2020年08月16日

13日の彗星 など

 11日のことで書き忘れたことがあるので、追加しておきます。
記事を書いているときに、何をもたもたしていて、星を見るのが遅くなったのか思い出せていませんでした。この日は、パンスターズ彗星とネオワイズ彗星が最接近し、カメラ300mm(APS)の視野内に2つが同時に入ってくることがわかっていました。
 二つの彗星がだいたい入る方向に向けたところで、望遠鏡にのせているカメラのレンズを300mmF4に交換しました。この時に雲台とカメラの固定が甘く、重たいレンズをつけたことによってカメラが回転してしまいました。そのため、レンズを元に戻し、視野の再調節に入りました。これで結構時間がかかりました。再び視野の方に向いたときには、だいぶ時間が経っていました。
 雲が広がってきていたので、300mmレンズで撮るのは断念し、望遠鏡の直焦点での撮影にかかりました。写った写真と星図を見比べながら、望遠鏡の向きをずらしていったのですが、何度やっても向けたい方角に望遠鏡が動かず、ちょっと外れたところを、行ったり来たりで最終的には時間切れになってしまいました。
 望遠鏡のコントローラのボタンを押したときに星がどちらにずれていくのか、どちらの空を見たいのかというのがごっちゃになっていて、いったり来たりになったようです。時間切れになったので、次回は最初にこの確認から始めることにします。

 星の観察の話を続けます。
 13日です。この日は北の空にずっと雲がかかっていて、北極星がなかなか見えませんでした。何とか見えるようになった時はだいぶ遅くなっていました。ここから望遠鏡の極軸合わせをして、彗星の方を向けるとこんどはこちら側が雲が広がっています。
 昨日は、ファインダーでうしかい座ν星が確認できるということがわかったので、ここから望遠鏡直焦点での撮影を始めます。だいぶ星の高度が下がってきていますから、パンスターズ彗星はあきらめて、ネオワイズ彗星に狙いを絞ります。望遠鏡の動きもしっかり確認して、導入する経路上にある星を順番に確認しながら追っていくとネオワイズ彗星を入れることができました。だいぶぼんやりとしてきていますが、何とかわかります。
ネオワイズ彗星

 パンスターズ彗星の位置も写してみました。ス**ナビ***で彗星があると示された場所を四角で囲んでそこの拡大を右下につけます。写っているのかどうか微妙です。
パンスターズ彗星

 時間的には彗星観測には低くなっているので終了とします。まだ上の方は雲が少ないので、流星が写らないかということで、昨日同様北東方向と北西方向にカメラを向けて撮影を開始します。ペルセウス座流星群は、ピークから1日くらいずれても、急激二流整数が少なくなるということはありません。昨日はベガが暗く写っていたことなので、15秒で空がかぶりきらない程度までISO感度を上げて写してみました。
 1時間ほどして空を見ると雲が広がってきていたので、ここで終了しました。写真を確認した感じでは流星は写っていないようです。写真では20分後に雲が広がり始めているのがわかります。
posted by ヨッシン at 23:59|

2020年08月17日

14日の彗星など

 まとめて書くつもりだったものが3回目になってしまいました。
14日は、雲一つない天気でした。13日に極軸合わせでもたつきました。そこで思ったのが、町中では露出時間を延ばしてもすぐにかぶってきます。30秒くらいの露出でいいのなら、アストロトレーサを使うという方法があります。近々試してみることにします。
 この日は早くから、北極星が確認できました。極軸望遠鏡のセットは簡単そうです。アストロトレーサはなしにします。北強制を入れようと極軸を左右に動かすねじをいくら回しても左右に振れません。13日もそうでした。いじっている間に気がついたのが、望遠鏡架台を三脚に固定するねじを締め付けたままということです。こ緩めてみると、左右に動かすことができました。代わりに緩めたとたん上下に動きます。バランスウエイトの重みで倒れるようです。ちゃんとしようとすれば、いちいち外さないといけないようです。手で持ち上げて何とかあわせました。
 この日はまだ300mmレンズの視野内にネオワイズ彗星とパンスターズ彗星が収まるはずです。はじめから、300mmレンズをつけたカメラを同架して撮影します。2つの彗星が入っているはずの範囲の写真です。
ネオワイズ彗星とパンスターズ彗星
ネオワイズ彗星はわかりますが、パンスターズ彗星はどうでしょう。場所は続く写真と見比べてください。望遠鏡は700mmですから望遠鏡で写っている範囲は幅でこの3/7になります
 望遠鏡の視野内のネオワイズ彗星です。
ネオワイズ彗星

