2020年05月16日

東北北回り 43 8/28 青森市三内丸山遺跡 いろいろな展示施設

 三内丸山遺跡の中には、復元された建物の他に、金属の屋根でおおわれた施設がいくつかあります。遺跡と似つかわしくないような感じがします。たとえば、これは細長いシェルターのようなものです。地下に降りていった先にドアがあります。降りてドアを開けてみると、中に入ってもいいような感じになっています。
青森市三内丸山遺跡 盛土展示施設

 中にはいってみました。盛り土の断面が残されていて、説明とかが書かれています。土器のかけらなどが埋まっているのが見えます。穴を掘って出てきた土とかとかといっしょに積み上げられたものだそうです。
青森市三内丸山遺跡 盛土展示施設

 太陽熱温水器のようなものが埋まっています。土壙墓を発掘した時の状態で見られるように、ガラスの窓をつけたものです。雨で急に冷え込んできたせいか、曇って全く何かわかりませんでした。
青森市三内丸山遺跡 土壙墓展示施設

 こちらの建物も盛り土のある所を発掘時のまま残している施設です。
青森市三内丸山遺跡 盛土展示施設

 内部です。こちらの方が、土器片がたくさん散らばっているように見えます。
青森市三内丸山遺跡 盛土展示施設

 別の建物の内部です。入口にはこどもの墓と書かれています。土器に入れて埋葬されていたそうです。土器の埋まっている状態が残されています。
青森市三内丸山遺跡 こどもの墓

 建物はないのですが、北の谷というものの説明板がありました。この谷に、生活で出たゴミを捨てていたそうです。この谷からは、食べた後にでた骨とか種とか、使わなくなった生活用具などが見つかったそうです。
青森市三内丸山遺跡 北の谷(ゴミ捨て場)

続く...............


posted by ヨッシン at 23:57| 旅行記

2020年05月17日

東北北回り 44 8/28 青森市三内丸山遺跡大型建物

 三内丸山遺跡のある場所は、野球場を作る予定だったようです。元々、出土物の多いところだったために、事前調査が行われました。その結果、この付近には大きな縄文時代の集落があり、他では例を見ない大型の建物跡があった事がわかりました。その結果、遺跡を保存することとなり、今の施設が作られました。
 三内丸山遺跡を代表する、大型建物は、六本の堀立柱建物です。この復元されたものは遠くからでも見つけることができます。
青森市三内丸山遺跡 六本柱の堀立柱建物

 大型建物としては、大型竪穴建物もあります。長さが30mを越えるものもあったようです。写真は復元された建物です。
青森市三内丸山遺跡 大型竪穴建物

 内部に入って見ることもできます。何に使われたかについては、共同作業場とか集会場といったいろいろな説があるようです。
青森市三内丸山遺跡 大型竪穴建物

 内部で写真を撮ろうとしたところ、カメラの感度が最高値に設定されていました。家に帰ってからここまでの写真を見ると、画像が粗くなっています。宿を出た直後のものからなっています。どうしてこうなったのかは不明です。
 大型竪穴建物の発掘跡も残されています。柱を立てた穴があいています。短いペグの刺さっている穴の外側に、長いペグの刺さっている穴が並んでいます。内側の柱穴を使った建物の外側に柱穴を掘って新築したのだそうです。
青森市三内丸山遺跡 大型竪穴建物柱穴

 復元した堀立柱建物を近くから見たところです。6本の柱があったことはわかっていますが。それ以外のことは全て推測なのだそうです。たとえば、屋根があったのか、何層になっていたのかといったことです。
青森市三内丸山遺跡 六本柱の堀立柱建物

 横の建物の中に、発掘時の状態で残されています。ということは、実際にはここに建物があったということになります。
青森市三内丸山遺跡 六本柱の堀立柱建物柱穴

 柱穴の中を見ると、柱の一部が残っています(レプリカです)。腐りにくくなるような処理もしっかり施されていたそうです。
青森市三内丸山遺跡 六本柱の堀立柱建物柱穴

 だいたい一通り見終わりました。環状列石というのはわかりませんでした。入口施設にある展示場に戻ることにします。途中から坂をあがっていったところからも戻れるようになっています。こちらから戻ることにします。途中で振り返って見た遺跡復元地区です。環状列石は右側の木の手前付近にあると書かれていました。
青森市三内丸山遺跡 遺跡復元地区

