いということもなさそうです。星を見るのは大丈夫でしょう。難点は、この宿のせいなのか、少人数の割増料金が高いところにあります。宿は寝るだけなので、そんなに立派な宿でなくてもいいのですが。
 10月末の出発日は、20,21,22,24,26,30日があります。決めようとしていると日程にもう一つ制約がでてきました。29日に消防設備の点検があります。町内会一斉に行われますから、この日は留守にできません。申し込みをもたもたしていると、満席とか催行中止とかで申し込めるのが19日と24日だけになってしまいました。24日で申し込むことにしました。
 ツアーのタイトルは「2つの朝一番・安達太良山と五色沼 ローカル鉄道只見線 会津紅葉絵巻3日間」です。

 今回は特に改めて準備するものはありません。いつも通りのものでじゅうぶんです。星の写真はアストロトレーサーを使うことにします。安達太良山の上は寒そうです。1枚余分にセーターを入れておくことにします。
 10日に、日程の書かれた案内が送られてきました。金沢までは、サンダーバード5号です。高槻に停車します。新大阪から乗ると申し込んでいましたが、高槻乗車に変えてもらうように連絡を入れました。
 12日に台風19号が接近し関東に上陸しました。離れているから問題はないだろうと構えていたのですが、各地に大雨による被害をだしました。土砂崩れとかで道路が寸断されています。安達太良山近辺でもたくさん降ったようです。問題があるとしたらこちらだろうと心配していました。
 長野市付近で信濃川が決壊し、周辺地域が浸水しました。北陸新幹線の車両基地が含まれています。この付近の線路が使えない、車両もだせないということで、北陸新幹線が止まってしまいました。
 それでも、元々、台風の影響がなく普通に運行していた金沢富山間のつるぎはそのままで運行され、15日から上越妙高か糸魚川の折り返しではくたかが運転され始めました。乗る予定のはくたかは糸魚川折り返しです。バスをここまで回送してもらえれば、移動は可能です。途中の行程で問題なければ中止になることはなさそうです。気楽に構えても大丈夫そうです。はくたかは、指定席を使わずに自由席の利用だけになります。糸魚川までしか行かないのであればそれほど混むことはないでしょう。
 18日に旅行会社から連絡が来ました。糸魚川からのバス乗換で決行するということです。特急料金の分だけ安くなるので3000円ほど返金があるようです。席は自由席になるけれども16日のツアーではじゅうぶん座れたとのことです。前に、接続ができなくてはくたかになったときもじゅうぶん座れました。発車直前にしらさぎからの乗換客が乗り込んでからはいっぱいになりました。席もたぶん大丈夫でしょう。
 新幹線の運行状態は復旧のようすによって変わります。18日には、普通席の車両が増やされ、指定席もできました。旅行会社は指定席をとってくれているのでしょうか。同時に25日からは東京−金沢間の運転を再開するという発表もありました。ダイヤは追って発表とのことです。
 23日に25日からのダイヤが発表になりました。それによると、今まで上越妙高、糸魚川で折り返していたはくたかは全て東京まで行くことになりました。反対向きも同じです。帰りが糸魚川になるのか上越妙高になるのかが微妙なところです。

 この間にも別の問題が発生しています。借りている駐車場の薬剤散布を24日に行うという連絡が入りました。そのために車を移動させて欲しいということです。移動させて、旅行に出かけることはできますが、元に戻すことができません。ギアがニュートラルでハンドブレーキを引いてなければ手押しで動かすこともできます。相談に行ったところ、20cmほど前に出すだけで良いということでした。出発前にすませることにします。
 もう一つの気がかりは、天気です。相変わらずよくない予報が出ています。かなり激しく降りそうですから、カッパも用意しておくことにします。荷物はまたもやぱんぱんになりそうです、三脚をリュックの外に出しました。ちょっとだけ余裕ができたようです。

 初日の昼食もついていません。サンダーバード5号からの乗り継ぎですから、糸魚川着が昼前、そこからはバス移動ですから、昼食はバスの中でということになりそうです。予備食量も含め前日に何かかっておくことにします。