 こちらはパンスターズ彗星付近を中心にして望遠鏡で写したものです。
ネオワイズ彗星近傍

 わかりにくいので切り出してみます。写っているといえるのか単なるノイズなのか。
ネオワイズ彗星近傍
この状態では300mmレンズでは確認できないでしょう。
 レモン彗星です。アークツルスといっしょに望遠鏡の視野内に入ってくるはずです。四角枠付近にある事になっています。右下に拡大したものをつけます。
レモン彗星近傍
これは写っていないのでしょう。11日にあった光点を確認するのは忘れていました。
 彗星は暗くならないと写らないだろうということで、撮影開始を遅らせています。その間にも流星撮影ができる暗さになってきました。彗星撮影に使っていないカメラを北東方向に向けて撮影を始めて見ました。カメラをセットして試し撮りをしたら、それらしいものがいきなり入ってきました。右端中央下よりからやや左上がりの線で写っています。ピンぼけなのが残念です。デネブの胴体側を羽根の方向に横切っています。流星とすると、ペルセウス座流星群のものではないようです。デネブから頭(アルビレオ)の方に流れるはずです。
散在流星?

 飛行機の可能性もあります。その後はっきり飛行機とわかるものも入っています。線の両端が切れるように終わっていますし、拡大して見るとぼやけながらも航行灯の点々も確認できます。先ほどのは飛行機でないことはわかります。
横切る飛行機

 彗星の撮影が終わってから、望遠鏡に同架しているカメラも北西方向に向けてうつしました。こちらにも1枚、かんむりに突き刺さるように流星が写りました。下寄り中央やや左に短い線で確認できます。
流星
この時間帯はまだペルセウス座はそれほど高くまで昇っていませんから、この流星もペルセウス座流星群ではないようです。
 写った流星はこの2枚だけでした。3日間で3000枚ほど写しています。ほとんどが無駄に終わりました。もう何度か確認して見つけられないようでしたら消去されるのかな。
 流星撮影中は他のことをしていましたが、望遠鏡は動かしたままでした。気がついたときには地平線近くになっていました。その時に写したネオワイズ彗星です。画像処理をすると何とか確認できます。
ネオワイズ彗星

posted by ヨッシン at 23:59|

2020年08月18日

昨日の彗星、今日の夕焼け

 彗星観測の続きです。ほとんどネオワイズ彗星は見えなくなっていました。14日でおしまいにするつもりでした。そこまでの観測で考えたのは、望遠鏡でもアストロトレーサーが使えるのではないだろうかということです。ということで17日に試してみることにしました。
 同じ望遠鏡を向けるならということで、ネオワイズ彗星もついでに写してみようとしました。ファインダー代わりのカメラは流星撮影のために外したままです。見つけるための経路に従ってうしかい座ν生から順番に追いかけてみるのですが、彗星に近づくにつれ星は写らなくなってきました。画像処理をすると何とかわかるので、これの繰り返しです。写してはパソコンで処理をしてなので、1回動かす度に時間が相当かかります。1度失敗して、2回目に入れることができたときにはだいぶ低くなっていました。写せた彗星です。
ネオワイズ彗星
 中央左に縦長の>型の3つの星の並びがあります。その重心付近に写っています。かなり検出限界に近くなっているようです。今後は空の暗いところまでいかないと撮影は無理なようです。
 アストロトレーサのテストを続けてします。そのために、極軸はだいたいの方向にしか向けていませんでした。北極星が最初に確認できたので、あわせることは可能でした。極軸がいい加減な状態で目標はヘルクレス座のM13球状星団に設定します。彗星導入にもたもたしたおかげで、望遠鏡での観測可能域に入ってきていました。
 ますは、赤道儀自動追尾です。20秒露出です。極軸が合っていない分、星はやや右上がりに動いています。
M13

