室内から西の空を見ていると、雷が落ちるのが見えました。雷鳴の間隔からしてもかなり頻繁に光りそうです。カメラを構えて、写してみることにしました。光った瞬間にシャッターを押したところうまく写りました。ピントは、AFで遠方にあわせてからMFにしています。

光るのを待っているのも大変なので、インターバル撮影をする事にしました。ND8フィルターで減光して、絞り込むことで2.5秒露出にして3秒間隔での撮影しにてみました。.5秒の停止時間ではファイルを書き込めないようで、時々撮影が飛びます。3秒露出4秒間隔にして写し直します。写り込んできた写真です。真ん中に写っています。露出を延ばした分雷は暗くなっています。

見ていると雷の落ちる位置がだいぶ南に寄ってきているようです。カメラの向きを変えます。その後に写ってきた雷です。

カメラの向けている場所の右側でも雷が落ちるのが見えました。別のカメラで光った瞬間にシャッターを押して写った雷です。

その後は、あまり光らなくなったのと、室内に雨が吹き込むようになったこと、インターバル撮影の設定撮影間数に達したことで終了としました。
この時間帯のレーダーによる降雨域を調べてみると、大阪−兵庫県境付近で大雨が降っていることがわかります。気象庁16時35分発表の降雨域の画像です。最初の写真の頃のものになります。

雷が鳴り出すと梅雨明けは近いという話を聞いたことがあります。今日は、九州北部・中国四国地方で梅雨明け宣言が発表されました。梅雨が明けるのはもう少しなのかな。
ネオワイズ彗星も写してみようとねらっていました。9時前くらいまでは肝心な場所には薄雲がずっとかかっていました。9時ちょっと過ぎくらいにはかなり晴れ間が広がったので、撮影可能な状態になりました。北斗七星やアークツルス、りょうけん座コルカロリは肉眼で(なんとか)見えています。
カメラをセットして撮影を始めました。場所を特定するために何枚か写している内に、雲が広がり始めその後は全く星が見えなくなりました。ということで、今日は彗星の撮影ができませんでした。ちょっとのもたつきが大きく影響します。