 高槻までの電車の時刻も調べておきます。7時55分発ですからそれに間に合うようにということになります。高槻到着時刻で45、45、51、56分というのがあります。51分着では乗換に間に合うかどうかぎりぎりでしょう。となると、45分着という2台が最終となります。
 よく考えてみたら、後の45分着は昔通勤で使っていた電車です。よく到着が遅れていました。その頃は48分着というのがあったのですが、新快速の遅れのため高槻駅の手前で長時間待たされたり、運休していました。今はなくなっています。ということは、この時間帯は、列車が遅れることも考えないといけないことになります。遅れたらそれなりにサンダーバードも遅れるでしょう。遅れは気にせずに後の45分着に合わせて出発することにします。

 ふだんは、途中駅から乗る場合は、添乗員さんから座席の番号の連絡があります。列車がどうなるか確認したいと思っていたのですが、連絡がありません。今回は、パンフに書かれていた号車に乗ることで対応します。聞きたいことは、最初に聞くことにします。

posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年09月20日

「ヨッシンと地学の散歩」更新しました

 このブログの本家である「ヨッシンと地学の散歩」を更新しました。このところ更新が滞っていましたが、3ヶ月ぶりという短い間隔で更新することができました。
 更新のメインは2ヵ所あります。1つ目は「台風の風の吹き方」で上空の風がどの様に吹いているかという資料を加えました。ひまわりからのタイムラプス動画で動きを見る方法です。ここはどうなっているかを気象庁とか情報通信機構のサイトの動画で判断してもらうのが良いのかなということで書いています。違う見方ができるかも知れないので、とにかく見てくださいというところです。
 上空の風は、気象庁が直接測定していることがわかったのでその結果を示しました。本当のことをいうと、大東島にいったときにその装置を見ています(旅行記「うふあがり」に書いています)。気象庁のウェブサイトからデータが入手できるということが最近わかったので、改めて調べてみました。たまたまですが、その直後に南大東島のすぐ近くを台風が通過しました。この時のデータを使わせてもらうことにしました。
 一般的にいわれているように、台風の上空では時計回りに風が吹い出しているという単純なものではないことがよりはっきりしました。
 2つ目の更新箇所です。「秋の釣瓶落し」の後日掲載としていた部分を書きました。この言葉の意味としては日が沈むのが速いという印象を受けます。ということで速いのかということの検証をおこなってきました。結論としては有為な結果が出せませんでした。そこで早いとしたらどうなのかということで検証した結果を書きました。個人的にはこちらの方が正しいのではと思っています。
 この部分は前回更新する前から検討していましたが、日没時刻の計算方法がネックとなっていました。やり方としては、太陽(地球)の軌道要素から太陽の位置を計算して日没時刻を求める方法、均時差を近似式から求める方法が考えられます。前者の方法は、だいぶ前に別の理由でやったときにはうまく結果がださずに挫折しています。今回もうまくいきませんでした。近似値で求めるにしても、1日あたりの変化の方が大きいので問題はないのですが、精度がどうなのかという心配があって悩んでいました。最終的には暦計算室のサイトから太陽の南中時刻をもらってきてそれを利用するという方法で決着をつけました。
 他に、写真集入口の写真をネオワイズ彗星に替えました。梅雨の天気が続きうまく写せなかったのですが、何とか撮れた内の1枚です。ベテルギウスは3ヶ月で交代となりました。他に星関係の写真が2枚、地層関係の写真を5枚アップしました。
 ブログに載せてきた旅行記の記事の総集版は、「春の妖精を探して」をアップしました。以後の分はブログの一覧ページへのリンクとなります。ブログの旅行記も新しい旅行記に変わっていますから、この部分も書き換えています。他にみつけた字句の誤りを訂正をした所も含めて今回の更新となりました。次もできるだけ早く更新できるようにしたいと思っています。どうなるのでしょう。