 赤道儀自動追尾を止めて、アストロトレーサをオンにします。同じく20秒露出です。こちらは右より下に動いています。
M13
アストロトレーサの方が、追尾精度が悪いようです。キャリブレーションをやり直すとうまくいくのか確認できていません。追尾装置の磁石の影響ということもあります。
 望遠鏡のセットの時に、極軸はだいたいの方向には向けています。わりと正確に北の方向がわかっているし、高度もこの数日間何度もあわせているので赤道儀を水平に置けばだいたい合わせてくれます。確認していない(北極星の見えないところに置いていた)のですが極軸望遠鏡の視野内に北極星は入っていたと思われます。
 正確な北の方向がわからない、緯度もしっかりとわかっていないところだと赤道儀の追尾精度はもっと悪かった可能性があります。北極星の方角がかなり大雑把に、たとえば北斗七星は見えているのだけれども、のような場所だと、アストロトレーサの方が精度が高かったかもわかりません。ということは場合によってはアストロトレーサは使えそうです。実際にはないよりはましというレベルでしょう。赤道儀自動追尾との併用は逆効果でした。
 アストロトレーサをオンにしているとシャッターが降りないことが何度かありました。原因は単純でした。写っている場所の確認で手間取っている間に、カメラがスリープモードになり、その後復帰したときにGPSの確認ができるまではシャッターが降りないしくみになっています。次回以後は、このようなことがあっても慌てないようにできそうです。

18にちの夕焼け
 今日の夕方の空です。横に延びる高層雲の下面が赤く照らされ、上面は影で黒くなっていました。雲が横に細長く見えていたので、何となく龍のようにも見えました。イモリかな。
夕焼け

 左側に光芒も見えていました。2色の夕焼け空の色の変化がわかります。
夕焼け

 このパターンの夕焼けは、「東北北回り83」で見ています。ピンク色の夕焼けというのがあるということを偶然知ったのですが、それのヒントになりそうです。日没前にこれが西の空にできていれば見えそうな気がしています。そのチャンスに巡り会えていません。それに近いのは「西九州遊覧船13」で報告しています。

posted by ヨッシン at 23:59|

2020年08月19日

西九州遊覧船 29 09/30 佐世保から雲仙へ

 船を降りたらトイレをすませたらすぐにバスに戻るように指示が出ています。土産屋さんも見ておきたかったのですが、指示に従います。呼子では余分なことをしたために少し遅れました。
 バスは宿のある雲仙温泉に向けて、すぐに出発します。佐世保市街に入ると、造船所のドッグが見えた後、物々しく周囲をフェンスで囲んだ一角が見えてきます。フェンスを含めて中は英語が氾濫していますから、米軍基地なのでしょう。
佐世保市米軍基地

 東彼杵町里郷付近です。棚田がきれいだったので写しました。
東彼杵町里郷 棚田

 大村市武留路町付近での景色です。西臼杵半島が大村湾の向こうに見えています。
大村市武留路町 大村湾

 諫早市松里付近まで来ました。ここのイチョウの木は紅葉しています。
諫早市松里 イチョウ

 この近くにカステラ製造工場に立ち寄ります。車内販売で事前注文をしていたカステラを受け取るためです。わざわざ立ち寄るのなら、車内で注文を取る必要はなかったのでは。じゅうぶん買い物をする時間はありました。
 どちらかというと、カステラより海の方が興味があります。駐車場から見える橘湾です。天草下島がかすかに見えています。
雲仙市カステラや屋 天草下島

 少し進んだ所で圃場整備をしていました。削った表層の土は真っ赤です。整備の終わったところでは、作物が植えられていて、芽が伸び始めたところです。赤と緑のコントラストの強いところをねらったつもりです。
諫早市松里 圃場

雲仙市千々石町付近です。ヒガンバナの花がたくさん咲いていました。
雲仙市千々石町付 ヒガンバナ

 雲仙市小浜町に近づいてきました。橘湾が見えています。太陽はだいぶ西に傾いてきています。
雲仙市小浜町 橘湾

 雲仙市小浜港です。橘湾マリンセンターの建物は古そうです。
雲仙市小浜 橘湾マリンセンター

 マリンパーク入り口です。排水口から湯気がでています。温泉が湧きだしているようです。
雲仙市小浜 マリンパーク噴気

 ここからバスは山の中に入っていきます。雲仙温泉入口近くに来たときに山の上にごつごつした岩が見えてきました。平成新山でしょう。
雲仙市雲仙温泉から 平成新山

続く...............