 違う道から戻ると借りた傘を元のところに戻せません。最初の出口まで持っていかないとと思ったのですが、建物に入ったところに貸し傘の置き場所がありました。ここに返しました。
続く...............


posted by ヨッシン at 23:58| 旅行記

2020年05月18日

東北北回り 45 8/28 青森市三内丸山遺跡展示施設

 三内丸山遺跡の入口にある建物は縄文時遊館といいます。三内丸山遺跡に関係した展示をしています。今日は特別展もしています。まずは、常設展から見学していくことにします。
 入って最初にあったのが、大きなケースに入った、黒ずんだ木です。六個あります。大型堀立柱建物の柱穴に残されていた木のようです。樹種は栗だそうです。間隔を空けて置いてあるということは、実際の配置にあわせたのでしょう。
青森市三内丸山遺跡 展示

 縄文時代の生活のようすが人形などで復元されています。ほかに、土器とかも時代順に並べられていました。
青森市三内丸山遺跡 展示

 展示室から出た奧にあるのが、整理作業室です。ガラスには作業の工程が書かれた説明が貼られています。
青森市三内丸山遺跡整理作業室

 ここから階段を下りた所にあるのが一般収蔵庫です。見えているだけでもものすごい数の土器です。遺跡をまわってみてもこんなに出土したとは感じられませんでした。
青森市三内丸山遺跡一般収蔵庫

 その向かい側にあるのが、縄文ビッグウォールです。縄文土器の破片が壁一面に貼りつけられています。5000個以上あるそうです。
青森市三内丸山遺跡ビッグウォール

 特別展の会場にいきます。展示の内容は、青森の土偶展です。見学時間はじゅうぶんにあります。券を買っていないので、差額を払って購入しようとしたら、係の人が近づいてきてどうしたのかと聞いてきます。まだ買っていないといったら納得してもらえました。二重購入の予防だったと思っています。
 展示室は、一般展示に比べると狭いようです。女の子がしゃこちゃんといってかなり興奮していました。この付近の学校では人気なのでしょうか。
青森市三内丸山遺跡展示

 せっかくのなので、しゃこちゃんの写真だけ載せます。見慣れているものと違って、横顔です。うすべったいなというのが印象です。どちらが正面なのかわかりますか。
青森市三内丸山遺跡展示 遮光器土偶

 三内丸山遺跡は、吉野ヶ里遺跡に比べて復元区域が狭いので、思ったより時間はかかりませんでした。閉館前には余裕ででることができました。
 建物の外に出たときには、雨が本格的に降っています。傘は車の中です。遺跡見学時のように借りる傘もありません。濡れていこうかと思案していると、バッグにカメラの雨対策にとビニールの風呂敷(?)が入れているのに気がつきました。これを被れば車までは濡れないでいけるでしょう。この方法で何とか濡れずに戻ることができました。
 ここから八甲田山の宿までの道順もわかっていません。カーナビに誘導してもらうことにしました。その前に、ガソリンがだいぶ少なくなっています。明日以降しばらく山の中を走ることが続きそうです。満タンにしておきます。
 八甲田までの所要時間は1時間くらいかなと思っていましたが、30分ほどでつきました。ふだんより早めの到着です。雨が降っているので、他に見る所もありません。今日はこれくらいしておきます。
 夜の星見もできません。星を見るのに良さそうな場所かだけを確認ておきました。じゅうぶんに暗く、懐中電灯がないと歩くのに苦労するくらいです。来る機会があるのならここを使うことも検討することにします。
 後は翌日のことを確認したら寝るだけです。
続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年05月19日

東北北回り 46 8/29 青森市寒水沢

 夜中にはだいぶ雨が降っていたようです。雨音がずっと聞こえていました。朝、明るくなってきたので目が覚めました。
雨はやんでいます。外を見ると、霧がかかっています。地形がどうなっているかわかりにくいのですが、ゲレンデが見えています。斜面を登るこの方角に山があるのでしょう。山は全く見えていません。
青森市寒水沢から八甲田山方面