posted by ヨッシン at 23:59| 日記

2020年09月21日

会津紅葉準備中 02 10/24 富山へ

 朝の出発はぎりぎりになりました。家を出て歩きながら携帯電話の電源を入れると、いきなり着信音が鳴りました。何かと思ってみると、SMSが届いています。メールは開いたことほとんどがないので、開くのに手間取り時間を使ってしまいました。添乗員さんからの連絡でした。座席番号が書かれています。歩いてはできませから立ち止まったままです。
 そのまま、駅に行きます。到着は予定より遅くなりました。ホームに降りて見ると列車も遅れています。後ろの45分着がわずかな待ち時間でやってきました。多少遅れても、この列車に乗れれば、続けて新快速・特急と走ってくるのでじゅうぶん間に合います。逆に考えてみると、もう少し遅れてこれに乗り損ねていたら間に合わなかった可能性もあります。
 高槻に到着して、特急が到着するホームに移動します。人でいっぱいです。身動きが取れないくらいにいます。前に乗った時は、どこかに特急の乗車位置が書かれていたのを見て並びました。今回はどこを探しても見つかりません。
 新快速が到着して乗客が乗り降りして、電車が出て行くとホームからはほとんど人がいなくなりました。床面を見ると乗車位置が書かれているのがわかりました。見えなかったはずです。人で足元は見えませんでした。指定された号車の位置で待ちます。
 特急到着の案内があった直後に51分着予定の列車が到着しました。特急がホームに入ってきたときにはまだ階段を登る人が列を作っていました。乗った列車に乗り損ねていたら、間に合わなかった可能性大です。なんとか乗れたおかげでぎりぎりセーフでした。新快速も特急も時間通りに来ていました。
 ドアの内側で添乗員さんが待っていました。あいさつの後、席の指示がありました。席に座って、しばらくすると添乗員さんが来ました。資料と旅行中に携帯するバッジを受け取ります。資料は旅行中の分がまとめてあります。バスの座席も中に入っています。今まではバス座席はバスの入口に貼りだされていました。
 添乗員さんが言うには、昨日に電話したけれどもつながらなかったとのことです。携帯電話にかけていたようです。それなら届くはずはありません。半日以上外にでかける時でないと電源を入れていません。連絡は固定電話へとしていたはずなのですが。
 この先のはくたかの座席と、帰りの乗車駅の事を聞いてみたのですが、新しい運行情報が伝わっていないようでした。はくたかは、自由席乗車が確定しています。
 いろいろとしている内に梅小路機関庫が見えてきました。すぐに京都駅に到着です。
京都梅小路機関庫

 京都からは、空いていた隣の席にお父さんが座ることになりました。話を聞いていると九州に住んでいて、京都にいる息子さんにこのツアーを設定しもらったようです。行ったことのある九州の話で時間をつぶしました。
 今日の比良山には雲がかかっています。今回の旅行も天気が悪そうな感じがしてきました。
大津市比良山

 もう一つ気になるのが紅葉の状態です。今庄付近では山の木々が少し茶色くなり始めているようです。ちょっとは期待できそうです。
今庄町 山の紅葉

 線路の脇の柿の木に大きな実がついていました。どこまできたのかと考えていたら程なく加賀温泉駅に到着しました。
加賀温泉柿の木

 加賀温泉駅をでると、大きな観音様が見えてきました。加賀観音というようです。今まで何回かここを通っていますがこのようなものがあるのに気がついていませんでした。
加賀温泉加賀観音

続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年09月22日

会津紅葉準備中 03 10/24 糸魚川へ

 金沢駅には3分遅れで到着です。途中まで順調だったのですが、どこで遅れが出たのかはわかりません。ここからは新幹線に乗り換えです。つるぎの乗り換え時間がきわどくなっています。待ってはくれているようです。いつもなら富山まででつるぎなので急がないといけないことになりますが、今回ははくたかなので余裕があります。
 新幹線乗換改札口を通ります。ツアーでは団体改札口を通りますが、今回は自動改札機がストップしています。そのまま改札機を通りぬけていきます。ストップしているようすをこっそり撮ろうとしました。後で見るとストラップがかかっていて肝心なところが写っていませんでした。
富山駅自動改札機

 ここからのはくたかは自由席です。到着して車内に入ってみると空いている席はいっぱいありました。階段から2両目の所に座ります。発車までしばらく時間があります。待っていると、車内放送で、接続しているしらさぎが3分遅れているので乗換ができるまで待つとありました。北陸線自体が遅れていたようです。乗換客が来てからは座席は埋まってしまいました。すぐに列車は出発です。
 富山平野に入ってからは、剣立山の山々が見えるかが気になります。山は見えないようです。見えているのは手前側の山でしょう。斜面が白くなっています。雪がのっているように見えます。写真を拡大して見ると白いところはコブコブが筋になって並んでいるように見えます。斜面を登る雲なのでしょう。
富山 山の雲