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2020年08月20日

西九州遊覧船 30 09/30 雲仙市旧八万地獄

 バスは雲仙温泉に到着します。ランクアップの宿と普通の宿の2つに分かれていて、先にランクアップの宿に行きます。普通クラスの宿を申し込んでいますからそのまま乗っています。次に運んでくれるのですが、いったん宿の前を行き過ぎます。降りてそのまま、宿に入りやすいようにターンしてくれました。入口が混雑しているので、雲仙地獄を見に行ってはという指示もでています。誰も行きませんでした。
 部屋に入って、荷物を整理してから散歩に出かけることにしました。フロントで地図がないかと聞いたところ、10円だそうです。別に案内がしっかりしているからなくても歩けるということですが、一応買いました。
 宿の斜め前に見えていたお寺から行ってみることにしました。満明寺といいます。坂をあがって門の前までいったのですが、今日最後のおつとめをしているようで、中に入るのは控えました。
雲仙市 雲仙温泉満明寺

 広い道を歩いて清七地獄につきました。ここは盛んに湯気を上げています。
雲仙市 雲仙温泉清七地獄

 目的地は、道路と反対側に入っていったところにある旧八万地獄です。星を見るところの候補にしている場所です。
 丘の間の道を進んでいくと、開けたところにでました。噴気のせいで岩肌が露出しています。
雲仙市 雲仙温泉旧八万地獄

 真ん中に、広場のようなものが作られています。いってみます。
雲仙市 雲仙温泉旧八万地獄

 広場のあたりでじゅうぶん星は見えそうです。夜星ができているようならここに来ることにします。
 ここから見える正面の斜面です。岩石が噴気によってだいぶ変質しているように見えます。
雲仙市 雲仙温泉旧八万地獄

 噴気は、ほんのわずかに残っています。温泉水の湧き出しも少しはあるようです。
雲仙市 雲仙温泉

 横に大きな岩があって、その上にしめ縄のようなもので飾られた標柱が立っています。この付近に湯神少彦名大神が祀られていると書かれています。これのことでしょうか。「湯神少」という文字は読めます。
雲仙市 雲仙温泉湯神少彦名大神

 ここを、ぐるっと回って正面の展望所に行くことにします。途中に鬼石というのがありました。鬼が岩になったというような説明が書かれていました。
雲仙市 雲仙温泉旧八万地獄鬼石

 展望所に着きました。そこから見た旧八万地獄です。入口から広場までです。遠方で湯気が上がっているところは清七地獄です。
雲仙市 雲仙温泉旧八万地獄

 右側です。白岩が露出しています。草もあまり生えないようです。遠方は、ランクアップの宿のある一画になります。
雲仙市 雲仙温泉旧八万地獄

 湯神少彦名大神と書かれていた場所の拡大です。白い四角のものが説明の書かれていた看板で、右隣の岩の上に石柱のようなものが見えます。
雲仙市 雲仙温泉旧八万地獄

続く...............


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2020年08月21日

西九州遊覧船 31 09/30 雲仙温泉原生沼

 雲仙温泉にあった説明板によると、雲仙地獄の噴気活動の中心地は、西側からだんだん東へ移動しているそうです。旧八万地獄は昔は活動していたけれども今はほとんど停まっているところになります。その西側には、噴気活動の跡が原生沼として残されているようです。次はそちらの方に向かうことにします。
 旧八万地獄から林の中を通りぬけて、開けたところにあるのがカキツバタ公園です。ここのモミジの木が紅葉を始めていました。
雲仙温泉カキツバタ公園

 このあたりも星を見るのには良さそうです。でも宿からちょっと離れているのが難点です。
 公園の横の藤棚です。壁のようなものが作られています。
雲仙温泉カキツバタ公園藤棚

 ここから道路を隔てて先にあるのが原生沼です。草原のように見えます。
雲仙温泉原生沼

 沼を一周する道を歩いて行くことにします。沼の中心部は周囲の草などでよく見えません。道脇に咲いていた花です。サワヒヨドリでしょう。
雲仙温泉原生沼サワヒヨドリ?

 何かが祀られているようなものがあります。これは、何なのでしょうか。
雲仙温泉原生沼祠

 池の縁にある木に白い花がついています。シロマイコに似ていますが、このように穂状に飛び出さないことが違っているようです。
雲仙温泉原生沼シロマイコ?

 椿のような花です。お茶の花かも。形が崩れてきているので、はっきりしません。
雲仙温泉原生沼お茶?

 沼に流れ込む沢がありました。チョロチョロっと流れています。
雲仙温泉原生沼沢

 草の間から、ミズゴケのたくさんある場所がところどころに見えています。
雲仙温泉原生沼ミズゴケ

続く...............