 周辺を歩いてみることにします。雨上がりなので、草の上は濡れています。靴の中に浸みてきそうです。周辺の道路沿いをまわってみることにします。
 道路の横にある林は、ブナの木は少ないようです。
青森市寒水沢 林

 沢があります。勢いよく流れ下っています。
青森市寒水沢 沢

 狭い脇道がありました。熊に注意しながら入っていきます。ここだと何本かブナらしい木が見られます。全体的に細い木が多いようです。
青森市寒水沢 林

 広場のような所にでました。ゲレンデの一部のようにも見えます。この一画には、黄色い花がたくさん咲いています。名前はわかりませんが、その付近で植えられていても良さそうな花です。
青森市寒水沢 花

 こちらの黄色い花は、コオトギリです。
青森市寒水沢 コオトギリ

 元の道に戻ります。道脇のホオノキの実が赤くなり始めているのが見えました。
青森市寒水沢 ホオノキ

 葉っぱが黄色くなった木がありました。紅葉しているのはこれだけです。ヤマナラシのようです。
青森市寒水沢 ヤマナラシ

 鳥の鳴き声がします。探してみると、見つけることができました。コガラのようです。
青森市寒水沢 コガラ

 ヤマガラもいます。細い木の幹の先をさかんにつついています。先はだいぶぼさぼさになっています。中の虫を探していたのでしょうか。
青森市寒水沢 ヤマガラ

続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年05月20日

東北北回り 47 8/29 青森市八甲田山雪中行軍碑

 今日は最初に、ロープウェイで八甲田山に登るつもりでいました。その後は、八甲田山周辺をまわってから、三陸の方にぬけます。コースとしては十和田湖から鹿角の尾去沢鉱山に寄ってから一戸から久慈方面を考えています。
 八甲田山周辺の地図がないかと宿で確認しましたが、ないとのことでした。夕食時にテーブルに敷かれた紙に書かれていました。もらうことができたかも知れませんが、この紙を持って帰っています。
 まずはケーブルです。運航はしているようです。確認をしたところ、山の上は霧で視界が0ということです。これでは上っても意味がありません。ロープウェイはパスします。
 昨日こちらに来るときに八甲田山が見えていた場所がありました。菅野茶屋というところです。そこで山が見えるか確認してみました。ロープウェイでいわれた通り山頂部は雲の中です。昨晩も山頂部は雲の中でした。
青森市八甲田山 菅野茶屋から

 八甲田山の北側を東に進んでいきます。雪中行軍像があるという場所に着きました。本とか映画とかで有名になりました。そこの駐車場に車を入れ、その像がるという場所まで歩いて行きます。舗装された、緩やかな登り坂の道です。
青森市八甲田山 雪中行軍像

 正面に像が見えてきました。ここで遭難した後藤伍長の像です。
青森市八甲田山 雪中行軍像

 像の前から見る八甲田山は、やっぱり雲の中です。
青森市八甲田山 雪中行軍像から

 山麓です。行軍した軍隊はこの先で野営しそこでたくさん亡くなっています。無事に帰り着いた弘前隊はこちらの方からやってきました。
青森市八甲田山 雪中行軍像から

 像のところで行き止まりになっています。引き返していきます。途中の道脇に咲いていた花です。キンミズヒキとしました。
青森市八甲田山 雪中行軍像 キンミズヒキ

 この赤い花はよく見かけます。ネジバナです。花の並びがねじれているのがその名前の由来です。
青森市八甲田山 雪中行軍像 ネジバナ

 大きな木のない一画に看板があります。遭難の地と書かれています。この付近一帯でたくさん亡くなったようです。場所的には雪原の中というイメージがありました。木々は雪に埋もれて、雪原になっていそうです。
青森市八甲田山 雪中行軍遭難の地

続く...............