 黒部宇奈月温泉駅付近から見える山には、同じように白いものが見えますが、筋状になっていません。こちらは残雪なのでしょうか。
黒部 山の雲

 糸魚川駅に到着です。この列車はここから回送となります。次の上越妙高行きは1時間後です。
糸魚川 行き先案内

 ホームの窓から下は鉄道のホームが見え電車が止まっています。新幹線ができたので越後ときめき鉄道となっています。
糸魚川 越後ときめき鉄道

 改札口をでて前の広場でしばらく待ち合わせの時間がありました。窓から外には建物の妻面の壁だけが残されているのが見えます。レンガ造りです。古い駅舎だったのでしょうか。
糸魚川 家型の壁

 外に出てバスに移動です。先ほどの壁が見えます。
糸魚川 家型の壁

続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年09月23日

会津紅葉準備中 04 10/24 新潟へ

 糸魚川から先はバス移動です。最初の予定では上越妙高からバス移動でした。そこから最初の目的地は喜多方です。コース的には、北陸道に入り新潟まで行ってそこから磐越道を通って会津若松に向かいそうです。新幹線が不通になっている影響で、乗る予定の列車が糸魚川止まりになってしまいました。バスが上越妙高から糸魚川まで迎えに来てくれています。
 糸魚川から上越ICまでは45kmほどありますから、バスの乗車時間は30分ほど延びそうです。新幹線の所要時間と比べると15分ほど長くなりそうです。と考えていたのですが、帰りにわかったのは、上越妙高駅は上越JCTから上信越道で南に10kmほど行ったところにあります。実際の時間差は数分といったところでしょう。
 今回のバスはバスガイドさんが同乗しています。久しぶりです。
 まずは糸魚川駅から高速道路の入口に向かいます。町中を走っているときに、道脇にあった消火栓が目にとまりました。このタイプのものは函館で見て以来です。雪で埋もれてしまうことがあるからでしょうか。
上越妙高 消火栓

 上越JCTを過ぎると南方に妙高山が見えてくるはずです。今回も雲の中のようです。3つ並んだ火山は南ほど古いものになっています。
上越妙高 妙高山

 遠くから電車がやってくのが見えました。交差するあたりで同時に通過しそうだったので見ていると、すぐ先に高架を通過していくのが見えました。北越急行のようです。新幹線が不通になっている間は、越後湯沢までの臨時列車が増発されて、首都圏から富山へのバイパスの1つになっています。北陸新幹線ができるまでは、これを利用するのが最短ルートだったようです。
高田市 北越急行

 田んぼは稲刈りが終わっています。土嚢のようなものが並べられた一画がありました。帰りにバスガイドさんがした説明によると、土壌改良のためのぬかだということです。
長岡市 土壌改良

 長岡JCTあたりから越後三山が見えないか気になってきました。この方角かと思ったのですが、だいぶ行きすぎていたようです。越後山脈よりまだ手前の山でした。
長岡市 山

 新潟市の黒埼PAで一度休憩が入ります。反対側の窓を通して弥彦山と角田山が見えていたので、最初にそれを撮りに行きました。
新潟市黒埼 弥彦山

 トイレをすませてバスに戻った後、バスの後ろ側に行きます。PAに入る直前にガイドさんが、越後三山が見えると言っていたのが気になったからです。どれかはっきりしません。たまたま運転手さんがたばこを吸いに来ていたので、聞いてみました。ここからは見えるはずがないとの返事でした。
 新潟中央JCTから磐越道に入ります。田んぼのところどころに白いものが見えます。ガイドさんの説明によると白鳥がやってきているそうです。鳥屋野潟からエサを探しに来ているようです。写真にはぶれてうまく写りません。
新潟市磐越道 はくちょう

 ガスタンクに書かれていた蒸気機関車です。一同は絵の方に興味があったようです。
新潟市磐越道 ガスタンク

 再び白鳥が見えてきました。たくさんいるところは、エサとなる落ち穂がたくさんあるところだそうです。
新潟市磐越道 はくちょう

続く...............

