それらしいあたりに集落があって、大きな駐車場があります。ここかなと思って車を入れて駐めました。大きななまはげ像があります。

バス停があってみると門前と書かれています。門前というのは、この付近にたくさんの寺院があった名残だとか。
案内図もあります。それによるとここから五社堂へあがっていく道が書かれています。かなりの坂のようです。このまま道を進んで1kmほどいったところに駐車場がありそこからだと登る高さは半分以下で済むようです。そこまで車を移動させます。
ヘアピンカーブを登った先に駐車場はありました。そこに車を入れます。奧に遊歩道の入口があって、進んで行くと鳥居の前に出ます。

鳥居の横には塔があります。宝篋印塔だそうです。奥の看板には徐福塚があると書かれています。最初はどれかわかりませんでした。手前に見える石碑のようです。

ここからさき、道らしきものがないので少し迷いました。鳥居の先の階段を上がっていけばいいと気づき登っていきました。道脇ではノカンゾウの花が咲いていました。ひょっとしてニッコウキスゲかも。

ここから乱雑に積まれた石段が続きます。999段あるそうです。といってもどれを数えたらいいのか迷います。段数は何回数えても違ってきそうです。

伝説では、鬼に一晩で石段を千段積み上げたら○○ということで、はじめさせたものの夜明け前にできてしまいそうになったので、ニワトリの声をまねたところ慌てて逃げ帰ったということです。似たような話は他のところでも聞いたことがあります。
石段を登りきったところにあった池というか水たまりです。御手洗の池といいます。

こちらは姿見の井戸です。水面に姿が写らないと先は長くないという伝説があるそうです。

思ったより生ぬるい水でした。
ここから一段上がったところが広場になっています。長床があったそうです。その上に5つの社があります。

左端の社です。赤神権現堂というようです。

手前にある石碑です。月山湯殿山鳥海山と書かれています。鳥海山の代わりに羽黒山が入れば出羽三山になります。

左から順番にお参りし、右側から降りてきたところにある杉の木です。このあたりに逆さ杉というのがあったそうです。鬼が逃げるときに、近くにあった杉の木を引っこ抜いて逆さまに突き刺したといういわれがあります。

石段を降り駐車場に戻ります。道路を渡ったところから見える潮瀬崎です。亀岩と灯台ははっきりと見えます。

続く...............