posted by ヨッシン at 23:51| 旅行記

2020年05月21日

東北北回り 48 8/29 青森市八甲田山田代平竜神沼

 八甲田山の北側を東に進んでいきます。次に見つけたのは田代平湿原という案内です。湿原があるのは出発前に確認しています。ここから、北側に延びる道を八甲田温泉の方に入っていきます。温泉の向かい側に駐車場がありました。ここに車を駐めて見学に行きます。
 このあたりからも八甲田山が見えます。ほとんどが雲の中ですが、左側にある東の端の山は雲がかかっていません。雛岳になります。
八甲田山田代平から八甲田山

 ここから、田代平湿原への道を進んでいきます。途中第四中隊の碑というのがありました。雪中行軍と関係したもののようです。先ほどのは第二大隊のものでした。関連と以下が今ひとつぴんときません。
八甲田山田代平第四中隊の碑

 横を沢の水が流れています。田代平湿原から流れてきているようです。
八甲田山田代平沢

 道から少し外れたところに池があります。入口の案内図には竜神沼と書かれています。水の色はきれいなのですが、アオミドロのようなものでいっぱいです。
八甲田山田代平竜神沼

 近づいてみた沼です。浮いた藻のような所から垂れ下がっている枯れた藻もあります。沼底は藻で緑色をしています。
八甲田山田代平竜神沼アオミドロ

 道に戻って進んで行きます。田代平湿原まであと少しです。162mと書かれています。
八甲田山田代平遊歩道

 少し進んだ所に木の板がしかれています。両脇はミズゴケが生えていて、水に浸かっています。すでに湿原の一部に到着したようです。
八甲田山田代平遊歩道

続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年05月22日

東北北回り 49 8/29 青森市八甲田山 田代平湿原 1/2

 すぐに開けたところに出てきました。入口にあった案内図によるとここから反対側まで行くコースは3つあります。湿原の反対側で合流しています。全てのコースを一筆書きでいって戻ってくる事はできません。パスする1本を決めないといけません。
 真ん中のコースは、途中に何カ所か休憩所が設けられています。メインのルートのようです。外せないでしょう。ここを進んで行くことにします。
 帰りは、北側か南側のどちらかのコースを通って帰ってくることになります。天気が回復すれば、八甲田山も見えるようになるかも知れません。北側のコースをとると山との間が湿原になります。障害物がなさそうなのでよく見えそうです。こちらのコースを戻ってってくることにします。
 湿原の中は木道がつけられていて、ここを歩くことになります。すぐに、道の両脇に池が見えてきます。
八甲田山 田代平湿原

 池の縁にある黄色いのがキンコウカです。花の色に勢いがありません。もう咲き終わっているのでしょうか。
八甲田山田代平湿原 キンコウカ

 最初に見つけた花らしい花です。ウメバチソウです。
八甲田山田代平湿原 ウメバチソウ

 池の底に黄色みがかった白いものが沈んでいます。硫黄です。ここでは温泉水が浸みだしてきているようです。入口の所にも温泉がありました。
八甲田山田代平湿原 硫黄

 池がたくさん見えてきました。初期の段階の低層湿原のようです。
八甲田山田代平湿原

 この付近でよく見かけた灌木です。歯の形はヤマモモに似ています。表面のつやが少なめです。もしやと思って調べてみたら、ヤチヤナギでした。関西で化石が見つかれば、寒い気候を示す指標となります。
八甲田山田代平湿原 ヤチヤナギ

 穂のようなものもあります。ワレモコウなのかトラノオなのか、そういう種類のものでしょう。
八甲田山田代平湿原 トラノオ

 池の向こうに八甲田山が見えます。左から雛岳、高田大岳、赤倉岳です。この頃が一番よく見えていたようです。
八甲田山田代平湿原 から八甲田山

 池の表面にヒツジグサが咲いていました。スイレンに似ています。
八甲田山田代平湿原 ヒツジグサ

 再び八甲田山です。赤倉岳の雲が多くなっているようです。全体的に右前の方から流れてきていて、右端に登る気になっていた田茂萢岳付近も雲の中に入っているのがみえます。
八甲田山田代平湿原 から八甲田山