posted by ヨッシン at 23:52| 旅行記

2020年09月24日

会津紅葉準備中 05 10/24 喜多方へ

 新潟から会津盆地へは阿賀野川を遡っていくことになります。常磐道や磐越線もほぼこの川に沿ってつけられています。バスガイドさんの説明では、阿賀野川は福島県を流れているときは阿賀川という呼び方になるとのことでした。信濃川と千曲川の関係ににています。阿賀川は更に上流では大川だそうです。地理院地図では阿賀川(大川)となっています。こちらの方が正式なようです。wikiでは上流は荒海川となっています。
 だいぶ山に近づいてきたところで、阿賀野川を渡りました。
磐越道 阿賀野川

 再び、阿賀野川を渡ります。この向こうに咲花温泉という所があります。佐渡に行く前に寄って泊まったことがあります。この時は大洪水が発生し、濁流となっていました。
磐越道 阿賀野川

 県境付近は、阿賀野川から離れて山の中を走ります。木々の色はちょっと黄色くなり始めたかなという感じです。
磐越道 県境の紅葉

 だいぶ高くまであがってきたような感じがします。木々の色が赤みを帯びてきました。斜面がアバランチシュートのように見えます。雪の多いところなのでしょう。この付近はトンネルが多くなっています。
磐越道 県境の紅葉

 山を降りきって盆地のようになったところに抜けたところで川を渡ります。只見川で、片門ダムが見えています。
磐越道 会津坂下 只見川片門ダム

 バスはこの先の会津坂下ICで高速道路を降ります。坂下と書いて「ばんげ」と読みます。このICはこの後何回も利用することになりますとバスガイドさんはいっていました。
 一般道に入ってトンネルに入る手前で見えた山です。紅葉しているのか枯れているの見ただけではわかりません。
磐越道 会津坂下 山の紅葉

 トンネルを越えたら会津盆地です。向こう側に山が見えます。磐梯山が見えるはずなのですが雲の中のようです。
磐越道 会津坂下 磐梯山

 道脇にカキ畑が目立ってきました。実がいっぱいついています。
磐越道 会津坂下 柿の木

 大きな川を渡りました。ここは福島県内ですので、阿賀川になります。
磐越道 会津坂下 阿賀川

続く...............


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2020年09月25日

会津紅葉準備中 06 10/24 喜多方市新宮熊野神社宝物庫

 今日の見学地は、喜多方市の南西の外れにある新宮の熊野神社だけです。ここには、大きなイチョウの木があります。その木の黄葉を見るのが今日のメインのようです。
 バスは狭い道を通りぬけて神社前の鳥居の横にある駐車場に入ります。ここも狭く、バスが2台並んでおいたらいっぱいという広さです。
 バスを降りて、添乗員さんが参拝の手続きをする間駐車場近辺で待ちます。正面の鳥居などの写真を撮って手続きが終わるのを待ちます。
 鳥居です。木造で、木肌がむき出しになっています。屋根は銅板のようなもので葺かれています。大きなしめ縄が下げられています。
喜多方市熊野神社鳥居

 鳥居の横にあるケヤキの木です。だいぶ色づいています。イチョウの黄葉も期待できそうです。後で、何の木か議論になりました。この時にすでに葉っぱの形は確認しています。
喜多方市熊野神社ケヤキ

 幹がうろのようになっています、主幹が折れたようにも見えます。
喜多方市熊野神社ケヤキ

 用意ができたようです。参道を通って境内に入っていきます。案内者に付き添われています。
喜多方市熊野神社参道

 参道脇にある、宝物殿です。中に入っていくようです。
喜多方市熊野神社宝物殿

 中で、宝物の説明がありました。正面の文殊菩薩は獅子の上に乗っているのが特徴です。鎌倉時代初期に作られたものです。県の重要文化財になっています。
喜多方市熊野神社宝物殿文殊菩薩像

 獅子の下をくぐると万病に効くとか(だったと思う)。全員がくぐることとなりました。重要文化財の下をくぐれるということはめったにありません。
喜多方市熊野神社宝物殿文殊菩薩像

 不動明王と2人の童子です。江戸時代初期のものだそうです。
喜多方市熊野神社宝物殿不動明王

 如来と十二神将です。神社なのに、仏像類がたくさん残されているのは何か奇妙な感じがします。神仏習合の表れなのでしょうか。
喜多方市熊野神社宝物殿如来

続く...............