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2020年08月22日

西九州遊覧船 32 09/30 雲仙温泉木花開耶姫神社

 原生沼はほぼ一周し終わっったようです。最初に通った道路に近づいています。結局、湿地性の植物がしっかりと見られるような場所はありませんでした。
 いまは屋根付きの休憩所のある広場にでてきています。広場の脇には鳥居があって、そこから山の中に入っていく道が続いています。鳥居には、木花開耶姫神社と書かれています。漢字は違いますがよく聞く名前です。八海山の上でも名前を見ました。
雲仙温泉 木花開耶姫神社鳥居

 神社にあがっていく道です。コンクリートで固められています。手作りという感じがします。
雲仙温泉 木花開耶姫神社参道

 道の正面に、花こう岩でできたシンボルのようなものが見えてきました。自主規制をしています。
雲仙温泉 木花開耶姫神社シンボル

 横の洞穴のような所にも対になっている感じのものがあります。これも自主規制中です。
雲仙温泉 木花開耶姫神社シンボル

 神社本体の祠です。元禄の頃からあるそうです。家内安全、安産、子宝、子孫繁栄の御利益があるそうです。
雲仙温泉 木花開耶姫神社祠

 神社を後にします。先ほどの広場に戻ってから、広い道まではすぐでした。沼の方をみると、アヤメのような植物が実をつけているのが見えました。沼沿いにあった解説文ではカキツバタがあると書かれていました。それでしょうか。
雲仙温泉原生沼 カキツバタ?

 ここから道沿いに宿の方に戻っていくことにします。途中、曲がり角にある会館前で咲いていた黄色いヒガンバナです、
雲仙温泉 ヒガンバナ

 こちらは普通のヒガンバナです。並んで咲いていました。
雲仙温泉 ヒガンバナ

 道脇にお墓が見えます。入口に一乗院先住墓所と書かれています。私有地のようなので道から見るだけにしておきます。
雲仙温泉 一乗院先住墓所

 宿の近くまで戻ってきました。正面には温泉神社の鳥居が見えています。
雲仙温泉 温泉神社

 宿の前に温泉水をためたところがあります。手が入る大きさです。指湯と書かれています。
雲仙温泉 指湯

続く..............


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2020年08月23日

西九州遊覧船 33 09/30 雲仙温泉 夜の旧八万地獄

 宿に戻ったのは、夕食時間の少し前です。売店などをのぞいたりして時間を調整します。向かいにある商店でおいしそうなみかんがあるということだったので、いって買いました。
 夕食は和食のコース料理です。ま、こんなものかな。ということはおいしかったのでしょう。
 食後に、外に出てみると星が見えているようです。旧八万地獄の方に行くことにしました。清七地獄に近づくと正面が非常に明るく光っています。噴気をナトリウム灯でライトアップしています。これだと星を見るのに影響が出るかも。
雲仙温泉 清七地獄

 三脚がありますから。カメラを固定して何枚か写しました。
雲仙温泉 清七地獄

 旧八万地獄に到着です。空を見る限りでは、ライトアップの影響はわずかにあるようです。カメラをセットします。上の方に向けて1枚写します。ベガが写っています。少しくらいようです。
雲仙温泉 ベガ

 露出を伸ばしてみました。これが限界のようです。こと座がはっきり写っています。雲の影響があるようです。
雲仙温泉 ベガ

 立っているのもしんどいので、座って星を見ようとしました。地面から熱が伝わってきて、熱いくらいです。結局我慢ができなく、立ってみることになりました。
 写真撮影の向きを変えます。はくちょうが入りました。このあたりなら天の川が入ってきていいのですが、写らないようです。
雲仙温泉 はくちょう座

 露出を伸ばそうと、シャッターを開放にして、写します。適当なところで閉じようとするのですが、カメラが反応しません。強制的に電源オフにしてやり直します。オフにした時点での映像は記録してくれているみたいです。
 カメラの向きを変えて映像チェックをして、再びセットすることを繰り返します。写真もどこを撮っているのかわからなくなってきています。これはまだはくちょう座が入っているようです。
雲仙温泉 はくちょう座

 変な色に空が染まっています。灯りの影響も受けているようです。どこを写しているのかもわかりません。
雲仙温泉 夜空

 カメラの調子は悪いし、雲もあるようなので、このあたりで切り上げることにします。宿に戻ります。
続く.............