続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年05月23日

東北北回り 50 8/29 青森市八甲田山 田代平湿原 2/2

 湿原の反対側につきました。ここから北側のコースを通って戻っていきます。まだ雲は多く、山がきれいに見えるのは期待できないようです。ここにくるまでの間で、花はそれほど咲いていませんでした。これから先もあまり期待できないような気になっています。
 草の実がなっています。案内板にはニッコウキスゲがあると書かれていたので、それだと思っていました。ユリ科よりアヤメ科の実に近いような気もします。花の図鑑には実の写真が少ないので、判定には苦労します。ニッコウキスゲとかヒオウギアヤメではなさそうです。
八甲田山 田代平湿原 草の実

 赤とんぼもたくさん飛んでいます。枝先に止まって休んでいるのもいます。
八甲田山 田代平湿原 アキアカネ

 サワギキョウの花が咲いていました。こちら側ではたくさん見かけます。
八甲田山 田代平湿原 サワギキョウ

 チョウもやってきています。ノアザミに止まりました。ツマグロヒョウモンです。
八甲田山 田代平湿原 ノアザミとツマグロヒョウモン

 ウメバチソウも群落になってたくさん咲いていました。
八甲田山 田代平湿原 ウメバチソウ

 ミズゴケに混じって、モウセンゴケもたくさんあります。赤っぽい色をしているのがそれです。穂のようなものが上に伸びていて、種をつけています。
八甲田山 田代平湿原 モウセンゴケ

 コオトギリも咲いていました。花びらの中に黒い筋が入っています。
八甲田山 田代平湿原 コオトギリ

 林の中を通って、駐車場に戻ります。横の木はダケカンバです。
八甲田山 田代平湿原 林(ダケカンバ)

 林床にはゲンノショウコが咲いていました。
八甲田山 田代平湿原 ゲンノショウコ

続く...............


posted by ヨッシン at 23:58| 旅行記

2020年05月24日

金星と水星

 夕方西の空で金星と水星が接近しています。水星を見たことがないという人は近くに明るい金星があるので、それを目印に探すと簡単に見つけられそうです。これから急速に金星の高度が下がっていって、来月4日に内合を迎え、それ以後は明けの明星となります。
 金星と水星が一番近づいたのが22日で1度以内の距離です。今日は、近くに月が入ってくるというので、ねらっていました。残念ながら雲が多く無理でした。22日も雲がいっぱいでした。
 昨日(23日)は雲が多めでしたが何とか見られそうだったので大きい方の望遠鏡を本当に久々にだしてみました。架台がこの前の地震で動いたままになっています。極軸はあっていませんが、短時間の観察にならじゅうぶんに使えます。
 早めに望遠鏡をだしておいて、何とかセットして見た金星です。
金星
C14(3850mm)×1.4+PentaxKp(APS) 1/60sec
 水星も見えていたので入れようとしたのですが、ファインダーを固定する部分が割れていたので、うまく導入できず、そのうちに雲が広がってきて、金星も見えなくなって観測は終了です。今日は割れた部分をステンレスの針金で固定して何とか使えるようにするのに半日かかってしまいました。今日も見ようとしたのですが、雲が広がりそうなので断念しました。



 前に太陽の塔が緑色にライトアップされていると書きました。横にある、観覧車も緑色になっていました。太陽の塔と同じ主旨のようです。こちらはちょっと不気味です。明日から、営業再開のようです。この色のまままわるのでしょうか。今日もまわるだけはまわっていたようです。見る分にはまだ何とかなりますが、乗っている人はどうなのでしょう。
観覧車

 
posted by ヨッシン at 23:59|

2020年05月25日

バラ園見学

 今日、首都圏と北海道の緊急事態宣言を解除するという発表がありました。昨日会議がもたれた後、北海道と東京の新規感染者数が増えたにもかかわらずそのまま発表の発表です。首都圏は一体でといっていながら、神奈川は基準に達していませんし、北海道も高めのままです。どちらかというと、自粛疲れで我慢のできない人が増えてきたので、無理に引き延ばすのをやめたように思えてきます。
 近畿圏は先週に解除になっています。少しずつ出歩くことができるようになっています。この期間中に、市内のバラ園が、見頃だったということで様子を見に行ってきました。宣言中も見学は可能だったようですが、宣伝していなかったためなのか、今日も人出は少なめだったようです。自粛中でもだんだんと、公園で過ごす人達が増えてきたようです。密だったらあきらめようと思っていました。それほどでもなかったようなので、短時間ですが見てから帰ってきました。
 バラ園のようすです。人影はまばらです。
バラ園