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2020年09月26日

会津紅葉準備中 07 10/24 喜多方市新宮熊野神社 長床と大イチョウ

 新宮熊野神社の由来は、源頼家が前九年の役の出兵に際して東北の和平を熊野三社に祈願したのが由来とか。その子の義家が後三年の役出兵にともない、この場所に熊野三社を立てたのが始まりです。
 この神社で特徴的なのは、本殿の前にある長床と呼ばれる建物です。拝殿という扱いになっています。10尺置きに並んだ5×9列の柱44本で支えられた建物です。吹きさらしになっています。
 宝物殿から参道に戻り本殿に向かいます。参道横には杉並木があります。太く大きな木が並んでいます。
喜多方市熊野神社 参道杉並木

 正面に見えてきた長床です。遅れていったら記念写真の撮影会が始まっていました。終わるまでしばらく待ちます。
喜多方市熊野神社 長床

 長床の脇に、目的の大イチョウの木があります。残念なことに黄葉はしていませんでした。例年に比べて遅いようです。寒くなり始めるのが遅くなっていることと関係しているのでしょう。
喜多方市熊野神社 大イチョウ

 神社の狛犬です。ちょっと古めです。宝物殿には、平安時代後期の獅子が置かれていました。
喜多方市熊野神社 狛犬

 長床全景です。柱は太く立派です。
喜多方市熊野神社 長床

 長床の横にあった鐘楼です。神社に来ていると思っていたので、お寺のようなものには寄っていませんでした。考えてみたら宝物殿は仏像が中心でした。ここの銅鐘には貞和5年の銘があるそうです。
喜多方市熊野神社 鐘楼

 長床の天井です。梁も太い木が使われています。
喜多方市熊野神社 長床

 床面です。上にあがればよかったのですが、誰もあがっていませんでした。軒下で遠慮していました。
喜多方市熊野神社 長床

続く...............


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2020年09月27日

会津紅葉準備中 08 10/24 喜多方市新宮熊野神社 本殿

 新宮熊野神社の本殿は、長床の裏側石段を上がった所に3つ並んであります。真ん中が本社新宮証誠殿、左側が末社那智山飛龍権現、右が末社本宮十二社権現です。本社・末社となっていますが、同じ大きさの建物が等間隔に並んでいます。
 長床の裏側から、本殿を見上げたところです。石段の高さは10mほどで、正面に本社が見えています。右側の末社は木の葉の間からわずかに見えています。
喜多方市熊野神社 本殿

 左側の那智山飛龍権現です。拝所は妻面にあり、その上の屋根は入母屋風になっています。この形の社殿は、東北では少ないそうです。
喜多方市熊野神社 飛龍権現

 右側の本宮十二社権現です。那智山飛龍権現とほとんど同じ形です。
喜多方市熊野神社 十二社権現

 3社並んだ拝所を横から見たところです。
喜多方市熊野神社 本殿

 本社の新宮証誠殿です。額は熊野新宮となっています。他の2社と比べて、飾りなどが精密というのですが違いがわかりません。
喜多方市熊野神社 新宮証誠殿

 本社前にあった石灯籠です。文化年間に作られたもののようです。
喜多方市熊野神社 石灯籠

 階段を降りていきます。正面に長床の屋根が見えます。
喜多方市熊野神社本殿から長床

 長床を時計回りにまわって横から見たところです。右側に本殿があります。
喜多方市熊野神社 長床

 横から見た大イチョウです。一部黄色くなり始めているのかな。
喜多方市熊野神社 大イチョウ

 再び正面から、大イチョウと長床です。
喜多方市熊野神社 長床と大イチョウ

続く...............


posted by ヨッシン at 23:55| 旅行記

2020年09月28日

会津紅葉準備中 09 10/24 喜多方から箕輪山へ

 新宮熊野神社を後にして宿のある箕輪高原に向かうことになります。その前に、神社前の狭い道をバスが通り抜けていくことになります。入ってきたときはバスは曲がれず駐車場に斜めには止まっていました。神社を見学している間にバスは向きを変えてまっす止まっています。この位置からでは、神社正面の通りには、1回では入ることができません。何回か切り返してやっと道に入ったときには、一斉に拍手が起こりました。
 神社前の道です。この道をバスが通りました。道脇にカキの実がなっています。気がついていませんでしたが、正面は磐梯山方向になります。本体は雲の中のようです。見えているのは手前の猫魔ヶ岳(古城が峰?)あたりの山のようです。
喜多方市熊野神社前の道