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2020年08月24日

西九州遊覧船 34 10/01 雲仙地獄 温泉神社から八万地獄

 今朝も空が明るくなり始めた頃に目が覚めました。そのまま散歩にでることにしました。昨日は、宿の隣にある雲仙地獄には行っていません。というより旧八万地獄、原生沼を優先して、今朝こちらの方に行くつもりで残していました。
 雲仙地獄には、温泉神社から入って行きます。鳥居をくぐって真っ直ぐ行くと拝殿が見えてきます。空を木々が覆っているので、この時間だとまだ薄暗くて、写真にははっきりと写りません。
雲仙温泉 温泉神社拝殿

 左奥に奥の院というのがあります。こちらの方だと高い木がないので、明るくはっきりと写ります。
雲仙温泉 温泉神社奥の院

 奥の院から本殿側です。ここには、夫婦柿というのがあります。縁結び祈願のパワースポットだそうです。
雲仙温泉 温泉神社夫婦柿

 本殿の前を通って反対側の雲仙温泉の方に向かいます。本殿前には狛犬が鎮座しています。ちょっと古そう。
雲仙温泉 温泉神社狛犬

 温泉神社の横から、雲仙地獄に抜けます。ここにも鳥居と狛犬がいます。こちら側のものはだいぶ新しそうです。
雲仙温泉 温泉神社鳥居と狛犬

 最初に見えてきたのが、雲仙地獄の内の八万地獄です。人間の持っている八万四千の煩悩によっておちいった地獄という意味だそうです。
雲仙温泉 八万地獄

 ここの地獄は、パイプがいっぱい張り巡らされていたり、温泉水を集めるために溝を掘っていりでるので興ざめです。近くの温泉旅館に温泉水を引き込むためのものでしょう。ちなみに泊まった宿は、敷地内で自噴しているそうで、この付近の宿の中では希少な部類なのだそうです。
雲仙温泉 八万地獄

 高台から八万地獄を見下ろすところがあります。そこからの八万地獄です。
雲仙温泉 八万地獄

 八万地獄を通り抜け、先に進んでいきます。ところどころに、草木が生えていなくて、白い岩がむき出しになったところがあります。昔噴出していた噴気の影響で岩が変質し、草木も生えにくくなったようです。白くなったところは温泉余土と呼ばれています。
雲仙温泉 八万地獄 温泉余土

続く............


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2020年08月25日

西九州遊覧船 35 10/01 雲仙地獄 お糸地獄

 林の間を抜けると再び噴気地帯に出てきました。お糸地獄と名付けられています。昔、島原城下にいたお糸という人が密通したあげく夫を殺してしまったために処刑されたそうです。その頃に噴出し始めたことに由来して名付けられているようです。家庭を乱すと地獄に落ちるという戒めが込められているそうです。
雲仙地獄 お糸地獄

 温泉水が噴き出しているところです。
雲仙地獄 お糸地獄

 正面には建物があって、温泉卵などが売られているようです。まだ朝早いので開いていません。横にかまどのようなものがあります。青ヶ島で見たひんぎゃのようなものでしょう。ここに卵を入れて蒸すのかと。
雲仙地獄 お糸地獄 かまど

 腰掛けるための石と、足を置く台があります。蒸気で足を暖めるようです。残念なことに高温のため使用禁止と書かれています。入れないようロープで囲われています。使用方法を見ると石板の上に足を乗せると書かれていますから、板の下に石板があるのでしょう。
雲仙地獄 お糸地獄

 建物の、さらに奥にも噴気地帯は広がっています。
雲仙地獄 お糸地獄

 道はまっすぐ続いています。その脇にも噴気で草木の生えていないところが続いています。
雲仙地獄 お糸地獄

続く...........