 枯れた花が多かったようです。もう時期的には遅いのでしょうか。あまり真剣に花殻をとっていないようです。花の香りはしていました。でもすぐ慣れたのか、あまり感じなくなっていました。
 種類は多くそれぞれに特徴もありますが、覚えきれません。バラの花の写真をいくつかあげます。
ビンゴメイディランドです。クマバチがやってきていました。
バラ

バニラ ポニカです。クリームイエローの花です。
バラ

フラウ ボレです。バラにしては、花びらがすこしです。
バラ

バランゴです。ピンクに濃い色の筋が入っています。
バラ

スプニール ドゥ アンネ フランクです。花の色はオレンジです。
バラ

アイス バーグです。白い花です。
バラ

マルク シャガールです。ピンク色の花です。
バラ

ジーク フリートです。真っ赤な花です。開花期が遅めなのかつぼみがたくさんついていました。
バラ

サンショウバラです。葉の単葉が長楕円形です。
バラ

アンジェラです。白い花は小さめです。違う種類かな?
バラ

posted by ヨッシン at 23:59| 日記

2020年05月26日

東北北回り 51 8/29 八甲田山 睡蓮沼・地獄沼

 八甲田山の東側にぬけた後の行程です。山に上らなかった分だけ早く動いています。とりあえず鹿角の方にぬけることにします。コースとしては、前に通ったのと逆の蔦温泉から奥入瀬渓流に入るコースと、北西側の滝ノ沢峠から入るコースがあります。遠回りになりますが、初めての滝ノ沢峠の方に向かうことにします。
 八甲田山の南側にまわります。ここも前回通っています。途中に睡蓮沼と書かれているところがありました。道の広くなったところに止まっているタクシーの後に車を置きます。
 少し上っていったところに睡蓮沼が見えました。後に見える山は高田大岳です。
八甲田山 睡蓮沼

 沼の縁です。紫色をしたサワギキョウがいっぱい咲いています。
八甲田山 睡蓮沼 サワギキョウ

 池の上では、スイレンが咲いていました。ヒツジグサによく似ています。どこが違うのかよくわかっていません。なんのことはなく、ヒツジグサを栽培してスイレンになったようです。
八甲田山 睡蓮沼 ヒツジグサ

 黄色い花です。アキノキリンソウでしょう。
八甲田山 睡蓮沼 アキノキリンソウ

 沼の東側です。奧の方には水がたまっていなくて、草地が広がっています。木が生えていないところを見ると、湿原なのでしょう。
八甲田山 睡蓮沼

 西側です。草原から林へと変化しています。向こうの見える山は案内図に寄れば石倉岳です。西側から雲があがってきているようすがよくわかります。林の木はオオシラビソが主体のようです。あまり大きな木は見かけません。
八甲田山 睡蓮沼

 睡蓮沼から西に進み、地獄沼の前を通ります。ここは前回きています。背後に見える山が見えませんでした。今回も無理そうですが一応確認してみました。路肩の広くなっているところに車を止めて見に行きます。
 今回も、山は見えていません。沼の水は前回よりも濁っているようです。昨日の雨の影響でしょうか。
八甲田山 地獄沼

 沼の別方向をみたようすです。
八甲田山 地獄沼

続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年05月27日

東北北回り 52 8/29 八甲田山から十和田湖へ

 八甲田山地獄沼から更に西に進んでいきます。八甲田山の南斜面を下って行くことになります。城が倉大橋を通ります。前回は、バスで素通りでしたので見ていくことにします。橋の手前の右側に駐車場があります。ここに車を駐めました。駐車場からは見晴らしが良く、遠くの景色や城が倉大橋もよく見えます。
八甲田山城が倉大橋

 橋の真ん中くらいまで歩道を歩いて行きます。下流側の谷底の方をみてみました。のぞき込むのが怖いくらいの高さです。ところどころに川の水が流れているの見えます。
八甲田山城が倉渓谷