 最初に渡った川です。阿賀川から北側に流れる支流の濁川のようです。
喜多方市濁川

 そのまままっすぐ進んで塩川ICから会津縦貫道に入って南下し、会津若松ICから磐越道に入ります。しばらく進むと猪苗代湖が見えてきます。バスガイドさんは見えたら教えるといっていたのですがそれきりでした。
磐越道から猪苗代湖

 再び猪苗代湖です。暗くなってきて写真がぶれ始めています。
磐越道から猪苗代湖

 猪苗代磐梯ICで高速道路を降ります。その時の磐梯山方面です。山頂は雲におおわれています。
猪苗代磐越ICから磐梯山

 山道を進んで、薄暗くなり始めた頃に宿に到着です。荷物を置いて、最初にすることは星が見られるところがないかチェックすることです。雲が出ているので今日は無理でしょう、明日のこともあります。
 玄関側は明るいライトがありました。ここは、ちょっと考えた方がいいようです。裏側はゲレンデで部屋からの灯り以外はなさそうです。
 夕食を済ませます。新米の給仕がいきなり食器を下げたり、新しい皿をドンとおいたりというのにはちょっと気分を害しました。
 食後星が見えるかチェックしましたが、やはりダメなようです。する事がないので、建物の中を見ていると、壁に化石が入っているのを見つけました。アンモナイトです。前に裏磐梯で停まったときに見つけた石材と同じ石です。
アンモナイト

 ここはきれいなベレムナイトが多いようです。
ベレムナイト

 これもベレムナイトです。
ベレムナイト

 適当に時間をつぶしたら、早めの就寝です。ベッドの掛け布団ががちがちにかためられているのは苦手です。いつもは、全部外してから中に入るのですが、ここのクロゼットには掛け布団が入っていました。セットされたベッドの上で、これをかけて寝ることにします。ベッドの布団に比べて圧迫感がなく寝入りやすく快適でした。
続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年09月29日

28日の星

 10月2日の満月が近づいてきて、だいぶ月明かりが強くなってきています。ふだんなら望遠鏡をだそうと思わないのですが、いつもより透明感が高く、星もよく見えそうだったので大きい方の望遠鏡で星を見ることにしました。
 最初の狙いは、前回失敗したM13です。空の暗いところだと、ファインダーでじゅうぶん見えるので導入にらくなのですが、ヘルクレス座の星が見えない状態ではどうしようもありません。ファインダーから見える星が、導入に目印になる星なのかもはっきりしません。とりあえずこのあたりかなという場所を写した物です。
星 位置不明
どこが写っているのか全くわかりません。星図と比較するのですが、似たような星の並びも見つけることができません。そもそも、ここのに写っている星の明るさはどれくらいなのやら。
 1時間以上やっていたのですが、全然進展しません。そこで、前にやったカメラをファインダー代わりにする方法を使うことにしました。こちらのカメラは画質はどうでもいいのでISOを上げシャッター速度は短めの5秒で写します。
ヘルクレス座腰から下
ヘルクレス座の腰から下の部分が写っています。M13もはっきりわかります。線で挟んだ場所にあります。
 これが真ん中に来るように望遠鏡を動かせばいいのですが、なかなか真ん中には来てくれません。そのうちに雲が流れてきました。上の写真でも左側に薄雲が写っています。
 とりあえずこの状態で、大きい方の望遠鏡から写してみました。
ヘルクレス座M13のすぐ西側
カメラのプレビューでは雲がかかっているように写っています。その後よく調べたところ、写っている場所がM13のすぐ西側の領域だと判明しました。1画面分下にずれていたら入っていたところです。ピントがしっかりしていて、露出を伸ばすか雲がなかったらM13の一部の星が写っていたかも知れません。写っている一番明るい星は6等です。
 この頃には木星がだいぶ低くなってきていましたので、狙いを替えました。これ以上低くならないうちに見ることにします。ほぼ3倍の焦点距離になるようにバローレンズを取り付けます。入ってきた木星です。
木星