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2020年08月26日

西九州遊覧船 36 10/01 雲仙地獄キリシタン殉教碑

 お糸地獄まで来た時に、八万地獄の展望所に行こうとしていたのを思い出しました。いったん引き返して見に行きました。戻ってきてお糸地獄近くまできたところで、手前から山の方に迂回する道を通っていくことにしました。こちらにはキリシタン殉教碑があると書かれています。ここにあった石碑です。何と書かれているのか読めません。聖で始まっているのでキリスト教関係のものだということはわかります。
雲仙地獄キリシタン殉教碑

 ここからはお糸地獄がよく見えます。
雲仙地獄キリシタン殉教碑からお糸地獄

 十字架が立てられています。右側の碑文にキリシタン殉教記念碑と書かれています。とすると先ほどのは何だったのでしょうか。
雲仙地獄キリシタン殉教碑

 そのまま道を進んでいくと再び噴気のでているところにつきました。
雲仙地獄キリシタン殉教碑 噴気地帯

 噴気地帯の中を通りぬける道に行き当たります。右側を見ると。お糸地獄が見えています。
雲仙地獄キリシタン殉教碑 噴気地帯

 この付近は暖かいのか猫がたくさんいます。道の真ん中で、完全に寝転がって気持ちよさそうです。道のレンガは噴気で少し変質しています。
雲仙地獄お糸地獄ねこ

 降りて来た道から正面の方向です。噴出した温泉水が流れているのか、噴気がでている(あまり見えないが)のかどうかわかりませんが、川の流れのような所に沿って、草木が生えていない場所があります。
雲仙地獄お糸地獄噴気地帯

続く..........


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2020年08月27日

西九州遊覧船 37 10/01 雲仙温泉大叫喚地獄

 キリシタン殉教碑から降りてきて出合った道を、お糸地獄とは反対側の方角に進んでいきます。温泉神社から遠ざかる方向になります。
 林の中の道を通りぬけると、再び噴気地帯に出てきました。大叫喚地獄といいます。噴気孔から聞こえてくる音が、地獄の叫び声に似ているということから名付けられたようです。
雲仙温泉大叫喚地獄

 道の右側下にある広場です。たくさんの石が積み上げられています。
雲仙温泉大叫喚地獄 石積み

 左側には展望所があります。ここから大叫喚地獄の噴気孔が見られるようになっています。前には石が積み上げられていて、その向こうは湯気で何も見えません。音だけが聞こえてきます。
雲仙温泉大叫喚地獄

 先ほど石が積み上げられているのが見えていた広場です。賽の河原で石を積み上げると供養になるという風習から来ているのでしょうか。
雲仙温泉大叫喚地獄 石積み

 道を更に進んでいきます。いったん噴気は少なくなるものの、再び多くなってきます。このあたりは邪見地獄と名付けられています。ここの水を飲むと、不和の解消になるという言い伝えがあるそうですが、強酸性で飲むことはできないようです。
雲仙温泉邪見地獄

 ここから振り返って見た、大叫喚地獄です。
雲仙温泉邪見地獄から大叫喚地獄

 邪見地獄は細長く続いています。中程まで来たところのようすです。
雲仙温泉邪見地獄

 通りぬけるのにだいぶかかりました。そこから振り返って見た邪見地獄です。
雲仙温泉邪見地獄

続く.........


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2020年08月28日

西九州遊覧船 38 10/01 雲仙地獄泥火山

 邪見地獄から真っ直ぐ下りて行きます。道は林の中を通っていきます。50mほど歩いたところに、標柱が立っていて、上玻璃の鏡石と書かれています。横にあった説明文によると、地獄の入口で閻魔大王が亡者罪の重さを見るのに使う上玻璃の鏡で、亡者の行いが映し出されるそうです。
 もう一つ説明に書かれているのが、葬頭川の婆石で、閻魔大王が座っている場所と書かれています。後で調べたところによると、葬頭川は三途の川のことで、ここを渡ってきた亡者の衣服をはぎ取る鬼が脱衣婆で別名が葬頭河婆と書かれていました。
 標柱の先には、表面が平らな岩が転がっています。これが上玻璃の鏡石でしょう。
雲仙地獄 上玻璃の鏡石

 葬頭川の婆石はこの後方にあると書かれています。この向こうを探したのですが、それらしきものは見当たりません。あきらめて、振り返って見ると斜面のちょっと上に葬頭川の婆石と書かれた標柱があるのに気がつきました。後方というのは、岩の後方ではなく、見ている人の後ろ側のことでした。標柱の向こう側の大きな岩が葬頭川の婆石なのでしょう。
雲仙地獄 葬頭川の婆石