 上流側です。こちらは、川が岩を削って流れているようすがわかります。
八甲田山城が倉渓谷

 川の流れに沿って上流側をみると、両岸がまっすぐ切り込まれた、典型的なV字谷になっているのが見えます。
八甲田山城が倉渓谷

 視線を上にずらして山側です。山の高いところは雲の中です。前回のバスガイドさんの説明では、ここから右側が古い八甲田山になるとのことでした。
八甲田山城が倉渓谷から

 反対側の遠くのようすです。平野が見えています。陸奥湾から津軽山地が見えているようです。
八甲田山城が倉渓谷から青森平野

 車に戻り山を下って行くことにします。このまま道なりに行けば黒石に出ます。途中で十和田湖滝ノ沢峠からの道に合流します。ここで、黒石の方に行かずにこの道に入っていくことになります。合流点はすぐだと思っていたのですが、もう少しで黒石という所でした。思ったより遠回りだったようです。
 ここで曲がってすぐにダムの横を通ります。浅瀬石川ダムです。ダム堤を過ぎて少し走ると道の駅虹の湖が見えてきました。ダム湖が見れるのではと入っていくことにしました。
 道の駅はダム湖に接していなく、ちょっと遠くからの見学になりました。公園が併設されていてそこからはよく見えたようですが、建物の裏手だったの素通りしています。
浅瀬石川ダム虹の湖

 ここで、お土産を少しと、桃がおいしそうだったので買いました。これは、車の中で食べる分です。
 十和田に向けて進んでいきます。道はだんだん山の中に入っていきます。横を浅瀬石川が流れています。どんなようすなのかみたいのですが、林の中なので見ることができません。温川温泉に近づいたところで、車を止められそうな所があったので、そこに止めて見に行きました。この付近も藪の向こうに川があってよく見えません。やっと見ることのできた川です。
浅瀬石川

 なんとなく、奥入瀬渓流に似ているような感じもします。
浅瀬石川

続く...............


posted by ヨッシン at 23:50| 旅行記

2020年05月28日

東北北回り 53 8/29 十和田湖滝ノ沢峠から銀山

 温川温泉を過ぎると完全な山道になります。道幅はありますから、それほど神経を使わずに上っていくことができます。滝ノ沢峠についたところで道は2手に分かれます。右がカルデラ壁を下りて行く道、左が外輪山を右回りに少しまわった後、山をくっだり奥入瀬川にでる道です。左側の道の左手に駐車場が、右側の道を少し降りた右手に展望台が見えます。左側の駐車場に車を入れて、展望台に行くことにします。
 展望台は十和田湖の方をむいています。湖が見えるかと期待したのですが、柵が設けられていて、立入禁止になっていました。
十和田湖滝ノ沢峠 展望台

 何とか十和田湖が見られる場所がないか探してやっと見つけた場所から見た十和田湖です。御倉半島と御倉山が見えています。
十和田湖滝ノ沢峠 から十和田湖湖岸

 展望台入り口横にある大きな木です。ブナの木のようです。
十和田湖滝ノ沢峠 ブナ

 先の道の分岐点横にある木です。カツラの木のように見えます。
十和田湖滝ノ沢峠 カツラ

 十和田湖がよく見えないので、ここはあきらめて湖の方に下りて行くことにします。途中の道脇では、水が滝のようになって落ちているところがいくつかありました。
十和田湖滝ノ沢峠下 沢

 カルデラ壁を降りきって、十和田湖と同じ高さの所まできました。湖に沿って右回りに周回しますが、林の中を走り続けています。ちらちらっと湖のようなものが見えるのはわかるのですがはっきりと見えるところはありません。
 建物のある所を過ぎて少し行ったところで、左側に遊歩道が見えてきました。路肩が広くなっているので、ここに車を入れて少し歩いてみることにしました。
 この道沿いも、林の中のようです。開けた場所はなさそうです。
十和田湖銀山 遊歩道

 湖も木の間からのぞき見するようにしか見ることができません。
十和田湖銀山 遊歩道から十和田湖

 湖岸が何とか見えた場所です。岩が露出しているようです。遠くなので何なのかは不明です。
十和田湖銀山 遊歩道から十和田湖岸

 この道を進んでも湖は見えそうにないので、いくのはあきらめます。
続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記