 最新の画像処理をしてみました。
木星
まだなんかすっきりとはしません。
 衛星が見えていたのでいっしょに写してみました。イオが木星の前を横切り終わった直後になります。
木星とイオ・ガニメデ
かなりぼけているようです。限界なのか、まだまだしっかりあわせられるのか。この日は、最初の物からぼけています。眼視でもあまりシャープではなかったようです。
 横にある土星です。ピントを合わせ直していません。
土星

 画像処理をしてみました。
土星

 ちょっと待てば、月も望遠鏡の見える範囲にやってきそうなので、入ってくるのを待ってから写しました。
月

 こちらも同じ画像処理をしたものです。チコクレータの横に変なスジができています。これはどう対処したらいいのか。このサイズにそろえるとあまり違いはわかりません。上の写真は、これと明るさ・コントラストが同じくらいになるように調整しています。
月

 終わってから画像を見直すとRAWで保存したデータがいつもと違う形式になっています。パソコンで見ることができません。それと、カメラが縦位置になっているときの画像も縦位置になっています。設定を触った記憶がありません。設定を元に戻すのに苦労しました。
 観測中にまた、ファインダーの枠が割れました。最近接着剤で固定したところです。再度貼り合わせなおしたついでに裏側に補強用に鉄板をつけました。こんどは大丈夫かな。
posted by ヨッシン at 23:59|

2020年09月30日

ブラウザーの更新

 インターネットのサイトを見るブラウザー(Firefox)は、長い間更新していませんでした。よく使っていたDownThemAllというアドインが使えなくなるからです。リンク先や表示されているの画像などのデータが一括でダウンロードできるというものです。いったんブラウザを更新したときに使えなくなったのでブラウザを元に戻して入れ直したという経緯があります。
 つい1週間ほど前ですが、ブログの投稿サイトにいつも通りログインしようとしたら、入れなくなっていました。セキュリティ上の問題があると警告がでたためです。いつもは入れていたので、その日は警告を無視して入ってブログを更新しました。運営会社に連絡を取って、修正してもらったので以後は普通に入れるようになりました。古いブラウザーを使っていると発生する問題だったそうです。
 セキュリティの問題がありますから、ブラウザを更新したいところです。を更新するにしても、アドインのことが気になります。チェックしてみるとアドオンの対応版ができたたとのことです。ということでさっそくブラウザーを更新することにしました。
 最新版は普通に更新できました。次にアドインを入れて、実行しようとしたらリンク先のデータの保存が開始されません。保存フォルダを指定したら絶対番地での指定はできませんと表示されてそこから進む事ができません。どうもうまく使えないようです。ここの設定を変更すればと思い当たるところはありますが、そこは変更したくないところです。
 このアドインを使っていたのは、全部のリンク先データの保存ができるばかりではなく、選択範囲のデータの保存もできたからです。新しいバージョンでは、この機能もなくなっています。ブラウザの仕様の変更で一部の機能が使えなくなっているとは書かれていましたが、この2点だったようです。
 古いバージョンに戻すのも、セキュリティ上問題があります。前回はブックマークが復元できないという問題も発生しました。復元するのにかなり手間取りました。結局は、他の類似アドインでもそれほど機能に差がないということでVideoDownkoadHelperというのを入れて対応することにしました。
 古いアドインが使えるというWaterFoxというのも入れてみたのですが、できるといわれている日本語化ができない上に、うまくアドオンが読み込めませんでした。今のところはうまく使えていません。Fire foxからのデータ移行もフリーズしてできませんでした。
 Fire Foxではもう一つ問題が発生です。リンク画像をマウスオンにしたときに、表示させるアドインも使えなくなっています。簡単なスクリプトなのですが、それを扱うためのスクリプトマネージャー(Grease Monkey)からの読みこみが失敗します。新規作成をしようとしても反応しません。調べてみると、スクリプトマネージャーはGreaseMonkeyだけではなくTamperMonkeyというのもあるようです。こちらの方でやってみると読みこみはできました。ただ、Image links to inline viewerというものを入れても構文エラーがあるとでて動作しません。Image Links inline viewer(toがないだけ)の方ではうまく動作しています。
 ダウンロードの方が更新前の状態になっていません。少なくとも許容範囲の動作になるまではまだしばらくはかかりそうです。
 
posted by ヨッシン at 23:59| 日記