2020年05月31日

東北北回り 56 8/29 鹿角市 尾去沢鉱山 1/3

 鉱山の中に入っていきます。線路が引かれた所を通っていきます。壁面がコンクリートで固められたところから木で支えられているところに変わります。このあたりはどこの鉱山とも似たようなものです。掘り出した鉱石を運び出したり、作業する人が出入りするための通路です。
鹿角市尾去沢鉱山 坑道

 壁面です。ところどころに鉄さびの付いたところがあります。浸みだしてきた地下水に含まれている鉄分が酸化してこびり付いたのでしょう。
鹿角市尾去沢鉱山 坑道壁面

 壁に見られる岩石です。きめが細かく、緑っぽい色をしています。何となく透けているかなという感じで表面には光沢があります。暗くてはっきりしないのですが、チャートのように見えます。説明板には珪質泥岩と書かれています。
鹿角市尾去沢鉱山 坑道壁面の岩石

 青緑色の染みがついたところもあります。銅とか金属成分が多いのでしょうか。
鹿角市尾去沢鉱山 坑道壁面

 地層の説明です。いうほど互層という感じがわかりません。このような岩石には鉱石が含まれていません。
鹿角市尾去沢鉱山 坑道壁面

 掘り出した鉱石を、トロッコに落として入れる装置のようなものがあります。説明がないのでこれは想像です。
鹿角市尾去沢鉱山 坑内

 天井が非常に高い一画にでました。鉱石を掘り出した跡にできた空間です。
鹿角市尾去沢鉱山 鉱石採掘跡

 同じようなものが、ずっと続いています。少し狭くなったところのものです。
鹿角市尾去沢鉱山 鉱石採掘跡

 再び普通のトンネルのような坑道に戻ります。天井を見ると緑色の筋が見えます。緑青の色ににています。銅成分を含む地下水の影響でしょう。石英脈っぽいものがあるようにも見えます。
鹿角市尾去沢鉱山 坑道天井

 お酒を保存しているところもあります。地下は、何年か置いて熟成させるのに最適の空間になっています。よく見かけるようになってきました。
鹿角市尾去沢鉱山 酒貯蔵庫

続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記