2020年05月29日

東北北回り 54 8/29 十和田湖 大川岱・発荷峠

 遊歩道にあったコース案内図では、2kmほど先にある大川岱には園地があって、湖岸には桟橋があると書かれています。園地があるのなら駐車場もあるでしょう。次はここに行くことにします。
 大川岱に到着です。大きな駐車場があります。車はほとんど駐まっていません。湖に近そうな一番奥に入れます。
 駐車場から湖側を見たようすです。大きな広場が見えています。湖まではだいぶありそうです。
十和田湖大川岱 広場

 道を歩いていると、路面にいた鳥がけたたましい声で鳴いて木のある方に飛んで行きました。何かなとよく見るとヤマゲラでした。枝分かれしたまたの所にいます。
十和田湖大川岱 ヤマゲラ

 木の幹をあがっています。
十和田湖大川岱 ヤマゲラ

 そのまま進んで行って湖岸に到着です。向こう側に見えているのは中山半島と御倉半島です。
十和田湖大川岱から十和田湖

 湖岸南側です。向こうに見える頭の丸い山は鉛山です。
十和田湖大川岱から十和田湖

 大川岱から湖岸を南下していきます。和井内というところから山を登る道に入っていきます。ここからも湖岸にでて十和田湖が見られたようです。前回来ているものと思い込んでいてパスしていました。
 山を登り切ったところにあるのが、発荷峠です。十和田湖を見る一番のポイントです。今まで2回ほど通っていますが、湖は霧の中で見ることはできませんでした。今日はよく見えています。
十和田湖発荷峠から十和田湖

 カルデラ壁にある崖です。溶岩の層が見えています。
十和田湖発荷峠からカルデラ壁

 中山半島の休屋から乙女の像付近までです。何人かの人が像の前で記念写真を撮っているのも見えます。
十和田湖発荷峠から十和田湖

続く...............


posted by ヨッシン at 23:54| 旅行記

2020年05月30日

東北北回り 55 8/29 鹿角市尾去沢鉱山へ

 十和田湖からは尾去沢鉱山に行くつもりでいます。場所と道順がつかめていないので、カーナビに頼ることにします。鹿角までは発荷峠から降りていく道を進んでいくとたどり着くことができます。
 ちょっと開けてきたところが大湯温泉です。前に泊まったことのある宿の前に道の駅ができていました。時間も押していますし、今のところようはないのでパスです。
 ここから1kmほど下ったところで、丘の上に上る道に入るように指示が出ます。この道は環状列石のある所を通ります。環状列石も一度見ていますので、今日の所はパスします。
 そのまま道なりに進んで鹿角花輪の市街地にでます。市街地を通り過ぎかけたところで、反対側の山の方に入っていきます。町外れで、尾去沢鉱山左折の看板があり、それにしたがって入っていきます。すぐに右手の広場に看板と石碑があるのが見えてきました。尾去沢小学校跡と書かれています。鉱山が栄えていた頃にあったのでしょうか。見えるものはこれだけだったのでパスしました。
鹿角市尾去沢小学校跡

 更に進んで行くと、斜面に木が生えていない山が見えてきました。鉱山に近づいたようです。精錬所からの煤煙で枯れていることがよくあります。
鹿角市尾去沢鉱山

 鉱山の駐車場に到着です。一番建物に近いところに車を駐めます。正面斜面の上にも鉱山で使っていたような施設が見えます。鉱石を運んでいたコンベアでしょうか。
鹿角市尾去沢鉱山

 駐車場広場には、ローダーと鉱石運搬車が置かれています。
鹿角市尾去沢鉱山 ローダー鉱車

 駐車場脇には鉱山歴史館があります。
鹿角市尾去沢鉱山歴史館

 内部です。鉱山で使われていた道具とか、鉱石などが展示されています。
鹿角市尾去沢鉱山歴史館展示

 駐車場の奥に、坑道入り口と付属の建物が見えています。
鹿角市尾去沢鉱山

 ここで入場券を買い坑道に入っていきます。坑道入り口です。
鹿角市尾去沢坑口

続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記