 この先の水の色です。緑がかった色をしています。主成分は硫黄のようですが何か混じっているのでしょうか。
雲仙地獄 川の水

 少し降りたところの木です。サクラかな。葉の色が変わり始めています。
雲仙地獄 桜

 道は広いところにでました。このまま真っ直ぐ行けば、ランクアップの人達が泊まっている宿の前に出ます。そのまま道沿いに行けば宿に戻れますが、通ってきた道との間を抜ける道がありますので、そちらから戻っていくことにします。
 途中から脇に入ったところに泥火山があります。泥が吹き出して周囲に流れているようすがわかります。高さは2−30cmといったところでしょうか。
雲仙地獄 泥火山

 水たまりの中でも時々何かが吹き出しているのが見えます。
雲仙地獄 泥火山

 道に戻って進んで行きます。再び噴気地帯に出ています。横切る小さな川の流れが濃い緑色をしています。絵の具を巻いたように見えます。
雲仙地獄 川の水

 道の正面には。お糸地獄にあった地獄茶屋が見えています。
雲仙地獄 お糸地獄

続く........


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2020年08月29日

西九州遊覧船 39 10/01 雲仙地獄 清七地獄

 お糸地獄地獄茶屋の手前にある緑色をした小さな川に沿って道が分岐しています。この川沿いの道を進んでいきます。
 このあたりは雀地獄と書かれています。あまり噴気のようなものは目立っていません。お糸地獄から流れてくる水のために草木があまり生えていないように見えます。川の真ん中あたりが硫黄の色で、時々水がかかるところが緑色になっています。
雲仙地獄 雀地獄

 説明文を読んでみると、水の中に小さな泡が立ってそれがはじける音が、雀のさえずりに聞こえると書かれていました。水のたまっているところをよく見ると小さな泡がたくさんできているのが見えました。水底からも泡が浮き上がってくるのが見えます。
雲仙地獄 雀地獄の泡

 解説板に、このあたりにはツクシテンツキという植物がたくさんあると書かれています。カヤツリグサ科の植物で、酸性の強いところでも育つそうです。写真と比べてみるとこれのようです。
雲仙地獄 雀地獄 ツクシテンツキ

 小さな川に沿って下っていくと再び噴気地帯に出ました。清七地獄です。
雲仙地獄 清七地獄

 清七地獄を通りぬけた所から、振り返って見たようすです。向こうの建物の左側にも噴気のでているところが見えます。このあたりがお糸地獄になります。
雲仙地獄 清七地獄

 前を通る道路の向こう側です。噴気で草木の少ない一画があります。手前にお地蔵さんがいます。お地蔵さんは閻魔大王の仮の姿ともいわれています。
雲仙地獄 清七地獄

 横に駐車場があります。一つの区画だけ柵で囲まれています。のぞいてみると真ん中に穴が開いていて、そこから噴気が吹き出しています。この付近ではいつどこから吹き出してくるのかわからないようです。
雲仙地獄 清七地獄

続く.......


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年08月30日

花火

 今日の8時過ぎに花火の音が聞こえてきました。かなり連続して聞こえてきます。この夏の間も、時々花火が上がることがあります。だいたい2−3発で終わってしまいます。そこかなとみたのですが、あがっていないようです。方角も違うようです。反対側を見ると、建物の上にあがっているのが見えました。
花火

 半分隠れるくらいの高さのものが多いのですが、たまに高く上がる物は丸く見えます。
花火花火花火

 10分くらいは続いたようです。今年の花火大会はどこもコロナ感染拡大防止のため中止になっています。近くで打ち上げられる花火大会も中止になりました。もう一つ、毎年見えていた花火も今年はなかったようです。
 その代わり、一度悪病退散を願ってサプライズ花火というのがありました。全国一斉におこなわれたようですが、近くではなかったようで見えませんでした。時々見えるものは、近くの結婚式場がサプライズとしてあげることがあるようです。
 今日の花火は調べてみるとシークレット花火と称して、人が集まらないように打ち上げ場所秘密でおこなわれたようです。かなりの本数が上がっていました。

 花火の横で、時々雷光が見えます。花火といっしょには入りませんから、終わってから写そうとしたのですが、シャッターの反応が遅くうまく写りません。何とか写せた1枚です。
雷


 半月過ぎの月も出ています。ついでに写してみました。
月

 露出を延ばしてみるときれいな月環が写りました。
月と月環

 木星も見えていましたので、一緒にはいるように写してみました。写ったのを見ると、間に土星も写っています。はっきり見えなかったので気がつきませんでした。真ん中くらいの- -で挟まれたところに土星が、右側の光点が木星です。
月と土星、木星

 
 
posted by ヨッシン at 23:59| 日記