三内丸山遺跡の入口にある建物は縄文時遊館といいます。三内丸山遺跡に関係した展示をしています。今日は特別展もしています。まずは、常設展から見学していくことにします。
入って最初にあったのが、大きなケースに入った、黒ずんだ木です。六個あります。大型堀立柱建物の柱穴に残されていた木のようです。樹種は栗だそうです。間隔を空けて置いてあるということは、実際の配置にあわせたのでしょう。
縄文時代の生活のようすが人形などで復元されています。ほかに、土器とかも時代順に並べられていました。
展示室から出た奧にあるのが、整理作業室です。ガラスには作業の工程が書かれた説明が貼られています。
ここから階段を下りた所にあるのが一般収蔵庫です。見えているだけでもものすごい数の土器です。遺跡をまわってみてもこんなに出土したとは感じられませんでした。
その向かい側にあるのが、縄文ビッグウォールです。縄文土器の破片が壁一面に貼りつけられています。5000個以上あるそうです。
特別展の会場にいきます。展示の内容は、青森の土偶展です。見学時間はじゅうぶんにあります。券を買っていないので、差額を払って購入しようとしたら、係の人が近づいてきてどうしたのかと聞いてきます。まだ買っていないといったら納得してもらえました。二重購入の予防だったと思っています。
展示室は、一般展示に比べると狭いようです。女の子がしゃこちゃんといってかなり興奮していました。この付近の学校では人気なのでしょうか。
せっかくのなので、しゃこちゃんの写真だけ載せます。見慣れているものと違って、横顔です。うすべったいなというのが印象です。どちらが正面なのかわかりますか。
三内丸山遺跡は、吉野ヶ里遺跡に比べて復元区域が狭いので、思ったより時間はかかりませんでした。閉館前には余裕ででることができました。
建物の外に出たときには、雨が本格的に降っています。傘は車の中です。遺跡見学時のように借りる傘もありません。濡れていこうかと思案していると、バッグにカメラの雨対策にとビニールの風呂敷(?)が入れているのに気がつきました。これを被れば車までは濡れないでいけるでしょう。この方法で何とか濡れずに戻ることができました。
ここから八甲田山の宿までの道順もわかっていません。カーナビに誘導してもらうことにしました。その前に、ガソリンがだいぶ少なくなっています。明日以降しばらく山の中を走ることが続きそうです。満タンにしておきます。
八甲田までの所要時間は1時間くらいかなと思っていましたが、30分ほどでつきました。ふだんより早めの到着です。雨が降っているので、他に見る所もありません。今日はこれくらいしておきます。
夜の星見もできません。星を見るのに良さそうな場所かだけを確認ておきました。じゅうぶんに暗く、懐中電灯がないと歩くのに苦労するくらいです。来る機会があるのならここを使うことも検討することにします。
後は翌日のことを確認したら寝るだけです。
続く...............